手前が故障した古い方です。どちらもオイルミストトラップが付いています。新しい方にはスイッチが付いていないので、古い方の物を取り外して付けるつもりです。

オイルは入っていなかったので、ポンプに付属の物を入れました。レベルゲージの真ん中より少し高くなりました。50Hzで使うと排気速度は145L/分です。60Hzだと174Lと大幅に排気速度が上がります。

真空ポンプの入れ替え
据え付け
旋盤の後ろの所定の場所に置いて完了です。

このオイルミストトラップは値段が高いので、簡単に交換は出来ません。

旧品の処分

古い方の真空ポンプは捨てる必要がありますが、不燃ごみでは出せませんので、千葉市のゴミ処分場に持ち込みました。右のように写真を持って行って見せると、受付の事務処理が早く進みます。TVとか洗濯機だと口で説明出来ますが、真空ポンプと言うとどの様なものか、すぐに分かってもらえない。処分費用は750円でした。

古いポンプから電源スイッチを取り外して、新しい方に取り付けました。黒い台は曲面に取り付けることが出来るようになっています。

瞬間接着剤のネバネバの物を使って吸入パイプと木を接着しました。空気漏れが出ないよう接着剤を盛りました。

結局、接続継ぎ手は木で作ることにしました。ウッドターニングで木を丸くしてφ22mmの穴をあけました。その上に使用中の接続継ぎ手を接着することにしました。

吸入口はφ22mmなので、今まで使っていたホースを接続出来ません。

これが吸入口を真空ポンプ本体に取り付けた状態です。パッキンの付いたパイプを本体にネジ止めするため木にはテーパーがついています。エアー漏れは無い様です。

吸入口

アルバックの真空ポンプは、調子よく動いていましたがある日突然モーターが回らなくなりました。モーターが故障したのではなくポンプ側の負荷が大きくなりすぎて回らなくなったようです。メーカーに電話をして修理代を聞くと7〜8万円かかると言う。新品を買うと20万円はするので、修理代としては妥当かも知れないがYahooのオークションで2.5万円で買った物なので、7万円もかけることが出来ません。別の中古品を探すことにしました。ところがYahooでは良いものが出品されていません。理化学機器を扱っている販売店で探してみましたが、欲しい機種がいくつかありました。日立の160VPと言う機種が31,500円で売っていたのでそれを購入しました。

バキュームチャックに部厚い板を取り付け吸わせてみました。真空度は-0.0096MPaぐらいまで行きますので、エアー漏れはないと判断しました。これで完成です。

試運転
電源スイッチ

モーターは0.5馬力になっています。