2011年1月17日(月) |
Pen Mandrel Saver(Part Ⅱ) |
昨日紹介したペンマンドレルセイバーですが、手持ちのワンウェイの回転センターで同じことが実現できることが分かりました。このカイテンセンターは中心のピンを抜けば貫通穴が開いています。これでブッシュを直接押します。 |
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回転センターの先の内側はテーパーが付いているので、ブッシュを上手く押すことが出来ます。このカイテンセンターを持っている人は昨日紹介したマンドレルセイバーを購入する必要はありません。 |
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2011年1月16日(日) |
Pen Mandrel Saver |
下の写真は一般的に使われているペンマンドレルです。左側を主軸に差して、反対側を回転センターで押します。この時の問題はあまり太くない鉄棒を両側から押すので、曲がってしまうことがあります。一度曲がってしまうと元に戻すのは難しく、そのまま使うと丸く挽けなくなります。その様な問題を解決するためペンマンドレルセイバーという製品があります。 |
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下の写真がそれです。テイルストックに差して使います。中心に貫通穴が開いており、ペンマンドレルの鉄棒を中に通し、ブッシュングのみを押します。つまり鉄棒には圧力がかかりません。テイルストックのクイルを回して押すとブッシが押されて固定されます。丸い真鍮のねじは使わないので、外しておきます。この商品はPenn State Industriesで$15ぐらいで販売されています。ペンを良く作られる方は入手しておくと良いでしょう。 |
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2011年1月15日(土) |
グラインダーの購入予定 |
20CMのグラインダーを購入すべくYahooのオークションで入札しています。グラインダーは25cmの日立の物がありますが、片側はバフになっており、反対側はWA砥石が付いています。80番のWA砥石が一つと言う状況です。しかし砥石の種類は沢山あります。下の表はクレノートンの製品ですが、非常に発熱の少ない32AかDA砥石を使ってみたくなりました。刃物の形を変える砥石には85A砥石が向いていると思いますので、それらの砥石を取り付けて使いたくなったのです。GC砥石は120番があるので使ったことがありますが、ウッドターニングで使う刃物にはあまり良くないように感じます。勿論使えないことはありません。現在は赤色のWA砥石ですが、これは安くてウッドターニングの刃物様に向いている砥石だと思います。 |
砥石 |
用途 |
A砥石 |
一般鋼材、鋳鉄、炭素鋼(生材) |
WA砥石 |
合金鋼用、工具鋼用、焼入れ鋼用 |
GC砥石 |
鋼用、超硬用、セラミックス用、アルミ用 |
32A砥石 |
合金鋼、工具鋼、焼入れ鋼、特殊鋳鉄等の難研削材の研削用 |
85A砥石 |
合金鋼、工具鋼、焼入れ鋼の研削用 |
DA砥石 |
合金鋼、工具鋼、焼入れ鋼、特殊鋳鉄等の難研削材の研削用 |
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砥石 |
特徴 |
A砥石 |
生材の研削作業にその能力を発揮します |
WA砥石 |
一般研削、精密研削、工具研削などにその能力を発揮します |
GC砥石 |
破砕性が良く、非鉄・非金属の研削作業にその能力を発揮します |
32A砥石 |
単結晶砥粒。ハイバナジウム合金鋼などの難研削材に対しても、非常に発熱が少なく早い研削ができます。 ドレッシングも最小ですみ、フォームの維持がよい砥石です。 |
85A砥石 |
単結晶アルミナ砥粒。WA砥粒と比較した場合、硬度が高く、微細破砕しますので、砥石寿命の向上、研削抵抗の低減に大きな効果を発揮します。
従来のピンクアランダム砥石に比べ、さらに高性能になりました |
DA砥石 |
硬くて熱に敏感な鋼類をはじめとして、全ての種類の切り込み量の少ない研削に使用されています。 水色タイプ |
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2011年1月14日(金) |
テレビブースターの購入 |
地デジのアンテナはずいぶん前に取り付けたものです。最近受信感度が落ちてきて、TOKYO MXが写らなくなっています。アンテナを新しい物に替える必要がありそうですが、屋根の上に登って作業する気になれません。そこで一時しのぎですが、テレビブースターを購入しました。日本アンテナの物で、テレビのそばで使うタイプのものです。一般的にはこの様なブースターはあまり効果がない物ですが、小生の環境では大きな効果がありました。下表の数字が30台だと写ったり、写らなかったりです。40以上あれば綺麗に写ります。TOKYO
MXは14から45に上がり綺麗に写るようになりました。その他のチャンネルはすべて60上になりました。 |
チャンネル |
ブースターなし |
ブースターあり |
091 TOKYO MX |
14 |
45 |
081 フジテレビ |
43 |
65 |
061 TBS |
49 |
65 |
071 テレビ東京 |
44 |
63 |
051 テレビ朝日 |
49 |
64 |
041 日本テレビ |
55 |
66 |
021 NHK教育 |
56 |
66 |
011 NHK総合 |
55 |
65 |
000 放送大学 |
43 |
63 |
031 千葉テレビ |
49 |
65 |
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2011年1月13日(木) |
旋盤の芯ずれ修正 |
青森県の方からKC-14の芯ずれの調整をやったと、メールが来ました。内容について同じ旋盤を使っている方の参考になると思いますので、調整内容を下記します。芯ずれは左右方向のみで上下方向はありませんでした。下の写真を見る限りこのケースはあまりひどいものではありませんが、ベアリングが異音を発しているという。廉価な旋盤なのでこれぐらいは、普通間違いなくずれています。しかしこの旋盤の芯ずれはかなりひどいもの(失礼!)があり、その様なハズレ品を手にしてしまった方から、メールが来ています。この旋盤を使っている方は、一度ずれを確認してみて、ずれていれば修正されると良いでしょう。 |
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芯ずれの確認にはチャックで20cmぐらいの棒をくわえて、先端を鉛筆の先の様に尖らせます。その先と回転センターの先が合うかどうか確認します。ずれておればベルトをモーターから外して、ヘッドストックを止めている4本のボルトを外します。そうするとヘッドストックがベッドから外れます。左右にずれている場合はヘッドストックの位置を左右にずらせてぴったり合う位置に固定します。上下方向にずれている場合は、薄い鉄板シートなどをヘッドストックの下に挿入すれば調整出来ますが、ヘッドストック側が高すぎる場合は、ヘッドストックを削るか、芯押し台の方にシートを入れる必要があります。 |
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今回の場合は左右のずれですがベッドの溝にはまる突起部が邪魔をして動かしたい方へ、ずらせなかったので青森県の方はやすりでこの突起部を削ったそうです。その結果左右方向もぴったりセンター間が合うようになりました。写真は青森県の方が撮影して頂いたものです。 |
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2011年1月12日(水) |
カバのサラダボールの粗挽き |
頂いたカバの丸太の半割を粗挽きしました。まずテイルストックで押すところに印を付けます。直径の大きいチャックの爪を最大に広げてテイルストックで押して旋盤に取り付けます。丸太の切断面が平らなのでこれで回転させて削っていくことが出来ます。1個目はゴムを張った平らな真空チャックを使いました。 |
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丸太の4隅だけはバンドソーで落としてあります。手持ちの一番太いボウルガウジで丸く削っていきます。つかみしろを作るだけでも良いでしょう。 |
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チャックでつかみ直してテイルストックで安全のため押します。この状態ではキャッチングしてもワークが外れて落ちることは殆ど無いでしょう。内側は芯押し台で押しながら、出来るところまで内側を掘っていきます。 |
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VermecのS字のツールレストですが、このボウルを挽くのにピッタリです。今回の材は乾燥材なので、壁の厚みは薄くしました。粗挽きしなくてもこのまま仕上げるとが出来ますが、割れも出ているので進行するかどうか確認したかったので、粗挽きに留めました。3個挽いたらゴミ袋が5つ出来てしまいました。 |
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2011年1月11日(火) |
ボックスツールレストの製作 |
金属用のバンドソーが手に入ったので、オフセットのボックスツールレストを作りました。まず8.8mm厚の鉄板をバンドソーでカットします。次にφ25の鉄棒を切って、切断面をディスクサンダーで平らにします。平らにした面に10mmのねじを切ります。ボール盤を使って、8.8mmのドリルで穴をあけてから、旋盤上でタップでねじ山を切ります。旋盤の上でやると芯押し台が使えるので、垂直にねじを切ることが出来ます。最後にテーブルとなる鉄板に穴をあけて完了です。10㎜の皿ねじでテーブルを固定しました。当然ですが楽にツールレストをワークに挿入することが出来るようになりました。従来の物では挿入できない場合があります。 |
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2011年1月10日(月) |
コンターマシン到着 |
Yahooのオークションで落札したコンターマシンが宅急便で到着しました。23,500円+送料2,500円=26,000円で手に入れました。組み立てて厚さ8.8mmの鉄板を切ってみましたが、全く問題なく切れます。高速切断機では、非常に時間がかかり、また細かい形に切れませんが、このコンターマシンは、比較的短い時間で切れます。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。 |
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2011年1月9日(日) |
インド産紫檀とカバ |
昨日大阪から千葉に帰宅しました。富士山は雪が裾野の方まで伸びていて非常にきれいでした。外国人にも人気であることは、これだけきれいだと当たり前です。途中で埼玉の材木屋さんのカバとインド産の紫檀を貰ってきました。パドックのビアグラスのお礼に頂いたものです。カバの木の方はすべてサラダボウルにするつもりです。紫檀は何に使うか?ペンあたりに使うのが良いのですが、小生はあまりやらないので用途を考える必要があります。 |
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2011年1月8日(土) |
鉄、アルミ、銅、ステンレスなどの素材の入手 |
皆さんは金属素材が必要になったら何処で購入されるでしょうか?小生はホームセンターで手に入る鉄棒、鉄板だけを使っていました。しかし希望のサイズの物が揃っている訳ではありません。恥ずかしながら最近知ったのですが、よく利用しているMonotaroでアルミ、鉄、ステンレスなどの素材の販売もやっていました。早速Monotaroのサイトで探してみると25cm角で厚さ9mmの鉄板が2,483円で売っていました。少し割高ですが、1枚あれば十分なので割高になることは受け入れることにします。なぜこの様な鉄板が必要かといえば、ルーターテーブル用に必要なのです。Vermecのバンジョーに差して使うテーブルですが、テーブルは15cm角と面積が狭いのです。25cm角ぐらいあれば使い易くなるので、25cm角の鉄板を購入してテーブルトップを作ってみようと考えています。この鉄板は平面度などの寸法精度が出ているようなので、問題なく使えると思います。 |
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2011年1月7日(金) |
ミニツールレスト |
Onewayのシャープニング治具は、広く使われており標準になっています。スクレーパーなどをシャープニングするツールレストは、テーブルが広いので、短くなってきたスクレーパーのシャープニングをやろうとすると、ツールの柄が当たってシャープニングが出来ないことがあります。その様な場合に有効なのが、このミニツールレストです。小生はウッドターニングを始めた頃はよくスクレーパーのシャープニングをしていましたが、テーブルが広すぎるので、手持ちの物をカットしました。しかしその後スクレーパーは使わなくなってので、テーブルのカットはやらなければ良かったと思っています。下の写真を見ると欲しくなる人が居るかもしれませんが、買う前に良く考えて下さい。 |
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2011年1月6日(木) |
茶ずつの荒挽き |
昨年の暮れに茶ずつを挽きましたが、上手くできなかったので作り直しをする事にしました。乾燥材でも荒挽きか中挽きをやっておかないと蓋と身が上手くかみ合わないので、準備作業として荒挽きをしました。A、B2組です。今回は前回の失敗に対する対応策を考えています。そのノウハウは茶ずつが完成したら、このサイトで紹介したいと思います。上手く出来なかったら、残念ながら報告はありません。現在フォスナービットをWoodcraftに注文しています。それが到着次第作業に取り掛かりますが、在庫がないので1月13日以降の出荷になるという連絡が来ています。この日記は京都の小天橋温泉で書いています。例によって入浴シーンの写真もアップしておきます。明日は城崎温泉から玄武洞を回って帰ります。 |
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2011年1月5日(水) |
初詣 |
京都の伏見稲荷へ行ってきました。京都駅から奈良線で2駅目の稲荷で降りるとすぐ目の前に伏見稲荷大社があります。沢山の人が来ていました。5千機以上の鳥居が並んでいるということですが、すべての鳥居を通ろうとすると2時間ぐらいかかります。三ツ辻というところまで行きましたが、それより上に行くのをあきらめて帰ってきました。その後京都のヨドバシカメラに立ち寄りパソコンを見て回りました。購入する機種が決まったので、帰宅後価格.COMで注文しました。店頭の価格より2万円ぐらい安く買えます。もちろん小生が使うものではなく、親戚の者が買い換えました。富士通の画面サイズが23インチの一体型の物です。 |
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2011年1月4日(火) |
コンターマシン |
手持ちのラグナのバンドソーに金属用のブレードを取り付けて鉄板を切る予定でしたが、適当なブレードが見つかりません。高速切断機で鉄板を切ろうとすると非常に時間がかかることと、鉄板の一部だけを切り取るなどの細かい作業が難しいので、コンターマシンを購入することにしました。
コンターマシンとは金属を切るバンドソーです。ブレードを水平と垂直にすることが出来るモデルを見つけました。550Wのモーターが付いており、のこ刃は幅12.7×厚さ0.64×長さ1,638mmで17TPIの物が付属しています。交換用の替え刃は1,280円で売られています。P-Toolsでは36,750円で販売していますが、オークションで安く出品されているので、それを落札することにしました。いくらで落とせるか?今のところ12,500円です。今年もオークション依存症は治らないようです。スバルレガシーに付いているカーナビの2011年版の地図が発売になりました。それも安く落札出来ました。 |
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2011年1月3日(月) |
ボックスツールレスト |
手持ちのクラフトサプライから買ったボックスツールレストは主軸の中心線より2cmほど左にずれています。あまり使わないので、中心に来るツールレストを作る必要性はそれ程感じません。しかし茶ずつをいくつか作る予定なので、鋼材を切って自作することにしました。工房に戻ったら着手する予定です。手持ちの鋼材の厚みは8.8mmぐらいですので、これ1枚で行けそうです。問題は鋼材をどの様にしてカットするかです。バンドソーを使うか、それとも高速切断機でやるか?Mokkinさんはバンドソーで鋼材を切っているというので、ブレードなどどうしているのか聞いてみました。ツールレストのポストは25mmの丸棒を買ってきたので、それを使います。同時にJamiesonの穴掘りツールのシャフトを太いものにする予定です。現在は19mmのシャフト径ですがこれを25mmにしてより深い壺などをやれるようにします。 |
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2011年1月2日(日) |
ティシュペーパーボックス |
新年明けましておめでとうございます。1月1日から大阪の親戚の家に来ていますが、おしゃれなティシュペーパーボックスが置いてありました。プラスティックのものですが、千葉に帰ったらウッドターニングで作ってみようと思います。真中で分割した壺を作ればよいだけです。真中で分割されているので、壺というよりボックスを作るのと同じです。プラスティックの物は口が楕円になっていますが、これは作りにくいので、丸にします。内部にトイレットペーパーを差す心棒が入ります。ティシュペーパーの場合は箱から出してこの心棒の上に全体を曲げて置くだけです。何枚か取ってみましたが、気持ちよく1枚ずつ出てきます。 |
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