こちらはJT Toolsの穴掘りツールです。これも刃物台が2つあり、キャッチングしない構造です。レーザーを取り付けることが出来るようになっています。

サンドベルトを使ったシャープニングのグラインダーです。砥石のグラインダーの欠点は平らでないので、ベベルが丸くなってしまうことです。しかしこのグラインダーだとベベルを平らに研ぐことが出来ます。非常にきれいなアルミで出来ていますが、値段が非常に高い。シングルベルトの物が$950でデュアルベルトはその2倍ぐらいになります。右の写真はこのグラインダーで使うSB angle gaugeというゲージです。

AAWシンポジウム2011 ベンダーフロアー

マイク・マホーニーが分厚くカットしても、旋盤のモーターが止まらず、問題なく挽けることをデモしているところです。切りくずを見て下さい。非常に幅の広いリボン状の物が出ています。旋盤だけでなく腕前の方も良くないと駄目です。

Serious lathe
Magma Lathe

夜に掃除をしておくべきだという厳しいご指摘です。Magmaはヘッドが回転する旋盤を出していました。

これは新しいスクリューチャックと呼ぶことが出来、グレーザーの物の改良品と言えるでしょう。センターのハブに部品の取り付け方を変えることで、色々なワークに対応出来るという。アメリカではスクリューチャックが良く使われていますが、日本ではあまり使っている人が居ません。

Exotic Blanks
Choice Woods

この材木屋さんも例年出ていますが、紫檀の良い木があったようです。

バンドソーのブレードガイドをやっている会社ですが、ウッドターニングの方に進出してきました。今回初めて紹介された穴掘りツールです。シャフトの底が平らになっており、ゲートは下側にローラーが2個、上に1個付いており非常にスムーズに動かすことが出来ます。

ワークに近い方の第一刃物台はツールに付属の物を使います。後ろ側の第二刃物台は、旋盤に付属のツールレストを使っています。ツールレストを使っているので、左右に固定場所を変えることが出来るので、第二ゲートの幅はそれ程広くなくても良いのでしょう。下が動かなければこれでは幅が狭すぎます。

7台のハイビジョンカメラとウッドターナーの背後に設置されたディスプレイで見る人を驚かせています。Stuartはウッドターニングの教育に力を入れているようで、ウッドターニングの講習会を開こうとしているグループと契約をしているようです。これがあればJWAの講習会で後ろの席の人も良く見れるのですが、日本までは出前をしてくれないでしょう。

JT Tools
Geiger Solutions

再設計の砥石のツルーイング治具です。レーザーで刻印されています。

Carter Tools

今年のAAWのシンポジウムには行っていませんが、親切な人が居て全容をリポートしてくれています。今回はベンダーフロアーを紹介します。ベンダーフロアーとはウッドターニングの道具を販売している業者が集まって出展しているところです。新製品の紹介、有名プロのデモ、道具の販売などを行っています。ここには例年同じ顔ぶれで出ていますが、今年の特徴がまとめて説明されているので紹介します。これをリポートした人はシンポジウムの期間中この場所に張り付いて情報を集めたようです。

こちらはジェフ・サルターがスタビーの旋盤を使っているところです。DVDも売っています。

Stubby Lathe
John Jordan

着色した木もあります。

Woodworker's Emporium のサイトを見ると殆どのVermecの製品が販売されています。USドルは80円ですが、オーストラリアドルは87円です。Vermecではなくこの会社に注文した方が安くなる場合があるでしょう。球面切削治具のカーバイドカッターは、Vermecでは$20(1,740円)ですが、Woodworker's Emporium では$17.95(1,436円)となります。逆のケースもあります。Woodworker's Emporium の販売サイトへ行くには下の写真をクリックして下さい。

Vermec

オーストラリアのVermecの製品をWoodworker's Emporiumが扱うようになりました。ブースには球面切削治具他数点がが展示されていたようです。

1/2”は$75、5/8”は$100です。小生はすでに購入済みですが、まだ使っていません。

Doug Thompson

トンプソンは例年出展していますが、今年は長切れするというCPM 15Vのボウルガウジが、新製品として出てきました。非常に良い製品で良い価格だという。このリポートを書いた人が書き忘れたのか?グレーザーのことに触れられていません。出展していなかったとは考えにくいのですが、、、

Stuart Batty Woodturning

ゲート式のツールレストなのでキャッチングの心配がありませんが、引っかかって動かしにくいことがあります。このツールはその点をローラーを使って改善しています。この写真では良く分かりませんが、ローラーが調整できるようになっています。

The omni grinder