2010年9月22日
2008年7月に粗挽きしたケヤキのお盆です。挽いてから2年経っているので十分乾燥していると思います。両側に中心の穴があいていますが、つかみしろがありません。真空チャックにテイルストックから押し付けて挽いていきます。
直径44cmと42pの2枚が完成しました。中荒挽きをしていないので、底の変形が少し心配ですが問題が出れば手直しするつもりです。
中心の穴をライブセンターで押して真空チャックに押し付けます。これで芯を出すことが出来ます。
#240、320はパワーサンドにします。手でかけたのでは、サンドペーパーの円状の筋がどうしても残るからです。
上側を挽き終わり、旋盤から取り外したところです。中心に穴が開いているので、つかみ直しに問題はありません。
ネガティブ・レイク・スクレーパーを使ってガウジで挽いた後を仕上げ削りします。ケヤキのような硬い木にはこのNRSは有効です。
#80、120、180まで手でサンドペーパーをかけます。
淵の部分はフィンガーネイルのボウルガウジで挽きます。
平らな底の部分はトラディショナルグラインドのガウジで挽きます。フィンガーネイルでも挽けますが、トラディショナルを使いました。