25cmのグラインダーの横に並べて設置しました。左側のホイールにはトルメックの治具を取り付け、右側にはワンウェイの治具を取り付けています。理由はワンウェイの治具の場合ロックレバーがあり、外側でないと、隣と干渉してロック出来ないのです。25cmのグラインダーも左側がワンウェイの治具になっています。右はホーニング用のホイールなので治具は要りません。

2011.01.24

ダイヤモンドホイール
総括

フォスナービットも研ぐことが出来ました。

インバーターをつないで回してみました。ダイヤモンドホイールの方はバランスを取る必要がありません。左の砥石だけグラインダーに付属のバランスウェイトを調整しました。

グラインダーの仕様では19mmの砥石を取り付けることになっているが、25.4mmの砥石を取り付けています。モーターのシャフトのねじ山は少し長いのか問題なく取り付けることが出来ました。

グラインダーに早速取り付けてみました。軸径が15.88oなのでそのまま取り付けることが出来ました。

砥石到着

今回Yahooのオークションで落札した日立のグラインダーは、非常に静かでDIY用とは明らかに性能が違います。それをインバーターで回転数の調整を自由自在にやっています。究極の組み合わせです。今回そこにダイヤモンドホイールが加わりました。水砥石の様に発熱を抑えることが出来、なおかつ素早くシャープニングが出来ます。これらの3つの組み合わせで、最強のシャープニング治具の完成です。

ダイヤモンド砥石の方はねじ山に余裕があります。バランスウェイトは付けていないというか、片側は欠品でありません。

治具の取り付け

ビス用の穴をあけてタップを切ります。問題なく端子盤を取り付けることが出来ました。この状態だとインバーターからの線を簡単にねじ止めすることが出来ます。

グラインダーのベアリングを交換していると、WoodCraftに注文してあった砥石が届きました。1月19日にアメリカから出荷されて24日に到着です。

これはノートンの3X、46グリッドです。中央の青色はプラスチックのブッシュです。4種類のシャフト径に対応することが出来ます。刃物の形を変える時に使います。

こちらは120グリッドのダイヤモンドホイールです。本体はアルミで出来ており、シャープニングで発熱が少ないという。勿論使っているうちに切れなくなった、刃物の研ぎ直し用です。

シャープニングしてみる

太い刃物の場合は回転数を30〜40Hzにしますが、先が細く発熱しやすいのは20〜30Hzでシャープニングします。インバーターを使っているので回転数の調整は自由自在です。刃物に応じて回転数を変えます。普通の砥石でシャープニングすると細い刃物では焼けを気にする必要があります。今回導入した120番のダイヤモンドホイールは、宣伝文句通り発熱が少ない。もちろんトルメックなどに代表される水砥石の様に完ぺきではありません。シャープニングの後、指で触ってみると熱くなっているが、細いガウジとか、幅の狭いスキューなど、普通の砥石で色が簡単に変わる刃物でも、全く色が変わることがありません。ウエットグラインダーと違って、回転数が早いので、ベベルが砥石に少しずれて当たっても、それ程時間がかかりません。非常に気に入りました。乾式と湿式の良いとこどりです。今後はこの砥石を主に使うことにしました。

↑ 少し研いだ後のダイヤモンドホイールの表面です。削りかすを取り除く必要はないという。ドレッシングが不要とのことで、少し使ったぐらいでは砥石の中央は凹んでいませんでした。しかし出来るだけ砥石の幅いっぱいに使った方が良いでしょう。

端子盤の取り付け

ボウルガウジをシャープニングしているところは下の写真をクリックすると見ることが出来ます。

端子盤がなくて3本の線が引き出されているだけです。接続しにくいので、端子板を取り付けることにしました。