2011年7月11日

リングを積み上げて必要な高さにします。出来上がったら最後は、空気漏れを少なくするためウレタン塗装をしました。

2ステージサイクロン掃除機の製作

サイクロンのゴミの分離能力は、言うまでもなく非常に優秀です。集塵機だけで吸っているとすぐにフィルターの目つまりが起こり、吸う力が弱くなってしまいます。サイクロンを間に挿入すると、集塵機のフィルターは目詰まりが起こらず、綺麗な状態を保つことが出来ます。従って写真の様な2ステージのサイクロン集塵機を良く見かけます。しかし集塵機とサイクロンを細いホースでつなぐと吸入抵抗が増えるので、集塵機のブロア部分をサイクロンに直結することにしました。

台の製作

薄い合板の手持ちがあったので、2枚にして底板にします。1mのボルトを底板から通して上部のブロア部を支えます。ブレーカーをスイッチ代わりに取り付けました。

集塵機の6個の穴に対応する穴をカバーの方にあけて長ビスで固定します。仮止めで確認すると問題なく取りつきます。

完成

台にはもちろんキャスターを取り付け自由に動かせるようにしました。また丸棒の取っ手も取り付けました。早速工房内の木くずを吸わせてみましたが、集塵機の排出口からゴミは出てきません。ゴミの分離が非常に上手く出来ているのでしょう。掃除機代わりに使うことにします。

サイクロン接続部の製作

寄木のリングが余っていたので、これでボウル状のカバーを作って集塵機の上にかぶせて、サイクロンに接続することにしました。

集塵機

手持ちの集塵機を分解しました。ブロア部の入り口には圧力調整弁が付いています。ホースに何かが詰まって真空度が上がりすぎると、真ん中のプラスティックの弁が上に上がって吸入穴をふさぎ真空度を下げます。従ってこの黒いプラスティックの部分は残しておく必要があります。