2012年1月13日
半田付けした基盤をケースに取り付け、窓のあいた蓋をねじ止めします。電源パックからのコネクタを本体に差すと、最初は5つの文字がすべて0に表示されます。1~2秒後に1桁目だけが0になります。
マグネットは旋盤のハンドホイールの手の当たらないところに取り付けます。磁力でくっつきますが、動かないようにするため、瞬間接着剤を垂らします。ホール素子はマグネットに2mmぐらいの距離になるよう取り付けます。旋盤を回転させ問題なく回転数が表示されるかどうか確認します。問題なく回転数が表示されると、ホール素子をヘッドストックに固定してください。完了です。
ケースは汎用品なので表示窓があいていません。ルーターテーブルを使って、窓を開けることにしました。MDFでテンプレートを作って、3台分の窓をあけました。1台だけだとテンプレートを作る気にはなれませんが、夢工房さんに頼まれた2台を含めて合計3台なので真面目にやりました。
デジタル回転計本体の取り付け
回転計本体はマグネットで旋盤に取り付けることにしました。木片にマグネットを埋め込みその木片に回転計を取り付けることにしました。マグネットの直径にぴったりのドリルがないので、ターニングで穴をあけることにしました。
今回購入したデルタの46-460には主軸の回転数を表示するディスプレイは付いていません。上手な人は表示がなくても問題なく使えるのですが、小生はどうしても取り付けたくなります。それ程高いものでもないので、取り付けました。
半田付けは2時間ほどで完了しました。テックさんは半田付けの名人ですので上手く出来ましたが、半田付けをやったことがない人にはかなり難しい作業です。やらない方が良いでしょう。
マグネットが付いているので、金属部分なら何処にでも取り付けることが出来ますが、ヘッドストックの下に取り付けることにしました。ACアダプターを接続して、回転数を測ってみます。問題なく表示されます。
瞬間接着剤を入れてマグネットを固定します。接着剤が固まったら、ベルトサンダーで表面を仕上げ、マグネットの金属部分と木の面が同じになるようにします。