2011年7月31日(日)
材木収納箱の製作
端切れの材木が沢山あります。しかしもったいなくて捨てることが出来ません。そこで整理整頓のため材木の収納箱を作りました。もちろんドブテイルジグを購入したので、それを使って作りました。箱の4隅を4回でカットすることが出来ます。板を2枚セットして一度に切れます。C2ストッパーの位置とルータービットの刃の出る量を微調整すると、綺麗な継手にすることが出来ます。本番の前に不要の板で試したので上手くゆきました。
2011年7月30日(土)
フロイトの丸鋸刃
アメリカの丸鋸の刃の径は7 1/4"なので184mmぐらいになります。SKILの丸鋸に付いていた刃はチップソーでないので、切れ味が悪い。そこでフロイトの60山のチップソーをWoodCraftから購入しました。早速交換して切ってみたところ、驚くほど良く切れます。テーブルソーの性能がが一気に上がった感じです。材木の収納ボックスを作りましたが、この様な自作のテーブルソーでも十分使えます。19mm厚の集成材を綺麗に切ることが出来ました。コンストラクターソーの購入は当面ペンディングにします。
2011年7月29日(金)
カナダポストのストライキ
カナダのToolStoreというところにルーターのインサートリングセットを注文してありました。注文後商品がすぐに出荷されたのですが、一向に到着しません。カナダポストの追跡サービスを見ると7月12日から荷物が全く動いていないことが分かった。そこで販売店の方にどうなっているか確認して欲しいとメールしたところ、カナダのポストが13日間ストライキをしていたことが分かった。すでにストライキは終わっているので、滞貨の解消に追われているという。時間の問題で小生が注文したものは到着するので気長に待ってくれと言う。インターネットで購入する人が増えて荷物の取扱量も増えているが、カナダポストは民間業者との競争に負けている。そこで賃金カットが始まったが、それに反発する労働組合CUPWがストに入ったというのが、小生のリングインサートがなかなか来ない理由のようです。荷物が紛失した訳ではないので、気長に待ちます。
2011年7月28日(木)
スチールシティの木工旋盤、国内販売開始
スチールシティの60100という旋盤を以前所有していましたが、現在は仲間にお譲りしてありません。直径25cmまでしか挽けませんでした。今回リブロスデルムンドさんからその後継機種といえる新モデルが発売になりました。国内で木工旋盤を買おうとすると、あまり選択肢がありませんでしたが、リブロスさんが扱うようになれば、ユーザーには選択肢が増え有難いことです。今回発売されたモデルは60100Gという型番ですが、前のモデルにGが付いただけです。しかし中身は随分違います。まず直径が30cmまで挽けるようになったことと、センター間が685mmとこのクラスのミディ旋盤としては非常に長くなっています。また大きな特徴として、ヘッドストックとベッドにグラナイトを使っていることで、重量が73kgと非常に重い。このクラスでは40㎏前後の物が多いが、重量があることは振動に対して強くなり、オーディオ同様重いことは良いことです。ところでグラナイトとは何か?ネットで検索すると下記の説明が出てきました。材質は花崗岩(御影石)なので、鉄ではなく岩石と言うことになります。

「グラナイトの最大の特徴は、完全フラットな究極の平面精度確保が容易であることと、熱変位を最小とすることができることです。特に対象と考えられる鋼材・アルミ材・鋳物材等と比較をした場合その違いはよくわかります。その代表例として、三次元計測器のワークステージ或いは品質検査定盤等、計測機器類の原点とされるのはこの点にあります。」

スチールシティのテーブルソーも上位モデルは、テーブルにこのグラナイトを採用しています。この旋盤の値段はバリアブルスピードのモデルのみで49,900円です。なお小生はこの新しく発売された旋盤を使ったわけではないので、良く分かっている訳ではありません。コメントの内容についてはその点をご理解の上読んで下さい。
2011年7月27日(水)
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2011
昨年から上総木工交流会では、幕張メッセで開催されるDIYショー(8月25日~27日開催)に出展していますが、今年は幹事さんより小生にも作品を展示するよう要請があり、出すことになりました。作品は売っても良いというので、安売りをして展示ブースが賑わうようにしたいと思います。DIYショーに来られる方は事前登録が必要になります。上総木工交流会ではお揃えのオレンジ色のシャツを着ることになっていますので、小生もユニクロのサイトで1,290円で購入しました。サイズはやはりXLにして正解でした。体にぴったりです。

10月にはエコフェスタin千葉がありますが、今年はこの期間ポーランド・バルト3国に行くのでエコフェスタには出店しないことになりました。
2011年7月26日(火)
トンプソン CPM15V ボウルガウジ
買ってあったトンプソンの15Vのボウルガウジを柄に取り付けて使えるようにしました。シャフトには15Vであることを示す、刻印がされていますが使うときにすぐに分かるよう、白いテープを口金のところに巻きました。トンプソンの以前の10Vには、THOMPSONとしか刻印されていませんでしたが、最近購入した物は10Vの方にもTHOMPSON 10Vと刻印されています。これはスキュー、スクレーパーにも10Vと入っているので、将来15Vが出ることを意味しているのかも知れません。新しい製品を出す時は、一気に全面展開をしないで、一部の機種で実績を積むのが一般的です。背伸びをすると中国の高速鉄道の様に大事故が起きます。
2011年7月25日(月)PartⅡ
アナログ放送終了
我が家にはテレビが3台ありますが、すべて地デジに移行済みです。今の液晶テレビは、アナログ放送も見れるので、切り替えてみると24日の12時からは、下の画面が現れました。家のテレビは問題なく地デジが見れるようにしているが、車のテレビがアナログのままの人が結構いるのではないでしょうか?車の場合地デジのチューナーはワンセグとフルセグを電波の状況に応じて自動切り替えします。デジタルなので、電波が弱いところでは完全に写らなくなります。もちろん音も出ません。前のエスティマは純正のカーナビの地デジチューナーの感度が悪いので、ディーラーにクレームして返品しました。代わりに4チューナー、4アンテナの地デジチューナーにしたら、千葉県内どこでも受信できるようになりました。2チューナー2アンテナの物は受信感度が悪いので、買わない方が良いでしょう。
2011年7月25日(月)
ピラミッドポイントツール
トンプソンから丸棒とスキュー、スクライパーを購入しました。その内の丸棒を使ってピラミッドポイントツールを作りました。3面をグラインダーで研ぐだけです。普通の砥石だと刃の先が変色しますが、CBN(#80)ホイールなので変色の心配が殆どありません。しかし水につけながら研ぎました。ためしに細いV溝を入れてみましたが、スキューを使うより上手く出来ます。ガウジなど十分に揃っている工房では、あっても良いツールの一つです。トンプソンの丸棒はφ9.5mm長さ177mmですが、オフで売っている物はφ9.5mmで長さ127mmと少し短いのが難点です。しかし値段は630円と安いので、柄に入れる部分を短めにすれば使えないことは無いでしょう。
2011年7月24日(日)
ダイヤモンドホイールにチェーンソーオイル
WoodRiverのダイヤモンドホイールは、ドレッシングが不要となっていますが刃物を研いくと削りかすが、ホイールの表面に付きます。このままシャープニングを続けると上手く研げないので、何か削りかすを取る方法を考える必要があります。小生はサンドペーパーをリフレッシュさせる消しゴムを使っていましたが、アメリカのサイトではチェーンソーオイルを使うと具合が良いというリポートがありました。グラインダーに刷毛を固定しその後ろにオイルを垂らすそうです。1725RPMぐらいで回していると、オイルは砥石から飛び散らないそうです。ガウジを1本シャプニングしたら、数滴オイルを垂らせば、削りかすが掃除され常に綺麗に研ぐことが出来るそうです。ダイヤモンドホイールを持っている方は、試してみて下さい。
2011年7月23日(土)
テーブルソーの丸鋸交換
テーブルソーにマキタの丸鋸を取り付けていますが、フレームが薄くて鋸刃を指で押すとぐらつきがあります。これでは精度の高いカットは期待できません。手持ちのアメリカのSKILの丸鋸を見るとしっかりしているので、マキタの代わりに取り付けることにしました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年7月22日(金)
電動工具をYahooオークションで販売中
不要になった電動工具をYahooのオークションで販売しています。日立工機の丸ノコ、マキタのドリルそれに高速切断機など全部で9点を出品しています。テーブルソーですが、最近の物は非常に良くなっており、コンストラクターソーだと2階の工房に入れることが出来そうなので、購入を検討中です。置き場所を確保するため工房内の整理に追われています。不要の物が沢山棚に乗っており、捨てるだけでも一苦労です。工房内の不用品を追い出せば、テーブルソーを置くスペースは確保できそうです。一時は寝室をつぶそうかと思い詰めましたが、整理整頓で行けそうです。それにしても暑くてやる気が出ない。気長にやります。
2011年7月21日(木)
ドブテイル治具購入
ポーターケーブルのドブテイル治具を買ってしまいました。新築から20年が過ぎた我が家の、家具はどれも古くて傷だらけになりました。最近はダイニングテーブルを購入しましたが、販売店の方が家具を組み立てているのを見ていると、自分で作ってみたくなりました。道具は殆ど揃っています。後はドブテイルジグがあれば、殆どの物を作ることが出来ます。そこでポーターケーブルの55160という16インチのモデルを購入しました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年7月20日(水)
体組成計を購入
最近は食べすぎで体重が増えるばかりです。風邪で医者に行っても、血と尿を取られます。血糖値が高いと言う。この様に糖尿病予備軍として医者にマークされているので、ダイエットに取り組む必要があります。そこで今まで使っていた体重を測るだけではない、体組成計を購入することにしました。この業界ではトップシェアのタニタが良さそうなので詳細を調べてみると、50g単位で測定出来て測定項目も非常に多い。推定骨量、体内年齢、基礎代謝量、筋肉量、BMI、内臓脂肪レベル、、、などが測れます。おまけに測定したデーターをパソコンで管理できるのです。付属のSDカードの中に、ボディーマネージャーというソフトが入っています。パソコンと体組成計間のデーターはSDカードでやり取りをします。このモデルが良さそうに思えたので、価格COMで購入しました。早速測ってみると体内年齢が51歳と表示され、一応の安心と満足が得られた。しかしダイエットはこれからのなが~い挑戦になります。
 
2011年7月19日(火)
西洋木工ロクロ作品展
井上先生の作品展が下記の通り開催されます。今回は生木を使った作品が多数出品されるようです。上手な人が作ったものを見ることが出来る絶好の機会です。お近くの方はぜひ行かれることをお勧めします。
2011年7月18日(月)
P&N Toolsパーティングツール
P&N Toolsのツールはすべてハンドルなしで販売されています。海外から買う場合は送料が安くなるので、ハンドルなしを探して買っています。ガウジはトンプソンを愛用していますが、トンプソンにはパーティングツールがないので、今回はP&Nのパーティングツールを購入しました。早速ハンドルを作って使えるようにしました。このツールの鉄は普通のM2 HSSで価格は$35です。もちろん問題なく使えます。
2011年7月17日(日)
エキセントリックチャック
エキセントリックチャックと言う偏芯させて挽くためのチャックが売られていますが、今回紹介するのは普通の4爪チャックを変身させて偏芯チャックに改造する方法です。方法は簡単で4つある爪のうち対角の2つをはずします。外したところに鉄の重りを片側に取り付けることが出来るようにします。これで芯をずらしてつかまえたワークを挽きますが、芯ずれの量に応じて取り付ける重りを変えます。これで挽くと旋盤の振動を押えることが出来ます。3枚目の写真は旋盤のベッドの上にコーヒーカップを置いていますが、あまり振動していないのが分かります。大形の旋盤だと芯が少しずれていても、それ程大きな振動になりませんが、小型旋盤では大きく揺れることになります。今回紹介した方法は小型の旋盤で特に有効です。
2011年7月16日(土)
除湿機購入
 毎日暑い日が続きます。ここ数日は工房に入る気がしません。小生は冷房の効いた部屋で、ネットサーフィンです。熱中症には無縁です。海外のサイトを見て回っているので、我ながら英語の読解力が非常に上がったように感じます。現役の時より、英文を読む量が増えています。話は変わりますが、部屋の中で洗濯物を干すことが多いので、コロナの除湿機を購入しました。本体下に水をためるタンクがありますが、1日電源を入れているとこれが一杯になります。湿度計を見ると数%下がりますが、大幅に下がるわけではありません。しかしタンクに溜まった水を見ると洗濯物が早く乾くように思えます。
2011年7月15日(金)
バンドソーの集塵
バンドソーの集塵は集塵機からの配管が長くなりすぎるので、Oneidaの小型サイクロンと集塵機をバンドソーの横に置いて使っていました。この小型サイクロンと集塵機の組み合わせは、一見吸い込む力が強いように思いがちですが、風量不足で吸い残しがかなり出ていました。そこでφ150の配管を延長してバンドソーのところまで配管しました。大型の集塵機で吸わせると、前より明らかに吸い残しが少なくなりました。しかし完全に吸いきっていないので、集塵機のモーターが1.5馬力では不足だということを示しているようです。3馬力ぐらいのブロア部に交換すれば、吸い残しが殆どなくなると思いますが、3馬力の安い集塵機かブロアが見つかりません。そのうちYahooで安いのが見つかったら交換したいと考えています。。
2011年7月14日(木)
リョービのドリルシャープナー購入
リョービの3mm~13mmまでのドリルを研ぐことが出来るドリルシャープナーです。新品は2万円ぐらいで販売されていますが、Yahooのオークションで8千円で購入しました。早速ドリルを研いでみましたが、フリーハンドでやるより、早く確実に出来るようです。工房にあるドリルを殆どすべて研いで切れるようにしました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年7月13日(水)
2ステージサイクロン集塵機の製作

サイクロンのゴミの分離能力は、言うまでもなく非常に優秀です。集塵機だけで吸っているとすぐにフィルターの目つまりが起こり、吸う力が弱くなってしまいます。サイクロンを間に挿入すると、集塵機のフィルターは目詰まりが起こらず、綺麗な状態を保つことが出来ます。従って2ステージのサイクロン集塵機を良く見かけます。しかし集塵機とサイクロンを細いホースでつなぐと吸入抵抗が増えるので、集塵機のブロア部分をサイクロンに直結することにしました。サイクロンとブロアを接続するところに寄木のリングを使いました。詳細は下の写真をクリックして下さい。

2011年7月12日(火)
JessEMのルーターリフト購入
ポーターケーブルに付属のリフト機能は上手く動作しないので、部品を入手しての修理はあきらめました。そこでルーターリフトを購入することにしましたが、JessEmのRout-R-Lift FX™が比較的安価だったので注文をしました。届いたリフトにポーターケーブルのルーター890を取り付けたところ、問題なく取り付け、ロックが出来ました。ルーターテーブルの開口部にルーターリフトを置きましたが、高さを調整するねじの位置が異なるため、テーブルの高さと完全に合わせることが出来ません。そこでねじを増設して高さをぴったりと合わせることが出来るようにしました。赤いインサートリングを外してテーブルの上からハンドルを回すとルーターをスムーズに上下させることが出来ます。ポーターケーブルに付属のリフト機能と比べると、歴然とした使いやすさがあります。さすがは専用のルーターリフトです。一番上までルーターを上げるとスパナを2つ使ってビットの交換も出来ます。
2011年7月11日(月)
ウッドターニング上手訪問
浜松のウッドターニング上手さんを、夢工房さんとメンバーのOKTさんと一緒に3人で訪問しました。小生は初めての訪問になります。夢工房さんはVL175、OKTさんはウッドファーストのM910を購入されました。OKTさんはウッドターニングを自宅倉庫で始めるにあたり、M910をはじめとして、バンドソー、グラインダー、シャープニング治具、チャック、ツール一式を購入されました。小生が始めた時はWT-300を買いましたが、現在は最初に購入した物は、旋盤も含めて跡形もなくありません。値段が安く初心者には買いやすい物でしたが、性能が十分ではなくすぐに買い替えになってしまうのです。従って今回のOKTさんの選択は、賢い選択だと思います。ウッドターニング上手さんは、廉価な入門用の旋盤も販売されていますが、扱っている商品のほとんどが長く使える本格的な物です。M910のような高性能の旋盤を買おうとすると、国内ではウッドターニング上手さんしか供給してくれるところがありません。直径52cm、長さ91cmまで挽け、2馬力のモーター、インバーターの付いたM910の30万円という値段は、正直言って安いと思います。
 帰りにJWAメンバーのKKCさんが居る突板を生産している静岡県牧之原市のマルケイを訪問し、工場見学をさせて頂きました。「ツキ板とは樹齢百年以上にもなる希少性の高い大径木を製材し、お札ほどに薄くスライスした木材製品の呼称です。木目を模様としたい際にこれを表面へ貼り付け、装飾とします。高価な銘木を有効に活用できる製法として世界に広く普及しており、日本の製品はわけても質に優秀であるとされています。
驚くほど太い原木が工場内には山積みにされています。この原木を台形?(変則六角形)の柱にして、大型の機械でスライスしています。スライスされて出てきた0.5㎜厚の突板は作業員が清掃、検査をして積み重ねていました。KKCさんはここで出た端材を、JWAで安く売ってくれると言う。ウッドターナーが欲しい樹種を言っておきました。次回のJWAの講習会あたりに持ってこられるでしょう。
2011年7月10日(日)
アメリカでの保守部品の購入先
アメリカのWoodCraftという販売店から買った、ポーターケーブルのルーターが壊れました。交換用の部品をWoodCraftに送ってくれと、メールを送りましたがWoodCraftでは対応できない。ServiceNetから買ってくれという連絡があった。ところがそのServiceNetが日本への部品の発送が出来ないという。そこで日本へ発送してくれる部品の販売業者がないかどうか調べたところ、eReplacementPartsというところが見つかりました。このサイトへ行って電動工具のメーカー名と型番を入れると、部品表が出てきます。その部品表から必要な部品を選んで、購入ボタンを押すだけです。今回のポーターケーブルのルーターの場合、部品の値段は$4.51でした。会計に進むと日本円で部品代と送料がいくらになるか表示されます。今回の場合、部品代は362.87円、送料1,836.10円で合計2,198.97円になるという。小さい部品ですが、アメリカから送るので送料がこれぐらいになるのは仕方がないでしょう。この部品販売店の膨大なデーターベースには驚かされます。アメリカで売られている殆どすべての電動工具の保守部品が購入できるようになっています。この様な部品販売店があれば、アメリカで電動工具を安心して買うことが出来ます。
2011年7月9日(土)
日立スーパーチップソー・グリーン
190mmのスライド丸鋸から、260mmに買い替えましたが190mmの方が高く売れました。買い替えたスライド丸鋸ですが、木を切ろうとするとかなりの抵抗があります。刃が切れていないのは明らかです。中古品を買うと前のユーザーが十分なメンテナンスを行っていないことは良くあることです。刃が切れない場合は、研ぎに出す必要がありますがどの様な刃が付いているのか不明です。そこで新しい物を買うことにしました。ネットで良く切れる刃を調べたところ、純正の日立のテフロンコートしたスーパーチップソーが良いと言う。アメリカで販売されている物は、残念ながら穴径が小さく国内のスライド丸鋸に取り付けることが出来ません。購入した日立の刃はテフロンコーティングされており、ヤニや接着剤が付きにくく、すべりが良いと言う。早速スライド丸鋸に取り付けて、硬い木を切ってみました。抵抗が少なく切断面が綺麗です。明らかに前の物に比べると良く切れます。長寿命特殊チップ(微粒タングステンカーバイド)を採用しているので耐摩耗性が向上しているという。この刃はお勧めです。
2011年7月8日(金)
クラフトサプライの夏用スモック
スモックとは作業着のことです。クラフトサプライが新製品として発売した物なのでウッドターニング用の作業着と言うことになります。郵送されてきたものを早速着てみました。Lサイズを買いましたが、体にぴったりです。アメリカのサイズだとMサイズで良かったはずですが、体が成長して?Lサイズでぴったりになってしまったようです。国内ではLサイズを買っていましたが、今後はLLサイズの購入を考えないといけない状況になったということです。話をスモックに戻すとこの新製品は呼吸をするナイロンで出来ているという。従来の綿&ポリ混紡の物だと写真を撮るだけでも暑くてすぐに脱ぎたくなりますが、この新しい方はまったく問題がありません。首のところも従来の物はマジックテープでとめるようになっていますが、これがまた暑さに拍車をかける感じですが、新しい方はファスナーで閉めるだけです。今の時期非常に良い作業着です。この夏お勧めの購入アイテムです。

この作業着とパーティングツール1本、それにウッドターニングの本を1冊買って送料はたったの$19.99(約1700円)です。国内でも北海道、九州だと送料は1,000円以上になってしまいますが、アメリカから送ってもらって1700円は安いと思います。最近はUSPSの郵送で送ってくれるようになってクラフトサプライの送料は安くなりました。USドルに対して円高なのでアメリカから買いやすくなっています。
2011年7月7日(木)
AAWシンポジウム2011
AAWのシンポジウムで出品されていた作品については7月1日の日記で書きました。今回はウッドターニングの道具関係がどうだったか、ベンダーフロアの様子について纏めてみました。もちろん小生は今回参加していないので、アメリカの熱心なウッドターナーがまとめた内容になります。いくつかの新製品が出ています。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年7月6日(水)
手押しカンナと自動カンナの刃研ぎ
自動カンナと手押しカンナの刃は、長い間研いでいないので切れが悪くなってきました。そこでグリズリーの湿式グラインダーで研ぐことにしました。長いカンナの刃を左右に動かして研ぐことが出来る治具を買っているので、使わないと元が取れません。早速自動カンナと手押しカンナの刃を本体から外しました。次にグリズリーのグラインダーの砥石を見ると、中心部が凹んでいます。当然ですが、ドレッシングが必要になります。この砥石は低速で回っている割に減りやすいように感じます。治具をグラインダーに取り付けて、刃のベベルが砥石にぴったり当たるようにします。目で見ただけでは分かりにくいので、マジックインキで色を付け砥石に当てて手で砥石を少し回すとベベルの当たり具合が分かります。全体に当たるよう治具を調整してから研ぎます。水が作業台の上にこぼれます。グラインダーの下に平らなバケツのような物が必要であると感じました。各3枚合計6枚の刃を研ぎ終わり、本体に戻しました。その後ケヤキの板を削ってみましたが、非常にきれいに切れています。どの様な工具でもそうですが刃物は良く研いでおかないと駄目です。慣れてくるとそれ程時間がかからないので、今後はこまめに研ぎたいと思います。
2011年7月5日(火)
安達太良工房訪問記
福島県二本松市の菅野工房を4月23日に訪問しました。自分で組み立てたられたというパネルハウスの中に入ると、VL300が鎮座していました。本格的にウッドターニングに取り組んでおられることがすぐに理解できました。購入された道具類はウッドターニング上手さんからの物と思われますが、本格的な物ばかりです。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年7月4日(月)
工房訪問(輪島木地師工房)
西洋木工ロクロの場合は、秘密にしなければいけない技術はあまりないので、工房を公開してくれる方は多い。しかし和式ロクロでは工房の写真を撮ることも嫌う人が多い。今回訪問したのは輪島塗で有名な石川県輪島市の椀木地工房です。工房主はこの道30年の方ですが、工房内の写真は自由に撮影して良いとのこと。ここからは小生の憶測ですが、工房内の写真を見ても、彼と同じものを挽くことは出来ない。自信があるから公開することは問題ないのでしょう。千葉から650㎞も走って輪島まで行っただけのことはありました。和式ロクロの技も西洋式をやっている小生の参考には十分なりました。工房訪問記は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2011年7月3日(日)
ポーターケブルのルーターの問題
ポーターケーブルの固定ベースですが、ルーターテーブルに取り付けて、テーブルの上からルーターの刃の高さ調整が出来るようになっています。しかし高さ調整をやろうとすると、硬くて動きません。自分では分からなかったのですが、良く見ると上下機構のレバーが折れていました。早速ルーターを買ったWoodCraftにメールして保守部品の取り寄せを依頼しました。しかしつれない返事で保守部品はポーターケーブルに直接頼んでくれと言う。そこで気を取り直して、ポーターケーブルにメールすると保守部品の海外発送は出来ないという。そこでアメリカの知り合いに頼んで部品を送ってもらおうと考えましたが、もともとこの固定ベースは使いずらい上に、レバーは金属ではなく樹脂製なのでまた折れる可能性があります。結論として新しくルーターリフトを購入することにしました。ネットで検索すると$200~$500の製品がアメリカでは販売されています。高級品では高さを表示するディスプレイが付いている物もあります。しかし$200台の廉価版を購入することにしました。最終的には2枚目の写真のJessEmのルーターリフトを購入することにして、ネット経由注文を出しました。商品が到着したら使用記を書きますのでご期待ください。
2011年7月2日(土)
ボール盤のインバータ制御
ボール盤の回転数はベルトの張り替えで変えることが出来るようになっています。しかし面倒なので、回転数は固定で使っていました。しかしドリルの直径に応じて回転数を変える方が良いので、モーターを三相の物に交換しインバーターを取り付けました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年7月1日(金)
AAWシンポジウム作品
 先週開催されたAAWのシンポジウムに出品された作品の写真が出ています。一通り見て頂くと今後の自分の作品作りの参考になるかも知れません。これはウッドターニングではないという作品が多くなっています。日本国内で売ろうとすると苦労するものばかりです。下の写真をクリックするとスライドショーを見ることが出来ます。
来年のAAWのシンポジウムはアメリカ西海岸のサンノゼという町で開催されます。小生の勤めていた会社の事務所があったので何度か行ったことがありますが、気候が温暖でシーフードがおいしかったと記憶しています。現在は日本からサンノゼまで行く直行便はありませんが、サンフランシスコに行ってレンタカーでサンノゼに行くのが普通でしょう。レンタカーを借りてしまえば、ホームセンターに行くのも観光地に行くのも簡単なので、来年はアメリカで運転することになるでしょう。ラスベガスのカジノに行きたくなりましたが、サンフランシスコ⇒ラスベガスは930㎞もあるそうです。ヨセミテは行ったことがあるし、AAWのシンポジウムに専念するかどうか、、、