2011年6月15日(水) |
ルーターのテンプレートガイド |
ルーターのテンプレートガイドを購入しました。ポーターケーブルの890というミドルサイズのルーターを持っていますが、このテンプレートガイドがないと宝の持ち腐れです。このテンプレートガイドはリブロスさんが販売しているので国内で購入でき助かります。注文すると商品がすぐに到着したので、ルーターに取り付けてみました。6mmのストレートビットを取り付けたいので、内径が6.4mmの#42054を選んで、ルーターのサブベースに取り付けます。ロックリングを回してロックします。#42054の外形は7.9mmなので(7.9mm-6mm)÷2=0.95mmだけテンプレートより実際のサイズが小さくなります。これぐらいの差なら感覚が狂うことはありません。テンプレートを作る時に0.95mmだけ大きく作れば良いことになります。 |
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2011年6月14日(火) |
30万アクセス達成の御礼 |
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2006年2月に始めたテックさんのウッドターニングですが、本日30万アクセスを達成することが出来ました。自分自身の興味、関心から書き続けてきましたが、ここまで達することができこのサイトを訪問して下さった方々に対し御礼申し上げます。今後もウッドターニング関連の情報が多い、欧米のサイトからの情報が中心になりますが、このサイトの更新を続けていきますので、今後とも宜しくお願いします。 |
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2011年6月14日(火) |
ブラックウォルナットのビアグラス |
ブラックウォルナットのビアグラスを挽きました。ブラックウォルナットにしては柔らかい木でした。紫檀、黒檀を挽くより簡単に出来ます。直径92mm高さ162mmになりました。ビアグラスとしては大きい方です。柔らかい木ですが内側は穴掘り治具を使って掘りました。ガウジだけでは底に届きません。サンドペーパーをかけると、やはりブラックウォルナットです。綺麗です。仕上げはガラス塗料です。ビールが漏れないよう3回ぐらい塗るつもりです。 |
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2011年6月13日(月) |
ネジ式印鑑入れ兼爪楊枝入れの製作 |
ネジ式の印鑑入れ兼爪楊枝入れを作りました。爪楊枝の長さは65mmですが、一般的な印鑑の長さは61mmぐらいです。従って兼用の物を作ることが出来ます。印鑑の直径は10mmぐらいの物が多いので、今回は内径が12mmの物をねじ式で作ってみました。外形はネジ部の壁を厚くする必要があるので、20mmになってしまいました。もう少し細くなるよう次回はやってみたいと考えています。作り方の詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。 |
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2011年6月12日(日) |
ホーニング |
小生手持ちのラフィングガウジは、P&N Toolsの物ですが、平らな板を曲げて作ったものではなく丸棒をフライス盤で削ったものです。従ってミリングマークがラフィングガウジの溝に付いています。これが付いていると、ベベルを平らに研いでも、反対側に山と谷があることになり、刃先は鋭くなりません。従ってここはMDFの円盤に研磨剤を塗ってホーニングする必要がありますが、ラフィングガウジ用の山がMDFの円盤に付いていません。そこで丸棒にサンドペーパーを巻きつけて溝を磨きました。#180ぐらいのサンドペーパーを使いました。ピカピカになり溝を平らにすることが出来ました。終わってからグラインダーでシャープニングをしましたが、非常に鋭い刃先が得られたように感じます。指で触った感触です。 |
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2011年6月11日(土) |
ねじ切りボックスの製作 |
ケヤキ杢と黒檀のボックスを作りました。まずまずの出来です。木目も蓋と身で通るように、調整しました。やはり木目が通っていないと落ち着きません。木目はボックスが出来上がったところでどれぐらいずれているか確認します。半回転ぐらいなら良いのですが、1回転近くになると身の肩の部分は16TPIのネジの場合1.5mmぐらい削る必要があります。そうすると身のねじ山が不足する場合があります。蓋がぴったり閉まらなくなることが出てきます。この場合は蓋の逃げ溝の幅を広げるか、身のねじ山を追加で切る必要があります。身の方にねじ山を追加で切る方が、ねじ山の強度が落ちないので良いでしょう。一度チャックから外したものをねじ切り治具に戻して、ネジを切ることは出来ます。その為には旋盤上でチャックに取り付け芯を出す必要があります。芯が出ればチャックを旋盤から外して、ねじ切り治具に取り付けてねじを追加で切ります。 |
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2011年6月10日(金) |
CBNホイールのバランス |
#80の方のホイールのバランスが取れていないと、D-WAT TOOLSにメールをしましたが、バランスを取る必要のないホイールは取っていないとの返事が来ました。そのメールに対し、#80と#180の差をYou Tubeの動画で説明すると、新しいホイールを送るというメールが来た。しかしAAWのシンポジウムの準備のため、旅行中であり帰宅したら送るので少し待ってくれと言う返事が来ました。
新しいのを貰うまでもなく自分でバランスが取れると思うので、真鍮の軸を旋盤で挽きました。これを使って無事バランスを取ることが出来ました。詳細は下の写真をクリックして下さい。 |
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2011年6月9日(木) |
LENOX Woodmaster CTバンドソーブレード |
ウッドターニングの工房で使うような小型のバンドソーのブレードは、カーバイドチップの物を買おうとすると、メーカーはLENOXぐらいしかないというのが実情です。国内では買えるところを知りません。ラグナの純正の物は高くてすぐに切れなくなるので、買わないことにしています。以前使っていた物は1インチの幅で厚みが0.9mm、3山/インチの物でした。刃の山数の選び方は下記の通りです。
1、縦挽きの分厚いワークを切る場合は鋸刃の山数の少ない、2~3山/インチの物を使います。木材の場合です。
2、薄い金属、プラスティックはブレードの幅が1/4”以下で18~32山/インチの物が適しています。
3、一般的には山数が多い方が綺麗に切れますが、切るのに時間がかかります。18mm厚のベニヤ板の場合は。4山ぐらいが一番早く切れるでしょう。14山ぐらいになると、切る速度がかなり遅くなりますが、切断面は綺麗になります。
旋盤に乗せるためにバンドソーを使う場合切断面が綺麗である必要がないので、分厚い物に対応できる1インチ当たり2~3山の物を購入することにしました。LENOXのサイトを見ると木材専用のWoomasterでは下表の品揃えになっています。ラグナのバンドソーでは1”のブレードまでしか使えないので、1インチ当たり2山の物を注文しました。ブレードの厚みより、切幅が広いのはあさりがあるためです。一方LENOXのTRI-MASTERは細い3/8”から品揃えがあり、山数は多く材木専用ではないモデルです。今回注文したWoodmasterは材木専用で、価格が約$100で送料は約$20、合計で$121.78でした。現在は円高なので1万円ぐらいで買えます。アメリカからの送料が$20と言うのは気に入りました。国内でも宅急便で送れば800円は取られるのに、アメリカからの送料が1700円以下です。円高で苦しんでいる企業は多いが、ウッドターナーには有難いことです。 |
幅 |
厚み |
切幅 |
標準鋸刃 |
バリアブル鋸刃 |
2山 |
1.3山 |
0.7山/1山 |
1" |
0.9mm |
1.3mm |
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* |
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2" |
0.9mm |
1.3mm |
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* |
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2" |
0.9mm |
1.65mm |
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2" |
1.07mm |
1.83mm |
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* |
2" |
1.07mm |
2.16mm |
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2011年6月8日(水) |
ノミの柄の交換 |
上総木工交流会でノミを2本頂きました。1本は問題なく使えますが、太い方は桂がなく柄が割れています。柄を交換することにしました。桂はジョイフル本田で探しましたが、150円で売っていました。ノミの柄と口金を何とか外し、柄を挽きます。ノミの心棒が入る穴を先にあけてから、外側を挽きます。口金は現物合わせで、取り付けました。柄の材料は余っていた紫檀です。無事完成です。CBNホイールを取り付けたグラインダーで研ぎました。回転数を遅くして研ぐと、発熱せず研ぐことが出来ます。 |
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2011年6月7日(火) |
トライアック調光器の製作 |
トライアックを使った電子調光器が秋葉原の秋月電子から販売されています。調光器なので電球の明るさをつまみ一つで変えることが出来ます。またブラシ型のモーターを使ったルーター、電気ドリルなどの回転数も変えることが出来ます。200Wぐらいまでの物なら、ホームセンターで売っていますが、それより大容量の調光器は売られていません。この秋月電子のキットは20Aまで使えることになっていますが、トライアックに取り付ける放熱板を大きくしないと、20Aまで使うことは出来ません。今回は小型の放熱板を取り付けたので、10A以下で使うことを前提にしています。5台作るように頼まれたので、部品を集めました。本体基盤は秋月電子から通販で購入しました。放熱板、ケース、追加のコンデンサー、ヒューズなど購入しました。部品代として2,000円/1台ぐらいになりました。5台分の部品が集まったので、基盤の半田付け、組み立てをやりました。無事完成して動作も問題ありません。 |
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2011年6月6日(月) |
Матрёшка(マトリョーシュカ) |
「マトリョーシカ人形(Matryoshka doll)は、ロシアの代表的な民芸品の人形のこと。マトリョーシカという名前はロシア女性の名前、マトリョーナ(Matryona)の愛称からきています。胴体の部分で上下に分割でき、一番外側のおおきな女の人の人形のなかに次々と小さな女の子の人形がはいっている。これがつぎつぎと繰り返され、入れ子構造になっていいます。」
その人形を買ってきました。人形が10個あるものです。人形の胴体の一番太いところの寸法をノギスで測ってみました。6番目から9番目までの直径の差は5mm以下で壁の厚みとしては2.5mm以下です。しかし1~3番の大きい方の壁の厚みは取り過ぎだと思います。大きいので強度は必要で、分厚くなるのは分かりますが分厚すぎます。この大きさだと12~13は出来そうだと思えます。暇になったら挑戦してみたいと思います。 |
人形 |
外形 |
内径 |
差 |
1 |
99.2 |
81.7 |
17.5 |
2 |
77.1 |
66.3 |
10.8 |
3 |
62.1 |
52.6 |
9.5 |
4 |
51.7 |
42.5 |
9.2 |
5 |
40.8 |
33.5 |
7.3 |
6 |
31.2 |
26.3 |
4.9 |
7 |
25 |
20.1 |
4.9 |
8 |
18.9 |
14.1 |
4.8 |
9 |
13.6 |
8.7 |
4.9 |
10 |
5.9 |
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2011年6月5日(日) |
若葉工房火災発生 火事です~!!! |
ロシア旅行に行く前の事件ですが、工房のフローリングの床が焦げました。原因は直径の大きいフォスナービットで、木に穴をあけましたが、その時少し煙が出ました。切りくずに火が付いたまま、旋盤の反対側に落ちて、そこにあった木くずに燃え移ったと思います。作業が終わって工房を出るとき、穴あけの時に出た煙が多く残っているなと思いましたが、工房の気密性が高いからと良く確認せず出たのが失敗でした。穴をあけた後旋盤の向こう側でくすぶっていたのです。火災と言っても炎が出るものではなく、煙だけが出ています。寝る前に工房のドアを開けて中をのぞくと煙が充満しています。ドアを開けると階段のところに設置してあった火災報知器が急に鳴り出しました。あわてて火元を探して水をかけました。木くずを取り除いて床を確認すると、フローリングと集塵ホース、それに電源ケーブルが焦げていました。床は穴があいていないので、そのままにして、ホースはガムテープを巻いて修理、電源ケーブルは新しい物に交換しました。
これで一件落着としたいのですが、今後のことを考えて火災報知機を工房の中にも設置することにしました。今までは台所、階段上、寝室の3か所に、ワイヤレス型の火災報知機を取り付けていますが、追加用の子機を1つ購入しました。ワイヤレスの良い点は4か所の内一か所で煙を検知すると、4台全部が鳴り出します。寝室で寝ていても他の部屋の火事が分かるわけです。 |
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2011年6月4日(土) |
シカモア |
宮城のIWBさんから自家焙煎珈琲を送って頂いた。コロンビア産の最高級グレードのものです。コーヒーはあまり好きではないが、この高級品なら美味しく頂けそうです。気配りのIBさん有難う。電話をしないことをお許しください。
もう一人お礼を言わないといけない人が居ます。シカモアを送って頂いたKICHさん有難う、確かに受け取りました。シカモアという木は初めて手にしましたが、「ヨーロッパ中部及び西アジアに分布。アメリカにも生育するが、フランス産の物が最高の材とされている」と木材図鑑に書いてありました。今回の物はカナダ産と言うことですが、杢が出ており良さそうな材です。何に使うかが悩ましいところです。ねじ切りが出来るので、印鑑入れを量産することが、まず思いつきます。ペン作りは好きでないので、やる気になれません。 |
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2011年6月3日(金) |
D-WAY TOOLSのCBNホイール |
ロシアから帰国するとD-WAY TOOLSから#180のCBNホイールが到着していました。早速箱を開けるとすでに入手していた#80のホイールと何か違います。そうです#180はバランスが取られているのです。ドリルでホイールの横に穴をあけています。重い部分に穴をあけて軽くしバランスを取るわけです。なぜ#80のホイールのバランスが取られていないのか?D-WAY
TOOLSに問い合わせのメールを送りました。返事が来たらこのサイト報告をします。 |
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2011年6月2日(木) |
砥石のダイナミックバランス |
ロシアから無事帰国しました。しかし少々疲れています。それでもこのサイトの更新は続きます。
グラインダーに取り付けた砥石はバランスが取れていないと、高速で回転させると振動が出てしまいます。この振動は正確なシャープニングの邪魔になります。その為グラインダーを使っている工場などでは、砥石のバランスを取る治具を準備して砥石のバランスを取っています。しかしやってみると分かりますが、かなり根気のいる仕事です。グラインダーから砥石を外す必要があり、治具に乗せてバランスを取ります。かなり良いところに追い込むのにかなりの時間がかかります。車のタイヤのバランスを取っているところを見た方は居ると思いますが、自動で鉛を貼る位置を見つけてくれます。グラインダーの砥石にこの様な自動のバランス計がないかとネットで検索するとありました。しかもグラインダーに砥石を取り付けたまま測定出来ます。砥石のアンバランスだけでなく、グラインダーの回転部分を含めた、ダイナミックバランスが取れるのが特徴です。早速購入しようと価格を聞くと30万円以上することが分かりました。残念ながら購入を断念しました。 |
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2011年6月1日(水) |
セルギエフ・ポサード |
ロシア旅行6日目です。セルギエフ・ポサードというモスクワから東に70kmぐらいのところにある町に来ています。昼食の後トロイツェ・セルギエフ大修道院へ行く途中、新婚さんに出会いました。結婚式の後町に出て皆さんに祝福してもらうのが習慣になっているそうです。新婚さんが写真を撮っている近くに行くと、一緒に写真を撮ってほしいという依頼があった。そのことを同行の方々に言うと、皆さん喜んで写真撮影会に参加された。ロシアの教会はヨーロッパと違って、教会の中にパイプオルガンなどの音を出す楽器はいっさい置いていない。ステンドグラスもなくその代わり壁画があります。屋根は丸くてほとんどの所で、金箔で飾られています。天気が良いとそれが青空とあいまって非常に美しい。 |
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