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2009年4月29日(水) |
Vermecネジ切り治具 |
Vermecのネジ切り治具をWoodFast、M910という旋盤用に買った人が居ます。下の写真は小生のVL300に取り付けた状態ですが、主軸よりネジ切り治具の軸の方が高くなっています。M910のツールレストはVL300より低いので問題ないだろうと思い、購入者に送ったがM910でも40mmぐらい高くなるという。そこでVermecにクレームしたら、部品を作って送るので、しばらく待てと返事してきた。先日その対策品が到着した。最初の物はツールレストにX-Yテーブルを固定するようになっていたが、今回の物はベッドに固定する台が付いて送られてきた。M910の所有者に送って確認してもらったら、主軸の高さにぴったり合うように出来たという。少し時間がかかったが問題解決でめでたしめでたしです。
明日から瀬戸内海8島めぐりとしまなみ紀行4日間に出かけます。従って5月2日に帰宅するまでこのサイトの更新は出来ません。あらかじめご了承下さい。 |
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2009年4月28日(火)PartⅡ |
テックさんのスペシャルツール販売について |
Easy Rougherについて海外のサイトの掲示板を見ると、新宿のスチワートさんの書き込みが目につきます。彼はこのツールを絶賛しており、1時間で25cmのボウルの荒挽きが出来た。非常に硬い欅のボウルを7個やったところで、カッターが切れなくなったので、刃を90度回転させることにしたという。非常に積極的に削れるので、深く削ってしまう。彼の旋盤は小生も使っていたDVR3000ですが、モーターのトルクが少し弱いのが欠点です。このツールを使うと削る量が多いので、モーターが止まることが良く起きるという。もっと馬力のある大型旋盤だとよりこのツールの性能を発揮させることができる。替え刃は3種類あるが、ツールを買うと付いてくるのが4”の物とスチワートさんは言っているが、正方形の物が来ました。これは間違っていると思うが、4”の物が一番多目的に使えるという。ツールのハンドルですが、純正の物より彼が考えた3段になったハンドルの方が使いやすいという。柄のでっぱた部分で押すので、普通と違うハンドルの形にする必要がありそうです。ハンドルの口金はHosalukの物を使っているという。ハンドルを自作する場合は、この形をとりあえず真似するのが良さそうです。
先週クラフトサプライからCi1が到着していたが、土、日と瀬戸の方へ行って居たので、千葉の鉄工所にツールを持って行けなかったが、本日車を飛ばして房総半島の中ほどまで行って、ツールを置いてきた。ツール用の鋼材はN48を使う予定だったが、現物を見せるとステンレスだという。ステンレスより、N48の方が硬いが、振動モードなど異なると使用感に違いが出るので、鋼材は純正品と同じステンレスを使うことになった。ステンレスは鉄に比べると値段が3倍高くなるが、純正品と同じものにすることになった。鋼材も日本で入手できる太さは13mmになるので、NCで少し刃先の部分を加工する必要があります。(純正品は1/2インチ≒12.7mm)4mの鋼材を使うので、ツール1本分だけ買うわけにはいきません。10数本をまとめて買う場合、小生に売ってくれる値段も交渉した結果、少し高くなりますが、小生の販売価格は送料込みで7,000円です。替え刃は基本的に正方形の物を付けます。替え刃の取り付けネジは付きますが、ハンドルは付きません。エクスパック500で送付しますので、送料は500円です。手渡しの場合は6,500円になります。購入希望の方は小生にメールで予約をして下さい。鋼材の長さが4mなので、切りの良いところで売り切れになることもあります。先着順で販売します。
追記:ハンドルに挿入する部分は、角材のままです。従ってグラインダーで丸くするかハンドルにあける穴を正方形にして下さい。この加工を頼むと価格が上がってしまいます。 |
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2009年4月28日(火) |
銘木市場 |
岐阜県の銘木市場と材木屋さんを回った。ちょっと見ることが出来ないすごいものだった。あいにく銘木市場は休みだったので、中には入れませんでしたが、表に置いてあった原木は迫力がある。詳細は写真をクリックしてください。 |
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2009年4月27日(月) |
工房 楔を訪問 |
岐阜県羽島市にある工房 楔(せつ)、永田さんの工房を訪問してきました。非常に広いというのが印象で、趣味でやっている人には無縁の工房です。正直言ってあまり参考にならないと思いますが、写真をアップしましたので、見て下さい。 |
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2009年4月26日(日) |
森の器 WOOD CRAFT |
愛知県瀬戸市のウッドビレッジイノウエへ行ってきました。ウッドターニングの初級・中級者用のビデオ撮影のためです。1泊2日ですので、もちろんテックさんはビデオ撮影だけということはありません。永田工房、材木市場、銘木店/2店舗などを訪問しました。もちろん観光もしています。明治村、犬山城見学、長良川温泉宿泊という忙しい日程でしたが、無事日程を消化、帰宅しました。高速道路が1000円というので遠出したのは、宮城の岩淵工房訪問に次いで今回で2回目です。今回の旅行の訪問先の状況は、順次報告しますが、ビデオ撮影の後井上さんに見せられた手づくり木工事典という本を見て驚きました。英語で書かれた本は沢山見ていますが、日本語で刃物の使い方が書かれた本は初めてみます。この本のウッドターニングへの招待という記事の筆者が井上さんです。堂々と表紙を飾っています。この井上さんのビデオを撮ってきました。今ビデオカメラからパソコンに撮影画像を移し、問題なく撮影出来ているか確認したところです。大丈夫でした。これから編集作業に入ります。DVDが完成したらこのサイトで販売を開始します。 |
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2009年4月25日(土)PartⅡ |
10万アクセス達成 |
テックさんのウッドターニングのサイトは、2006年2月からスタートしましたが、アクセスカウンターを2007年7月1日より取り付けて運用してきました。最初からカウントしておればだいぶ前に10万アクセスを超えたと思いますが、2007年7月から約1年10か月で10万アクセスを達成することが出来ました。このサイトを毎日訪問して下さった方々に感謝します。今後も今まで通り、ウッドターニングに関係する情報を提供していきたいと思いますので宜しくお願いします。 |
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2009年4月25日(土) |
クスノキの丸太 |
千葉の方でいつも予告なしに来られる方が、クスノキの丸太を持ってきてくれました。直径40cmもある太いものです。一人で持ち上げることが出来ないほど重いものです。駐車場の床の上に置いたがこのままでは移動させることが出来ない。電気式のチェーンソーで半分に切れば、持ち運びが出来るようになるが、電気式のチェーンソーでは、この大物を切るのが難しそうです。そこでエスティマの荷台に何とか持ち上げて乗せることにした。これを団地裏の林の中に持ち込み、ハスクバルナのチェーンソーで切るという作戦です。重さは60kg以上あると思いますが、荷台の高さまでは何とか一人で持ち上げることができ、2個とも乗せることが出来た。2枚目の写真はカットした後のものです。ランバーメイトを塗って物置きに収納しました。大型のサラダボウルが出来ますが、クスノキなので匂いがすごいものになるでしょう。 |
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明日から2日間愛知県の瀬戸市に行きます。井上重信さんのウッドターニングのビデオを撮るためです。井上さんは日本でのウッドターニングの先駆者と言える人で、その理論はぜひ一度は聞きたいものです。瀬戸市まで行ける方は、直接ご指導を仰げばよく、井上さんは大勢の弟子を持っておられます。技術指導も熱心にやっておられます。しかし直接行けない人には、今回撮影するDVDをぜひ見て頂きたいと思います。目から鱗でしょう。 |
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2009年4月24日(金)PartⅡ |
Easy Rougher Ci1 |
Easy RougherはEasy Wood Toolsという会社が製造しており、クラフトサプライなどが販売をしている。最初このツールを見たとき、ガウジを使えば良いのでこの様な道具はいらないと思いました。しかしこれが非常に良いという人がいたので、岩淵さんの工房で試させて頂いたら、欲しくなりました。ラフィングがボウルガウジよりすごく早く出来ます。須田プロはガウジでボウルのラフィングを非常に早くやりますが、小生のレベルではそこまで早く出来ません。須田プロには不要かも知れませんが、小生の場合はこのCi1に軍配が上がります。そこで早速クラフトサプライに注文した訳ですが、本日このサイトを見ている人で鉄工関係が分かる人から電話があり、このツールのシャフトは簡単に作れるという。何という鋼材だったか忘れたが、ツール用として問題のない、4mの鋼材から10本ぐらいは取れる。先にネジを切って交換用として売っている刃を取り付ければよいだけという。交換用のカーバイドの刃は$13..99と安いのを売りにしています。4mの鋼材は1本数千円なので、交換用の刃を買っても1万2千円以上するCi1の半値以下で作れるという。とりあえずクラフトサプライからCi1が到着したらそれを見せてくれという。千葉の方ですが貸して作れるかどうか調べてもらうことにした。簡単な構造なので、先の刃だけ純正品を購入すれば同じ性能の物を作るのは簡単だと思います。鋼材は4m単位で売っており、4mの鋼材を1本買うと10本ぐらいは出来てしまうので、このサイトで販売する可能性もあります。お金持ちの方は純正品を買って下さい。お金のない方は少し待った方が良いでしょう。ご期待下さい。 |
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2009年4月24日(金) |
シースルーサイクロン |
ペンの話は昨日の分でおしまいです。今日はアクリルで出来た内部を見ることが出来るサイクロンの話です。
シースルーのサイクロンの配管が完了しました。早速自動カンナで削った木屑を吸わせてみました。らせん階段状のスロープが付いていますが、それに沿って木屑が回転しています。渦を巻きながら木屑が落ちていき下のファイバードラムに落ちます。集塵機の方にはほとんど木屑が行っているようには見えません。上手く動作しているようです。詳細は下の写真をクリックして下さい。サイクロンの動画を見ることが出来ます。静電気で木の粉が付いて、すぐに内部が見えなくなるという意見もありましたが、今のところ全く問題ありません。なお動画が見れないという方は、ソフトがインストールされていないので、Appleのサイトにアクセスして、画面の中ほどにある、ダウンロード開始のボタンを押して、画面の指示に従ってソフトをインストールして下さい。 |
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2009年4月23日(木) |
Slimline Pen |
クラフトサプライのカタログを見るとSlimline Penが$1.65で売られています。50個買うと$1.50です。これは人気のペンキットで、良く注文を頼まれます。Roadster
PenとEuropean Penも人気です。問題はアメリカでも人気のようで、在庫切れが頻繁に起きています。注文してもすぐに送ってもらえず注残になります。あまり長く待たされる物はキャンセルしていますが、2~3週間なら待つことになります。
このペンキットを使って普通に作ると下の1枚目の写真のようになります。当然これでは面白くないと考える人がいます。2枚目の写真はペンクリップを沈み込ませています。あるいは頭の部分を斜めにするなどしています。作り方はfinialoptions.pdf へのリンクとslimlinemodificationspart2.pdf へのリンクを見て下さい。 |
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2009年4月22日(水) |
一石二鳥の寄木ペン(PartⅡ) |
ペン用として必要な長さと太さの白い木と茶色の木を準備します。同じような色だと寄木にする意味がないので、コントラストが付く様に材料の木を選びます。材料の木はほぼ同じ寸法である必要があります。後ではがしますのではがしやすいよう、木の片側にだけ、瞬間接着剤を塗って2本のペンの材料を2段重ねで接着します。これをバンドソーか糸のこでカットしますので、どのように切るか、鉛筆で線を入れます。その線の沿ってカットします。バンドソーのブレードはテーブルに対して直角になっていないと上側と下側のサイズが変わりますので、問題です。カットの前にバンドソーが正しく調整されているかどうか確認してください。曲線で切りますので、当然ブレードの幅は細い物を付ける必要があります。下の写真では接着剤が赤い線の左側に付いています。カットは接着剤の付いていない側からやって下さい。カットが終わると上と下の木を入れ替えて、瞬間接着剤で接着します。クランプを使ってしっかり接着します。接着が終わると準備完了です。通常のやり方でペンを作って下さい。真鍮のパイプの穴をあける時、接着が外れる危険性があるので、テープを角材に巻きつけてやると、寄木の接着をはがすことはないそうです。またドリルの穴に詰まった木くずはこまめに排出させて下さい。これで模様の色が逆の寄木のペンが2本出来ます。さらに複雑な模様にするにはカットをして接着した物を、再度重ねて接着してカットします。試してみてください。 |
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2009年4月21日(火) |
一石二鳥の寄木ペン |
一石二鳥のスプーン作りと言うのを以前やりました。今回は寄木のペンですが、1回のカットでペン2本分が出来ますので一石二鳥です。このやり方で作ったのが下の写真のペンです。2枚目の写真は2回カットした場合のものです。複雑なパターンになっていますが、作り方はそれほど難しくありません。バンドソーか糸のこが必要になります。もちろん色の違う2種類のペン用の木が必要です。後は普通のペンを作る道具とペンキットが必要です。どのようにして作ったか考えて下さい。種明かしは明日アップします。これはペンに限らず他の作品にももちろん応用できます。小生は携帯型爪楊枝入れを作るつもりです。 |
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