自動一面カンナ盤 飯田工業ミニフォルテFX-120

これはメーカーの取扱説明書です。刃の出る量は裏刃に付いているネジを回すと調整することが出来ます。ネジを回してゲージの真鍮のネジに当たるまで回します。この状態で刃を取り出しカンナ盤に取り付けます。刃は3個あるので、すべて同じ様に調整します。この後実際に削ってみて左右の木の厚みを調べます。ノギスで測ると0.2mmぐらい向かって左が薄くなります。つまり刃が出過ぎていることになります。右を0.2mm出っ張らせるか、左をへこますかです。0.2mmは板が薄くなってくると大きな誤差になります。10mmの厚さの板の0.2mmは小さな誤差ですが、1mmの厚さで0.2mmの誤差は20%になります。左右同じ厚さで削れるよう、刃の出る量を調整して完了です。

集塵ポートの取り付け
刃の調整

内側です。

本体の形状に合わせて木を加工しました。ガムテープを貼ってエア漏れを防ぎました。相変わらずの出来上がりです。

下の写真の赤い矢印のところからカンナ屑が排出されます。ここに10cmのホースを取り付けて集塵します。

これが刃が裏刃からどれぐらい飛び出させるかを調整する、刃出しゲージです。左右の上に付いている真鍮のネジで飛び出し量を調整します。

ポートを取り付ける10cmの穴をターニングであけました。

とりあえず左右を同じ高さに調整します。

出来上がりの見栄えは良くありませんが、集塵機を接続してカンナ屑を吸わせてみました。非常に奇麗に集塵します。殆ど外に吸い残しが出てきません。大成功です。