2012年1月11日

デルタ46-460用真空チャック

スペーサーを挽く

スペーサーを挽きます。アダプターの芯を出すためハンドホイールの内径ぴったりの直径にしました。その結果ホースを接続する部分はあまり振動をさせなくて済みました。真空チャックは高速で回すこともあるので、振動は少ないほうが良いでしょう。

スピンドルアダプターの穴あけ

デルタの新しく買った木工旋盤にも真空チャックを取り付けることにしました。以前所有していたスチールシティの小型旋盤では、アダプターを自作しましたので同じ方法で作ることをまず考えました。

完成

真空チャックアダプターを46-460に取り付けたところです。ホースの振動もほとんどなく上手く出来ました。成功です。

主軸にはスピンドルアダプタが付いていますが、EZアダプターの金具を取り付けることが出来ません。そこで18mmの穴をドリルであけました。穴あけは46-460の旋盤の上でやりましたが、モーターが止まることもなく全く問題なく出来ました。金属に穴をあけるときは回転数を500RPMぐらいに下げる必要があります。ベルトの位置は低速にセットしてダイヤルは3ぐらいでやりました。きれいな切削クズが出てきました。切りくずは不燃ごみで処理するため下に紙を敷いて回収しました。

このVL300用のEZアダプターはヘッドストックが大きいVL300に合っているので、デルタの46-460には長すぎます。従ってこの長い部分に木のスペーサーを取り付ければ、VL300と46-460を使い分けることが出来ます。

しかし新しく作らなくても、現在VL300で使っているEZアダプターに少し手を加えれば、46-460にも使えることが分かりました。下の写真はEZアダプターです。中空のネジパイプを主軸に通して両側からネジで締め付けて取り付けます。お尻の所にはボールベアリングが入っており、ここに真空ポンプからのホースを接続することになっています。