2009年4月26日撮影。
別名はウッドビレッジイノウエという西洋木工ロクロ作家、井上重信さんの工房です。愛知県瀬戸市にあります。井上さんの工房とギャラリーには2回訪問させて頂きました。1度目は2008年4月6日で桜が綺麗に咲いている時期です。2回目はビデオ撮影のため2009年4月26日です。2回目の訪問ではビデオ撮影をする為、1回目に訪問した時に比べると工房が、整理整頓されていました。これは通常の状態ではないので、紹介する写真は1回目に訪問した時の物を中心に乗せます。
2008年4月6日撮影。
井上さん得意のどんぐりです。挽き方を説明してくれました。こまの下側だけ塗装するので、2種類の木を使っているように見えます。
ここは塗装の作業場です。
旋盤の横の作業台です。
こちらはVicmarcのVL100です。旋盤部分だけを購入してモーターは御自分で付けたそうです。しかしながら単相モーターが付いており回転数の調整が出来ません。ベルトの架け替えで回転速度を変更します。小生ならすぐに1馬力の3相モーターを取り付け、インバーターで回転数をコントロールするでしょう。
こちらは工房です。右奥に見える茶色の建屋は奥様がやっているクラフト教室です。
こちらはギャラリーショップです。井上さんの作品が展示販売されています。
こちらは工房に併設されているギャラリーショップです。と言うよりギャラリーショップに工房が併設されていると言った方が適切です。立派なギャラリーです。
メインの旋盤はスタビS750です。
ガウジのシャープニングは井上式です。砥石の角がおとされ自転車のタイヤのようになっています。実際にやっているところは、DVDを買って見て下さい。治具を使わずフリーハンドで、やる場合はこの方法がベストだと思います。小生は治具を使っているので、この方法に移行するかどうか悩むところです。練習のため砥石の角を落とすと、元に戻せない。
こちらが材木置場です。
これが作って送ったインバーター回路です。今回訪問すると問題なく稼働していたので、安心した。
工房には集塵機はありません。換気扇が付いていますが、これが安くて、ベストの集塵機です。ただし周りが畑など人家がないというのが条件になります。小生の自宅でこれをやると、ご近所からすぐにクレームが出るでしょう。
ワンウェイの1018です。インバーターが壊れたということで、御自分で交換されたが、旋盤に付いていた運転、停止スイッチが接続されていない。インバーターの前面のタッチパネルで操作をされていた。ウッドターニングの名人でも電気の事はほとんど分かっておられない。小生がコントロール回路を作ってあげることにした。