2011年1月31日(月)
ペン用真鍮パイプ挿入治具
夢工房さんへ行ってきました。小生が頼まれて設置したパソコンでメールが出来ないというのです。最初に設定した時はメールの送受信が出来ることを確認していたのですが、小生が居なくなると出来なくなったのです。不思議ですが再設定してメールの送受信が出来るようにしました。ノートパソコンを持って行って小生のノートでも送受信を出来ることを確認して完了です。小生のダイヤモンドホイールの付いたグラインダーを持って行って見せてあげました。夢工房さんも120番のダイヤモンドホイールでの研磨面の綺麗さを確認された。7インチのグラインダーなので8インチが付かないのが悩みです。

話は変わりますが、Craftsupplyで販売を開始したペン用の真鍮チューブ挿入治具です。$7.99と手ごろな価格ですが、アルミの棒があったので自作することにしました。アルミは柔らかいので、ガウジで簡単に切ることが出来ます。作り方の詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年1月30日(日)
宮城蔵王の樹氷林探検
雪上車で樹氷を見に行く1泊2日のツアーです。2月に行くことで予約を入れました。自分の車で行くことも考えましたが、雪上車に乗るには予約が必要というので、今回は団体ツアーを申し込みました。幅の広いキャタピラの付いた雪上車で山奥に入るので、歩いて行こうとすると非常に大変なところまで行けます。しかも暖房の利いた雪上車で行けば、寒い思いをせず楽々行けます。カメラは軽量のコンデジだけを持っていくつもりです。重い一眼レフは持っているだけで使わないことが多くなってしまいました。
2011年1月29日(土)
グラインダー切り替えのリレーが融着
グラインダーの切り替えに使っていたリレーの接点が融着してしまいました。接点容量は10Aですが、グラインダーにかなり負荷をかける作業をしていると、火花が出て、お亡くなりになりました。定格電流が3Aとしても負荷をかけると、相当の大電流が流れたのでしょう。そこでリレーはあきらめ、三相用の押しボタンスイッチを2個購入して、グラインダーを切り替えることにしました。リレーのように一回の操作で切り替えることは出来ませんが、押しボタンを2回押すのもそれ程手間ではありません。配線を終わって2台のグラインダーを作動させてみましたが、特に問題はありませんでした。2台のグラインダーを間違って両方ともオンにすると、インバーターには過負荷になります。しかし保護回路が働いで壊れることはありません。この場合インバーターがトリップするので、リセットボタンを押して復帰させる必要があります。人間は間違えることが時々ありますが、間違えても大丈夫です。
 バンドソーで中指を切ってしまいました。ブレードを見ずに材を送ってしまった、わき見運転が失敗の原因です。この様な初歩的な失敗をする人は、殆どいないと思います。ちょっと切れただけだが痛い!
2011年1月28日(金)
120番のダイヤモンドホイール
直径205mmのダイヤモンドホイールです。120番になります。特徴は刃物焼けが非常に少なく、普通の砥石の様に変形しない。ダイヤモンドなので、どのような合金鋼でも研げるという。そのダイヤモンド砥石を使ってみました。宣伝文句通り発熱が少なく、細いガウジ、スキューでも変色することはありませんでした。なおかつ水砥石の様に研ぐのに時間がかかりません。ホイールが高速で回っているので、普通の砥石ほどではありませんが、早く研ぎ終えることが出来ます。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年1月27日(木)
日立20cmグラインダーのベアリング交換
Yahooのオークションで日立の20cmのグラインダーを購入しました。120番のダイヤモンドホイールを使ってみたかったからです。購入したグラインダーはあまりきれいな物ではありませんが、心響太鼓さんのように塗装をやり直すほど、根性はありません。このまま使いますが、回してみると少し振動と音が大きい。とりあえず安い物なのでベアリングだけは交換することにしました。交換は25cmのグラインダーでやっているので、問題なく出来ました。ベアリングはホームセンターで買いましたが、2個で870円です。中古のグラインダーを買ったらこれだけは替えておくと良いでしょう。誘導モーターの場合、ブラシなど接触するものがないので非常に信頼性が高い。唯一ベアリングが摩耗する問題があります。山形県の方に教えてもらった情報では、ベアリングは1日2時間の使用だと寿命は8年ぐらいになるそうです。オークションで出てくるグラインダーは、何十年も使ってから、出てくるのでほとんどの場合ベアリングが駄目になっています。しかしベアリングさえ交換すれば、非常に高性能なものです。アメリカで売っているDIY用のグラインダーとは比較にならないものです。ベアリングの交換については下の写真をクリックすると詳細を見ることが出来ます。
2011年1月26日(水)
穴あけ器の使い方
愛知県の工房齋(いつき)さんより、パンチの使い方についてアドバイスを頂きました。まずハンマーは重い物を使う。前回使ったのは下の写真の上の物です。今回はヘッドの重量が1.1㎏の写真(下)の物を使いました。次に台の木は板目ではなく木口を下にしてパンチで叩くと綺麗に打ち抜けるという。以前夢工房さんから教えてもらったような気がするが、忘れてしまっていた。この2点を修正して打ってみたところ、殆どの物が綺麗に抜けるようになりました。問題はこれをやる以上1枚の値段がいくらになるかです。安いマジック式サンドペーパーを探す必要があります。以前自作した時は、1枚6.6円で出来ました。今回は1枚13円ぐらいになっています。

追記:ホビーツールさんのマジック式ロールペーパーだと#60¥と#80は9.6円/枚、#120以上は7.9円/枚で出来ます。
2011年1月25日(火)
リブロスデルムンド訪問
埼玉県の伊奈町にあるリブロスデルムンドさんへ行ってきました。目的は新しく発売されたスチールシティのテーブルソーを見せて貰うためです。リブロスさんには展示室はありませんが、倉庫の中で確認のため、箱から出したテーブルソーを見せて頂くことが出来ました。リブロスさんは木工家の間では有名な廉価で高性能な木工機械を供給してくれる販売店です。オモチャの様な機械を販売する販売店が国内では多いのですが、リブロスさんは、本格的な製品を揃えておられます。木工の機械は入門機を買うと、性能が不十分でその後買い替えることが多いのですが、リブロスさんが売っている機種は買い替えが必要ない物が多くなっています。テーブルソーに話を戻すと写真のものが89,000円で買えます。モーターは1.5馬力で100Vと200Vを切り替えることが出来、鋸刃は254mmです。小生の用途ではこれで十分です。一番の問題は幅1727mm奥行965mmという寸法です。これを置く場所が出来るかどうかで購入するかどうか決まります。第二工房の整理整頓で置けるはずですが、とりあえず整理することにします。

話は変わりますが、リブロスさんでは木工旋盤を含めた製品を取り寄せて評価をされています。国内で売れる性能かどうか判断をして、問題なければ新しい商品を追加されることになります。写真も撮らせて頂いたが、残念ながら未発売の物をこのサイトで出すことは出来ません。ある日突然あなたの欲しい製品が出てくるかも知れません!!!
2011年1月24日(月)
GROZの穴あけ器
GROZのArch Punchesという穴あけ器を購入しました。直径は52㎜なので2インチの丸いサンドペーパーを打ち抜くことが出来ます。以前は配管用のパイプを使って2インチのサンドディスクを製作しましたが、この穴あけ器の方が、当然ですがハンマーで叩きやすい構造になっています。以前作ったディスクは背面に100円ショップで売っているフェルトを使った物ですが、在庫がなくなってきました。そこで追加で作ることにしました。とりあえずマジック式のサンドペーパーを打ち抜いてみましたが、ハンマーは5回以上叩かないと綺麗に切り抜くことが出来ません。ハンマーで叩いた後、片側を浮かせてみて切れているかどうか確認します。切れておれば反対側を確認しますが、切れていない場合はその方向にパンチを傾けて叩きます。少しやるとコツがわかってきます。ハンマーのヘッドはある程度重い方が早く打ち抜くことが出来ます。まだ誤って手を叩いていませんが、左手には手袋をしました。
2011年1月23日(日)
ミツトヨ、直読ハイトゲージHW-30の購入
デジタルハイトゲージは自作しましたが、Yahooのオークションで安く出ていたので、落札してしまいました。新品は5万円以上で売られているものですが、十分の一ぐらいの値段で落札出来ました。±0.03mmの精度で測定できます。木工だとこれ程の精度は要らないと思いますが、精度が出ないよりは良いでしょう。この様な道具はDIY用に作られた物と、プロ用では大きな差があると思います。アメリカで売られているシャープニング用のデルタのグラインダーと国産の日立の三相グラインダーを比べると良く分かります。どちらが良いかって?そりゃ10倍ぐらい日立が良いと思います。
2011年1月22日(土)
グラインダー切り替えリレーの設置
現在使っているグラインダーは日立のABT4という直径255mmの砥石の付くものです。Yahooのオークションで日立の205mmのグラインダーを落札しました。もちろんインバーターで回転数を調整できる3相モーターのものです。この205mmのグラインダー用にもう一台インバーターを購入することは出来ないので、インバーターをリレーで切り替えることにしました。落札したグラインダーはまだ到着していませんが、リレーとグラインダーを接続する端子盤を設置しました。リレーは手持ちのオムロンのLY4Nという接点容量が250V、10Aというものです。25cmのABT4の方でも電流は60Hzで3.2Aしか流れないので、多分このリレーで十分行けるでしょう。25cmのグラインダーだけ接続して回してみましたが、特に問題はありませんでした。これで砥石はノートンの3X、46グリッド、ノリタケのWA、80グリッド、ダイヤモンド砥石の120グリッドの3つが使えるようになります。しかしこれら3つの砥石を常用することは無いでしょう。単なる自己満足です。
2011年1月21日(金)
USBリンクケーブル
普通のUSBケーブルの様に見えますが、パソコン同士を接続するUSBリンクケーブルです。最近パソコンの設定を頼まれることが多いので、古いパソコンのデーターを新しい方へ移すのに便利なので購入しました。2,800円です。2台のパソコンのそれぞれのUSB端子に挿入すると自動的に認識します。Thunder Birdという画面でそのパソコンのローカルホストと別のパソコンのリモートホストが出てきます。この画面で必要なフォルダーからファイルを2台のパソコン間でコピーすることが出来ます。1月22日もこれが役立ちそうです。Windows 7対応と書いていませんが、問題なく使えます。
 
2011年1月20日(木)
デジタルハイトゲージの製作
ルーターとかテーブルソーの刃の飛び出し量を測定するデジタルハイトゲージが売られています。一番安い物でも7千円以上します。デジタルノギスを持っているので、それを使えば簡単に作れそうなので、自作してみました。
 こちらはデジタル表示でないので、値段が手ごろです。しかし精度が問題になります。
 作ったのは下の写真の物で、ノギスを板で押えただけの簡単なものです。
 測定方法は平らな台の上に置いて、ノギスをぴったり接触させます。緑色のリセットボタンを押して表示をゼロにします。次に刃の上にノギスの先端を合わせて、表示を読みます。表示はマイナスになりますが、刃の高さを表示しています。製作費用は手持ちの材料をつかったのでゼロ円です。
2011年1月19日(水)
Jamieson穴掘りツールのシャフトの製作
Jamiesonの穴掘りツールの標準のシャフトの太さは3/4”(19mm)です。しかしこれだと深い壺などの場合振動が出てしまいます。そのためJamiesonでは1 1/8"(28.6mm)のシャフトもオプションで準備しています。今回ホームセンターで簡単に入手できるφ25mmの鉄棒を使って、作ってみました。鉄棒を必要な長さに切って、穴をあけます。それから刃先のアッセンブリーを固定する押しねじの穴をあけてねじを切るだけです。最後にスタビライザーハンドルに挿入できるよう、グラインダーでシャフト径をφ25mm⇒φ19mmにするだけです。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2011年1月18日(火)
砥石の購入
 グラインダーはまだオークションで落札出来ていませんが、砥石だけを購入しました。いつもはMonotaroで購入しますが、今回はWoodCraftで購入しました。理由は幅25mmで希望の番手の砥石がMonotaroでは売っていないからです。刃物の形を変える#46と研ぎ直し用の#120が欲しいのですが、#46の方はノートンの3Xを購入しました。この砥石は4種類の軸径に対応するためブッシングが付属しています。下の写真の中央の青色の物です。#120の方は普通の砥石では品揃えがないので、ダイヤモンド砥石にしました。これはボディがアルミで出来ており、刃物を研いだ時に発生する熱を、放熱板の様に上手く放熱して、水砥石の様に刃物焼けの心配がないという。普通の砥石は熱伝導率が低く、切削面の温度が上がりますが、アルミだとすぐに熱が逃げるということだそうです。両方ともWoodCraftに注文を出しました。グラインダーが到着するころには、砥石の方も届くでしょう。
2011年1月17日(月)
Pen Mandrel Saver(Part Ⅱ)
昨日紹介したペンマンドレルセイバーですが、手持ちのワンウェイの回転センターで同じことが実現できることが分かりました。このカイテンセンターは中心のピンを抜けば貫通穴が開いています。これでブッシュを直接押します。
 回転センターの先の内側はテーパーが付いているので、ブッシュを上手く押すことが出来ます。このカイテンセンターを持っている人は昨日紹介したマンドレルセイバーを購入する必要はありません。
2011年1月16日(日)
Pen Mandrel Saver
下の写真は一般的に使われているペンマンドレルです。左側を主軸に差して、反対側を回転センターで押します。この時の問題はあまり太くない鉄棒を両側から押すので、曲がってしまうことがあります。一度曲がってしまうと元に戻すのは難しく、そのまま使うと丸く挽けなくなります。その様な問題を解決するためペンマンドレルセイバーという製品があります。
 下の写真がそれです。テイルストックに差して使います。中心に貫通穴が開いており、ペンマンドレルの鉄棒を中に通し、ブッシュングのみを押します。つまり鉄棒には圧力がかかりません。テイルストックのクイルを回して押すとブッシが押されて固定されます。丸い真鍮のねじは使わないので、外しておきます。この商品はPenn State Industriesで$15ぐらいで販売されています。ペンを良く作られる方は入手しておくと良いでしょう。
2011年1月15日(土)
グラインダーの購入予定
20CMのグラインダーを購入すべくYahooのオークションで入札しています。グラインダーは25cmの日立の物がありますが、片側はバフになっており、反対側はWA砥石が付いています。80番のWA砥石が一つと言う状況です。しかし砥石の種類は沢山あります。下の表はクレノートンの製品ですが、非常に発熱の少ない32AかDA砥石を使ってみたくなりました。刃物の形を変える砥石には85A砥石が向いていると思いますので、それらの砥石を取り付けて使いたくなったのです。GC砥石は120番があるので使ったことがありますが、ウッドターニングで使う刃物にはあまり良くないように感じます。勿論使えないことはありません。現在は赤色のWA砥石ですが、これは安くてウッドターニングの刃物様に向いている砥石だと思います。
 砥石  用途
A砥石  一般鋼材、鋳鉄、炭素鋼(生材)   
 WA砥石  合金鋼用、工具鋼用、焼入れ鋼用  
 GC砥石  鋼用、超硬用、セラミックス用、アルミ用  
 32A砥石  合金鋼、工具鋼、焼入れ鋼、特殊鋳鉄等の難研削材の研削用  
 85A砥石  合金鋼、工具鋼、焼入れ鋼の研削用 
 DA砥石  合金鋼、工具鋼、焼入れ鋼、特殊鋳鉄等の難研削材の研削用  
 砥石  特徴
 A砥石  生材の研削作業にその能力を発揮します
 WA砥石 一般研削、精密研削、工具研削などにその能力を発揮します 
 GC砥石  破砕性が良く、非鉄・非金属の研削作業にその能力を発揮します
 32A砥石  単結晶砥粒。ハイバナジウム合金鋼などの難研削材に対しても、非常に発熱が少なく早い研削ができます。 ドレッシングも最小ですみ、フォームの維持がよい砥石です。
 85A砥石  単結晶アルミナ砥粒。WA砥粒と比較した場合、硬度が高く、微細破砕しますので、砥石寿命の向上、研削抵抗の低減に大きな効果を発揮します。 従来のピンクアランダム砥石に比べ、さらに高性能になりました
 DA砥石  硬くて熱に敏感な鋼類をはじめとして、全ての種類の切り込み量の少ない研削に使用されています。 水色タイプ
2011年1月14日(金)
テレビブースターの購入
地デジのアンテナはずいぶん前に取り付けたものです。最近受信感度が落ちてきて、TOKYO MXが写らなくなっています。アンテナを新しい物に替える必要がありそうですが、屋根の上に登って作業する気になれません。そこで一時しのぎですが、テレビブースターを購入しました。日本アンテナの物で、テレビのそばで使うタイプのものです。一般的にはこの様なブースターはあまり効果がない物ですが、小生の環境では大きな効果がありました。下表の数字が30台だと写ったり、写らなかったりです。40以上あれば綺麗に写ります。TOKYO MXは14から45に上がり綺麗に写るようになりました。その他のチャンネルはすべて60上になりました。
 チャンネル  ブースターなし ブースターあり 
091 TOKYO MX  14  45
081 フジテレビ  43  65
061 TBS  49  65
071 テレビ東京  44  63
051 テレビ朝日  49  64
041 日本テレビ  55  66
021 NHK教育  56  66
011 NHK総合  55  65
000 放送大学  43  63
031 千葉テレビ  49  65
2011年1月13日(木)
旋盤の芯ずれ修正
青森県の方からKC-14の芯ずれの調整をやったと、メールが来ました。内容について同じ旋盤を使っている方の参考になると思いますので、調整内容を下記します。芯ずれは左右方向のみで上下方向はありませんでした。下の写真を見る限りこのケースはあまりひどいものではありませんが、ベアリングが異音を発しているという。廉価な旋盤なのでこれぐらいは、普通間違いなくずれています。しかしこの旋盤の芯ずれはかなりひどいもの(失礼!)があり、その様なハズレ品を手にしてしまった方から、メールが来ています。この旋盤を使っている方は、一度ずれを確認してみて、ずれていれば修正されると良いでしょう。
 芯ずれの確認にはチャックで20cmぐらいの棒をくわえて、先端を鉛筆の先の様に尖らせます。その先と回転センターの先が合うかどうか確認します。ずれておればベルトをモーターから外して、ヘッドストックを止めている4本のボルトを外します。そうするとヘッドストックがベッドから外れます。左右にずれている場合はヘッドストックの位置を左右にずらせてぴったり合う位置に固定します。上下方向にずれている場合は、薄い鉄板シートなどをヘッドストックの下に挿入すれば調整出来ますが、ヘッドストック側が高すぎる場合は、ヘッドストックを削るか、芯押し台の方にシートを入れる必要があります。
 今回の場合は左右のずれですがベッドの溝にはまる突起部が邪魔をして動かしたい方へ、ずらせなかったので青森県の方はやすりでこの突起部を削ったそうです。その結果左右方向もぴったりセンター間が合うようになりました。写真は青森県の方が撮影して頂いたものです。
2011年1月12日(水)
カバのサラダボールの粗挽き
頂いたカバの丸太の半割を粗挽きしました。まずテイルストックで押すところに印を付けます。直径の大きいチャックの爪を最大に広げてテイルストックで押して旋盤に取り付けます。丸太の切断面が平らなのでこれで回転させて削っていくことが出来ます。1個目はゴムを張った平らな真空チャックを使いました。
 丸太の4隅だけはバンドソーで落としてあります。手持ちの一番太いボウルガウジで丸く削っていきます。つかみしろを作るだけでも良いでしょう。
 チャックでつかみ直してテイルストックで安全のため押します。この状態ではキャッチングしてもワークが外れて落ちることは殆ど無いでしょう。内側は芯押し台で押しながら、出来るところまで内側を掘っていきます。
 VermecのS字のツールレストですが、このボウルを挽くのにピッタリです。今回の材は乾燥材なので、壁の厚みは薄くしました。粗挽きしなくてもこのまま仕上げるとが出来ますが、割れも出ているので進行するかどうか確認したかったので、粗挽きに留めました。3個挽いたらゴミ袋が5つ出来てしまいました。
2011年1月11日(火)
ボックスツールレストの製作
金属用のバンドソーが手に入ったので、オフセットのボックスツールレストを作りました。まず8.8mm厚の鉄板をバンドソーでカットします。次にφ25の鉄棒を切って、切断面をディスクサンダーで平らにします。平らにした面に10mmのねじを切ります。ボール盤を使って、8.8mmのドリルで穴をあけてから、旋盤上でタップでねじ山を切ります。旋盤の上でやると芯押し台が使えるので、垂直にねじを切ることが出来ます。最後にテーブルとなる鉄板に穴をあけて完了です。10㎜の皿ねじでテーブルを固定しました。当然ですが楽にツールレストをワークに挿入することが出来るようになりました。従来の物では挿入できない場合があります。
2011年1月10日(月)
コンターマシン到着
Yahooのオークションで落札したコンターマシンが宅急便で到着しました。23,500円+送料2,500円=26,000円で手に入れました。組み立てて厚さ8.8mmの鉄板を切ってみましたが、全く問題なく切れます。高速切断機では、非常に時間がかかり、また細かい形に切れませんが、このコンターマシンは、比較的短い時間で切れます。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2011年1月9日(日)
インド産紫檀とカバ
昨日大阪から千葉に帰宅しました。富士山は雪が裾野の方まで伸びていて非常にきれいでした。外国人にも人気であることは、これだけきれいだと当たり前です。途中で埼玉の材木屋さんのカバとインド産の紫檀を貰ってきました。パドックのビアグラスのお礼に頂いたものです。カバの木の方はすべてサラダボウルにするつもりです。紫檀は何に使うか?ペンあたりに使うのが良いのですが、小生はあまりやらないので用途を考える必要があります。
2011年1月8日(土)
鉄、アルミ、銅、ステンレスなどの素材の入手
皆さんは金属素材が必要になったら何処で購入されるでしょうか?小生はホームセンターで手に入る鉄棒、鉄板だけを使っていました。しかし希望のサイズの物が揃っている訳ではありません。恥ずかしながら最近知ったのですが、よく利用しているMonotaroでアルミ、鉄、ステンレスなどの素材の販売もやっていました。早速Monotaroのサイトで探してみると25cm角で厚さ9mmの鉄板が2,483円で売っていました。少し割高ですが、1枚あれば十分なので割高になることは受け入れることにします。なぜこの様な鉄板が必要かといえば、ルーターテーブル用に必要なのです。Vermecのバンジョーに差して使うテーブルですが、テーブルは15cm角と面積が狭いのです。25cm角ぐらいあれば使い易くなるので、25cm角の鉄板を購入してテーブルトップを作ってみようと考えています。この鉄板は平面度などの寸法精度が出ているようなので、問題なく使えると思います。
2011年1月7日(金)
ミニツールレスト
Onewayのシャープニング治具は、広く使われており標準になっています。スクレーパーなどをシャープニングするツールレストは、テーブルが広いので、短くなってきたスクレーパーのシャープニングをやろうとすると、ツールの柄が当たってシャープニングが出来ないことがあります。その様な場合に有効なのが、このミニツールレストです。小生はウッドターニングを始めた頃はよくスクレーパーのシャープニングをしていましたが、テーブルが広すぎるので、手持ちの物をカットしました。しかしその後スクレーパーは使わなくなってので、テーブルのカットはやらなければ良かったと思っています。下の写真を見ると欲しくなる人が居るかもしれませんが、買う前に良く考えて下さい。
2011年1月6日(木)
茶ずつの荒挽き
昨年の暮れに茶ずつを挽きましたが、上手くできなかったので作り直しをする事にしました。乾燥材でも荒挽きか中挽きをやっておかないと蓋と身が上手くかみ合わないので、準備作業として荒挽きをしました。A、B2組です。今回は前回の失敗に対する対応策を考えています。そのノウハウは茶ずつが完成したら、このサイトで紹介したいと思います。上手く出来なかったら、残念ながら報告はありません。現在フォスナービットをWoodcraftに注文しています。それが到着次第作業に取り掛かりますが、在庫がないので1月13日以降の出荷になるという連絡が来ています。この日記は京都の小天橋温泉で書いています。例によって入浴シーンの写真もアップしておきます。明日は城崎温泉から玄武洞を回って帰ります。
2011年1月5日(水)
初詣
京都の伏見稲荷へ行ってきました。京都駅から奈良線で2駅目の稲荷で降りるとすぐ目の前に伏見稲荷大社があります。沢山の人が来ていました。5千機以上の鳥居が並んでいるということですが、すべての鳥居を通ろうとすると2時間ぐらいかかります。三ツ辻というところまで行きましたが、それより上に行くのをあきらめて帰ってきました。その後京都のヨドバシカメラに立ち寄りパソコンを見て回りました。購入する機種が決まったので、帰宅後価格.COMで注文しました。店頭の価格より2万円ぐらい安く買えます。もちろん小生が使うものではなく、親戚の者が買い換えました。富士通の画面サイズが23インチの一体型の物です。
2011年1月4日(火)
コンターマシン
手持ちのラグナのバンドソーに金属用のブレードを取り付けて鉄板を切る予定でしたが、適当なブレードが見つかりません。高速切断機で鉄板を切ろうとすると非常に時間がかかることと、鉄板の一部だけを切り取るなどの細かい作業が難しいので、コンターマシンを購入することにしました。

コンターマシンとは金属を切るバンドソーです。ブレードを水平と垂直にすることが出来るモデルを見つけました。550Wのモーターが付いており、のこ刃は幅12.7×厚さ0.64×長さ1,638mmで17TPIの物が付属しています。交換用の替え刃は1,280円で売られています。P-Toolsでは36,750円で販売していますが、オークションで安く出品されているので、それを落札することにしました。いくらで落とせるか?今のところ12,500円です。今年もオークション依存症は治らないようです。スバルレガシーに付いているカーナビの2011年版の地図が発売になりました。それも安く落札出来ました。
2011年1月3日(月)
ボックスツールレスト
手持ちのクラフトサプライから買ったボックスツールレストは主軸の中心線より2cmほど左にずれています。あまり使わないので、中心に来るツールレストを作る必要性はそれ程感じません。しかし茶ずつをいくつか作る予定なので、鋼材を切って自作することにしました。工房に戻ったら着手する予定です。手持ちの鋼材の厚みは8.8mmぐらいですので、これ1枚で行けそうです。問題は鋼材をどの様にしてカットするかです。バンドソーを使うか、それとも高速切断機でやるか?Mokkinさんはバンドソーで鋼材を切っているというので、ブレードなどどうしているのか聞いてみました。ツールレストのポストは25mmの丸棒を買ってきたので、それを使います。同時にJamiesonの穴掘りツールのシャフトを太いものにする予定です。現在は19mmのシャフト径ですがこれを25mmにしてより深い壺などをやれるようにします。
2011年1月2日(日)
ティシュペーパーボックス
新年明けましておめでとうございます。1月1日から大阪の親戚の家に来ていますが、おしゃれなティシュペーパーボックスが置いてありました。プラスティックのものですが、千葉に帰ったらウッドターニングで作ってみようと思います。真中で分割した壺を作ればよいだけです。真中で分割されているので、壺というよりボックスを作るのと同じです。プラスティックの物は口が楕円になっていますが、これは作りにくいので、丸にします。内部にトイレットペーパーを差す心棒が入ります。ティシュペーパーの場合は箱から出してこの心棒の上に全体を曲げて置くだけです。何枚か取ってみましたが、気持ちよく1枚ずつ出てきます。