2010年1月31日(日)
12角形のお皿の製作
12角形のお皿を作ってみました。小生のやり方は、12角形の材料を準備して挽いていく方法です。四角いお皿などに比べると円に近いので、非常に挽きやすくなります。パソコンで12角形を描いてそれをプリントアウトして材料の板に貼り付けます。パソコンで図形を描けない人は、手で書いても良いのですが、時間がかかると思います。詳細な製作記は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月30日(土)
田中ロクロ工芸訪問記
下の写真は嶋田工芸の物です。500円~600円の値段がついている物が多く、非常に安いと思いました。スプーンが安かったので買ってきました。もちろん日本の販売店なので、芸術的な物はなくすべて実用的な物ばかりです。1個100円の材木が店の入り口で売られていました。車で行ったのだから買ってくれば良かったのですが、忘れてしまいました。後の祭りです。近所にこの様な店があれば、楽しいなと思いますがロクロの本場である富山県まで行かないとありません。田中ロクロ工芸は、嶋田工芸より高級な物が沢山ありました。工房と材木置き場、作品展示室を見せて頂いたので、写真をアップします。下の写真をクリックして下さい。
2010年1月29日(金)
トルメックのグラインダーのアップグレード
トルメックはT7とか2000に取り付けるアップグレードキットを2つ発表しました。AWT-250とMSK-250です。内容は下記の通りです。Grizzlyなどの他メーカーのグラインダーに取り付けることが出来るかどうかは分かりません。その内商品が出回れば、分かるようになると思います。しかしアメリカの一部の販売店で、AWT-250は販売が開始されていますが、大手の販売店ではまだ売られていません。価格はAWT-250は$16.34で売られています。夢工房さんに話したら1台買ってくれと言う。Grizzlyで使えるかどうか試せるとのお誘いです。日本へ発送してくれる販売店を探して購入する予定です。

追記:価格は$16.34ではなくて£16.34の間違いでした。お詫びして訂正します。アメリカでは$22.95で売られていますが、日本へ発送してくれない販売店ばかりです。大手販売店が販売を始めたら購入します。
AWT-250
水を入れるトレイですが、長い板状の雨どいのような物を取り付けることが出来ます。これにより自動カンナとか包丁のような長い物を砥ぐ場合、水が作業台の上に落ちずトレイに流し込んでくれます。また幅の狭い刃物を研ぐ場合でもトレイの口が広くなっているので、雨どいが無くても水がトレイの方に入ります。
レザーホイール側に靴を取り付けることにより、グラインダーが傾きます。従ってグラインダーの上に落ちた水もトレイに導くことが出来ます。
トレイの中に強力なマグネットが入っています。水の中の刃物の削りかすをこのマグネットで吸引して全部集めます。これにより砥石には、奇麗な水が供給されます。マグネットにひっついた金属の粉は水を捨てた後、ペーパータオルなどで拭きとるそうです。
MSK-250


これは砥石を固定するロックです。イージーロックシステムと呼んでいます。スパナを使うことなく手で回すことが出来ます。番手の違う砥石に素早く交換出来るそうです。強く締める必要はなく電源を入れて砥石を回すと、自動的に締めつけられるようです。価格は未発売で不明。
2010年1月28日(木)
名人技
富山の田中ロクロ工芸で見せて頂いた名人の作品をいくつかお見せしたいと思います。下の徳利は真ん中で外すことが出来、下の方に御猪口が入っています。上にはお酒を入れて飲むと言うことになりますが、凝っているのは外側の丸い輪です。溝を入れてあるだけだと思いましたが、何とこれが回ります。動画をアップしたので回しているところを見て下さい。2枚目の写真も同じで屋根の外側が回るようになっています。木目が通っているので、非常に細いパーティングツールの様な物を使っているのだと思いますが、どの様にして作るか?失礼だと思い聞きませんでした。
2010年1月27日(水)PartⅡ
球面切削治具で真球に挽く方法
Vermecの球面切削治具は10名ぐらいの方が購入されました。その内2名の方が、真球に挽けないと言う。夢工房さんとかEbonyさんは奇麗な真球を挽いておられる。小生は自分でこの治具を買っていないので、確認もできない状況でした。先日静岡のももとせ工房さんに行った時にこの話をしたら、すぐに答えをくれました。ももとせ工房さんに感謝です。詳細については下の写真をクリックして下さい。なおももとせ工房さんは自作の治具の刃先の形状を工夫することでガウジを使うことなく、最後まで球を治具で挽いておられます。Vermecの治具の刃の形状だとチャックに治具が当たって最後まで切ることが出来ません。Vermecの治具を買われた方も、この様な工夫をされたらいかがでしょうか?この刃では球の最後の支柱だけでなく全部これで挽きます。
2010年1月27日(水)
新しいカメラストラップ
一眼レフカメラは小型のカメラに比べると、レンズなどの重量もあり、重いのが欠点です。従来の首から吊るすカメラストラップではすぐに首が痛くなります。しかしアメリカのプロカメラマンが新しいストラップを考え出し製品化しました。これは肩に斜めに吊るすようになっており、使わない時は腰の位置にカメラは来ますが、使うときはすぐに胸の前で構えることが出来ます。三脚を使うときのネジ穴に金具を固定してカメラを逆様に吊るしています。今回の白川郷の撮影の時に使いましたが、非常に素早く撮影の動作に移れ、なおかつ首と肩が痛くなることはなく快適に使えました。非常に良い製品ですので、一眼レフカメラを使っている方は購入を検討されたらいかがでしょうか?オリエンタルホビーが輸入販売店です。
こちらは白川郷などで威力を発揮した滑り止めの付いたスニーカーです。普通の靴だと気をつけていても転びますが、これは殆どその心配がありませんでした。雪道をかなり早く歩くことが出来ました。雪国に行く場合は必需品です。ちょっと高くて4千円ぐらいだったかな?
2010年1月26日(火)
センター間のズレ
最近木工旋盤を買った方からメールが来て、センター間が1mmもずれていると言う。センター間が合っているかどうかは長い棒をチャックでくわえてその先を削ります。鉛筆の様に先を尖らせます。その先と回転センターの先が合っているかどうか見ます。ドライブセンターと回転センターを直接合わせた場合、合っていることが多いのですが、実際はスピンドルワークなど両センターを離して使うので、この様に棒を使って確認します。自分のVL300は購入した時に確認しましたがすでに3年以上経っています。再度確認したところ、さすがは高級旋盤です。ほぼ完全に合っています。昨日訪問したももとせ工房さんにあったビーバーを確認したところこちらもきちんと合っていました。ビーバーは台湾製かも知れませんが、設計はVicmarcなので精度が良いのかもしれません。ただこのビーバーはヘッドが回転するモデルなので、ヘッドの固定位置によってはセンター間がずれる可能性があることを心配されていました。このセンター間が合わない時は、何をチェックするか?Vicmarcの取り扱い説明書には旋盤を置く台が平らでないと、ベッドがゆがみセンター間が合わなくなると書いてあります。メーカー製の鉄の台を使っている場合は心配ないのですが、小生の様に台を自作している場合は、台の平面性の問題が考えられます。平らでない台にボルトでベッドを締めつけると変形することが考えられます。この様な場合5mm厚ぐらいのコルクのシートを挟むとベッドを変形させずに取り付けることが出来ます。
こちらはスチールシティの旋盤です。センッター同士を直接合わせると、合っていますが、27cmの長さの棒を付けると上下方向にズレています。テイルストックのレールに接するところにゴミがあるとずれる要因になるので、錆止めを吹き付けて奇麗に拭きましたが、センター間のずれは改善しません。ベッドを固定しているボルトを緩めましたが、変化はありません。0.5mmの厚さの紙をテイルストクのレイルとベッドの間に挟むとセンターが合うようになりました。ベッドが27cm先で0.5mm下がっているということになります。ヘッドストックにベッドは4本のネジで固定されているので、ベッドとヘッドストックの間にスペーサーを挿入すれば修正出来るはずです。ベッドが先に行くほど下がっていくので、ベッドの下側に紙を3枚重ねて挿入しました。0.5mmですが、紙を3枚重ねると0.3mmになります。これぐらいで良いだろうと決めましたが、ぴったりでした。紙を挿入後センター間が合うようになりました。ベッドが左右にずれている場合は、スペーサーの挿入位置は下ではなく右か左に入れれば良いことになります。紙を入れているので、その内またずれるかも知れません。その時は金属の物に切り替えます。一度御自分の旋盤のセンター間が合っているかどうか調べてみて下さい。
2010年1月25日(月)
富山県⇒岐阜県⇒愛知県⇒静岡県1300kmのドライブ旅行
土日の高速道路が1,000円なので少し遠くに行ってきました。土曜日の早朝2時半に自宅を出発、一路富山県の田中ロクロ工芸に向かいました。300kmぐらい走ったところで、雪道になりました。北陸自動車道です。雪道に不慣れなので、急にスピードダウンです。雪がかなり降ってきたのと真っ暗なので心細くなりましたが、安全運転で無事富山県に入りました。最初に訪問したのは、嶋田工芸です。工房も見せて頂き、ロクロの横で記念撮影をしました。スプーンが安かったので、数本購入しました。その後田中ロクロ工芸です。74歳の田中さんは話好きで色々教えて頂きました。その内容はこのサイトで少しずつアップしますので、御期待下さい。展示室にあった茶筒の出来が素晴らしかったので、見本として買ってきました。このレベルの物が作れるようになりたいと思います。その後五箇山合掌集落、白川郷、飛騨高山、飛騨大鍾乳洞と精力的に回り写真を撮りました。観光客がバスで沢山来られて居ますが、小生の様に自由にあちこち回ることは出来ません。朝早く出たので、奥飛騨温泉郷、平湯の深山桜庵に到着したのは夕方の4時です。チェックイン後温泉にカメラを持って直行です。コンデジ用の小型の三脚を持って行ったので、露天風呂で写真を撮ることが出来ました。食事は飛騨牛を満喫しました。翌日は朝ご飯を旅館で食べずに、井上先生の愛知県瀬戸市へ急ぎます。9時半頃に到着することが出来、新年会に参加しました。12時には静岡県のウッドターナーの工房に向け出発。夕方の3時に到着。工房を見せて頂き、情報交換後千葉の自宅に帰りました。自宅に帰ると1,300km走っていました。ハードスケジュールでしたが、充実した2日間でした。
2010年1月24日(日)
木工旋盤の仕様比較
これからウッドターニングを始めようと言う方々から、どの様な木工旋盤を買ったら良いのかという問い合わせがあります。アメリカだと選択の幅が広くまさに木工天国ですが、日本国内では購入できるモデルが限定されます。しかし初心者が買いやすい小型旋盤でも、良いモデルがありますのでご安心ください。今回は旋盤の仕様について解説し、購入の時の役に立つようにしました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月23日(土)
Sawbuck/木挽台
ラグナの14インチのバンドソーは30cmの高さまでしか切ることが出来ません。それより大きい丸太はチェーンソーで切るしかありません。チェーンソーは危険な道具の様に思えるので、あまり使いたいと思いませんが、他に選択肢がないと仕方がないので使います。騒音の問題でエンジン式のチェーンソーは自宅では使えないので、電気式の物を使っていますが、しっかりした木の台があった方が良いので作りました。工房内で見渡すと旋盤のベッドの上でやるのが高さなど丁度良いので旋盤のベッドに固定出来るようにしました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月22日(金)PartⅡ
ティーライトキャンドル
1個5円のティーライトキャンドルです。どれぐらい火が持つのか確認するために、火をつけてみました。周辺のろうが全部溶けませんが、2時間半ぐらい火がついていました。最後は芯と底が見えるようになりましたが、木の台は生ぬるい程度で熱くありません。火災の心配はないようです。
2010年1月22日(金)
自作シャープニング治具
上総木工交流会のTGさんとMSがKC-14を買いましたが、グラインダーをどうしたのか心配していました。しかし心配御無用。小生が勧めた滋賀ナイスさんの20cmのグラインダーを購入されていました。シャープニングの治具は、机の引き出し用のレールにスキュー用の物まで付いていました。ガウジ用はホームセンターで売っているアングル金具をなどを組み合わせて作っておられました。木の脚の部分を作るだけで後はネジで固定しているだけなので、簡単に作れそうです。この方はチャック付きのKC-14と滋賀ナイスの廉価なグラインダーを買って、最低の投資額でウッドターニングを始めることが出来るようになりました。ところがグラインダーのホイールを固定するネジが傾いていると文句を言っていた。安いのだからこんなもんです。完ぺきな物を求めるなら日本製のグラインダーを買ってくれと言いましたが、次回の上総木工交流会では改良品になっているかも知れない。知恵を使えば道具をあまり買わないでウッドターニングを始めることが出来そうです。
2010年1月21日(木)PartⅡ
過去の記事へのリンク
初めてこのサイトを訪問される方もいるので、右側に過去の記事のリンク表を作りました。見直すほどの内容ではないのですが、必要に応じてお使い下さい。
2010年1月21日(木)
KC-14使用リポート
オフコーポレーションが昨年の12月に発売した木工旋盤KC-14を上総木工交流会の方が買ったので、使わせて頂いた。ボウルを1個挽いただけですが、概略の感触を得ましたので、結果をリポートします。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月20日(水)
出来ちゃいました
何が出来たかと言うと、木の中に菌が入って黒い模様の様な物が出来ました。英語ではSpalted woodという言葉がありますが、辞書で引いても日本語が出てきません。従ってこれからはスポルテッドウッド(スポルト杢)とでも呼ぶことにします。そのスポルト杢は、温度と水分が適度であれば、木の中に入った菌が成長して奇麗な模様が出来ます。丸太のまま土の上に縦に置いて、上に泥を塗って放置すると出来るそうです。積極的にこの模様を作るため、アメリカでは醸造促進剤を作っている人も居ます。その促進材の効果の程は科学的に証明されていない様で、土の上に置いておくだけで出来る場合もあります。醸造促進剤は腐葉土、厩肥、ビール、枯葉などを混ぜて作ると書いている人も居ます。気温は華氏50度(10℃)以上であること、生木の含水率は40%以上必要と言う。以前団地の近くで切った木にこのスポルト杢が少しありました。その生木の木口にランバーメイトを昨年の3月に塗りました。それを最近バンドソーでカットしたところスポルト杢がしっかり出ています。春、夏と気温は10℃以上あるし、ランバーメイトを塗ったことで水分の蒸発が遅れ、スポルト杢が出来る条件を整えたのではないかと思います。今後同じ時期の丸太の粗挽きを進めるつもりですが、どうなっているか楽しみです。
2010年1月19日(火)PatrⅡ
近所の雑木林
散歩をしていると団地の裏の雑木林で木が切られていました。切り口を見ると樫の木ではなくケヤキの様に思うのだが、良く分からない。細めの木もあるのでナチュラルエッジとしても使えそうです。しかしこの雑木林の所有者が分からないので、勝手に持って行けない。誰かに聞こうかと探しても誰も居ない。暇になったらまた行って、所有者を探すつもりです。
2010年1月19日(火)
小物入れ
船橋のIKEAで買ってきた小物入れです。1つ79円でした。ネジで固定出来るようになっているので、早速工房の棚に取り付けました。作業台の上に乱雑に並べていた工具を入れて簡単に取り出せるようになりました。ウッドターニングで飛んだ木屑がたまるので、時々掃除をする必要がありますが、便利に使えます。
2010年1月18日(月)
丸太挽き割りソリの製作
千葉の知り合いの方から、ヒノキの丸太を数本頂きましたが、切るのが面倒なので、物置きに保管してありました。この丸太でビアグラスを挽きたいと考えていますが、バンドソーでは丸いので切れません。チェーンソーはエンジン式だと自宅で使えないので、電気式になりますが刃が切れなくなってきており砥ぐのが面倒です。そこでバンドソーで何とか切れないか考えました。早速海外のサイトの情報を集めると、やっている人が何人かいます。色々見た結果下の写真の挽き割り用のソリを作りました。丸太をソリに乗せて押さえ板でロックしました。手で動かしてもしっかり固定されているので、早速ヒノキの丸太、直径23cm~25cmを挽き割ってみました。3本やりましたが、上手く行きます。1カ所平らな面が出来ると、後はこのソリが無くても切って行けます。このソリで切れる丸太の最大直径は、バンドソーが30cmの高さまでしか切れないので、ソリの板厚を加えると27cm程度になります。作り方は簡単ですが、詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月17日(日)
Onewayのドレッサー
Onewayのドレッサーです。砥石に当たるところに、ダイヤモンダが付いており、ガイドの上を横に滑らせると砥石の面を完全に平らにすることが出来ます。しかし購入した物をグラインダーに取り付けると問題が発生しました。当方のグラインダーは日立の25cmのものです。砥石の直径が大きいので、ダイヤモンドのヘッドが砥石に対して直角に当たりません。このドレッサーは20cmの砥石用に設計されているようです。このままでは使えません。検討した結果ダイヤモンドのヘッドの位置を調整する下のノブを差す穴を上にあけることで解決しそうです。穴の位置はグラインダーで現物確認しながら決めました。これで砥石のドレッシングは完全に出来そうです。ただしハンディータイプのドレッサーに比べると少し時間がかかります。
2010年1月16日(土)
8面体のティーライトホルダー
8面体とは8つの三角形でかこまれた立方体のことです。正六面体(6つの正方形で囲まれた立方体)からウッドターニングで挽くことが出来ます。形は下の写真の様なもので、ティーライトホルダーをケヤキで挽きました。縦横高さが完全に同じ正六面体を簡単に準備することが出来るでしょうか?小生は手押しカンナ、自動カンナ、ベルトディスクサンダーを持っているのでそれ程難しくありません。下の写真のティーライトホルダーの詳細な作り方については、下の写真をクリックして下さい。
2010年1月15日(金)
ティーライトホルダー
IKEA/船橋で買った1個5円のティーライトキャンドルを乗せる、キャンドルホルダーを作りました。三角形の物は作るのに少し時間がかかるので、今回は丸い物を作りました。手持ちの端材が非常に有効に使えます。上総木工交流会で山本先生から頂いた、テーブルなどを作るために切り落とした端材は幅が狭いので、大きな物は挽けません。しかし直径7cm~10cmのキャンドルホルダーには丁度よい大きさです。端材を正方形にバンドソーで切って中心に印を付けます。チャックにテイルストックで押しつけて、つかみしろを作ります。チャックの爪の面に押しつけるだけでカラ回りすることなく回転させることが出来ます。つかみしろが出来たらチャックでつかんで上側を挽きます。ティーライトキャンドルの直径は38mmと決まっていますが、その直径の穴をフォスナービットであけます。この穴の中はサンドペーパーもかけず、中心の穴もそのままとします。上側にサンドペーパーをかけた後、真空チャックでくわえ直し底を仕上げました。チャックの直径が小さく、吸引力はあまり強くないので、キャッチングさせないよう注意して挽きます。4個作りましたが無事飛ばすことなく挽くことが出来ました。オイル、ワックス仕上げをして完了です。
2010年1月14日(木)
デップスゲージ
ボウルなどの底の深さを測るデップスゲージですが、市販の物は小さすぎます。大きなボウルなどの底の深さを測る場合ボウルの淵までゲージが届かないので、測りにくいという問題があります。そこで大型の物を自作してみました。寄木で使ったブラックチェリーの残りがあったので、それを使いました。長さは27cmです。スライドする棒は突き棒を作った残りの6mmの鉄棒です。それをロックするネジは5mmの鬼目ナットを埋め込み、蝶ボルトで締めつけることにしました。鉄棒を通す穴は直角を出す為にボール盤を使ってあけました。直径27cmまでのボウルの場合は問題なく簡単に深さを測れます。もっとおおきなボウルになるとこれでは測れないので、もっと長い木を準備する必要があります。簡単に作れるので、大きなボウルを挽く時に作るつもりです。製作費用は手持ちの物だけを使ったので、0円で出来ました。鉄棒、蝶ボルト、鬼目ナットなどは安い物なので、作ってみてはいかがでしょうか?
2010年1月13日(水)
インサイド-アウト・ターニング
インサイド-アウト・ターニングという作品の作り方があります。日本では実用品でないので、あまり見かけませんがアメリカでは人気のプロジェクトです。クリスマスオーナメント、壺などが作られています。木の接着を繰り返さないといけないので、少し面倒ですがやってみました。壺にハート形の模様が出るようにしたつもりですが、まったく失敗です。内側を挽いている時に、出来上がりがどうなるか全く想像できないのが問題です。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月12日(火)
チャッタリングツールの自作
チャッタリングツールと言うのがあります。小生はあまり興味が無かったので、使っていませんでしたがやってみたくなりました。そこでツールを買うかどうか考えましたが、高いので自作することにしました。購入すると8千円以上になりますが、1,300円ぐらいで出来ました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月11日(月)PartⅡ
カーナビの地図更新
愛車エスティマは2008年2月に購入しましたが、カーナビの地図は2007年秋バージョンです。近所の道で新しく出来たところを認識していません。知らない土地に行くと困ることがあるので、最新版の地図に更新しました。ナビはHDDなのでデータを書き換える必要があります。一昔前のHDDナビではハードディスクを車から取り外して、メーカーに送る必要がありましたが、今はディラーでUSBケーブルを接続して書き換えます。1時間ぐらい待っているとやってくれました。書き換えると2009年10月版になりました。早速近所の新しい道に行くと、きちんと認識しています。

これで1月23日から出かける白川郷、兼六園、東尋坊の旅行に安心して行けます。タイヤは冬タイヤになっているので、雪道でもOKです。23日(土)の夜は奥飛騨温泉郷に泊ります。次の日は瀬戸市の井上先生のところで開催される新年会に参加します。そこで井上先生の新作が発表されます。お許しが頂ければ写真に撮ってこのサイトで紹介します。御期待下さい。
2010年1月11日(月)
樫のボウルの仕上げ
粗挽きしてあった樫のボウルを仕上げました。昨年の6月に挽いた物なので半年たっていますが、楕円に変形しています。ランバーメイトを塗ってあったので割れは出ていません。しかしランバーメイトを塗っても10個で2個ぐらいは割れが出ました。塗らないと殆ど割れたのではないでしょうか?まず円盤の真空チャックにテイルストックで押して、つかみしろだけを丸くします。リボルビングセンターで押した穴があればそこを押します。4個まとめてやりました。つかみしろが丸くなればチャックでつかんで挽いていきます。基本的には外側を先に挽きます。最終的な形をイメージして外側を挽きます。外側が終わったらボウルの内側を挽きます。サンドペーパーをかけた後、底はお決まりの真空チャックで仕上げて終了です。
2010年1月10日(日)PartⅡ
IKEA
IKEA/船橋に行ってきました。ララポートの近くにあります。100個で499円のティーキャンドルが売られていたので、200個買ってきました。他に安い物があったので、衝動買いをしてしまいました。非常に安いという感じがしました。店舗は非常に大きく、駐車場も完備しています。自宅から30分ぐらいなので、今後必要な物があったら買いに行くつもりです。無垢の木ではありませんが、木のボウルが1,990円、直径40cm以上あるお盆が499円です。ウレタン塗装してありました。テックさんのウッドターニングでもこの値段では売れません。お近くの方は一度行かれると良いでしょう。
2010年1月10日(日)
3本脚のキャンドルスタンド
百円ショップに行くとキャンドル(ろうそく)が売られています。下のキャンドルの写真の左側はフロストキャンドルと言って火を付けると香りがします。光と香りのコラボレーションです。右側のキャンドルは、香りがしないので、2個で105円です。これは単独でテーブルの上に置いて楽しむことが出来ますが、ウッドターニングでスタンドを作ると非常に見栄えが良くなります。スタンドは丸い物だと作り易いのですが、今回は3角形の物を作りました。アルミの容器に入ったティーライトキャンドルは、形と大きさが決まっているので、この様なスタンドを作る場合は、そちらを使った方が良いでしょう。形と大きさが決まっているので、別売りの台が販売されており、キャンドル自体はアルミの容器なので値段も安くなっています。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2010年1月9日(土)PartⅡ
デキャンタ
デキャンタとはワインを瓶から移し替える時に使う容器のことです。移し変える作業をデキャンティング(フランス語ではデキャンタージュというはず?)といいますが、この主な目的は、年代物の赤ワインなどにできた澱(オリ)を取り除くためです。また、ワインには亜硫酸塩をはじめ色々な物質が含まれていますが、それらを空気に触れさせて飛ばし、柔らかさをだすためにも行われます。デキャンティングは、大きなボトルから注ぎ安い容器に入れ替えるという意味だけでなく、味わいを深める重要な目的があります。しかし普段安物のワインばかり飲んでいるテックさんはデキャンタージュをやったことが無く、容器であるデキャンタも所有していません。新宿でウッドターニングをやっているスチワートさんから、今回は少し奮発して高いワインを1ダース買いましたが、年代物のワインが入っているので、デキャンタージュをしてくれと言ってきた。彼にはデキャンタグラスを持っていないと言うと、お茶を入れるペットボトルでも使えると言う。確かにワインを空気に触れさせるだけなら、ペットボトルも使えます。しかしペットボトルでは男の美学が許しません。早速上野松坂屋へ行ってデキャンタグラスを探しました。デザインの良いグラスがすぐに見つかったので値札を見ると9.6万円と書いてあります。これでは10万円のワインを入れないとバランスしません。しかし小生の買ったワインは1本4,000円ぐらいです。仕方がないので、インターネットで調べると1万円ぐらいのデキャンタがあったのでそれを買いました。同時に澱を取り除く漏斗のような物も買いました。宅急便で届いたので、早速デキャンタージュをやって見ました。それをどんな味がするか飲んでみたところ、何とマイルドな味がするではありませんか?変な癖が無く安心して飲めます。このテイストは気にいりました。次からはデキャンタージュの必要な年代物のワインを中心に買ってみようと思います。
2010年1月9日(土)
サンダー
ウッドターニングでサンドかけの主流はパワーサンドだと思います。ドリルの様な物にディスクパッドを取り付け、ワークとディスクの両方を回転させてサンディングをします。こうすることで筋が入らないようにすることが出来ます。サンドペーパーを手で持ってワークの上を動かすだけでは、どうしても筋が残ってしまうので、この様なパワーサンドが採用されている訳です。しかしモーターの付いていないサンダーも、色々販売されています。今回はこれを自作してみました。詳細は下の写真をクリックして下さい。モーターは付いていなくてもディスクは回転します。
2010年1月8日(金)
五角形のボウルの製作
五角形のボウルを作りました。丸い物より少し手間がかかりますが、それ程難しくありません。材料を五角形に切りだすのが少し手間暇がかかります。パソコンの作図ソフトで五角形を描いてプリントアウトしそれを板の上に貼り付けます。線に沿って切り出せば準備完了です。後は丸い物と同じ様に挽いていきます。ナチュラルエッジのボウルより簡単なのは、淵にもサンドペーパーをかけることが出来ます。詳細は下の写真をクリックして下さい。製作過程を見ることが出来ます。
2010年1月7日(木)
初詣の鰻
正月3が日は混むと思ったので5日に初詣で成田山へ行ってきました。昨年の2月に行った時に比べるとものすごい人です。交通安全と工房の安全をお願いしました。頭が賢くなる煙にもあたってきましたので、今年は良い作品も出来ると思います。成田山の参道はお土産物屋さんが立ち並び非常ににぎやかです。ここの名物はなぜかウナギのかば焼きです。店先でウナギをさばいており、それをその場で焼いて出してくれます。昨年の2月も食べましたが、今回もうな重を昼食として食べました。美味しく頂くために朝ご飯は抜きで行きました。ところが出てきたうな重をみてびっくり。ご飯が1/3ぐらいしか入っていないのです。普通はご飯はお重一杯入っているはずです。値段が安いとウナギの量が減ると思っていましたが、ご飯が少ないのは理解に苦しみます。店の人にご飯の少ない理由を聞くかどうか迷いましたが、ダイエットには丁度よいので黙って食べて帰ってきました。ウナギは美味しかったが、どうも納得がいかない。
こちらは印旛沼近くの鰻屋さんです。ジョイフル本田/千葉ニュータウン店に行った帰りに寄りました。ご飯の量は普通に入っています。これが当たり前だと思いますが、成田山の参道のお店ではなぜご飯が少ないのか不明です。どちらのウナギも美味しく食べることができました。
2010年1月6日(水)
ツールの置き台
旋盤でワークを挽いている時にツールは何処に置きますか?旋盤のベッドの上に置いて、床に落としたことは何度もあります。そこでツールを置く台を作ってみました。合板の上に黒い布を張り付けました。両側にはツールが転がらないようにする板を取り付けました。これを旋盤のベッドの上に置きますが、このままでは置き台ごと落ちてしまうので、ベッドの隙間と同じ幅の木を取り付けます。これでツールを置いても台がベッドから落ちることはありません。また台はベッドの上を左右に滑らせることが出来ます。なおこの置き台はテールストックの左右どちらにでも置けます。これを使ってボウルを挽いてみましたが、非常に便利です。安心してツールを置けます。
2010年1月5日(火)PartⅡ
便利グッズ
ノートパソコン、デジカメの充電器などには、有難いことに電源コードが付いています。コンデジの充電の場合は直結になっていますが、一眼レフカメラだとなぜか電源コードが付いています。しかしこれは使うことが無いので、邪魔以外の何物でもありません。ところがメガネ型の電源ソケットが売られていることを発見しました。早速ネット経由アマゾンから購入しました。これで旅行の時少し助かります。
2010年1月5日(火)
Serious SL2542木工旋盤
アメリカ製の大型旋盤です。VicmarcのVL300のロングベッドモデルでも重量は370kg程度ですが、この旋盤は717kgぐらいあります。ベッドの厚みがVL300の場合23mmですがこの旋盤は44.5mmもあります。芯のずれた物を挽く時に振動しにくいというのを売りにしています。ベッドの上では直径635mmまで挽けます。アウトボード側(ハンドホイールの付いている方)では1.1mまで挽くことが出来ると言います。モーターは3馬力の物が付いており、ベルトを1:1のプーリー位置にかけると100~3650RPM、1:4だと25~900RPMになります。テイルストックのクイルは152mmとVL300の75mmの2倍あります。主軸は1 1/2x8TPI(38mm)と非常に太くなっています。ツールレストのポスト径も31.8mmと太くなっています。回転数の表示は、インバーターのディスプレイを使っているのではなく、SELEC社のLEDデジタルカウンターが使われています。インデックスピンの位置も表示が出来るようになっています。詳細はSeriousのサイトを見て下さい。値段は$6,975だそうです。
2010年1月4日(月)
デジカメのゴミ
このサイトで使う写真用に、昨年の9月にソニーのデジカメを購入しました。裏面照射型CMOSセンサー搭載と言う新しい世代のデジカメです。しかし画面に上に黒い点が出るようになってしまいました。これは工房の中で使っている最中に小さなゴミがカメラの中に入り、撮像素子の前に付いてしまった為に起きる現象です。レンズを交換出来る一眼レフの場合この問題が出やすいので、メーカーでは撮像素子を振動させるなどして、ゴミを振るい落とす機能を付けています。一般的には電源のスイッチを入れたり切ったりすると、ゴミ取り機能が働いてゴミを落としてくれます。しかしコンデジの場合は、ゴミが入りにくいのでこのような機能が付いていません。ゴミが入ってしまうと、分解して掃除するしかありません。自分で分解すると壊れた場合、メーカーの保証が受けられなくなるので、昨年の暮れに秋葉原のソニーのサービスセンターへ持って行って、分解掃除をして貰いました。何処かゴミの多いところで使ったのではないかなど、追及されると思いましたが快く無償で修理をしてくれました。40分ほど待っていると出来上がりました。前に使っていたパナソニックのコンデジの場合はゴミが入るのに1年以上かかりました。その結果カメラの保証期間が過ぎていたので、ゴミ掃除は有料になってしまいましたが、今回は早く現象が出てくれて良かったと思います。やはりサンドペーパーなどの粉が舞うようなところで使うのは問題です。
そこでレンズを交換出来る一眼レフタイプのカメラを買いました。このカメラは、内部にミラーを内蔵しないカメラなので、正確には一眼レフ(レフレックス)とは呼べません。メーカーでは混乱を避けるため一眼デジカメと呼んでいます。ミラーを無くすることにより、カメラの小型化に成功しました。コンデジに比べると撮像素子のサイズも大きいので画質もよくなります。レンズを交換出来るので、色々な撮影条件にも対応することが出来ます。もちろん撮像素子に付いたゴミをふるい落とす機能があります。従って工房の中でもあまり心配せず使うことが出来ます。色は黒、白、コンフォートレッドと3種類ありますが、人気の白は黒に比べると5,000円ぐらい高くなります。コンフォートレッドは1,000円高でしたが、この色が好きなのでこれを購入しました。今後はこのカメラを工房で使うので、画質は少し上がると思います。これでデジカメのラインナップを完ぺきです。コンデジのソニー:DSC-WX1、一眼デジカメのパナソニック:Lumix GF1、フルサイズ一眼レフ:Nikon D700となります。
2010年1月3日(日)
クスノキの粗挽き
直径40cmの大きな半割のクスノキの丸太です。粗挽きをしました。まずバンドソーで4隅を切り落とし、フェースプレートを取り付けました。チャックのつかみしろを作るべくひたすら削っていきます。回転数を上げると振動が出るので、挽くのに時間がかかります。もちろん大きいボウルなので芯押し台で押しながら作業を進めます。つかみしろが出来たらチャックでくわえ直してボウルの内側を挽きます。粗挽きなので、部厚く挽きますが、厚みは何cm残すか?これは簡単に計算することが出来ます。ボウルの直径の1割の厚み、つまり4cmの厚みにします。薄くし過ぎると乾燥後にフットボールの様になりますが、円形に挽くことが出来なくなります。また最終的なボウルの形をある程度選ぶことが出来ます。ちょっと変わったボウルの形にする場合は、粗挽きの時から形を考慮する必要があります。挽き終わったら割れドめのランバーメイトを全面に塗りました。1個目でなくなってしまったので、2個目はクラフトサプライから買ったウッドシーラーを塗りました。ウッドシーラーはランバーメイトと同じ様な白色をしており、水で洗えます。粗挽きの年月をマジックインキで書いて完了です。
2010年1月2日(土)
連動遅延コンセント
SWDさんというから元旦にメールが来て連動遅延コンセントについて聞かれました。以前のこサイトに出ていたAuto Switchを御覧になったものと思います。この方にはメールで返事をしましたが、配信できないと警告が帰ってきました。つまりメールの質問を無視したような形になっているので、このサイトで書きます。これはアメリカのCraftsmanが製造していて、Searsが販売しています。しかしSearsは海外に商品を発送してくれませんので、購入する場合はアメリカに拠点のある輸入代行業者に依頼するしかありません。小生はアメリカに居た知り合いに頼んで5個輸入しました。この連動遅延コンセントとはどの様な物かと言いうと、電動工具のスイッチを入れるとそれに連動して、自動的に集塵機、又は掃除機などにスイッチが入る。電動工具の方の電源を切ると、5秒ぐらい遅れて集塵機の電源が切れると言う物です。下の写真のSearsの物は上の1個のコンセントに電動工具を差し、下側に集塵機などを取り付けると、電動工具の電源のON-OFFに連動して集塵機のON-OFFが出来ます。このコンセントの問題は電源コンセントが1カ所しかないので、電流容量に制限が出てしまいます。(125V,15A)電動工具と集塵機を2系統の電源で配線すれば、電流容量は2倍になりますが、このAuto Switchではそうなっていません。
下の写真の製品はAutomatic Vacuum Switchと言って電源が2系統になっているので、大型の電動工具、集塵機を接続できます。それぞれ120V、12A以下の電動工具と集塵機を接続できます。値段は上のAuto Switchの2倍の値段がしますが、購入するならこちらの方が良いでしょう。
2010年1月1日(金)PartⅡ
お雑煮
我が家のおせちは自作品?ではありません。イトーヨーカドーで買ってきました。しかしお雑煮が売られていないではありませんか?お雑煮もレトルトパックに入った物が売られていると思いましたが、なぜかありません。仕方がないので、自分で作ることにしました。ネットを検索すると作り方のレシピは非常に沢山あります。関西風の白みそ仕立てのメニューを選んで作りました。2人分が出来てしまい、どんぶりに入れるとお雑煮には見えません。味噌を入れ過ぎたので少し味が濃いが結構おいしい。ダシ用の昆布がなくなったので買ってくる必要があります。大根、人参は1週間分ぐらいあります。
2010年1月1日(金)
樫のボウル
昨年はこのサイトを沢山の方に見に来て頂きました。10万アクセスも達成することが出来ました。毎日更新を目標にくだらない内容も多いのですが、毎日書いたことが評価された結果だと思います。どうも有難う御座いました。今年もこの方針で進めることにします。お正月なので少しネタ切れになっています。

粗挽きしてあった樫の木のボウルを仕上げました。とりあえずつかみしろを丸くしてからチャックでつかみ直して削っていきます。チャックでつかんだ底は、真空チャックで仕上げました。奇麗な樫目が出ています。新年早々ですが粗挽きしてあるボウルは全部仕上げるつもりです。