トリマから替えても根元のところは思ったほど、切り込めませんでした。後は手作業でやるしかないでしょう。

サンドペーパーをかけています。

2012年1月5日

球面切削治具の製作(PartⅡ)

ガウジであらかじめ球に近い形にしてから治具を使います。治具のカイテンセンターは旋盤の回転中心と一致しないと完全な球に挽けません。必要なら治具を固定する位置を微調整します。

15.8mmの鉄棒に4.8mmのカッターを取り付ける穴をあけます。1インチの長爪チャックがあれば、ブレずにくわえることが出来ます。カッターを押さえる押しねじの穴をあけタップを切ります。

刃先の製作

トリマを使った球面切削治具ですが、すこし大げさなのと球を支える支柱の部分を十分にカット出来ないので、普通の刃物を使った
物に改造することにしました。

完成
製作開始

木の台に穴をあけて、刃物を差せるようにします。刃先の高さは木の台をカットしてぴったり合わせるので、少し高めに最初はセットします。

刃物を乗せる木の台を取り付けました。

土台の木は前の物を使っています。ベッドの下から中心にボルトを通して、ベッドに固定しています。その上に戸車を乗せていますが、戸車に固定する鉄板は、振動防止のため8.8mm厚の物を使っています。鉄板は戸車に4本のネジで固定しています。ベアリングの中心はボルトで固定され、戸車の周辺に固定された鉄板は自由に回転します。

球を挽いてみる