2008年10月31日(金)
材木購入
山王から材木を購入しました。前回ハードメイプルを買いましたが、今回はブラックチェリーとブラックウォルナットです。厚さは1インチ(25.4mm)のものですが、削りしろがあって実際の厚みは27~28mmあります。ブラックチェリーは2.4m、15~18cm幅のものが6枚、ブラックウォルナットは2.5mで18.5~23cmの物が4枚来ました。価格は下記の通りです。材木置場にスチール棚を置くつもりです。

ブラックチェリー    0.0660m3 X 28万円=18,480
ブラックウォールナット0.0472m3 X 26万円=12,272
運賃                       2,240
消費税                      1,650
合計                       34,642

2008年10月30日(木)
集塵ホースの配管
手押しカンナは置き場所が決まっており動かさないので、集塵ホースを配管しました。自動カンナとドラムディスクサンダー用の配管は天井にはわせて使う時に接続できるようにしました。使う時にホースを接続するのは面倒なのですが、自動カンナは常設の置き場所がないので、使う時に部屋の真ん中に引っ張り出すことになります。
2008年10月29日(水)
ミニ旋盤、ボウルを挽いてみました
ケヤキの19cmのボウルを挽いてみました。特に大きな問題なく挽くことが出来ました。VL300のような大型旋盤のサブとして、使用しても不満は出ないでしょう。工房の狭い方はこれを買えば25cmまでになりますが、一通りの物は引くことが出来ます。初心者がウッドターニングを始めるのに良い旋盤だと思います。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年10月28日(火)
ミニ旋盤到着
スティールシティのミニ旋盤が、非常に早く到着しました。早速開梱して2階の工房に搬入しました。組み立ては簡単ですぐに使えるようになりました。何か挽けば問題点はすぐに分かるのですが、時間がなかったので、一通り外観をチェックしました。詳細は下記の写真をクリックして下さい。
2008年10月27日(月)
直流注入ブレーキ付きグラインダー
全自動直流注入ブレーキ付きグラインダーがとうとう完成しました。今回はグラインダーにスイッチなどを組み込み一体型としました。今まではプッシュスイッチで直流を手動で注入してモーターを止めていましたが、今回はマイコンを使って自動で直流を注入しブレーキをかけます。直流の注入時間はグラインダーによって変わるので、0秒~10秒の間で設定できるようにしました。ご希望の方にはマイコンの部分だけ、販売することが出来ます。価格はマイコンのプロフラムを書いて下さった方に相談する必要がありますが、送料込で2,640円になります。ご希望の方は小生にメールを下さい。ブレーキ回路全体を作って欲しいという方もいるかも知れませんが、これは手間暇がかかるので対応出来ません。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年10月26日(日)
お銚子と御ちょこ
上総木工交流会で頂いたケヤキです。お銚子と御ちょこを作ってみました。これはケヤキを無料で提供して下さった山本先生に差し上げるつもりです。従って少し気合いを入れて作りました。サンディングも真面目にやりました。お銚子は口が狭いので、穴掘りのツールを突っ込んで引くことが出来ません。真中でつなぎました。底の仕上げはまな板チャックです。危なっかしい様に見えますが、お銚子の上面がチャックにぴったりくっついているのでぐらぐらしません。御ちょこも2つ作って完了です。ついでにナッツ入れも作りました。小生はピーナッツが好きなので、酒、ワイン、ビールでもつまみになります。
2008年10月25日(土)PartⅡ
Kreg Resaw Guide
バンドソーでまっすぐに挽き割るのに使います。普通のフェンスだと曲がり出すと元に戻せなくなりますが、このガイドを使うと微修正が出来ます。バンドソ-のフェンスにドリルで穴を開けて取り付けました。フェンス自体が傾いているのか、このガイドも少し傾いています。紙を2枚挟むとテーブルに対して完全に直角に出来ました。早速挽いてみましたが、期待通り上手くゆきます。同時にバンドソーのブレードガイド調整、ホイールアライメント、ブレードの直角出しなどをやったのが良かったのかも知れません。

この製品は買わなくても硬い木で作れば良いと思います。コンパスで半径を測りますと140mmぐらいでした。板を滑らせるだけなので、金属でなくても良いと思います。

ラグナの純正のブレードを使っていますが、もう切れなくなってきました。WoodWorker'sに新しいブレードを注文してあるので、到着したら交換するつもりです。このガイドで今まで出来なかった挽き割りが出来るようになり薄い板を手に入れることが出来ます。さて何を作るか?
2008年10月25日(土)
手押しカンナ盤
手押しカンナ盤を買い換えました。DELTAのJT160JPを使っていましたが、リブロスデルムンドで販売しているSpoke Shaveのプリメイラを購入しました。これはDELTAのJT360と同じもので販売ブランドだけが違うようです。やはり大型の重量の重い機械の方が良いのは言うまでもありません。詳細は写真をクリックして下さい。JT160JPはYahooのオークションに出品しました。

話が変わりますが、急速に円高になっています。交換レートを見るとアメリカドルは93円、オーストラリアドルは57円です。国内の輸出企業は大変な状況ですが、海外からウッドターニングの道具を買うには、良い時期になってきました。しかしクレジットカードで決済しますが、カード会社のくれるレートは、過去の実績から大体4円ぐらい実勢レートより悪くなります。1$=93円なら97円ぐらいになります。しかし$100の物を買うのに1万円でお釣りがくるようになりました。またクラフトサプライに注文を頼まれました。為替を見ながら注文時期を考えます。
2008年10月24日(金)
ドラムディスクサンダー完成
シャフトも到着したので、サンドペーパーを巻きつけるドラムもウッドターニングで作ってサンダーを完成させました。モーターを取り付ける方向が反対だったので、前面から材料を挿入すると後ろへ飛んでいきます。サンダーの後ろから、挿入すると上手くサンディングが出来ました。モーターの位置を反対にする必要がありますが、忙しいので暇な時に修正するつもりです。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年10月23日(木)
Steel City Mini Lathe
寄木をやるようになって、サブの旋盤が欲しくなりました。VL100を売らずに置いておけば良かったのですが、後悔先に立たずです。Jet、Miniはアメリカでは$330ぐらいで売っています。送料、輸入税などを入れると5万円ぐらいになるでしょう。他に何か良い機種がないか調べると、Steel CityがJet Miniとほぼ同等のスペックで売られています。5段のプーリー式と直流モーターを使ったバリアブルスピードの物、2種類があります。バリアブルスピードの物は$249.99です。送料がいくらになるか問い合わせたところ$143.95という返事がすぐに来ました。$249.99+$143.95=$393.94≒4万円です。ネットで評判を調べると悪くありません。大型旋盤のサブで使っている人の意見など出ていました。結論として購入することにしました。マニュアルもあったのでダウンロードしました。到着したら使用レポートをします。
2008年10月22日(水)
INCRA T-Rule
長い板に線を引く場合に重宝する定規です。下の写真の左のガイドを板の端に当て、定規の穴にシャープペンシルを差して動かすと板の端と平行の線が引けます。写真では紙の上に書いていますが、板の上でも問題なく線は引けます。バンドソーで挽き割りをする時、線を引く必要がありますがこれが結構面倒です。これがあると非常に便利ですが、定規としては少々高価です。シャープペンシルは0.5mmの太さでないと、穴が小さいので線が引けません。今回購入したのは長さ150mmでミリの目盛のものです。インチの方は、半値と安いのですが、アメリカではミリが特殊で高価です。送料を入れると1枚$30以上します。
2008年10月21日(火)
電気ブレーキ
グラインダーはスイッチを切ってから1分以上回るので、シャープニング治具の刃先の角度の調整など、砥石が止まるまで出来ません。この問題を解決する為以前プッシュボタンを押してグラインダーに直流を注入、電気ブレーキをかける方法を紹介しました。今回この手動でやっている部分を、マイコンを使って自動でやる回路を考えました。まずグラインダーのスイッチは使わず、ONにしたままにします。外部に電源スイッチを取り付け、グラインダーをOFFにするとマイコンの電源がONになるよう配線します。1回路2接点のスイッチがあれば簡単に出来ます。グラインダーの電源を切って、マイコンに電源が入ると、数秒間だけSSR(ソリッド・ステート・リレー)が導通するようマイコンのプログラムを組みます。SSRが導通すると、リレーの電源が入り、グラインダーに10V程度の直流電圧が印加されます。これで電気ブレーキがかかります。グラインダーによってはこの直流を印加する時間を調整する必要があるので、ボリュームを付けて、2秒~10秒ぐらいの幅で印加時間の調整ができるようにします。グラインダーがOFFの状態ではマイコンの電源は常時入っていることになりますが、消費電力は微々たるものなので、OKでしょう。長期間使わない時は元スイッチを切ります。マイコンのプログラムは自分で出来ないので、良く分かっている人に頼んでいます。マイコンというと高価なように思いますが、タイマーリレーを使うよりずっと安く出来ます。この回路で一番高いものは電源トランスです。12V10Aのもので5,000円以上します。後は1,000円以下の部品ばかりです。SSRは250円、ブリッジダイオードは300円ぐらいです。完成したらまたこのサイトで紹介します。
2008年10月11日(土)
寄木の壺完成
昨日接着した壺を仕上げた。普通の壺を挽くのと同じです。新しい工房では旋盤の向こう側に行くことができるので、反対側から挽いた。ボッシュの穴掘り用のツールを使いました。挽いているところが見れるように、ライトも付けています。まったくストレスなく挽けました。壺の底はいつものように真空チャックで銜えて仕上げました。48分割のリングが精度良く出来ていないので、リングのつなぎ目が上下のリングからずれています。このあたりをもっと精度よく作れるようにする必要があります。
2008年10月10日(金)
寄木の壺PartⅡ
8層の壺を作ることにしました。4層目だけが48分割それ以外は16分割です。ハードメイプルの手持ちが無くなったので、白い木はミズキを使いました。黒茶の木はなんの木か分かりません。底板はブナです。リングを旋盤の上で接着する時、Vicmarcのマルチパーパスジョーというのを使いましたが、センター出しには便利です。内側は、一番上のリングを接着した後だと挽きにくくなるので、ある程度挽いておきます。旋盤の上ですべての層を接着したので、仕上げは明日です。
2008年10月9日(木)
あなたの旋盤の最低回転数は?
小生のVL300はモーターとインバーターを自分で取り付けています。従って回転数を調整するボリュームを右いっぱいに回すと3000RPM、左いっぱいだと0RPMになるよう調整しています。ドブ漬け塗装には30RPMぐらいの非常に遅い回転数が必要です。旋盤の上で塗装することを考えると、30RPMぐらいで回ってもらう必要があります。そこで最低回転数が何回転になるか調べました。インバーターの表示窓が汚れていて見にくいのですが、14.94RPMと出ています。表示はHzではなくRPMにしていますので、周波数にすると約0.5Hzになります。従って小生の旋盤の場合は、ドブ漬け塗装というか、塗料を塗っても一か所にたまらず、均一になるよう回転することが出来ます。夢工房にある純正のVL300はボリュームを左いっぱいに回しても回転が止まりません。これはインバーターの設定を変えることで、修正出来ます。ゲインとバイアス調整を変えることになります。小生のインバーターの場合、この調整機能を使っても回転数をゼロに出来なかったので、ボリュームに直列に1kΩの抵抗を入れています。
2008年10月8日(水)PartⅡ
寄木設計ソフト
寄木の設計ソフトをクラフトサプライから購入しました。Woodturning Studioというソフトです。$69.99もしたのでさぞかし良いソフトだと思ったが、全く使い物になりません。寄木のことをよく理解していない人が作ったソフトの様です。Bill Kandlerという人がやっているSegmented Turningというサイトで販売しているSegmented Project Plannerというソフトは30日間のお試し期間があるので、使ってみた。これは非常に良く出来ていて、使いやすい。サイズの表示もインチからミリに変更できるので、メートル法の国でも使いやすいです。2枚目の写真のものですが、表と図で同時に表示され分かり易くなっています。複雑な寄木の壺などを作る場合は、非常に役に立ちます。

問題はすでに買っているWoodturning Studioの処分です。この様なソフトはYahooのオークションでも売れないし、困っていたところ、前出のKandler氏にメール送る機会があり、このことを書いたところ、自分のソフトと交換しようという提案があった。販売価格は$69.99対$39.95なので小生は$30の持ち出しになるが、喜んで交換に応じました。CDは本日郵送しました。
2008年10月8日(水)
ドブ漬け塗装とギアモーターを使った乾燥方法
10月15日の月例会は、寄木のボウルだけでなくドブ漬け塗装についても説明します。このムラなく塗る塗装方法には、ギアモータと継ぎ手が必要です。30RPMでゆっくりと回るモーターで、トルクは5kg/mもあります。価格は2,730円です。継ぎ手が630円なので全部で3,400円ぐらいになります。特殊なものなので、秋葉原に行かないと売っていません。ご希望の方には、10月12日までに佐野さん宛連絡を頂ければ、事前に購入しておきますので、15日の月例会の時にお渡しすることが出来ます。
2008年10月7日(火)
ウッドターニングプロジェクト-クオーツ時計
夢工房さんから頼まれて、時計のメカを10個購入しました。1週間ほど前にお渡ししましたが、メンバーさんに好評で、追加で10個注文してくれとのこと。電池が安価な単4乾電池が使えるのが良いという。ウッドターニングで時計のメカの周りに、好みの木で飾りを付けます。ウッドターニングの難易度としては、初心者向けと思いますが、夢工房では好評だといいます。文字盤は色々ありますが、アラビア数字の1、2、3、の方が見やすいというので2枚目の写真の物を購入しました。直径2.75インチ(約70mm)、White Face Arabicというモデルで$8.99です。

この時計のメカ部分の注文をクラフトサプライに出します。これだけ注文すると送料が高くなるので、クラフトサプライから購入を希望される方はメールを下さい。時計と一緒に注文します。
2008年10月6日(月)PartⅡ
夢工房月例会参加締切
10月15日(水)の夢工房の月例会は、小生を入れて23名の参加となりました。見学だけの方は23名のうち1名居られます。従って小生の分を除く、21名分の寄木ボウルの材料の準備が出来ました。材料の準備の都合上、これで参加申し込みを締め切らせて頂きます。なお見学だけの方は、月例会当日まで参加を受け付けます。
2008年10月6日(月)
テーブルドラムサンダー
デルタのドラムサンダーを借りて使いましたが、どこか自分の欲しいものと違います。上下の面を平行に出来ますが、ドラムサンダーは高さ調整が必要です。また小さなものはやりにくそうであるなどが購入しなかった理由です。ところがテーブルドラムサンダーというのがあったと記憶しています。昨年のアメリカの木工ショーで見た記憶があったのです。写真を見直すと出てきました。Sand-Fleeという商品です。早速ネットで検索すると、WoodCraftなど2~3の販売店が見つかりました。ドラムの幅は18インチ(457mm)と広く1/3馬力の誘導モーターが付いています。問題は価格が$699.95と高いことです。送料を入れると9万円ぐらいになってしまいます。国内ではヘグナーの物が5万円で売られていました。問題はドラムの幅が230mmしかないことです。寄木のリングはこれより大きい物を作ることがあるので、やはりもっと幅広のテーブルサンダーが必要です。さらに探したところアメリカでV Drum Sanderという自作キットが販売されていました。12インチ、18インチ、24インチ、30インチの4サイズがあり、18インチの物が$225です。キットにはサンドドラム、左右軸受け、プリー2個、ベルト、サンドペーパー2本が含まれますが、モーターは付属しません。別途モーターを購入し、キットを内蔵する箱を自作する必要があります。この18インチの自作キットを購入することにしましたが、日本からはネット経由注文しようとすると途中で止まってしまいます。メールを送って問い合わせをしました。海外に発送出来ない場合はアメリカに居る知り合いに買ってもらって、宅急便で送ってもらうことになります。
2008年10月5日(日)
ルーターテーブル
ポーターケーブルのルーターとウッドペッカーのルーターテーブルが届いているので、ルーターを取り付けた。取り付け穴はぴったりなので、ねじを3個締めるだけです。ルーターの刃の高さを調整は別売りのハンドルがありますが、ボックススパナを差し込んで回すと、これがぴったりです。上手く上下させることが出来ます。ルーターのスイッチは15Aのテーブルタップがあったので、これを使いました。集塵ポートは付いていますが、10cmのホースを接続できるようアダプターを取り付けました。これで使う準備が出来ました。ルーターのビットを注文してあるので、到着待ちです。
2008年10月4日(土)
寄木の壺
ボウルを作るつもりが各層の高さが高すぎて直径よりも高さが高くなることに、作っている最中に気が付きました。方針変更です。ボウルをやめて壺にしました。手持ちの材料の板厚が30mm以上あるので、直径15cmぐらいでは高さが高くなってしまいます。直径を25cm~30cmにすると丁度良くなります。小型の作品をやるにはもう少し薄い板を買っておく必要があります。材料の木ですが、ハードメイプルは白くて、食事で言うとご飯のようなものです。おかずは濃い色の材木を使えば、コントラストが付いて綺麗です。今回は壺の淵とセパレーションバンドにカリンの集成材を使いました。スピーカーボックスに使っていたものです。寄木でないと使えませんが、適材適所です。もう一つはブラックウォルナットです。底板以外は18分割ですが、全部で8層です。それ程大変ではありません。隙間が出来ないように接着するだけです。これは失敗作で真ん中の層がもっと薄くないとデザイン的によろしくありません。設計図を真面目に書いて、その通り作る努力をする必要があります。
2008年10月3日(金)
自動カンナ盤のテーブル
DeWALTの自動カンナ盤は3枚刃なので、仕上がりが綺麗です。一方手押しカンナは2枚刃なので、表面が少しささくれています。その仕上がりに満足している自動カンナ盤の前後に取り付けるテーブルを購入しました。蝶つがいが付いており、使わない時はたたむことが出来ますが、後ろの方は集塵ポートが邪魔をして完全にたためません。後ろは邪魔にならないので、広げたままにしておきます。これで長い材料もカンナがけが出来ます。やはり不満は手押しカンナ盤です。買ったばかりですが、大型の物に買い替えようか?どうするか迷うところです。
2008年10月3日(金)
日本伝統工芸展
日本橋三越で開催されている日本伝統工芸展を見に行ってきました。ものすごく沢山の作品が展示されていました。木工の作品は漆仕上げの物が多く、ろくろの作品もかなり出ていました。人間国宝の川北良造さんの作品も出ていました。陶器、人形などの作品は女性の作家がかなり居られることにも驚きました。日本のこの分野での技術は素晴らしい物があります。見に来ている人もお金持ちの人が多いようで、皆さん背広、着物をきちんと着こなしておられました。外人の人もかなり来られており、小生のようなリュックを背負った者は場違いの存在でした。次回行くときは背広とネクタイを着用して、三越のレストランで食事でもして帰ります。今回は昔の仲間と新橋の清龍で飲み放題です。日本伝統工芸展に行くような人は、この様な大衆酒場には行きません。なんぼ飲んで、食っても2,000円ぐらいで収まります。
2008年10月2日(木)
電話ですよ!
手押しカンナとか自動カンナを使っていると非常にやかましく、電話の呼び出し音とか、来客を知らせるインターフォンの音が聞こえません。そこで電話などの呼び出し音に反応する、音検出センサー「電話ですよ!」を購入した。これはマイクから音声信号の入力があると、電源の出力端子から100Vが4秒間出力されます。この電源端子に回転警告灯を接続しておくと、音が聞こえなくても、目で電話とかインターフォンが鳴っていることが分かります。今回購入したものは電話ではなくインターフォンのスピーカーのところに貼り付けました。試しに手押しカンナの電源を入れましたが、音源からマイクの位置が離れているので、反応しません。感度調整のボリュームが付いているので、感度調整も出来ます。回転警告灯は天井に取り付けました。3連のテーブルタップにしたので回転警告灯の増設が可能です。これでカンナがけに集中できます。
2008年10月1日(水)PartⅡ
WoodCraft2008年9月カタログ
最近はWoodCraftに注文を出すことが多いので、ついでにカタログを頼みました。最新のものは2008年9月です。インターネットでも商品を見ることが出来ますが、カタログだとパラパラとめくって素早く見ることが出来ます。カタログを見ていると、また必要もない物を買ってしまいそうです。気を付けないといけません。
こちらはRocklerの同じく9月のカタログです。ルータ-テーブルに力を入れているようです。アメリカではルータ-テーブルは自作しなくても、既製品を安く購入できるので、売れ筋商品なのでしょうか?
2008年10月1日(水)
水平の旗の寄木ボウル
水平の旗のパターンの寄木に挑戦してみました。三角の旗の角度は16度です。この角度になるよう、スライド丸のこの角度を適当に設定します。正確に16度である必要はなく切り出す材料がすべて同じであれば良いので、適当に合わせます。一度合わせるとその角度は動かないよう、十分にロックします。16分割なので、カットの回数が多くなりますが、機械的にやっていきます。三角形の旗も16度で切り出します。切り出した台形と三角形を接着して、ディスクサンダーで角を落とします。その後もう一つの台形を貼り付け、さらに旗の柱の部分を接着します。これで旗の部分は完了です。16分割なので、11.25度の角度でカットします。底はゼブラウッド、2層目と5層目はハードメイプル、セパレーションと三角の旗はブラックウォルナットです。直径25cm、高さ11cmと予定より大きくなってしまいました。
2008年10月20日(月)
クラフトサプライ新製品速報
クラフトサプライの新しい2008年冬のカタログが出ています。新製品がいくつか出ているので、いくつかを紹介します。詳細は下の写真をクリックしてください。
2008年10月19日(日)
上総木工交流会
上総木工交流会は毎月第三土曜日に開催されています。今回は2回目の参加です。欅を中心に沢山の材木を貰えたのでこれが何よりうれしい。作品を作って、次回材木を下さった方にプレゼントするつもりです。交流会の詳細は下の写真をクリックしてください。
2008年10月18日(土)
自作ドラムディスクサンダー
前回はドラムディスクサンダーの台を作りました。今回はモーターを取り付け、テーブルも取り付けました。写真に写っているシャフトはハムレットのリトルブラザーです。5/8インチのシャンクなので丁度ベアリングの内径に合います。坂口伝導工機にシャフトは注文してあったのですが、送られてきたシャフトは希望通りになておらず、返品して再加工してもらうことになりました。本来ならこれで完成なのですが、シャフトの再加工待ちです。ドラムはウッドターニングで作るつもりですが、シャフトが来ないと作業を始めることが出来ません。ドラムに巻くサンドペーパーも注文してありますが、これも到着まであと5日ぐらいかかるでしょう。焦らずゆっくり作業を進めます。左右の隙間をチェックすると少し差があるので、ベアリングの台の高い方を削って調整します。
2008年10月17日(金)
ワンウェイ・リボルビングセンターアダプター
長い名前のアダプターです。下の写真の左の黒いのがそのアダプターで、右のリボルビングセンターに取り付けると主軸のサイズと同じになりチャックを取り付けることが出来ます。これを使うとテールストックにチャックを取り付けることが出来るので、色々な使い方が出来ます。しかし夢工房の月例会で聞いた話では、M30用のアダプターが販売されていないという。確かに夢工房にもこのM30用のアダプタがなかったので、不思議に思っていたが、売っていないというので理解が出来た。そこでオーストラリアのサイトを探すとVermecでM30用のThreaded Live centersというのが販売されているのを見つけた。(製品案内の一番下を見て下さい)価格はAU$77です。ベアリングが入っていて回るものと回らない物、2種類があります。どちらも同値です。最近はオーストラリアドルが円に対して非常に安くなってきたので、M30を使っている方は、購入を検討されたらいかがでしょうか?小生の旋盤は1 1/4”なのでワンウェイの物を使っていますが、非常に重宝しています。
ワンウェイのサイトでは使い方を説明しています。
1、フェースプレートをボウルに取り付けてボウルの底と下側を挽く
2、リボルビングセンターをテイルストックに差して、チャックを取り付ける
3、ボウルの底をチャックでくわえる
4、フェースプレート、ボウル、チャックを旋盤から取り外し、ボウルからフェースプレートを取り外す
5、チャックを旋盤の主軸に取り付ける
6、ボウルの上面を挽く、ボウルのセンターが出ているので問題なく挽ける

という説明ですが、チャックでくわえた所は傷が付くので問題だと思います。小生のやり方はチャックでボウルの底をくわえて、先にボウルの上面を挽きます。その後チャックを主軸から外してテイルストックにリボルビングセンターを使って取り付け、真空チャックでボウルの上面をくわえます。その後チャックを外して、ボウルの底を仕上げます。この方法だとどこにも傷が付きません。いずれにしてもチャックをテイルストックに取り付けるライブセンターが必要になります。
2008年10月16日(木)
夢工房月例会開催
寄木ボウルの製作とザブ漬け塗装というテーマーで10月度の月例会を開催した。参加者は少し減って小生を入れて21名でしたが、にぎやかに進行しました。最初に小生から、寄木ボウルの作り方について1時間半ほど、資料をもとに説明した。その後寄木のリングの接着に早速取りかかっていただいた。寄木のリングを完成させ、底板に貼り付けるところぐらいまで出来たが、時間切れで完成までは出来なかった。十分に寄木については理解していただけたと思う。最後にザブ漬け塗装について説明があった。塗料がしたたり落ちるのが終わったところで、ギアモーターに取り付けて回転させます。すると塗料が一か所にたまらないので、均一に塗装することが出来ます。簡単に出来るのが良いと思います。
2008年10月15日(水)
バンドソーで挽き割り
バンドソーはウッドターニング用の材料を切り出すのに使っていました。四角い板の四隅を落とすぐらいの使い方なので、まっすぐに切れなくてもあまり気にしていませんでしたが、寄木用の薄板が欲しくなってきました。当然まっすぐに切れないと駄目です。手持ちにバンドソーの調整、使い方のDVDがあるのを思い出し、早速見直してみました。まずバンドソーの基本的な調整をしっかりやる必要があることと、材料を支える治具が必要です。Resaw用としてKregのResaw Guideという商品が売られているのを見つけたので、購入しました。この治具は材料が当たる面が少し曲面になっており、バンドソーのブレードが狙った線から外れそうになると、平面と違って、微修正が出来るというものです。取扱説明書を見ると、曲面の頂点をブレードの刃先から6mmぐらい手前に設定する必要があるとのこと。高さが高い材料を挽き割る場合は、高さが高いモデルを購入する必要があります。購入したのは標準品で$17.99です。明日は夢工房の月例会があるので、これが終わってから、バンドソーの調整をしっかりやりたいと思っています。
2008年10月14日(火)
ドラムディスクサンダーの製作
ドラムディスクサンダーは、メーカー製のものは高価で、非常に大きいものです。アメリカのサイトをみると、自作されている方がかなり居られます。デルタの中古品を購入するチャンスがありましたが、非常に大きいので、購入をやめました。アメリカの自作サイトに刺激されて、自作をすることにしました。幸い図面が公開されていたので、それをそのままのサイズで作ることにしました。下の1枚目の写真の物です。テーブルの幅は30cmぐらいなので、メーカー製の物より幅が狭くなっています。しかし長い棒状の物のサンドをするつもりなので、これで十分です。メーカー製の様に、テーブルに送りのベルトが付いていませんので、手で送ってやる必要があります。サンドドラムとテーブルの隙間の調整は、ボルト1本でやります。下のテーブルをボルトで押して上げたり下げたりします。サンドペーパーを巻きつけたドラムはテーブルの上に付けます。シャフトは48cmの長さの物が必要なので、坂口電動工機に注文しました。2~3日で出来ると思います。今日は台だけを作りましたが、シャフトが到着したら完成させます。
2008年10月13日(月)
ハードメイプル
山王からハードメイプルを買いました。長さが3mで幅が12cmの物が4枚、15cmが3枚が送られてきました。厚みはすべて5/4インチ(32mm)です。価格は19,803円、送料が1,800円、消費税を入れると総額で22,683円でした。1㎥が21万円です。千葉の北三だと1枚単位で売ってくれますが、1㎥が42万円なので山王は半値です。カンナで削ってみましたが、特に問題はありません。ブラックチェリーとブラックウォルナットも手に入れたいと考えています。
2008年10月12日(日)
INCRA T-Rule 150mm Metric
長い板を縦引きする時に、鉛筆で線を入れますが、この線を引くのが結構大変です。下の写真INCRA T-Ruleはスケールに、穴が開いており板の上を滑らしながら、正確に線を引くことが出来ます。インチではなくmmの物、長さ150mmを見つけたので、購入しました。2枚目の写真で紫色になっているところに穴が開いています。0、1/4、1/2、3/4mmの4つの穴が150mmのスケール全体についています。つまり全部で600個の穴が開いていることになります。