カンナで削る量は、前のテーブルを上下させて調整します。右下の写真はDELTAのJT160JPですが1/8インチまでになっています。しかし今回の手押しカンナ盤では1/2インチまでと非常に大きくなっています。一度に12mm以上削るのは考えにくいのですが、知り合いの方に調べて頂くと段欠き加工をする時の為に、1/2インチまで削れるようになっているという。最近はこのような使い方をする人は、ほとんどいなくなったそうです。

Rabbet 段欠き加工

リブロスデルムンドに注文したところ、翌日到着しました。非常に重い。いつものように玄関で箱を開けて2階の工房に搬入した。テーブルは50kgぐらいあって一人で運ぶのは大変しんどい。しかし細長いので、何とか一人で2階へ運び上げることが出来た。

152mm手押しカンナ盤・プリメイラ
完成

テーブルのさび止めの油をソフト55を吹き付けて落としました。フェンスなどを取り付けて完成です。組み立てには2時間ぐらいかかりました。早速削ってみましたが、綺麗に削れます。3枚刃のおかげだと思います。モーターも誘導モーターなので、非常に静かです。最初からこれを買っておけば良かったのですが、遠回りをしました。

DELTAのJT160JPを使っていましたが、2枚刃なので仕上がりが悪く、また誘導モーターでないので相当やかましい。そこで大型の物に買い替えることにしました。国内では手押しカンナ盤を購入できる、販売店はあまりありませんが、リブロスデルムンドさんがSpoke Shaveブランドの物を売っています。これは良く見るとDELTAのJT360と全く同じものです。同じ工場で作っており、前面のロゴだけ張り替えているようです。

押板

集塵ポートの接続口もストロークが長く抜けにくい。壁にぴったりフェンスが付くと思ったがポストが出っ張っているので、壁から離しておく必要がある。しかし置き場所の問題は特に出ていない。集塵ホースをいちいちつなぐのは大変なので、壁に配管するつもりです。刃の安全カバーは邪魔なので、取り付けていない。

組み立て開始

日本語の説明書が付きますので、それに従って組み立てます。

DELTA JT360
Spoke Shaveプリメイラ到着
Spoke Shaveプリメイラ

カンナ盤には材料を押す治具が付属しています。しかしこれでは上手く押せないので、材料の後ろを押せるような治具を作ると良いそうです。右手でこの治具を持って押し、左手で付属のジグで材料を押さえると上手くいくそうです。

上側のプーリーをひっくり返して差さないとベルトが1直線になりません。なぜこのようにしているか不明です。これで回してみると問題なく回ります。

Grizzly G0452
Spoke Shaveアバンセ