2009年5月31日(日)PartⅡ |
こね鉢 |
直径50cm以上の材料を頂いているので、こね鉢を作ることにしました。フェースプレートをネジで固定します。普通の十字ネジはネジの頭がすぐに駄目になってしまうので、四角いビットで回すネジを購入した。しっかり締まって、ネジの頭は、問題ありません。材料は良く乾燥しているので、このまま仕上げても良いが、大きい材料なので乾燥していても少しは動くので、中挽きとしました。 |
|
|
|
|
|
2009年5月31日(日) |
ボトルストッパーと爪楊枝入れ |
ボトルストッパーは知り合いから頂いた、黒檀とカリンの瘤材で作ってみました。ネジ切りのタップを回すハンドルも買ってきました。ハンドルがある方が、当然ですがネジが切りやすくなりました。後は寄木のボウルを作った時の切れ端があったので、爪楊枝入れを作りました。材料の長さが不足していたので、蓋は寄木になっていません。これではあまりかっこよくありません。次回はきちんとした物を作りたいと思います。 |
|
|
|
|
|
2009年5月30日(土)PartⅡ |
インバーター、取扱いミスで死亡 |
インバーターの修理を頼まれて、手持ちの2馬力のグラインダーをインバーターから外して、修理を依頼されたインバーターに接続。修理作業が終わったあと、元に戻す時にミスを犯してしまった。電源を間違ってインバーターの別の端子に接続してしまったのだ!電源を入れると大きな火花とともにヒューズが飛んだ。ヒューズを交換した後、再接続して電源を入れたがインバーターの表示が点灯しない。メーカーに電話をして聞いたら壊れて当たり前という。見にくい所にインバータがあったので、端子の文字を良く見ないで接続したミスです。仕方がないので、新しいインバータを購入しました。2.7万円の出費です。下の写真の右が新しい物です。こちらは誤って接続しないよう接続端子がシールされており、また電源入力はインバータの上部に付いている。小生のようなそそっかしい者には親切な設計です。 |
|
|
これは例の高信頼性のリレーです。接点が2つあるのと、クロスバ型になっています。値段が普通のタイプの4倍以上しましたが、それだけのことはあります。 |
|
|
|
2009年5月30日(土) |
ボトルストッパー用チャック色々 |
ボトルストッパー用としてピンチャックを自作しましたが、市販品が色々売られています。基本的にはボトルストッパーのネジと同じネジを切った治具を主軸にいかに固定するかだけです。5種類ぐらいありますが、主軸に直接ねじ込む、スピンドルアダプター型の治具を購入してしまいました。詳細は写真をクリックしてください。 |
|
|
|
2009年5月29日(金) |
ウッドターニング工房 八の樹 |
今回は埼玉県にある小山さんの工房、八の樹を紹介します。250坪の自宅敷地内に、工房はプレハブで建てられています。敷地が広いので、工房だけでなく家庭菜園も出来ます。旋盤はウッドファーストのM910を使っておられます。また自宅内に作品の展示室があります。詳細は下の写真をクリックしてください。 |
|
|
|
2009年5月28日(木) |
インバーター制御回路のリレー |
小生が木工旋盤のインバーター回路を組み立てて送った先から、運転スイッチを押しても、旋盤が回らないという故障が、相次いで2件発生した。原因はいずれも、リレーの接点の接触不良だった。最初の不具合の方は、部品の出来そこないと思い、接点を磨いて修理完了。予備のリレーを1個渡して終わりにしたが、2件目が発生したので何が問題か少し考えてみた。始めて自分のVL300用に回路を考えた時、微小信号を切り替えるので、リレーは高信頼のオムロンのG2A432Aを使った。その後頼まれて作った回路では、秋葉原のお店の店頭で安いのがあったので、経済性重視の気持ちが働いて、技術的に良く考えず、安い方を買い物かごに入れてしまった。これが大きな間違いでした。
インバーターの回転、停止などの命令信号は小信号なので、殆ど電流が流れません。使っているうちに出来る接点被膜が電流が少ないので、突き破れない。従ってクロスバとかツインの接点のリレーを使う必要があります。下のQ1はオムロンのサイトのQ&Aの内容です。やはりG2Aシリーズを推奨しています。故障したこのインバーターのリレーは、このクロスバ&ツイン接点のリレーに交換することにした。秋葉原のお店に電話をしたら、在庫があるというので、宅急便で送ってもらうことにした。明日の午前中に到着するので、すぐに交換をする予定です。
他にもこの安いリレーを使った分があるので、リレーを交換する必要がある。今すぐ壊れるわけではないので、旋盤をあまり使わない時に宅急便で送ってもらって、交換したい。問題のあるリレーを使ったと思われるインバーター回路の所有者には、別途メールで連絡を差し上げます。 |
微小負荷開閉に適したツイン接点のリレーの形式を教えてください。
回答
微小負荷開閉には、信頼性の高いクロスバ・ツイン接点、またはツイン接点のリレーをおすすめします。
〈代表的なシリーズ名〉
形G2Aシリーズ、形MY4Z-CBGシリーズ
................ クロスバ・ツイン接点
形MY4Zシリーズ、形MK□ZPシリーズ
................ ツイン接点
|
|
|
|
|
|
2009年5月27日(水) |
ピンチャックとボトルストッパーの製作 |
ピンチャックは以前このサイトで紹介しましたが、自分で作ったわけではありませんでした。小生の日記に刺激されて作った方もいるので、紹介した以上作る必要があると考え作ることにしました。特に必要性を感じていたのは、ボトルストッパー用です。長い爪のチャックで角材をくわえて、頭の部分を挽いた後、まな板チャックでくわえ直し、チャックで傷の付いたところを、仕上げていました。まな板チャックでつかみ直すのは芯も出にくいし時間もかかります。このプロセスを省略するのが、ピンチャックを作る一番の理由です。詳細は写真をクリックしてください。 |
|
|
|
|
2009年5月26日(火) |
シャープニンググラインダー |
井上先生のビデオ撮影の時に紹介があった、旋盤に取り付けて使うシャープニング用のサンドペーパーです。スキューのシャープニングには最適なので、作ってみました。主軸に固定するため木のブロックを切り出し、Beallのネジ切りタップでメネジを切りました。これに丸い板を木ネジで取り付け旋盤で丸くしました。サンドペーパーは金属用の物をホームセンターで買ってきて、両面粘着テープで貼り付けました。スキューのシャープニングをやってみましたが、非常に上手くいきます。幅の狭いスキューでもグラインダーでやるより、発熱の心配がありません。 |
|
|
|
|
2009年5月25日(月) |
テックさんのスペシャルツール |
このツールを購入して頂いた方から、使用結果が来ていますが、小生は岩淵工房で少し使っただけなので、自分でも試してみました。まずハンドルがついていませんが、ハムレットのビッグブラザーのハンドルがそのまま使えます。このハンドルには鉛の粒を入れてあるのでかなり重い。また長さもかなり長いので、キャッチングをさせることは、まったくないと言って良いほどです。
さっそく半割の丸太のラフィングをやってみました。まだ丸くなっていない状態では、回転数を落とさざるおえないので、ツールで深くカットしようとすると、すぐに回転が止まってしまいます。VL300に3馬力のモーターをつけていますので、プーリーの位置は1:1になっていますが、この様に激しくラフィングする場合は1:3ぐらいにしておくとトルクが強くなって止まりにくいと思います。ベルトの位置を変えるのが面倒なので、そのまま作業を続けた。問題はモーターの馬力の弱い小型の旋盤には向かないということです。回転が頻繁に止まってイラツクことになります。
外側が終わったので、内側も掘りましたが、ガウジでやるより、確かに時間短縮が出来たようです。カットは押しつけるだけではなく左右に動かすとそれでも削っていくことが出来ますが、1番の位置の刃だけでなく2番と4番の刃を使ってしまうので、そちらの切れが落ちることになります。この切り方を多用していると、1番が切れなくなったので、刃を回転させて2番にしても2番があまり切れないというようなことになります。
これは穴掘りツールではないので、そのことも頭に入れて、ツールレストから刃先があまり飛び出さない状態で使うべきです。
結論としてラフィングガウジを買うぐらいなら、このツールを買った方が良いと思います。但し2馬力以上のモーターが付いていないと、このツールのポテンシャルを引き出せないでしょう。 |
|
|
|
|
|
2009年5月24日(日) |
樫のボウルの荒引き結果 |
3月に荒引きしてあった樫のボウルは、最初包装紙に包んで保管していましたが、割れが出始めたので、全面にランバーメイトを塗りました。その結果割れが進行しなくなりました。しかし10個のうち2個は割れが出て使えない状況です。最初からランバーメイトを塗っておけば良かったのかもしれません。小生の2階の材木置き場は、1階よりかなり湿度が低い様で、乾燥が早い。その分割れを気にする必要があります。樫の丸太が沢山あるので、出来るだけ荒引きをしてランバーメイトを全面に塗ることにします。 |
|
|
|
|
|
2009年5月23日(土) |
セール情報 |
アメリカは木工をやっている人口が日本の比ではないと思います。従ってその道具を売る販売店も沢山あります。しかしアメリカも不景気で販売に苦しんでいるようです。毎日のようにセール、割引を知らせるメールが舞い込んで来ます。今日はスチールシティの14"のバンドソー、通常価格$800が$500というのがきました。国内ではオフコーポレーションが売っている14"のバンドソーが一番安いのですが、これは79,800円です。やはり5万円ぐらいというのは安い。
もう一つはスパーノバチャックですが、通常$180ぐらいしますが、これに無料でコールジョーが付くと言います。従って$80ぐらいの値引きです。3割~4割近い値引きが出ています。ノバは前にもクラフトサプライでジョーを無料で付けるセールをやっていました。資金繰りが苦しくなければ良いのですが、、、、 |
|
|
|
|
2009年5月22日(金) |
オリジナルツールレスト |
T字型の丸棒のツールレストは、滑りが良く使いやすいのですが、市販のものはキャッチングなどでポストのネジが緩むことがあるそうです。真鍮のカーラーは見栄えが良いのですが、これが災いしている様です。今回はこの問題を対策したツールレストを作りました。ポストと横棒2本のセットで販売します。価格は送料込みで6,000円です。横棒はφ20mmで長さが27cmと20cmです。1本だけの販売はしません。ネジの部分に工夫をしてキャッチングなどで締め付けが緩みにくくなっています。ポストの太さ、長さは旋盤に合わせて作りますので、注文時にポストの寸法と旋盤の型名を連絡してください。メールにて注文を受け付けます。 |
|
|
これより下の写真がオリジナルツールレストです。↓ |
|
|
|
|
|
2009年5月21日(木)PartⅡ |
ペンのレーザー刻印 |
アメリカではペンにレーザーで名前を入れるサービスが行われています。費用は1本、$5+往復の送料です。10本から50本になると$4、51本以上では$3です。残念ながら漢字には対応していませんが、日本からでも注文できるようです。ペンは軽量なので、送料もそれほどかかりませんので、世の中に1本しかないことを強調するには面白いかもしれません。文字のフォントは何にでも対応するそうです。刻印してもらうペンは、刻印するところだけを金具が付いた完成品の状態で送ります。 |
|
こちらはレーザーで図柄を入れるサービスです。価格は高くなって1本$25です。 |
|
ペンのケースにもレーザーで刻印するサービスをやっています。ベートーベンとピアノの鍵盤のペンです。ぴったりです。アメリカのペンターナーはここまでやるのか? |
|
|
|
2009年5月21日(木) |
テックさんのスペシャルツール |
テックさんのスペシャルツールは、本日エクスパック500で発送しました。注文を頂いた方には、近日中に到着すると思います。仕上げ削りに使う、刃先の丸い方のモデルも作ってほしいという要望がありましたが、あまり奇麗に削れないという情報があり、作らないという結論になりました。いやそんなことはない、上手く使えるという意見もあるかも知れませんが、このツールは今回の分で終わりとさせていただきます。小生は色々やりたいことがあり、このツールにこれ以上手をかけたくないのです。大変申し訳ありませんがご了承下さい。その代わりと言っては何ですが、オリジナルツールレストを近日中に紹介させて頂きます。希望の方には販売もさせて頂きます。ご期待下さい。 |
|
|
|
|
2009年5月20日(水) |
自作球面切削治具(WT-300用) |
Vermecの球面切削治具は、沢山の方が買いましたが、WT-300用の切削治具を自作された方が居ます。特殊なベッドなのでVermecに作ってもらえないと思われたようです。木とアルミを使って作ったので、鉄工所のお世話にはなっていません。最初は固定だった切り刃の出し入れが出来るよう、微調整のノブを取り付けています。詳細は写真をクリックしてください。 |
|
|
|
2009年5月19日(火) |
テックさんのスペシャルツール |
これは以前にもこのサイトで紹介した、球面切削治具などを自作した方の自作品です。14角の鍍金材と10角の端材(SS400)があったので作ったという。四角い刃が回転しないよう、台の方の加工に少し時間がかかったそうです。金属加工が出来ればウッドターニングの道具は殆ど自作出来そうです。
テックさんのスペシャルツールは、注文していただいている方には5月20日に発送します。もちろんテックさんのスペシャルツールの四角い刃が使っている最中に回転することはありません。
今回の自作ツールのようにシャフトは自作、タングステンカーバイドのカッター(刃)はクラフトサプライから購入という、方法でこのツールを作りたい方は、刃だけでも少し高くなりますが輸入代行します。刃だけ欲しい方は小生にメールで連絡してください。1個1,850円ぐらいになります。 |
|
|
|
2009年5月18日(月) |
イラン周遊旅行 |
先ほど8日間のイラン周遊旅行から帰ってきました。イランはイスラム教の戒律の厳しい国で、お酒は外国人が出入りするホテルでも、飲むことが出来ません。従って7日間の間お酒を飲まなかったので、肝臓を大いに休めることが出来ました。下の写真はイスファハンという町のイマーム広場に集うイラクの人たちです。桜が咲いていれば日本の花見の様ですが、皆さん酒は飲みません。家族でお茶を飲んだり、食事をしたりしています。日本のようにゴザとかブルーシートではなく、ペルシャ絨毯を敷いています。水たばこを吸っていた人が、小生に勧めてくれたので吸わせてもらいました。普通のたばこよりマイルドで小生でも毎日吸えそうです。
イランは人口約7千万人、首都テヘランは600万人います。イラン人は日本人に対して好意を持っているので、至る所で声を掛けられます。しかし英語が続かないので、会話は進みません。同行のおばあさん(77歳)にはイラン人が赤ん坊を渡して抱いてくれという。子供に福をもたらす様な顔をされているようです。乞食、ホームレスがいないのも驚きです。発展途上国では、観光客に金をくれという物乞いがいますが、イランにはいません。日本からの添乗員が普通は注意する、スリ、置き引きもいません。従って嫌な思いをせずに旅行を続けることが出来ました。
国土は広く、カスピ海沿岸では野菜、果物はなんでも出来ます。食料自給率は99%を誇っています。一方ペルシャ湾岸では石油が出ます。世界第二の産出量なので、外貨が沢山入ってきます。問題は一部の指導層のお坊さんたちが、権利を独占していて下々まで行きわたっていないことです。小生にそんなことを言っても仕方ないと思うが、そんなことを言う人が何人も居ました。しかしイスラム寺院のお坊さんから話を聞く機会があったが、イランは平等な社会を実現しているという。 |
|
ウッドターニングの商品は全くと言って良いほどありませんでした。水たばこのパイプの胴体に一部使われたりしています。後はマスカラをひく小さな壺がウッドターニングで出来ていました。色の付いている物の値段が少し高い。 |
|
|
|