ロバートソービーの渦巻きを作るツールです。渦巻きのピッチを決める替え刃は2mm、4mm、6mmが付属します。ツールのシャフトの角度で出来る模様が変わりますが、シャフトを固定する台が付いています。この台には角度の目盛が付いており、刃の角度を決めてからネジを締めて固定します。刃を材料に当てると刃自体が回転するので、YouTubeを見る限りそれ程難しくないようです。しかしこの種のツールは実際に使ってみないと何とも言えません。Beallのペンウイザードなら間違いなく渦巻きを切ることが出来ますが、小型のペンなどに限られます。もしこのツールが使えるならボウルなど直径の大きい物にも使えるので、作品の幅が大いに広がることになると思います。価格は$188.99ですが、買ってみようかという気になります。しかし上手く使いこなせない可能性もあります。どなたか使った経験がある方がおられましたら、使用結果をメールで教えて頂くとありがたい。

ロバートソービーのミニツールです。ワインレッドのハンドルが美しく、このツール印象付けています。しかし同様の木の柄の付いたツールに比べると割高になるのが欠点です。このワインレッドのハンドルが気に入る人は買いです。サンディング、スパイラリングツールも発売されており、ペンなどの小物をやる人は、気になる商品でしょう。

前のカタログではCi1のみが出ていました。今回は小型旋盤用のCi2が追加されました。すでにCi0というのが出ていますが、これはこの次のカタログに出るのでしょうか？千葉の鉄工所に頼んでCi1相当の物を作っています。ご希望の方には送料込みで7,000円で販売しています。しかしCi0については、今のところ作る予定はありません。

ハンドルは下の写真の物が売られています。2段になっているのが特徴でツールを押しやすくしているようです。自作する場合は、この形状をまねするのが良いと思います。

オイルなどを使った後保管する場合、蓋を閉めても内部に酸素が入っており、オイルの酸化が進みます。それを防ぐため、不活性ガスを蓋を閉める前に、ひと吹きすると不活性ガスが空気より重いので、オイルの表面を覆い空気とオイルを分離する。その結果オイルの表面に膜が出来たり、オイルが硬化しません。残念ながら航空便で送れないので、購入できません。

穴掘りのツールです。刃先に下向きの角度をつけ、刃先が深く入らないようにして安定してカット出来るそうです。リング状のカッターはカーバイド製でレーザーでシャープニングしたように鋭い。仕上げについては左下の写真の一番右のM4の刃を使います。シャフトの太さは12.7mmと15.9mmの2種類があります。壺などを掘るには、まっすぐなシャフトと曲がったシャフトの2本を揃える必要がありますが、15.9mmの場合それぞれ$206.99と$210.99です。2本買うと＄418ぐらいになります。良さそうなツールですが、これもちょっと高い。

小さなボックス、たまご、ボトルストッパーなどの小物用の銘木です。メイプルが6個入りで$14.99、外国産の木の場合は$16.99です。外国産の木は、ココボロ、ボコテ、ブビンガ、ヒューブバリ、ブロッドウッド、イエローハートなどです。サイズは2"x2"x6"(50x50x100mm)になります。色々な木を少量入手する場合には便利です。大量に使う場合は高すぎます。

ジミー・クルーのDVDです。最初の方は基本に戻るというタイトルで1枚、120分の初心者向けのDVDです。

2つ目は3枚組で世界中を旅行しながら、その地での伝統的なウッドターニングについて議論をしているものです。
ディスク１：ノルウェーのフィヨルドを船で移動しながら、地元のターナーに会うことで、創造出来たプロジェクトを紹介しています。木のスプーン、ノルウェーのビアボウルなどが含まれています。
ディスク２：スコットランドの西海岸を旅行して、足踏み式の旋盤でボウルを引くのを見た。また壁に掛けるケルト族の盾とオートミールを混ぜる伝統的な棒をウォルナットで挽く方法を学んだ。
ディスク３：ネバダの砂漠にある地元のアメリカ人のギャラリーを訪問して、作品の形状、姿について学んだ。またトルコ石の専門家にも会った。銀を埋め込んだ女性用の腕輪と口の狭いボウルにトルコ石のインレイをどのようにしてつけるか学ぶ。

3枚のDVDについては内容が非常におもしろそうです。$79.99ですが、購入したい気持ちにさせます。

皆さんご存じのトルメックT3です。すでに発売されていたものですが、前のカタログには上位機種であるT7しか出ていなかったので、今回は新製品として扱っているようです。T7は直径25cmの砥石ですが、T3は直径20cm、幅41mmの砥石になります。砥石のドレッサーが付いて$339.99です。Grizzlyを買えば半値以下なので、そちらを購入することをお勧めします。

前出の寄木のペン用のボックスです。メイプルの無垢の木で出来ており、蓋にはレーザーで彫刻、内側はペンと同じ寄木の模様が付いており、見た人に印象付けます。ペンはしっかりホールド出来るようペンの型が性格にあけられています。良い物ですが、欠点は寄木ペンキットと同様、$22.70と高価なことです。入れることができるペンは限られています。価格表で確認する必要があります。