2009年10月31日(土)PartⅡ
サイクロンのゴミ箱
若葉工房にはサイクロンが2台あります。1台は自動カンナ、手押しカンナなどに接続しています。100リッター以上の大きなゴミ箱を取り付けていますが、結構早く一杯になります。もう一台はバンドソー専用にOneidaの物を取り付けています。こちらは業務用集塵機に直結の時は、集塵機がすぐに詰まるので困っていましたが、サイクロンを取り付けてから切り屑はゴミ箱に入るので、集塵機の吸う力が落ちません。工房の必需品になりました。
2009年10月31日(土)
GPSレーダー探知機
夢工房さんに勧められレーダー探知機を購入しました。最近の物は非常に進化しています。GPSを搭載して、オービスの位置、事故多発地域、車速などを正確に表示してくれます。速度違反の取り締まり場所などの情報は定期的に更新されます。コムテックと言うメーカーの製品を買いましたが、この更新をインターネットに接続して無料で入手することが出来ます。購入して早速データーの更新をやりました。2009年1月だった物が2009年10月になりました。夢工房さんはこのような更新をやっているのだろうか?ソーラー型なので電源が無くても動作しますが、機能が制限されます。従って車のバッテリーから電源を取るようにしました。取りつけてからあまり走っていませんので、レーダー取り締まりには出くわしていませんが、警察無線などを受信すると音声で知らせてくれる。しかし少々うるさい。スノータイヤを買って雪の白川郷へ行ってみたい。
2009年10月30日(金)
バフモーターの設置
バフモーターを置く場所が無いので、壁に取り付けました。ミニ旋盤の向こう側に回って使う必要があります。3cm幅の布が硬過ぎて使えません。手持ちの柔らかい布に替えました。幅が1cmぐらいしかないので、このままではナットを締めることが出来ません。木でスペーサーを作って押さえるようにしました。

毎日忙しくてエリさんのDVDの編集が進んでいません。11月5日から海外旅行に出かけますが、それまでに出来そうにありません。完成目標は11月末に変更です。


明日はウッドターニングを始めたいと言う千葉市の方が来ます。旋盤、道具類の説明に始まり、挽き方の説明もすることになっています。旋盤の購入相談を3名の方から受けています。オフの新しい旋盤の仕様が完全に分かったらお勧めする旋盤を決めたいと思います。
2009年10月29日(木)
Vermecから商品到着
Vermecから商品が到着しました。今回は納期が2カ月以上かかりました。注文が多く忙しいようです。写真を撮りましたのでお見せします。下の写真をクリックして下さい。
2009年10月28日(水)
バフモーターの購入
Yahooのオークションは良く利用しています。買うつもりはなかったのですが、バフ用のモーターが出品されているが気になりました。最初の値段は4.8万円で出ていたが、誰も入札しないので再出品では100円で出てきました。しかし思うように値段が上がらず、1万円以下なら絶対に得だと思い入札していると9,500円で落札出来ました。単相200V、1馬力でバフ布の直径は20cm、幅3cm、穴径は15.9mmです。国内で売っている下村バフモーターは8.8万円もします。下の1枚目の写真の物です。今回落札したものは赤い色のアメリカ製で新品です。商品が到着したので、早速箱をあけると電源コードがアメリカの物なのでこのままでは使えません。日本の物に交換しました。ON-OFFのスイッチは安物が付いていたので、心配になり中をのぞくと、リレーが使われていました。安物の機械としては、良心的な設計です。それにしてもメーカー名など何処にも一切書かれていません。アフターサービスをしないと宣言しているようです。壊れたら自分で修理する必要があります。電源を入れるともちろん問題なく回りだしました。3000RPMです。ボルトで台に固定しないと動き出します。設置する場所を考える必要があります。
2009年10月27日(火)
鍋敷きPartⅡ
前回は鍋敷きを挽くためのチャックを作り、試しに挽いてみましたが、問題点がいくつか出ました。今回はその問題点を対策して挽いてみました。問題点の1つはパーティングツールで削っているので、切削面が汚いことです。今回はパーティングツールで薄く削って表面が荒れないようにしました。またサンドペーパーもきちんとかけることで、ほぼ満足出来る仕上がりになりました。直径15cmは変わりませんが、厚さが1.2cmと薄くなっています。前回作った物は部厚すぎて見栄えが良くありませんでしたが、今回の物はすっきりしています。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2009年10月26日(月)
大型のドライブセンター
普通のサイズのドライブセンターは主軸の中に挿入するものが多いのですが、大型の物はチャックに取り付けたり、主軸にねじ込むタイプの物が販売されています。下の物はワンウェイの物ですが、まだワンウェイのサイトで発表されていません。関係者がリークしたものと思います。
こちらはスタビー/USAの物で主軸にねじ込むタイプの物です。特徴は爪を取り外して砥いだり、2爪⇔4爪を切り替えることが出来ます。大型の旋盤で大きなワークを挽く時に使うので、1 1/4" 8TPI とM33x3.5用しかありません。$100+送料です。
2009年10月25日(日)PartⅡ
エリさんのプロジェクト図面
先日の代々木での講習会でエリさんが作っていたろうそく立てなどの図面はイギリスのDVD販売会社のサイトからダウンロード出来ます。文字をクリックすると図面を見ることが出来ます。

ろうそく立て

JJ Candlstick

寄木パターン
2009年10月25日(日)
クラフトサプライ・クロズアウトセール
クラフトサプライでは在庫一掃セールをやっています。FEWSとJWAの合同の講習会に来て頂いたエリさんの寄木のキットも安く売られています。25%の割引です。この様な寄木の材料を準備するのは大変なので、試しにキットを購入するのも良いでしょう。刃物もASP2030、2060が販売されていますが、人気の2060は殆ど売り切れ状態です。他にも色々ありますので、一度覗いてみて下さい。

先日の講習会ではエリさんの成田空港からの送り迎え、会場の確保、旋盤(VL300)、道具一式の準備などFEWSでやって頂き、大変だったと思います。特にスチワートさんは英語が堪能なので大活躍です。エリさんは宗教上の理由で食べることが出来るものに制限があるようで、スチワートさんがお弁当箱に入れたエリさんのランチを準備していました。スチワートさんは例の地下室(牢獄)工房でターニングをしていますが、仕事は新宿で酒屋をやっておられます。ワインについては知識が豊富で1箱(12本)を注文しました。1万円以上買うと送料は無料です。スペインのワインはフランスワインだと1本6千円する物が、2~3千円で買えると言う。ワインだけでなく葉巻も売っておられます。今夜はそのスペインワインで晩酌です。
2009年10月24日(土)
真空ポンプの設置
新しい真空ポンプが到着したので、吸入ポートとの接続、電源スイッチの取り付けなどを行いました。真空ポンプの方の吸入口はφ22mmだったので、12mmのホースを取り付けることが出来ません。変換用の継ぎ手は、木を使ってウッドターニングで作りました。ホースをすべて交換して22φの物にすれば吸入抵抗が減って良いのでしょうが、面倒なので既存のホースを使います。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2009年10月23日(金)
真空ポンプ到着
理化学機器の販売店から購入した真空ポンプが到着しました。販売店の方でメンテナンスをしたようで、少なくとも外観は奇麗でした。今まで使っていたのとほぼ同じ日立の0.5馬力、排気速度145L/分のものです。オイルを入れてオイルミストトラップを取り付け電源を入れました。動作は問題ありません。電源にスイッチが付いていないので、古い方の真空ポンプに付いていたスイッチを取り外して、新しい方に取り付けるつもりです。吸入口がφ22なのでこのままでは接続できません。接続の方法を考えてみます。
2009年10月22日(木)
上着の忘れもの
昨日のJWAの講習会で上着を忘れた方が居ます。小生は車だったので、積んで持ち帰るよう頼まれました。現在小生の手元にあります。思い当たる方はメールでご連絡をお願いします。
2009年10月22日(木)
コアリングツールの自作
コアリングツールの一番人気はマクノートンですが、ワンウェイも人気があります。マクノートンの物は一枚目の写真の様に直径の違うボウルを切り出す為に曲率の違うブレードが何種類か準備されています。アメリカではこれを鉄板を曲げて自作する人が居ます。3枚目の写真が鉄板を曲げる治具です。刃先は普通の鉄では駄目なので、HSS鋼を溶接したりしますが、今回紹介する物は穴掘り治具用のチップをネジ止めしています。カーバイドチップなど良く切れる刃先が売られているので、自作マニアの方は1セット作られたらいかがでしょうか?
2009年10月21日(水)
JWA講習会
JWAとFEWSの合同の講習会に行ってきました。平日の開催にもかかわらず沢山の人が代々木のオリンピック記念センターに来ていました。女性が4人も来られていました。初めてお目にかかる若い女性の方は、プロを目指しているという。小生はビデオ撮影に専念していたのであまり沢山の写真を撮っていませんが、何枚かお見せします。エリさんの講習会はAAWのシンポジウムでも色々なアイデアを見せて頂きましたが、今回も新しい試みが見られます。日々努力しておられる結果だと思います。今回撮影したビデオはDVDにして販売されますが、JWAとFEWSの会員限定となりました。残念ながら一般の方には販売出来ないそうです。詳細はいずれJWAのサイトで紹介されると思います。2日間に渡って撮影した画像が大量にあるので、明日から編集作業に専念します。相当時間がかかりそうなので、首を長くしてお待ちください。
2009年10月20日(火)
オーストラリア銘木
夢工房に行った時にメンバーさんがオーストラリアから輸入したという銘木を見せてもらった。ペン、ボトルストッパーなどあまり大量に必要ではないが、ちょっと変わった木を使いたくなるプロジェクトは結構あります。エコフェスタでも経験しましたが、良い木を使っていると売り易いものです。国内では海外の珍しい木を買うと非常に高いので、海外から直接買う方が安上がりだと思います。今回紹介する販売店はBrad's Burls and craftwoodsと言うところでオーストラリアのシドニーから車で30分ぐらいのところにあります。この様なお店が日本にあれば飛んで行くのですが、残念ながらありません。木場にあるもくもくがそれに当たりますが、ちょっと高すぎて買えません。このオーストラリアの販売店の場合、ペン用だと130円~170円でペン用1本分が買えます。まだ小生は購入していませんが、ペン用だと小さいので送料もそれ程かからないと思います。

JWA講習会
10月20日から2日間JWAとFEWS合同の講習会が、代々木のオリンピック記念センターであります。講師はイスラエルのエリさんで参加者は大人数になるので、46インチのテレビを持ち込んで、ビデオカメラで写した画像を拡大表示します。すぐそばでないと刃物の刃の当て方など見ることが出来ませんが、テレビ画面で見れるように工夫しました。アメリカのAAWのシンポジウムを見て、その様にした方が良いと提案したところ、言い出したのが小生なのでカメラマンを命ぜられました。今回は椅子に座ってゆっくり見ることは出来ません。またビデオカメラでの録画をエリさんが了解したと言うので、当日撮影した動画を編集してDVDにするつもりです。2日間に渡る撮影になるので、DVDの枚数も多くなると思います。多分販売することが出来ると思うのでご期待下さい。
2009年10月19日(月)
真空ポンプが故障
先日はエアーコンプレッサーが壊れて買い替えたばかりですが、今度は真空ポンプが壊れました。電源を入れてもモーターが回りださないのです。モーターの故障ではなくポンプ側の負荷が重くなって、回らなくなったようです。ULVAC製の物なので、メーカーに電話をして修理代がいくらぐらいになるか聞いたところ、7~8万円かかると言う。新品を買うと20万円以上するので、修理代としては妥当なのかもしれませんが、今使っている物はYahooのオークションで2.5万円で買ったものです。これは捨てることにして、新たに中古の同等品を購入することにしました。真空ポンプの能力は排気速度で見ることが出来ます。現在の物はPD-136という型名が示す通り、50Hzで使った場合136リッター/分の排気能力です。Yahooで安いのが無いか探しましたが、良いものが見つかりません。理化学機器を扱っている会社が中古の日立の真空ポンプ(160VP)を売っていたので、値段を聞くと2枚目の写真の物が31,500円という。これを買うことにしました。排気速度は50Hzで140リッター/分です。単相100V、400Wです。
2009年10月18日(日)
鍋敷きの製作
JWAの講習会で鍋敷きの作り方の説明があり、夢工房のメンバーさんも作った方が何人も居られます。先日のエコフェスタでも夢工房のメンバーさんが販売をされており、評判が良かったので小生も作ってみることにした。しかし同じ物を作るのでは芸がないので、丸いものを作ることにした。この様な物を作るのには専用のチャックが必要になります。そのチャックを作るのに時間がかかりましたが、完成しました。直径は150mmにしました。溝の切り取りはパーティングツールでやりましたが、切り込みを入れる場所を決める為、スプレーのりで紙を貼り付けてその上に書かれた線に沿って切りました。パーティングツールで切った後、サンドペーパーもかけてしまいます。パーティングツールで奇麗に切れなかった部分を奇麗にすることが出来ます。使用した木はブラックチェリーです。裏表別の材料にするため違う種類の木を貼り合わせるのも面白いでしょう。問題は手押しカンナの幅が150mmなので、それより少し幅の広い板の平面を出すのに苦労します。しかし昨日の上総木工交流会で手押しカンナの幅より広い板の平面を出す方法を教えてもらったので、次はこの方法でやります。自分で考えて答えを見つけるのは簡単ではありませんが、分かっている人に教えてもらえばすぐに答えは出ます。千葉県で木工をやっている人はこの会に参加されたら楽しいと思います。
2009年10月17日(土)
リバースチャック
リバースチャックのアライメントアダプターがクラフトサプライから発売になっていますが、良く見るとワンウェイのリボルビングセンターの円錐コーンでチャックのおしりを押せば、芯が出せるように思いました。早速やってみましたが、芯が思った用に出ません。いつも通りワンウェイのチャックアダプターを使うとこれが一番結果が宜しい。少しでもガタがあると駄目なので、ワンウェイの物の様にチャックにねじ込まないと駄目なのかも知れません。しかし主軸のネジの精度が低いので、完ぺきに芯を出すことが出来ません。レベリングチャックを使わないと完全に芯を出せない様です。レベリングチャックの販売元にメールを送ったが返事がない。催促をしてみます。
2009年10月16日(金)
コンプレッサーの設置
昨日は車に積んであった日立のエアーコンプレッサーを便利屋さんと2人で2階の工房まで運びました。68kgなので2人だと問題なく搬入出来ました。古い方のエア圧縮部とモーターを取り外しホースでつなぎました。タンクの容量は今までの2倍になりましたので、スイッチを入れてから9.5㎏/c㎡の圧力になるまで時間も2倍かかります。メーカーの仕様表では70デシベルという騒音レベルになっていますが、今までの東芝の物より明らかに静かです。東芝の物は故障寸前だったので音が高くなっていたのかもしれません。詳細については下の写真をクリックして下さい。
2009年10月15日(木)
チャックのつかみしろ
お皿とかボウルを挽く時チャックのつかみしろはどの様にして作りますか?四角い材料の四隅をバンドソーで切った物を旋盤に取り付ける必要があります。細長いものでしたらドライブセンターでしょう。しかし広い平らな面のある材料では、ドライブセンターでは、1つの面で回転しません。結果的に捨てる部分が増えてしまいます。小生は真空チャックなどを使ってつかみしろを作っています。手順は次の通りです。1、コンパスで円を書いて中心に印を付けます。2、四隅をバンドソーで切り落とします。3、真空チャックを取り付け、印を付けた中心の穴をテイルストックで押します。これで準備完了、チャックのつかみしろをガウジで作っていきます。この方法の良いのはフェースプレートなどで取り付けるのに比べると早く取り付けることが出来ます。チャックの面積が大きいのでスリップすることはありません。もちろん真空ポンプのスイッチは入れていません。
2009年10月14日(水)
エアーコンプレッサー故障
本日気持ちよくウッドターニングをしていると、突然停電で真空ポンプが停止し、ケヤキの皿がチャックから落ちてしまいました。なぜ停電したか調べたところ、エアーコンプレッサーのモーターが回らず過熱、ブレーカーが飛んだ様です。モーターが冷えてから電源を入れると、回ったり回らなかったり負荷が重く回り出すのに苦労しているようです。エアーコンプレッサーを修理している店に電話で聞くと、弁がピストンの動きを制限しているので、分解修理が必要という。しかもこの東芝のコンプレッサー(下の写真の金色の物)は古いので修理用の部品がない。つまり修理できないので新しいものを買ってくれという。そこでこのコンプレッサーを買った大沼機工の佐倉マシンセンターへ行って中古の物を探した。三相200V1馬力程度の物は4台あったが、オイルフリーの物は音がうるさいというので、オイル式の日立のベビコンを買いました。程度の良いものなので4.2万円でした。古い方のコンプレッサーは捨てるのが大変なので、引き取ってくれと頼んだところ、もちろん引き取るが、補助タンクとして使ったらどうだと言う。非常に良い提案なのでその通り補助タンクとして活用することにした。早速購入した日立のベビコンをエスティマに乗せて自宅に持ち帰ったが、重量は68kgです。2階の工房に持ち込めないので、便利屋ベンリーに電話して明日の朝一番に来るよう依頼した。出張費用は3,000円です。明日は新しいエアーコンプレッサーを工房に搬入、補助タンクとの接続などやります。
2009年10月13日(火)
クラフトサプライ新カタログ
クラフトサプライの新しいカタログが出来たようです。2009年/2010年版です。当然新しいカタログには新製品が登場します。すでに世の中では販売されている物もありますが、クラフトサプライでは初めて販売を開始する物です。新製品は45ありますが、気になった物だけコメントします。詳細は左の写真をクリックして頂ければ見ることが出来ます。
2009年10月12日(月)
サーバーセット
これはエコフェスタ用に作った物ですが、1つも売れませんでした。それに比べ少し出来の悪いボウルとかお皿も売れていきました。この様な物は100円ショップに沢山あるのでしょうか?やはり無垢の木で作ったウッドターニングの商品の方が魅力的なのでしょう。しかしこのサーバーの柄は良い木を使っているのですが、、、次回は値引きして売ってしまいたいと思います。
2009年10月11日(日)
エコ・フェスタin千葉
10月10日11日とエコ・フェスタin千葉に出展しました。幸い天気にも恵まれ楽しく終了することが出来ました。小生の売り上げは2日間で12万円ぐらい(初日は7万円2日目が5万円)でした。あまり売れないのではないかと心配しましたが、予想以上でした。2日目の午後は売る物が少なくなって、売り上げが伸びませんでした。量ももっと持っていく必要があると思いました。また寄木の作品が全く売れませんでした。値段を高く設定したからではなく、値段も見てくれないのです。全く興味なしという感じです。すごい、すごいと言ってくれるが、値段など手に取ってみるのは普通のボウル、お皿などだけです。寄木に力を入れていただけにちょっとさびしい。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2009年10月10日(土)
ビアグラス・ペアの製作
友人にヒノキのぐい飲みをあげたら、ビアグラスも作って欲しいと頼まれ夫婦用にペアで作りました。手持ちのヒノキの材料が短いので、底とつかみしろを接着しました。夢工房が開発したプレス機を使いました。接着剤は何時も通りタイトボンドですが、国産の接着剤の方が良いという情報もありいずれ試してみたいと思います。外側はスピンドルガウジで仕上げましたが、内側は深いのでTrentBoschの穴掘りツールを使いました。内部を明るく照らすランプを付けています。底の仕上げはまな板チャックです。手持ちのヒノキがこれでなくなってしまいました。
2009年10月9日(金)PartⅡ
エコ・フェスタin千葉
10月10日、11日の2日間エコ・フェスタin千葉が開催されます。今回は夢工房さんと小生が100人の手作り村に出品します。準備は大体できましたが、出品物をまだ箱に入れていません。台風が去って天気が良くなってくれたのでありがたいです。今回は寄木の壺など寄木の作品を出展します。作り方を良く聞かれるので、資料も準備しました。時間がありましたら長柄町都市農村交流センターまでお出かけ下さい。場所は下の写真をクリックして下さい。
2009年10月9日(金)
Segmented Woodturners
AAWの地方支部としてSegmented Woodturnersが設立され、第1回のシンポジウムが昨年の11月に開催されました。今回インターネットのサイトが出来上がりましたので紹介します。$25の年会費を払うと、このサイトにフルにアクセス出来ます。会員にならなくてもギャラリーなどは見ることが出来ます。相変わらず手の込んだ物を作っておられるようです。下の写真をクリックするとインターネットサイトを見ることが出来ます。
2009年10月8日(木)
自動一面カンナ盤・ミニフォルテの調整
ミニフォルテの分解整備はやりましたが、刃の出る量の調整が出来ていません。また切り屑が出るので、集塵用のポートを取り付けることにしました。集塵ポートは木で囲いを作ってそこに100φのブリキの継ぎ手を取り付けました。これでほぼ完全に切り屑を吸わせることが出来ました。刃の調整は専用のゲージが売られているので、それを購入しました。このゲージはあった方が調整が早く出来ます。1カ所の裏刃はすり減っていて、刃との間に切り屑が入ってしまっています。裏刃もメーカーから購入できるというので、注文しました。カンナ盤本体は製造中止になっていますが、部品を供給してくれるのはありがたい。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2009年10月7日(水)
ヒノキのぐい飲み
ヒノキのぐい飲みをまた作りました。以前勤めていた会社の仲間と東京で今晩飲むので、その時に使います。ヒノキの枝の赤身のところだけを使っています。従ってサンドペーパーをかけていると、ヒノキとしては硬いと感じます。1インチのディスクで底にサンドペーパーをかけましたが、その他の部分は、サンドペーパーを切って手でかけました。この場合どうしても筋が入ります。対策としてはサンドペーパーを左右に早く動かすしかありません。パワーサンドが出来ないのでこの方法しかないと思います。底のつかみしろの仕上げにはまな板チャックを使いました。まな板はホームセンターに行くと売っている白色のポリエチレンもので、厚みが13mmと15mmがあります。小生の使っているのは13mmの物ですが、これから作る場合は15mmのまな板を買っった方が良いでしょう。大きめの板を旋盤に取り付け外側からドーナッツ状に切り出します。10cm四方の板から5~6個は作れるはずです。切りだしたドーナッツの片側に切り込みを入れて完成です。このチャックの良い点は、木に傷をつけることなくつかむことが出来、芯が出ることです。ゴムなどを使うと芯が出にくくなります。取り付ける時の注意点は、ぐい飲みの淵を、チャックの爪の面にぴったり接するようにする必要があります。出来上がった物は、ヒノキの良いにおいがします。もちろん塗装はしません。今日は飲み過ぎないようにします。前回は飲み過ぎて電車とホームの間にはさまってしまいました。回りの人はジロジロ見るだけで誰も助けてくれません。自力で脱出しましたが、なぜこんなところに入ってしまったのか自分でも分からない。
2009年10月6日(火)
作品の手直し
生木で挽いたボウルは、乾燥すると表面がざらつくので、サンドペーパーをかけ直しました。作業を旋盤の上でやるためワークをどの様にして固定するかが問題です。傷をつけずに固定するには真空チャックが最適です。しかし生木で挽いているので、、ボウルの淵が変形していて、平面の真空チャックではつかむことが出来ません。ボウルの底と淵の中間部分の変形はあまり大きくないので、この部分にチャックのゴムが当たるようにHoldfastの大小2個のチャックを使いました。芯を出すのは適当にやりましたが、サンドペーパーをかけるだけなので問題なく出来ました。ボウルの淵にサンドペーパーを当てるとバウンドしますが、サンドペーパーはかけることが出来ます。
2009年10月5日(月)
スチールシティ新バンドソー
リブロスで売っているSteel Cityの14”バンドソーに新型が追加されました。Steel Cityのサイトを見ると旧機種は生産をやめることなっているので、いずれ今回発表された新製品だけを売るものと思います。新しいバンドソーの特徴は挽き割り高さが標準で305mmになったこと。グラナイト製テーブルを採用。グラナイトとは花崗岩のことですが、天然の物ではなく花崗岩を砕いて固めた人造花崗岩を使っていると思います。鋳物に代わる新素材で振動しにくく、値段も安いと言う。このグラナイトを下側の車輪にも使っておりフライホイール効果を高めている。集塵口は旧機種から4インチ(10cm)なので効率良く吸塵出来ます。2段のプーリーが付いているので、日本製のバンドソーの様にブレードのスピードを変えることが出来ます。値段は旧機種から4千円高の93,000円です。リブロスではラグナの14”のバンドソーも売っており値段は159,000円です。スチールシティより6.6万円高です。ラグナは挽き割り高さが355mmで2馬力のモーターが付いている。スチールシティは1.5馬力ですが、この値段の差を考えると、スチールシティを選択することも悪くはありません。もちろんラグナは上下の車輪共鋳物を使っており、全体にがっちり出来ています。どちらを買うかは懐次第でしょうか?
2009年10月4日(日)
ジグザグパターンの壺の製作
ジグザグパターンの壺はいくつか作っていますが、今回は台形のブロックの切り方を変えました。下の写真のように三角形の部分は捨てる切り方です。同じ直径のドーナッツを作る場合長い木が必要になりますが、木目が通ります。切りだしたブロックには順番に番号を付け、その順番で接着します。そうすれば1番と16番では木目が通りませんが、他のところは木目が奇麗に揃います。こちらの方が出来上がりは良いので今後はこの方法でカットするつもりです。またクラフトサプライから買った薄い板をアクセントで入れました。この薄板は表面が平らでないので、そのまま使ったのでは接着面が波打ちます。サンドペーパーをかける必要があります。今後は薄く削れるミニフォルテがあるので、薄板は自分で作るつもりです。ミニフォルテで削った物は、サンドペーパーが不要というのも嬉しいところです。壺の底の仕上げにはドーナッツチャックを使いました。
2009年10月3日(土)PartⅡ
Vermec商品取り扱い終了
クラフトサプライなどからの輸入代行はすでにやめさせて頂いていますが、オーストラリアのVermecの商品の取り扱いは継続していました。しかし小生の説明が悪く不要の物を買ってしまったというようなクレームもあり、Vermecの商品の取り扱いもやめさせて頂きます。すでに注文を頂いている物については、責任を持って納入しますが、今後の注文はお断りします。なおDVDについては今までクレームが一切ないので、販売を継続します。
2009年10月3日(土)
自動一面カンナ盤の整備
ミニフォルテの分解整備を行いました。構造はそれ程複雑ではないので、問題なく分解出来ました。内部はかなり汚れておりモーター側のベルトの位置がずれていました。ベルトは旋盤などに良く使われている4溝のものでした。汚れているところは奇麗に清掃しベルトの位置を調整しました。ワークを送るゴムのドラムも傷んでいるので、いずれ張替が必要になるでしょう。ゴムの張替をやってくれる会社があるので安心です。薄い板を削った時、1mm以下になるとどうしても割れがでるので、両面接着テープでワークを平らな板に貼り付けてやると改善されました。両面テープは片面の接着力が弱い物が売られています。これを使えば薄くなった板を簡単にはがすことが出来ます。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2009年10月2日(金)
自作鉄製スリーポイントステディ
何でも自作される静岡県の方が今度はスリーポイントステディを自作されました。鉄板を切りぬいたら残りでもう一つ小さいのを作れるということで大小2つ出来ています。小生も合板で自作していますが、剛性が不足しておりワークを回すと揺れがでます。それでも付けないよりはワークの振動を抑えることが出来るので良く使っています。今回の物は鉄で出来ているので、振動は合板などで作ったものよりは明らかに少ないでしょう。鉄を加工出来るないので、指をくわえて眺めるだけです。鉄の物が欲しければVermecから購入できますが、今使っている合板の物が一応使えるので現状維持です。鉄板を切ることが出来る人は試されたら良いでしょう。2枚目の写真で作っているのは線香入れです。
2009年10月1日(木)
ドーナッツチャックの製作
ワークをチャックでつかんで仕上げた後、チャックでつかんだ底をどうやって仕上げるか?真空チャックなど色々なやり方がありますが、ドーナッツチャックというのもあります。材料費はボルト6本とベニア合板です。簡単に作れるので作ってみました。ベニア合板をバンドソーで概略円に切り出し6枚重ねて旋盤で丸くしました。6枚の内3枚はボンドで貼り付け、フェースプレートを取り付けています。残りの3枚には直径の違う穴を開けます。ワークの形状に応じて交換して使います。ボルトは6mmを使いましたが、ボルトが通る穴を6枚の板を重ね合わせてあけます。板の位置を合わせる印をマジックインキで付けます。これで完成です。1時間もかからずに出来ました。壺、ボウルなど殆どの物を取り付けることが出来ます。試しに寄木の壺を取り付けて回してみましたが、芯もそこそこに出ました。ワークの高さに合わせて長さの違うボルトを準備する必要があります。