2010年9月30日(木)
エンゲル車載用冷蔵庫
車載用の12Vの電源の冷蔵庫を買いました。クーラーボックスでは冷え方が十分ではありませんが、この冷蔵庫は、外気温30℃ぐらいのところで20分も電源を入れておくと0℃以下になります。ペルチェ型のものではなく、コンプレッサーが付いるのでよく冷えるのでしょう。蓋に小さな扉が付いているので、中の物を簡単に取り出すことが出来ます。車のシガーライターのところに電源コンセントを差すだけです。置き場所は左側後席の足元に置くと邪魔にならず、運転席から中の物を取り出すことが出来ます。長距離ドライブには便利な物になりそうです。
2010年9月29日(水)
フライス盤で寄木
千葉県船橋市で金型の修理、改造などをやられている青柳製作所に行ってきました。金型用のフライス盤を使って寄木のブロックを作っておられました。大型のフライス盤なので精度よく木を削ることが出来るという。非常に精度よく細かい模様が出来ていました。小型のフライス盤でも同じことが出来るかどうかはわかりません。訪問記は下のしあ芯をクリックすると見ることが出来ます。
2010年9月27日(月)
Grizzly・工房の平面図作成
自分の工房のレイアウトの図面を書きたいと思っている方は沢山居られると思います。小生は簡易CADソフトを使って自分の工房の図面を書いています。CADソフトは使いにくい物が多いので、自由に書けるようになるまでにはかなり時間がかかります。しかし今回Grizzlyから出てきたソフト(Grizzly Workshop Planner)は、電動機器、ドア、窓、作業台などのパーツがあらかじめ準備されており、左側のリストの中から選んで右側に持ってくるだけで図面を作成してゆくことが出来ます。選択出来る電動の機械はGrizzly製に限られますが、他メーカーの物と同等の物を選べば問題ないでしょう。図面は書き終えれば、プリントアウト出来ます。このソフトはGrizzlyのサイトでオンラインで利用することが出来ます。ちなみにアメリカでは標準的な工房のサイズは24x36フィート(7.3x10.9m)だそうです。小生の工房は3.6x7.2mです。アメリカの標準の1/3の大きさです。
2010年9月26日(日)
東北ドライブ旅行
9月23日24日と宮城県の松島、山形の山寺、羽黒山をドライブ旅行してきました。前回の訪問で回れなかった観光スポットを全部回るという目標を立てました。しかし23日はあいにくの雨でしたので、観光を早めに切り上げて旅館にチェックイン、温泉を楽しみました。2日目は天気に恵まれたので初日に行けなかった山寺を含めて羽黒山などを回りました。23日は朝の4時半に出発、24日は夜の10時に帰宅と強行軍です。総走行距離は1,270kmでした。団体旅行だと2泊3日のコースですが、テックさんが車で回れば1泊2日で回ることが出来ます。次は九州の湯布院とか黒川温泉に泊まりたいと考えています。その時は九州一周のドライブ旅行になります。長崎にも行きたい。グラバー邸、亀山社中、、、帰りには山口県の秋吉台にも立ち寄りたい。南アフリカに行った後、11月頃に実行に移したいと考えています。
2010年9月25日(土)
ケヤキのお盆の仕上げ
2008年7月に粗挽きしたケヤキのお盆を仕上げました。10月10日のエコフェスタ出店で商品を何とか揃えるべく頑張っています。工房の材木置き場には、粗挽きしたボウルが沢山あったので、これらも10日までに全部仕上げる予定です。
2010年9月24日(金)
銀杏のボウル
粗挽きしてあった銀杏のボウルを仕上げました。10月10日のエコフェスタin千葉に出すものが少なく少し数を作る必要があります。この銀杏はオイル塗装をすると色が付くので、何も塗らない方が綺麗に見えます。このまま売ることにします。
2010年9月23日(木)
ガウジの寿命
1枚目の写真は以前撮影した井上先生のスピンドルガウジです。最初見たときは新しいツールかと思いましたが、スピンドルガウジを使いこんで短くなり溝が殆どなくなっただけでした。井上先生はフリーハンドで研いでいるので、ガウジが短くなっても問題なく研げます。しかし治具を使って研いでいると、柄が邪魔をして治具にガウジを差せなくなります。そこで金属製のハンドルを買って、シャープニングするときはハンドルからガウジを抜けば、治具に挿入することが出来るようになります。ガウジの溝のある側が平らでないと治具に挿入しても滑るので、上面をグラインダーで平らにしています。もちろん溝がなくなるまで使います。
2010年9月22日(水)
エアコン交換
20年間使った工房のエアコンは効きが悪くなっていましたが、問題なく使えていました。9月に入ってから動作がおかしくなり、電源を入れるとタイマーランプが4回点滅します。電源を入れなおすと冷房が出来るようになるので、そのまま使っていましたが、とうとう電源を入れ直しても冷えなくなりました。取扱説明書を見るとタイマーランプの点滅回数で故障の内容を診断できるというので、調べてみると4回点滅は室外機の異常だそうです。修理をすると3.5万円かかるというので、新しいエアコンを買うことにしました。今年の夏は一応終わったので、来年の6月頃に買っても良いのですが、来年は今年と違ったエコポイント制度になります。省エネ効果の高い、高価なエアコンだけにしかエコポイントが付かなくなるそうです。現在売られているエアコンで20万円以上する高級機種は5つ☆が付いていますが、これらのエアコンだけがエコポイントの対象になるというので、まだ暑いのですぐに取り付けることにしました。早速近所のヤマダ電機に行くと、希望の12畳から17畳用は、ほとんどが1.5か月待ち。早い機種でも1か月待ちという。今年の夏は猛暑だったので、エアコンが売れに売れてメーカーはまったく在庫を持っていないという。あきらめてヨドバシカメラに行くと、同じような状況ですがダイキンの1機種だけがすぐに取り付けることが出来るという。不人気な機種なのか16.8万円が12.8万円に値引きされていた。あと1~2週間は必要になると思うので、これを購入することにした。そのエアコンの取り付けが完了したので使ってみたが、温度を18度に設定すると効きすぎて寒くなってしまった。前の古いエアコンでは温度を最低に設定しても、十分ではなかったが、新しいエアコンは当たり前ですが、非常によく冷えます。温度設定を24℃に変更してウッドターニングをやりました。
2010年9月21日(火)
ウッドターニングの道具
このサイトを運営していると、ウッドターニングの道具はどこで買えるか?というメールが時々飛び込んできます。小生はクラフトサプライなど海外の販売店から買っているので、苦労はしていませんがこれからウッドターニングを始める人に、海外の販売店から買ってくださいとは言いにくい。しかし国内では何処を勧めてよいのか?販売店が少ないので、困るのですがまずウッドターニングの道具では老舗のウッドターニング上手さんです。小生の先輩のウッドターナーからは、商品のカタログがないという不満が出ていました。確かにクラフトサプライとかPackerdは立派なカタログを出しています。これを見れば、欲しい商品の写真、値段を見ることが出来、どれを買うか選ぶことが出来ます。もちろんアメリカの販売店のカタログと同じぐらい立派なものでなくても良いのですが、ウッドターニング上手さんは、カタログが弱いという状況で商品と値段の確認が上手くできませんでした。

しかし最近ウッドターニング上手さんのサイトを見に行ったところ、立派なカタログ、商品説明のページができているではありませんか?このサイトが何時できたのか知りませんが、知らなかったのは小生だけでないことを祈ります。もともと初心者からウッドターニングを本格的に取り組もうとしている人にも十分な品揃えをされていたと思うが、このようなカタログがなかったので、買う側の立場からすれば不便でした。このサイトの表紙の上には木工旋盤、刃物、チャック、グラインダー、、、とボタンが並んでおりそれを押すとそれぞれの商品のページに飛びます。何より良いのは英語ではなくて日本語で書かれているという点です。また海外の販売店から航空便では送れない塗料、ワックスなども販売されているので、今までは入手に苦労した色々な塗料類を試すことが出来ます。まだこのサイトをご覧になっていない方は、一度見に行ってください。多分お気に入りに登録することになると思います。
2010年9月20日(月)
スクレーパーバニッシャーの製作
スクレーパーバニッシャーは、海外の販売店では$46.50ぐらいで販売されていますが、カーバイドのロッドは$8ぐらいです。金属の台にこのロッドを立てて使いますが、台は木で自作することが出来ます。つまり$8のカーバイドのロッドだけを買えば、台を自作することで安価にバニッシャーを手に入れることが出来ます。さらに安く上げるにはHSS鋼の丸棒があればそれを5度~10度の角度の円錐形にグラインダーで加工すれば、カーバイドのロッドの代わりに使えます。工房の小物入れに10度のカーバイドのロッドがなぜか転がっていましたので、スクレーパーバニッシャーを自作しました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年9月19日(日)
トンプソンのツールハンドル(新製品)
トンプソンのガウジはハンドルのないシャフトだけの販売でした。ハンドルは自作するなり、市販の物を使ってくれというスタンスでした。今回その販売していなかったハンドルの販売が開始されました。長さは基本的には3種類で12”、16”、20”ですが、3/4 Lathe Masterは20”より少し長いようです。シャフト径は3/8”、1/2”、5/8”の3サイズが12”~20”の長さでそれぞれ準備されています。3/4 Lathe Masterは3/4”のシャフトのみになります。ハンドルの長さの選択ですが、細いスピンドルガウジは、12”、細いボウルガウジは16”を選びシャフトが太くなればそれより長いハンドルを選べばよいでしょう。ハンドルにレーザーで名前を入れることも出来、費用は$5になります。確認していませんが、漢字で名前を入れるのは無理でしょう。新製品の販売開始なので、当然ですが値引きサービスがあります。9月30日までにハンドルを注文すると、T型レンチ($5)とレーザーで名前を無料で入れてくれます。$10分の値引きになります。購入予定がある方は、9月30日までに注文してください。販売店によってはこのようなサービスがないところもありますが、アメリカのこの個人経営の小さな会社を見習ってほしい物です。
 シャフトの真ん中あたりにナイロンの栓ががあります。後方の部分には鉄球が充填されており、振動を抑える役目を果たします。前の部分は中空になっており、ツールを持ち運ぶときガウジを逆さに差すことが出来るようになっています。
2010年9月18日(土)
ねじ切り治具(新製品)
ren Bergerの新しく開発されたねじ切り治具です。赤いノブを回転させることで雄ねじと雌ねじを切分けることが出来ます。治具をテイルストックのクイルに取り付けてねじを切ります。もちろんカッターは主軸に取り付けるので、他のねじ切り治具とその点は同じです。ニュージーランドのウッドターナーであるSoren Bergerが開発したこの治具は、設定が簡単というのが売りの様です。ねじのピッチは12TPIです。これは小生の経験ではピッチが細かくなるとねじ山が崩れやすくなり、荒すぎるとねじ山が高くなりすぎます。12TPIというのは木の場合は最適なピッチだと思います。治具によってはこのピッチを、カーラーを替えることで選べるようになっている物もあります。この治具は良さそうですが、実際に使ってみないと何とも言えません。しかし値段が非常に高いのでおいそれとは試すことが出来ません。Soren Bergeのサイトで予約受付中です。
2010年9月17日(金)
大山独楽(TV放映)
9月15日(水)の夕方の6時半ころから放送されている、テレビ朝日のスーパーJチャンネル「新・東京見聞録」で丹沢大山にイラン人のサヘルさんとフランス人のアランさんが行っていました。丹沢大山を見て回るという番組です。その中で小生が行ったことがある、金子屋さんで長い時間遊んでおられました。テレビで放送するにはぴったりの面白いオモチャがあるということでしょうか?金子屋さんが独楽をロクロで挽くところも写っていました。録画はしていませんが、テレビの画面をデジカメで写しました。例のひょうたんからこまも紹介されていました。お近くの方は一度行かれたらいかがでしょうか?
2010年9月16日(木)PartⅡ
サーバー負荷の軽減
本サイトへのアクセス数の増加とサイトの情報量が多すぎるため、データー転送量がサーバー会社との契約を超過してしまいました。ホームページに日記を沢山書き込み、さらに沢山の人が見に来ると当然サーバーへの負担は増えます。主に使っていたStepserverはこの制限が厳しいので、表紙のみをAsahi-netの方へ移動させました。これに伴いリンクが一部おかしくなっていますが、ご了承ください。

また表紙には日記以外のことを書きすぎているので、ページを開くのに時間がかかります。それでDVDの販売、工房紹介など他のページへ移動させました。今までのように直接見る事は出来ませんが、リンク先から見るようにして下さい。
2010年9月16日(木)
Vermecの保守部品
 宮崎県の方からVermecの球面切削治具のカッターを購入して欲しいと依頼されました。Vermecの商品の輸入代行はやめましたが、保守部品については輸入代行をやります。今回WTT-008という直径8mmのカッターです。価格は1個AU$20です。5個購入したところ送料はAU$20でした。従って総額AU$120になります。オーストラリアドルはUSドル、ユーロなどと違ってあまり安くありません。現在の実勢レートは77.70円ぐらいです。従ってカッターの刃5個で1万円弱になりました。ご参考まで!
2010年9月15日(水)
玄関の整理整頓
車から運び込んだ材木を玄関に山積みにしていました。2階の材木置き場に移動させようと思いながら、暑い日が続くのでそのままにしていました。昨夜の千葉は大雨で雷が落ちて停電もしました。朝起きると少し涼しいので、ほったらかしにしていた、材木を2階へ持って上がることにしました。重い物を持って1階と2階の往復は重労働です。全身から汗が吹き出します。途中休みながらやりましたが、全部運び終わる頃には心臓が苦しい。救急車を呼ばないといけない状況になるのが心配で、居間でしばらくの間安静にしていました。その結果何とか回復しました。やはり今年61歳のお爺さんです。若いころは元気だったと懐かしく思い出します。玄関には床に敷いていたダンボールなどが残っていますので、来週のゴミ出しの日に出せば綺麗になります。問題は2階の床の強度です。計算上はOKなのですが、少し気持ちが悪い。床が抜けおちる前に、早めに挽いてしまいたいと考えています。
2010年9月14日(火)
車中泊
9月11日12日の2日間木曽路の奈良井宿へ行ってきました。今回は温泉旅館には泊まらず、レガシーツーリングワゴンの荷台で、車中泊をしました。それ程苦痛を感じずに眠ることが出来ました。ワゴン車なので、荷台に座ると天井に頭が当たってしまいます。寝るまでは運転席に座ってカーナビのテレビを見たり、クーラーボックスで持って行ったビールとか酎ハイを飲みました。もちろんテレビとか音楽を聴いているときは、車のエンジンはかけたままです。トイレなどがあるので道の駅の駐車場に停めていますが、周りを見ると10台ぐらい同じように車中泊をしている車が居ます。夜中もエンジンをかけっぱなしにしている車が2台ありましたが、他は皆さん寝るときはエンジンを止めていました。小生も寝袋に入る時はエンジンを止めました。標高が800mぐらいなのでそれ程暑くて寝れないということはありませんでした。今後は九州、北海道へ行くことも考えています。今回日帰り入浴で入った白骨温泉の白濁の湯は非常に心地よかったです。例のバスクリン騒動の温泉です。今はバスクリンを入れなくても白濁しています。
2010年9月13日(月)
COLTのフォスナービット到着
仲間から注文を頼まれた例のCOLTのフォスナービットです。土日で旅行に出かけていましたが、土曜日に到着していました。早速郵便局に連絡をして持ってきてもらいました。今回はミリの物を注文しました。サイズは20mm、26mm、32mm、35mm、40mm、55mmそれに2MTアダプタと延長シャフトです。全部で$284.40で送料は$39.10それに輸入税が800円でした。従って合計で28,900円ぐらいになります。普通のフォスナービットに比べると非常に高いのですが、ドルが安くなっているので、アメリカなど海外から購入するには良い機会です。ユーロもアメリカドルも安くなっていますが、オーストラリアドルは、それ程ではありません。トンプソンのガウジも頼まれた分があり注文しようとしていますが、スキューの在庫切れが続いており、注文できないでいます。トンプソン氏は今年定年退職しましたので、ツール作りに専念できるはずですが、ちょっと遅いように思います。新製品のハンドルも販売を開始しましたが、ネット上にまだ掲載されていません。
2010年9月12日(日)
鋸刃利用のパーティングツールの製作
古いハイス鋼の鋸刃があれば、パーティングツールを作ることが出来ます。なぜか工房に適当な長さの物がありました。もらい物だと思いますが、手持ちの物をあげてしまったので、作ることにしました。柄は楕円形にするためオフセットターニングで形を作りました。作り方の詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2010年9月11日(土)
こね鉢の漆塗り
昨年の12月に挽き終わった栃のこね鉢です。摺りうるしで仕上げようと考えていましたが、埼玉県の漆のプロが塗ってくれるというので、お願いしていた。今回塗り終わったものが、宅急便で送られてきました。袋をあけてびっくりです。非常にきれいな仕上がりです。上側は朱漆で赤く塗って貰いました。外側と底は木目が見えるようにお願いしましたが大正解でした。例の撮影ブースで写真を撮りましたが、上手くゆきません。光沢があってどうしても映り込みが出てしまいます。太陽光下でも撮って見るつもりです。大きな画像を見たい方は下の写真をクリックして下さい。このこね鉢は友人にプレゼントする予定でしたが、出来が良すぎるので10月のエコフェスタで売ることにしました。
2010年9月10日(金)PartⅡ
盗難事件発生ー犯人逮捕にご協力を!
西洋木工ロクロ入門でおなじみの井上先生の展示ギャラリーに泥棒が2回に渡って入り、井上先生の貴重な作品が大量に盗まれました。一回目は2010年6月10日に30点だけ盗みました。その後8月14日にまた入られ150点以上大量に盗まれました。小生の推定ですが、一回目と2回目は同じ泥棒で、1回目に盗んだものが意外と高く売れることが分かったので、また来たのだと思います。時間をかけて作った作品のほとんどを持って行かれた井上先生は大変落胆されています。個展のため全部ではありませんが、作品の写真を撮っておられたので、盗まれた作品の写真を公開します。もしこの写真に似たものが何処かで売られていたら、井上先生までご一報をお願いしたい。連絡先と大きな写真を見るのには、下の写真をクリックして下さい。宜しくお願いします。作品を盗まれた場所は、愛知県の瀬戸市です。良く分かりませんが、近県で販売される可能性が高いのでしょうか?

なお西洋木工ロクロ入門のDVDをまだ買っていない方が居られましたら購入をぜひお願いします。
2010年9月10日(金)
地デジ対応
皆様のお宅ではすでに地デジ対策はお済でしょうか?アナログのテレビ放送が来年の7月24日に終了します。終了すると当然ですが、アナログのテレビでは放送を見ることが出来なくなります。お金のある人は大型の液晶テレビに買い替えるというのが、一番簡単な対応策です。ハイビジョンの高解像度の画像を楽しむことが出来るようになります。しかし今使っているブラウン管のテレビで地デジの放送を見たいという人には、解像度は低いままですが地デジチューナーを取り付ければ見ることが出来るようになります。まず地デジ用のUHFアンテナを屋根の上か、ベランダに取り付けることが必要になります。アンテナが準備できれば、廉価な地デジチューナーが販売されているので、それを購入してブラウン管のテレビに取り付ければ地デジの放送を見ることが出来るようになります。このチューナーは廉価と書きましたが、価格COMでは3,300円が一番安い価格でした。近所のヤマダ電機へ行ったら3,980円の物が置いてありました。アンテナを自分で立てれば6,000円、チューナーと合計で1万円以下で地デジへ移行できます。アンテナは業者にやってもらうと、1.5万円~2万円は取られるでしょう。なお電波の強い地域では室内アンテナで見ることが出来ます。室内アンテナと言っても屋外でも使えるので、室内に置いて写らなかったら、ベランダに出すなどの対策が必要になります。東京タワーに近い地域だと室内アンテナで十分です。田舎では屋根の上に高いアンテナを立てても写らないというところがあるそうです。小生のところは液晶テレビが3台ありますが、すべて地デジで見ています。工房にも1台置いているので、ターニングをしながら見ています。
2010年9月9日(木)
SobyのSpindlemaster

英国のRobertSorbyはウッドターニングのツールなどを製造している会社です。ツールは普通のガウジ、スキュー、スクレーパーなど以外にチャッタリングとかテキスチャリングツールなど特殊なものも出しています。その中にスピンドルマスターというツールがあります。スキューとスピンドルガウジの中間のツールです。スキューは初心者の場合、ロングポイントを引っかけてスパイラル状の傷を作ってしまったりするので使わなくなる。使わないので上手くならないという悪循環になってしまっている。このスピンドルマスターの場合は、先が丸いので失敗が少ないという。しかもスキューと同じカットが出来るという。以前Skewchigougeというツールを紹介しましたが、それに似ています。しかしSpindlemasterの方が幅広で薄くなっています。それを最近買ったTrecy Owenのツールで同じ形に研いでみました。その使用結果など詳細は、下の写真をクリックすると見ることが出来ます。軸を中心からずらしたオフセットターニングで上手く使うことが出来ました。

2010年9月8日(水)
ボウルの中荒挽き
荒挽きは乾燥していない生木を、ボウルなど最終的な形に比べて厚めになるよう挽きます。変形してフットボールの形になることを見越して厚く挽くわけです。それでも余分な部分がなくなると乾燥が早くなるので、このように荒挽きをやります。もちろん乾燥が早いと木が割れる可能性が高くなるので、当然何らかの対策が必要です。生木でも厚みを1cm以下に挽くと割れが出にくくなります。生木のまま挽くと乾燥後変形しますが、1cm以下に挽けば割れにくくなるので、変形しても良い場合、あるいは変形を楽しむ場合は、生木のまま挽けます。生木を挽くと水が飛び散るので、作業後は旋盤のベッドの上の水分を拭き取って、オイルを塗るなど錆び対策をしてください。ベッドは絶対に錆びさせるようなことがないようにして下さい。

さて今日のテーマは中荒挽きです。これは乾燥材を最終的な形、厚みに近いところまで挽くことを言います。乾燥材でも乾燥の過程で木の中に歪が残っています。ボウル、お盆などの形に挽くと、この内部応力のバランスが崩れて挽いた後少しですが変形します。その結果ボウルなどを平らなテーブルの上に置いた時にぐらぐらすくことがあります。この問題を解決するには、乾燥材でも中荒挽きをして最終的な形より少し大き目に挽いて、歪の放出を待ちます。この中荒挽きをやりましたので、興味がある方は下の写真をクリックして下さい。
2010年9月7日(火)
ガウジの色々な研ぎ方
ガウジには3種類あります。スピンドルラフィングガウジ、スピンドルガウジ、それにボウルガウジです。エリさんなどは少し違う研ぎ方をしていますが、ラフィングガウジとスピンドルガウジの研ぎ方は、1つと言ってよいでしょう。しかしボウルガウジは3~4種類あります。ボウルを何十年も挽いているアメリカのMike Mahonyは、クラフトサプライからボウル用のシグネチャーツールを出しています。初心者の方はボウルガウジは1本しか持っていないという人もいるでしょう。新しく買い足す場合は、このツールを買うとその研ぎ方が正確にわかります。ボウルガウジを複数本持っている方は写真を見て、研ぎなおしてみてはいかがでしょうか?なおこのツールを買っても使っているうちに刃先の形状が変わってしまうので、ベベル角など測定しておき、写真のコピーと一緒に工房に置いておくとよいでしょう。ガウジの種類と研ぎ方について纏めましたので、興味のある方は下の写真をクリックして下さい。
 ↓ こちらは英国のJimmy Clewsのガウジです。ローカルクラブのデモの時に撮影されたものです。右からスピンドルガウジ、フィンガーネイルボウルガウジ、トラディショナルグラインド、ショートベベルボウルガウジです。フィンガーネイルはウイングが少し長いので、アイリッシュグラインドとの中間ぐらいか?
2010年9月6日(月)
Tracy Owenの仕上げツール
Tracy Owenの仕上げツールがクラフトサプライで販売されているので、先端の丸い物を購入しました。このツールの特徴は45度に傾けてワークに当てても、普通のスクレーパーのように回転トルクが発生しない。従ってツールのコントロールがしやすいというものです。早速ブビンガのボウルで使ってみましたが、ツールレストに当たる部分が丸いので、ツールレストの上でのすべりは非常によろしい。マニュアルによるとバリが出ている必要があり、積極的にスクレーパーバニッシャーでバリを付けた方が良いとあります。スクレーパーバニッシャーは持っていないので、グラインダーで研いだだけで使いましたが、結果はネガティブレイクスクレーパーの方が綺麗に仕上がります。基本的にはスクレーパーを傾けて使うのと同じ結果なので、ネガティブレイクスクレーパーに負ける訳です。結論としてはこれを買うより、スクライパーを研ぎ直してネガティブレイクスクレーパーにした方が良いと思います。小生はすでに買ってしまったので、このツールをネガティブレイクスクレーパーに研ぎなおそうかと考えています。うまく研げるかどうか?なおネガティブレイクスクレーパーですが、グラインダーで研いだ後、ダイヤモンドやすりなどでバリを取り、その後スクレーパーバニシャーでかえりを積極的に作った方が、長く使えるそうです。小生は試していませんが、青森県の方からの情報です。
2010年9月5日(日)
レガシーの修理完了
8月19日に修理に出したレガシーがやっと帰ってきました。修理代金は35.7万円ぐらいでしたが、損保ジャパンが払うので小生は車を受け取るだけです。しかし保険の料率は上がります。今まで15等級だったのが12等級に格下げされ、毎月の保険金が700円アップします。それでも35万円を払うよりは700円多く払う方が良い。損保ジャパンさんごめんなさい。今後事故を起こさぬよう注意して運転します。車が使えるようになったので、今まで行けなかったニトリに行って椅子を買いました。今まで使っていた椅子が、80㎏以上の体重に耐えかねて壊れていたのです。壊れた椅子は千葉市の粗大ごみ回収センターへ持って行くことにして、まずニトリで買った椅子を持ち帰り組み立てました。小生の家の近くにはニトリ以外に、かねたやという家具屋さんがあります。そちらに先に行って見ましたが、値段が高いだけで欲しい物がありません。ニトリに行くと値段も安く、希望の商品がありました。テレビに出ているニトリの社長は嫌いですが、商品は安くて良い物を置いています。
 説明しなくても分かると思いますが、下の写真の左が古い椅子です。右は新しく買ったものです。
2010年9月4日(土)
ネガティブ・レーク・スクレーパー
東京都のNB名人からウッドターニングを始めた頃に沢山スクレーパーを買ってしまった。最近はまったくと言ってよいほど使っていないので、錆びているという。スクライパーが余っているので研ぎなおして、このツールを試してみるという。前の日記ではスクライパーと書いていましたが、スクレーパーと発音するのが正しいようです。訂正します。

青森県の7月に退職されたUGさんからメールを頂きました。この方はすでにスクレーパーを下の写真のように研ぎなおして試しておられました。上側が40度、下側が75度と小生が研いだのと同じ角度です。このツールで青森ヒバの仕上げ削りをされました。以前はスクレーパーを50度ぐらいに傾けて仕上げ削りをやっていたが、今回のツールの方が綺麗に削れるという。小生もその様な報告があると、紹介した甲斐があります。青森ヒバは比較的柔らかい木なので、このツールはあまり有効ではないと思いますが、結果は良かったようです。硬い木で有効と考えていましたが、必ずしもそうは言えないようです。仕上げ削りの道具は何種類か準備しておいて、結果の良いものを材に合わせて使えばよいでしょう。下に掲載したヒバのボウルの写真は小さいのですが、送られてきた写真は大きいので非常にきれいな仕上がりです。
2010年9月3日(金)
Windows 7上のXP互換モード
毎日暑い日が続きます。小生のところではエアコンを24時間入れています。寝ているときは寝室のエアコンを26℃に設定し、起きると居間のエアコンを入れます。朝晩は1台ですが、日中は2台共稼働させます。居間には6畳用のエアコンを2台取り付けています。6畳用のエアコン2台の値段は大型を1台買うより安いので、この様な事をしています。電気代ですが通常の月は1万円ぐらいですが、夏になってからは2万円になりました。エアコン代で1万円高になっているものと思われます。熱中症の予防費です。

話が変わりますがAutosketchというCADソフトを15年以上使っていました。パソコンの初心者の頃から使っていたので、使い慣れています。頭で考えたことを簡単に図面にすることが出来ます。しかし何年も前に販売は完了しており、Windows 7には対応していません。Windows 7に対応した新しいソフトを練習しましたが、少しやったぐらいではAutoSketchのように思うように描けません。そこでWindows 7にWindows XP互換モードというのがあるのを思い出しました。これはWindows 7の上でXPを立ち上げて、そのXPにインストールしたソフトが使えるようになるというものです。Windows 7にはインストール出来ないソフトでも、このXP互換モードにはインストール出来て使えるというのです。そのXP互換のソフトは無料でマイクロソフトのサイトからダウンロード出来るので、早速試してみました。XP互換ソフトをインストールして立ち上げると下の1枚目の写真の様に青いXPの画面が立ち上がります。このXPのデスクトップ上で、CADソフトをインストールすると、AutoSketchが使えるようになりました。これで工房の配置図など以前書いたものをすべて復活させることが出来ました。これなら年賀状ソフトなど買い替えなくて良い物もありました。ちょっと失敗です。
2010年9月2日(木)
MaxiCutフォスナービット
ドイツ製のフォスナービットです。発熱せずに綺麗に穴をあけることが出来るというので3本購入しました。延長シャフトと2MTのアダプターもテイルストックに差してつかうために同時に購入しました。早速硬いカリンの木に直径54mmのビットで穴をあけてみました。穴をあけている様子の動画をアップしましたので、それを見ていただければ、分かると思いますが非常にスムーズに穴をあけることが出来ます。少し煙が出て発熱しているようですが、普通のビットに比べれば明らかに発熱は少なく、穴をあけた後の切断面を触っても、熱くて触れないということはありません。切りくずが非常に気持ちよく排出されていくので、短時間で穴をあけることが出来ます。テイルストックのクイルも軽く回せばドリルビットが木の中に入っていきます。RotaStopというドリルビットを簡単にロックできる機構が付いていますが、2MTのアダプターにドリルビットを差してロックした後、外すときはスパナが2つ必要になります。延長シャフトもこのRotaStopになっています。クラフトサプライではインチの物しか売っていませんが、インチとミリの両方があります。サイズの一覧表は下記のサイトにあります。価格は普通のものの3~4倍しますが、小生は今後このビットしか買わないことにしました。

サイズ一覧表


注:YouTubeに動画をアップしていますが、これの閲覧回数がこのサイトへのアクセス数より大幅に少なくなっています。アップした動画を見ていない人が多いということになります。アンダーラインのある文字をダブルクリックすれば見ることが出来ますが、パソコンにソフトが入っていないと見ることが出来ません。ソフトは無料なので一度パソコンにインストールすればいつでも見れるようになります。もし見ることができない方が居られるようでしたら、パソコンのことが分かった人に動画を見れるようにしてもらってください。またスピーカーが付いていないパソコンでは音が出ませんので、1000円ぐらいで買えるUSBのスピーカーもこの際購入されたらいかがでしょうか?
2010年9月1日(水)
ネガティブ・ランク・スクレーパー
 通常のスクレーパーはベベル角を70度~80度にすることが多いようです。下の写真のようにスクレーパーの上側を40度ぐらいで研いだものをネガティブ・レイク・スクレーパーと呼びます。スクレーパーはボウルなどのフェイスワークに使いますが、キャッチングしやすいこと、綺麗に仕上がらないことで、形を作るツールとしてはあまり使いません。ツールを45度に傾けて仕上げ削りに使うのはよく見かけます。しかし下の写真のネガティブレイクスクレーパーの方が綺麗に仕上がります。スピンドルワークはスキューで仕上げることで、小生でもサンドペーパーは240番からかければ十分なぐらいに仕上げることができます。ペンは殆どやりませんが、ボトルストッパーを挽くときはスキューは手放せません。しかしボウルを挽くときはスキューは使えません。ガウジだけではサンドペーパーを80番からやる必要があります。アイリッシュグラインドのボウルガウジのウイングを使ってのシアーカット、スクレーパーを45度に傾けてやる仕上げ削り、エリツールなどを使いましたが、このネガティブレイクスクレーパーが一番使いやすく、仕上がりが綺麗です。スキューに似た刃先の当て方になるからです。このツールですが、45度に傾けずツールレストに水平に置き横に滑らせます。ツールレストをやすり掛けしていないと引っかかるので注意が必要です。ボウルの内外の両方に使えます。キャッチングがしにくく、非常に安定して仕上げ削りができます。ブビンガのボウルで使っているところを纏めましたので、興味のある方は下の写真をクリックして下さい。