2012年1月31日(火)
ベトナムの食事
ベトナム・カンボジアの話題はこれで最後です。今回はホーチミンで食べたランチの紹介です。ミトー地方料理です。丸いのはグレートボールオブライス(揚げ餅)です。甘みがあり、はさみで切って食べます。魚はエレファントフィッス(象耳魚)です。このミトー料理に限らず、ベトナムの料理は中華料理に近いと思います。日本人ならほとんどの人が問題なく食べることが出来ます。もっと辛いものが出てくると思っていましたが想定外です。
2012年1月30日(月)
JWA第2回基礎コース開催
1回目の基礎コースは2月3日から開催されます。参加者は土日の2日間だけ参加される方1人を含めて合計7人になります。第2回基礎コースは、3月23日(金)~25日(日)に開催することで参加者を募集するそうです。旋盤を持っていない人、まったくウッドターニングをやったことのない人でも基礎コースですので参加できます。第2回目もすでに4名が申し込まれているので、3月に受けたい方は早めに申し込まれた方が良いでしょう。しかし毎月のように開催されるので、自分の都合に合わせて決めればよいでしょう。それでは1回目に参加される方とは、大和田でお会いしましょう。1回目の方はベトナムのお土産がもらえるかも???
2012年1月29日(日)
ベトナムの人々
ベトナムから無事帰国しました。最終訪問地のベトナムのホーチミンですが、ベトナム戦争以前はサイゴンと呼ばれていました。フランス人が初めてこの地に行ったときに木が沢山あったので、サイ(木)がゴン(沢山ある)なのでサイゴンと呼ばれるようになったそうです。朝食の後ホテルの周りを散策していると、地元の人に写真を撮って欲しいと言われ、あちこちに連れて行かれた。おかげで良い写真が撮れました。高度成長中の国ですので、皆さんの顔は輝いています。ちなみにベトナムでは、朝食も自宅では作らず、外食になっているそうで、朝から屋台に人が座っています。
2012年1月28日(土)
ホーニングホイールの増設
両頭グラインダーには左右に番手の違う砥石を付ける事が一般的です。従ってホーニングホイールを取り付けることが出来ませんが、グラインダーのシャフトに延長軸を取り付けることが出来れば、砥石の外側にホーニングホイールを追加することが出来ます。小生の手持ちのグラインダーは20cmと25cmですが、20cmの方のシャフトは5/8インチのねじになっており、25cmの方は3/4インチです。そこで32mmの真鍮棒を使って延長軸を作ってみました。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2012年1月27日(金)
アンコールワット観光
カンボジアのシュムリアップにあるアンコールワットの遺跡群に来ています。アンコールトム、アンコールワットと観光して、朝日が登るところも見ました。連日32℃以上なので、非常に暑い。汗を拭きながらの観光です。映画に出てくる樹木の絡んだ遺跡を見て感動しました。観光後のビールが非常においしい。アンコールというカンボジアのビールを大びんで2本飲んでいます。ヤシの木の胡椒入れを購入しました。この木は結構高級に見えます。
2012年1月26日(木)
スピンドルワークの振動防止
スピンドルワークで細長い棒状の物を挽くときは、いわゆるビツインセンターというドライブセンターと回転センターの間でワークを固定することが多いでしょう。当然ですが両側からワークを押しています。細く挽いていくと振動が出て上手く挽けなくなってきます。そこで手で振動をしないように押さえたりする方法が紹介されています。ステディレストなるものもあります。これらの方法、道具を使ってもまだ不十分だと思う方は、ワークにテンション(張力)をかけると良いでしょう。ドライブ側はドライブセンターではなくチャックを使います。回転センターの方もドリルチャックなどを使ってワークをつかみ、下の治具ではテイルストックの反対側まで通したボルトのねじを閉めてワークを両側から引っ張ります。この様に張力をかけると振動をかなり押さえることが出来るようです。小生も一度実験しましたが、効果を確認することが出来ました。振動で困っている方は一度試してみて下さい。
2012年1月25日(水)
ハロン湾クルーズ
朝からからハロン湾のクルーズです。あまり天気が良くないのですが、幸い雨は降りませんでした。中国の桂林より素晴らしい奇岩が点在します。鍾乳洞や水上家屋、養殖場などを見て回りました。
2012年1月24日(火)
ベトナム旅行
今日はベトナムの首都ハノイに来ています。ベトナムは南北に長い国ですがハノイは北ベトナムにあります。関空からは5時間半で到着します。ベトナムは23日からお正月になるので、沢山の人が町に花を買いに出ていましたので、交通は大渋滞です。ホーチミン廟、一柱寺、ホアンキエム湖と回って夜遅くハロン湾にあるホテルに到着しました。明日はハロン湾クルーズで1日船に乗っています。
2012年1月23日(月)
スライド丸のこ、Bosch VS 日立
スライド丸のこで、のこ刃の直径が12インチ(30cm)の物は、奥行きが大きく1メートルぐらいの置き場所が必要になります。しかしBoschのスライドアームの物は81cmぐらいで日立の新方式では93cmとなっています。Boschは業界初というスライドアームなので奥行が一番小さくなっていますが価格が高い。Amazonが発送してくれて7,1万円ぐらいですが、レーザーがオプションになっているので、必需品のレーザーを付けるとすれば8万円の出費は必要でしょう。一方日立はレーザー付きで6万円ぐらいになります。国内でこの日立を買うと10万円ぐらいなので、アメリカでは市場価格が安いことと、円高のメリットでしょう。小生の工房ではどちらのスライド丸のこも置けるので、この際アップグレードをしようかと考えています。日立を買う場合は現在使っている日立の10インチの物をオークションで売って、追加出費は3万円ぐらいで行けそうです。
2012年1月22日(日)
丸太の器の製作
丸太の外皮を残した器を作ってみました。皮がはがれないよう瞬間接着剤を使って補強しました。このデザインで売れるかどうか?今度2つ3つ並べてみたいと思います。作り方はいかにも簡単で、説明するまでもありませんが、下の写真をクリックする見ることが出来ます。
2012年1月21日(土)
歩く人形の製作
軽い傾斜面を歩く人形を作ってみました。位置エネルギーを使って前に歩いていきます。組み立て精度が悪いのか、最後は転んでしまいます。下の写真をクリックすると人形が歩いている動画を見ることが出来ます。
2012年1月20日(金)
DELTA・46-460用デジタル回転計の製作
デルタの新しい旋盤にデジタル回転計を取り付けました。JWAの大和田には旋盤が9台あるが、回転計が付いていない旋盤が2台あるので、取り付けて欲しいと会長から電話があった。そこで自分の分を含めて3台を製作しました。デジタル回転計はキットで販売されていますが、基盤の配線が非常に細かく、半田付けは結構難しいと思います。もちろんテックさんはラジオ少年だったので、半田付けには自信があります。しかし配線が細かいので、良く見えません。拡大鏡を頭に取り付けて半田付け作業をしました。見えさえすれば、半田付けはお手のものです。ICなど長時間コテを当てていると温度が上がって壊れるものもありますが、1か所を1~2秒ぐらいで半田付けをしていきます。コテ先の温度は低いと半田が溶けず、高いと黒くなって半田が同様に溶けません。水の付いたスポンジに当てて温度調整をしながらコテの色を見ながらやります。半田付けに適したコテの温度は、コテ先の色を見ればすぐに判断できます。高級な半田コテでは温度調整が自動で出来るものがありますが、テックさんは安物を使っています。製作の過程は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2012年1月19日(木)
Oneway1224到着
これは夢工房の大和田に到着したOnewayの木工旋盤1224です。Onewayの旋盤の呼び方は4桁の数字になります。最初の2桁は旋回直径を表しており、12インチ=30cmで次の2桁はセンター間の長さです。24インチ=60cmの旋盤です。大和田には電動のフォークリフトがあるので、旋盤など軽々と運ぶことが出来ます。

ところでJWAの講習会ですが、1回目の基礎コースは2月3日から小生と佐野会長の2人が講師でやります。調整が付かず生徒さんは7人になりましたが、旋盤は9台あるので問題ないでしょう。初日にペンつくりをやるので、教材用のキットを50個クラフトサプライに注文しました。1本は講習会の費用に含まれていますが、追加で欲しい人には、50本から格安で販売するそうです。2回目の基礎コースを3月の3週目にやると言っていました。受講希望者は、早めに電話をした方が良いでしょう。2回目の講師はまだ決まっていませんが、小生か佐野さんのいずれか一人は、引き継ぎのため講師になります。従って別の講師が1人登場することになります。小生は2月2日の夜から大和田に行きますが、ウッドターニングのDVDと本を持っていきますので、夜も勉強をしていただく事になりそうです。小生は夜はカロリーを抑えるため、酎ハイを飲みます。自分の好きな飲み物を持ち込んで飲んでください。

また中級コースとして生木のターニングを、井上先生を講師に招いてやることで、井上先生の了解がとれたようです。このコースに参加すれば生木の魔術師・井上重信と会うことが出来ます。詳細はJWAのサイトでいずれ発表されると思います。
2012年1月18日(水)
Woodfast木工旋盤M910用の正転ー逆転スイッチの取り付け
生木をもらいに行く途中夢工房の大和田に立ち寄って、M910の正転ー逆転スイッチを取り付けてあげました。スイッチボックスにトルグスイッチを取り付ける穴をあけます。インバータまで3芯ケーブルを引いてLi1とLi2を切り替えます。スイッチに3本の線を半田付けしましたが、30分ほどの作業です。もちろん問題なく正転ー逆転を切り替えることが出来るようになりました。宮崎のMDさん東京のOKMさん。スイッチは取り付けましたか?
2012年1月17日(火)
さすらいの空師・木挽屋次郎何処へ行く!
 122日のJWAのチェーンソーの目立て講習会は、この木挽屋次郎さんが講師です。彼の行くところ生木の山です。井上先生の生木のDVDを見て、生木のターニングをやりたかったのですが、残念ながら生木がありません。生木を欲しいと思っているところに、木挽屋さんが埼玉県西坂戸、菖蒲沢公園で白樫を切っているという情報がありました。早速もらいに行ったのは言うまでもありません。公園に行って驚いたのは、小さなチェーンソーが非常によく切れることです。木の上に登ってカットするので、小型のチェーンソーを使っておられるのだと思いますが、驚くほど良く切れます。目立てが完璧に出来ているからではないでしょうか?ちなみに何台チェーンソーを持っているか聞いたところ、11台だという。小生はエンジンと電動の2台を持っています。丸太は必要な分だけレガシーに積み込みましたが、ハンドルが少しおかしい。スピードを控えめに帰宅しました。
2012年1月16日(月)
デルタ46-460用真空アダプター
デルタの旋盤にも真空チャックを取り付けることが出来るようにしたいと思います。今回はVL300に使っているEZ-Adapterをデルタでも使えるように、スペーサーなどを自作しました。旋盤には一切手を加えることなく、真空チャックが実現できました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2012年1月15日(日)
治具を使わない真球の挽き方
1月4日、5日に球面切削治具の作り方を紹介しましたが、治具なしでも真球に挽くことが出来ます。色々な方法が紹介されていますが、小生が試してみて上手くゆく方法を1つ紹介します。ガウジで普通に挽くだけなので、治具の設定の必要な球面切削治具より同等か少し早く挽けると思います。詳細は下の写真をクリックしてください。
2012年1月14日(土)
デルタ46-460の設置
デルタの旋盤はスタンド付で買いましたが、小物を置く台がありません。台の下に板を敷くことにしました。また集塵用のホースを配置しました。ホースはフレキシブルタイプですが、自重でおじぎをしてしまうので、天井からワイヤーで吊るしました。これで位置調整が自由自在です。詳細は下の写真をクリックしてください。
2012年1月13日(金)
デルタ木工旋盤46-460到着
デルタの木工旋盤とスタンドをAmazon/アメリカから買いました。12月25日に注文して1月4日に到着しましたが、正月は留守にしていたので6日に受け取りました。早速スタンドを組み立て使えるように設定しました。主軸は1”x8TPIですが、VL300と同じ1 1/4"x8TPIのチャックが使えるようにする為、スピンドルアダプターを取り付けて使います。詳細は下の写真をクリックしてください。
2012年1月12日(木)
ワークを傷つけないチャックの紹介
ワークを傷つけないでつかむことが出来るチャックです。チャックの先端の径は1インチ、2インチ、3インチの3種類で、1/4インチのリングが3つ付いているので、たとえば2インチの場合2 1/4、2 1/2 、2 3/4インチの3つのサイズを追加で選ぶ事が出来ます。このチャックは普通のチャックでお尻をくわえて使いますが、チャックの先端は0.5mmぐらいしか広がらないので、正確にワークの穴をあける必要があります。小生はまな板チャックを使っているので、この製品は不要です。3つ全部揃えると$135(送料別)になります。
2012年1月11日(水)
大型旋盤の仕様比較
オフコーポレーションのサイトを見るとPOWERMATIC 3520Bが2月上旬に発売されると出ています。今まではオフさんでは小型の旋盤だけが売られていましたが、やっと本格的な大型の旋盤が登場しました。ウッドターニング上手さんの独壇場だった大型旋盤の分野で、購入の選択肢が増えたことは、テックさんとしては歓迎です。この旋盤は後から出てきたので、ヘッドをスライド出来ること、回転数の表示、インデックスピンが36ポジションなど今までの大型旋盤より良い点もあります。しかしVL300などの実績のある旋盤に対して、どれぐらいの物か使っていないので良くわかりません。アメリカのサイトのユーザー情報では、3520Bは実力機で悪い話は出ていません。多分良い旋盤なのでしょう。今回は大型旋盤3台の比較をやってみました。詳細は下の写真をクリックしてください。3520Bはキャッチングさせる初心者には有効な防護ネット、椅子の脚を挽くときに使うコンパレーターなどが、他の旋盤にない面白い装備です。。
2012年1月10日(火)
ヨーヨーの製作
ベアリングとか金具を使わないヨーヨーを作ってみました。ベアリングを使ったヨーヨーは高度なプレイが出来るそうですが、小生には無理です。また金具は購入する必要があるので、手持ちの木だけを使って作りました。ポイントは左右のホイールの重量と形状を完全に同じにする必要があります。従って左右のホイールの形を比較しながら挽けるよう、ペンマンドレルを使いました。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2012年1月9日(月)
The Ring Thing
リングを挿入しているので、インレイと呼ぶのが妥当なような気がしますが、リングが反対側に突き抜けているので、寄木のカテゴリーになるでしょう。寄木もインレイも少々手間がかかるのが難点です。リングが6つあるので、ターニングは中心を含めて7回やる必要があります。少々根気が要ります。
2012年1月8日(日)
カーバイドチップのツール3本セット
先端にカーバイドチップをろうずけしたのこ刃は長く切れるので広く使われています。バンドソーのブレードもカーバイドチップの物があります。しかしウッドターニングのツールの先端にカーバイドチップを付けたものは見たことがありませんでした。ツールの先端にカーバイドの刃だけをねじ止めしたものは、沢山販売されていますが、今回紹介するものは普通のスピンドルガウジ、スキュー、パーティングツールなどの先端がカーバイドになっているものです。3本セットで$54.95で売られています。安くて良さそうですが、問題点があります。
1、先端のカーバイドが挽いている最中に取れてしまったという報告がある。
2、カーバイドはグレードによって、HSSの様に鋭く研ぐことが出来ない。この様な安いツールでは、グレードの高いカーバイドを使っていないので、切れが期待できない。
小生も一瞬買おうとしましたが、中止しました。値段からして初心者用だが、キャッチングをさせる初心者には向かないと思います。だったらなぜ紹介するのか?このような物があると知っておくのも良いでしょう。
2012年1月7日(土)

チエンソー目立ての講習会

チェーンソーの目立ての講習会がJWA大和田で1月22日に開催されるそうです。小生も参加したかったのですが、1月21日よりベトナム・カンボジアの旅に出るので、残念ながら参加できません。チェーンソーを持っている方は、講習会を受けることをお勧めします。

日時 平成24年1月22日
場所 JWA大和田本部
時間 AM10時~PM15時ぐらいまで
会費 1.000円
講師 チェンソーアート作家 成瀬 吉明
申込み 夢工房 佐野まで
   0488-22-6512 090-3338-0808 メールも可

2012年1月6日(金)
Cup and Ball Game
剣玉のことを英語ではCup and Ballと言います。しかし日本の剣玉とは違って、まさにカップとボールがあるだけです。日本の物は玉に穴があいていて差したりしますが、これが難しい。何度やっても出来ません。しかし西洋式の剣玉は簡単です。カップで玉を受け止めるだけです。3回やれば1回はキャッチ出来ます。その西洋式の剣玉を作ってみました。ポイントはどうやって丸い玉を作るかです。すでに紹介した球面切削治具を作っても良いでしょうが、治具を使わない方法もあります。治具を使わない玉の挽き方は、いずれご紹介しますが今回は治具で挽いたものを使いました。詳細な作り方は下の写真をクリックしてください。
2012年1月5日(木)
球面切削治具の製作(PartⅡ)
トリマを使ったのは失敗でした。そこで穴掘りツールに使われる、刃の幅の狭いスクレーパー型の刃物に、替えることにしました。鉄棒に穴をあけ刃を取り付けました。詳細は下の写真をクリックしてください。
2012年1月4日(水)
球面切削治具の製作(PartⅠ)
新年明けましておめでとうございます。新年早々の話題は予告通り球面切削治具です。

球面切削治具は、特殊な物ですが製品としてVermecとかLindsayなどから発売されています。左の写真のLindsayの物は購入したことがありませんが、Vermecの物は、頼まれて10台ぐらい輸入しました。しかしその構造を見ると自作できそうなのでやってみました。Vermecとまったく同じでは面白くないので、トリマを使ってみることにしました。ベアリングは例によって戸車を使いました。詳細な製作方法は下の写真をクリックしてください。