2011.06.15

ねじ切り治具のノブの製作
X軸ノブのターニング

ピッチ送りの方は木製のノブが付いていますが、これをもっと直径の大きい物に交換して、簡単に連続で回せるようにします。

ピッチ用ノブの製作

問題なく固定できるかどうか確認します。ハンドルを取り付けて完成です。直径92mmぐらいになりました。

完成

スムーズに早く回せるようになりました。非常に使いやすくなったので、大成功です。

直径160mmぐらいになるよう手持ちの材料を挽きました。

ねじ切り治具のピッチの送りは連続で回す必要があります。一か所にカッターが止まるとその部分が焼けて黒くなってしまいます。色の濃い木の場合は問題ありませんが、白い木だと焼けがあると目立ちます。そこで回転グリップ付きのノブを作ることにしました。ピッチ送りだけでなく、X-YテーブルのX軸を動かす方も回転グリップ付きのノブが付いていますが、小さくて非常に回しずらい。従ってピッチ送りとX軸の両方に回転グリップ付きノブにすることにしました。

ハンドルが短いというご指摘があったので、真鍮の棒から削りだして、大きいハンドルを作ってみました。やはり大きいハンドルの方が回しやすくなりました。

X軸の方をまず挽きます。元からあるノブを3方向からねじで押えて新しいノブを取り付けます。挽き終わったらドリルでねじを固定する、鬼目ナット用の穴をあけます。

バーニングで線を入れてアクセントを付けました。つかみしろはまな板チャックでつかんで仕上げました。

4mmの鬼目ナットをねじ込みます。木が割れないように注意を払います。割れそうだったら下穴を大きくします。

これも直径が小さいので、ハンドルが非常に重い。径を大きくすることで解決したい。