組み立て完了

2012年1月7日

テイルストック、バンジョーなどを動かしてみる。スムーズに動くので問題なし。電源を入れて旋盤を回してみる。これも全く問題なし。静かに回る。ベルトの掛け替えもやったが、問題なく出来る。旋盤のメッキなどもきれいで、高級感がある。モーターは入力電力120Vx8A=960Wと、完全に1馬力(750W)出力を保証している。

デルタ46-460と46-462到着
スタンドの脚の形状

アメリカから送られてきたスタンドは下記の写真の物です。一方購入したAmazonのサイトの写真は、右の様に脚が曲がっています。売っている物と買ったものが違うように思われるので、一応問い合わせてみました。メールの返事を待っているところです。

交換用ベルト
 プーリー位置  仕様(RPM) 実測(RPM)
 低速  250-750  233-756
 中速  600-1800  525-1713
 高速  1350-4000  1107-3657

こちらはスタンドですので重量は40.8ポンド≒18.5kgです。工房に運び込んで組み立てます。

46-460
スタンドの組み立て

デルタの木工旋盤46-460とスタンド46-462を購入しました。一緒に購入した北陸の方には12月31日に届きましたが、小生宅には1月4日、5日になってしまいました。成田空港より名古屋空港の方が通関が早く出来ました。出かけていたので帰宅は1月6日で、午後に受け取りました。

ベルトは6本溝の300J6が使われています。長さは30インチなので762mmになります。ベルトは10年は使えると思いますが、予備を買う場合はAmazonで購入できます。1,214円+送料727円で1,941円になります。ベルトは万一切れても販売店が分かっているので心配いりません。

赤いスイッチが運転ー停止で手前が、正転ー逆転スイッチです。左の数字が書かれたノブで回転数を調整できます。

46-462
反射板をスピンドルに張り付けて、レーザー式のデジタル回転計で回転数を実測しました。旋盤の電源電圧は120Vですが、100Vで計測しました。全体に回転数が低くなっていますが、特に問題がないのでこのまま使います。通常は中速の位置にベルトをかけておけば、ベルトの掛け替えはほとんどいらないでしょう。なお大きく芯のずれたワークを挽くときは低速で最低回転数にセットすべきです。233RPMは非常に遅く感じます。
回転数実測
センター間精度

まずドライブセンターと回転センターを合わせてみる。ほほ完璧に合っています。これだけでは安心できないので、25cmぐらいの棒の先を尖らせて回転センターと合わせてみました。こちらもほぼ完ぺきに合っています。これだけ精度が高いとVL300などの高級旋盤と同等レベルと言えます。非常に満足です。

梱包重量は110.25ポンド≒50kgです。佐川急便の運転手さんは一人でこの重い箱を担いで小生宅の玄関まで持ってきてくれました。小生には一人で運べない重量です。2階の工房までは分解して運びます。きれいに梱包されています。輸送中の損傷もありません。

ベルトは300J6が使われています。

スパナと突き棒を差しておくポケットが付いています。

組み立ては非常に簡単で、まず脚の裏側に高さ調整のノブをねじ込みます。胴体と両側の脚をボルトで組み付けます。ナットは特殊なもので緩み止めが付いており、回すのに苦労します。長年使っても振動などで緩まないようにしているのでしょうが、ねじ止めは少々時間がかかります。

スタンドの高さは8段階で調整できます。小生の身長に合わせて114cmにしました。

ナットの上側にボルトが来ると手では回らなくなる。