2009年12月15日(火)
真空チャックアダプター(PartⅡ、完)
プラグカプラーをベアリングの内径まで削り、ベアリングに挿入します。その後ベアリングをハンドホイールに取り付けた木に固定します。旋盤を回して見ると少し芯ブレがありますが、問題なく使えそうです。プラグカプラーを通してノックアウトバーが挿入できるので、ドライブセンターも取り外し出来ます。この真空アダプターの特徴は安価に自作出来ることです。製作は簡単なので、市販のアダプターを買わず自作されることをお勧めします。真空チャックも当然自作出来ます。買わないといけないのは、真空ポンプのみです。詳細は下の写真をクリックして下さい。真空チャックは1度使ってみると止められなくなる、便利な道具です。
2009年12月14日(月)
真空チャックアダプター
真空アダプターは現在EZアダプターをVL300に取り付けて使っています。サブの旋盤用にも欲しいと思いますが、購入せず自作することにしました。主軸の中はノックアウトバーを挿入できるよう中空になっています。従ってハンドホイール側を密閉して、ベアリングを取り付ければ良いはずです。問題はベアリングの気密性です。ベアリングの種類を調べると2重リップシールになっているLLUというタイプが、防水性、防塵性があるという。両側接触ゴムシール形と言うそうです。防水性があると言うなら、空気漏れはないと推定出来ます。そこで6202LLUという外形35mm内径15mmの物をモノタロウに注文しました。送料込みで339円でした。土曜日特価だと222円のようですが、平日に買ったので339円でした。1個だけ宅急便で送ってきてこの価格と言うのは驚きです。プラグカプラーを15mmに削ってベアリングの内側に挿入します。ハンドホイールには材木を取り付けそこにこのベアリングを取り付けることになります。
2009年12月13日(日)
集塵システムの再構築(完)
集塵システムは配管をして完了です。下図の赤い線で描かれたのが配管です。結果は今までと比べると随分良くなりました。苦労してやり直した甲斐がありました。スライド丸ノコ、ディスクサンダー、ベルトサンダーの3台だけに使っていた、1馬力の集塵機を取り外しすべてサイクロン集塵機から配管をしました。サイクロンを使っていない集塵機はフィルターの目つまりがひどく、吸引力が非常に弱くなっていました。サイクロンは必需品であるという認識を新たにしました。詳細は下の写真をクリックして下さい。バンドソーについては、オネイダのサイクロンを使って、業務用の掃除機に直結しているので、今回のサイクロンからは切り離されています。
13日から1泊2日で天城高原の温泉に行きます。河津七滝にも行く予定です。従ってこのサイトの更新は1日だけお休みです。次は真空チャックアダプターの自作について書く予定です。339円のベアリングを使っています。安く作れるのが特徴です。
2009年12月12日(土)PartⅡ
エリ・アビセラDVD
エリさんのDVDのジャケットが出来上がり、郵送されてきました。12月13日のJWAの講習会で多分販売開始されると思います。DVDは2枚セットで2,000円になるようです。今回のジャケットのデザインは今までの物の中で一番気に入っています。印刷はJWAの会長の印刷会社なので、もちろん大変奇麗に出来ています。家庭用のプリンターでやってもこの様に上手くゆきません。なおこのDVDはFewsとJWAからメンバーだ限定で販売されます。このサイトでは販売しませんので、お間違えの無い様にお願いします。
2009年12月12日(土)
集塵システムの再構築(PartⅢ)
ブロア部からモーターとフィルターを外して天井に取り付けました。その前にゴミ袋の付く部分に蓋をしました。サイクロンを通過して入ってきた小さなゴミはフィルターの方に落ちることになります。この状態だと軽いので一人で天井に取り付けることが出来ます。その後透明サイクロンをネジ止めし、フィルターを取り付けます。フィルターは付属のバンドで締めつけると、下に落ちることはありませんが、つっかい棒を入れました。一番重いモーターは最後に取り付けました。計画通り進みましたが、サイクロンの下にゴミ箱を取り付けようとすると、高さが不足するではありませんか?各部の寸法の測定にミスがあったようで、サイクロン全体を上に5cm程上げました。屋根裏へ上がってボルトを引っ張って、ナットの位置を変えるだけです。簡単に出来ます。ゴミ箱の蓋の取り外しが簡単に出来る高さにしました。モーターの電源の線を接続しようとしましたが、長さが不足しています。これはホームセンターへ行って長いのを買ってくることにします。試しに電源を入れ、サイクロンの吸入口に手をかざすと勢い良く吸いこみます。ここまでは問題ありません。後は15cmのアルミダクトを工房の中に配管するだけです。
2009年12月11日(金)
ダイヤモンドのグラインダー砥石
20cmの乾式のグラインダーに取り付けて使うダイヤモンドホイールです。Woodcraftで数ヶ月前から販売されており、その使用結果がネットで話題になっています。個人的にはドイツからトルメックの湿式グラインダーに取り付けて使うダイヤモンド砥石を買ったので、この話題には興味があります。120番のダイヤモンドホイールを買った人の書き込みでは、普通の砥石の様に沢山削ることが出来ない。刃の形を変えることは出来ないので、砥ぎ直ししかできないと考えた方が良い。これで砥ぐとホーニングした様にピカピカになる。普通の120番の砥石で砥いだより、明らかに良い仕上がりになる。粉末冶金で作られたThompson, Hamlet 2060, CPM10V, A-11などの刃物は、普通のアルミニウムオキサイドの砥石では、上手く砥げないが、ダイヤモンドは非常に硬いので当然上手く砥げる。ダイヤモンド砥石は、変形しないのでドレッシングは不要。砥面の目つまりは消しゴムのようなものでこすり落とすことになっている。グラインダーは両頭なので片側にこのダイヤモンド砥石を取り付け、反対側に46番~80番ぐらいの普通の砥石を取り付けてアメリカでは使っていると言う。
この砥石のWoodCraftの販売価格は$149.99です。送料を入れても円高なので、2万円以下で買えると思います。ホイールの直径は205mm、幅25mm、穴径5/8インチ(15.9mm)です。20cmのデルタのグラインダーなどに取り付けることが出来ます。
2009年12月10日(木)
集塵システムの再構築(PartⅡ)
テックさんの2階の工房は、元オーディオルームでした。天井にプロジェクターを吊る為天井裏は足場を作って自由に行けるようにしてあります。集塵機のブロア部分を天井から吊るため、4本のボルトを天井裏から吊るしました。これに長いナットで羽子板ボルトを固定します。ブロア部は台に固定するため、4か所にメネジが切られています。これを羽子板ボルトの穴に固定し天井に吊ります。次にサイクロンの吸入部は直径165mmありますが、ブロアの吸いこみ口は直径125mmです。滑らかにつなげて、渦を巻き起こさないよう、ウッドターニングでアダプターを作り取り付けました。材料はケヤキですが、割れがあるので、瞬間接着剤を垂らしながらターニングをしました。サイクロンのネジの頭の出っ張り部分をノミで削って完成です。問題なくサイクロン部に取り付けることが出来ました。次はブロア部を天井に取り付け、直径15cmの配管をやっていきます。
2009年12月9日(水)
集塵システムの再構築(PartⅠ)
サイクロンの使い方が間違っているので、全面的に見直すことにしました。
1、ブロアーとサイクロンはφ10cmのホースで接続していましたが、サイクロンにブロアを直結することにしました。
2、吸入側はすべてφ15cmの配管に変更します。
3、吸入はすべてサイクロン経由とします。

モーターとインペラの付いたブロア部をサイクロンの上に直接取り付けることにしました。その為にはブロア部を天井から吊る必要があります。天井裏からボルトを垂らしそれに羽子板ボルトを取り付け、ブロアを固定することにしました。ブロアの吸い込み口の径はφ12cmなのでサイクロン(16.5cm)に合わせてウッドターニングでアダプターを作るつもりです。

早速必要な部品を茂原のカインズホームへ買いに行きました。φ15cmのY字管がこのホームセンターでないと売っていないので、片道1時間ぐらい車を走らせて行ってきました。一つ一つの値段は大したことが無いのですが、全部で2万円以上になりました。帰りは久しぶりに焼肉を食べました。ダイエットしていましたが、体重が戻ってしまいました。
2009年12月8日(火)
ギャレット・ハック氏の特別講習会
12月6日(日) 9:00~15:00君津市生涯学習交流センターでギャレット・ハック氏の下記の講習があり行ってきました。
1)西洋鉋について
2)スクラッチストック技法
用途別に色々な大きさ、形の違う西洋カンナの紹介があり、実際に削って見せて頂いた。上総木工交流会のメンバーさんが和式のカンナを持ち込んでいたので、ハック氏はそれも試しておられ和洋両方とも上手いのには驚いた。和カンナを1つプレゼントされ喜んでおられた。

スクラッチストック技法とは、バンドソーの刃をやすりで加工して先端を尖らせ、木に溝を切ります。そこに別の種類の木を埋め込む寄木細工のような技法です。
2009年12月7日(月)
チャックリバースアダプターとVermecの新チャック
EEE Ultra shineというワックスなど、購入を頼まれた物があり、自分の分も一緒にアメリカのPackerdに注文しました。それが昨日到着しました。チャックリバースアダプターという真空チャックなどを使う時に必要になる物です。今回購入したのは小型旋盤用で1”x8TPIのものです。このアルミ製の1 1/4" 8TPIの物は、ネジのピッチが間違っており、チャックを取り付けると外せなくなります。今回購入した1”x8TPIの物は問題なく使えます。

もう一つはVermecから新しいチャックが発売になりました。従来の機種はサイズがVM100と120の中間の物でしたが、今回発売する物はVM100とほぼ同じものです。爪も共用ですので、後はチャックの値段だけが問題になります。あと爪のストロークは、Vicmarcが一番可変範囲が広く、ソービーとNOVAが一番狭い方に入ります。つかみしろの直径はノギスなどで測って作れば、このチャックの爪の可動範囲は問題になりませんが、目見当でやる場合は、Vicmarcが使いやすいでしょう。各社の爪の可動範囲は下表の通りです。(一部は実測、他はメーカー公表値です)なおこの爪の可動範囲がVicmarcに比べて狭いとVermecにクレームしたところ、爪を固定する、バックジョーがチャックの外周からはみ出ると、怪我をしやすいので意図的に狭くしていると言う。

メーカー 型名 可動範囲
Vicmarc VM100 (実測) 42mm
VM120 (実測) 50mm
VM150 (実測) 53mm
Oneway Talon 32mm
Stronghold 38mm
Vermec Companion (実測) 30mm
Robert Sorby Patriot 25mm
Nova G3 (実測) 21mm
SuperNova2 22mm
2009年12月6日(日)
藤沼哲氏のビデオ撮影終了
少し前になりますが4月4日に開催されたJWAの講習会では、藤沼さんのナチュラルエッジの講習がありました。当日参加できなかった人の為に、DVDを作ることになっていましたが、スケジュールの関係でビデオ撮影が伸び伸びになっていました。しかし御安心下さい。ビデオ撮影は12月4日に完了し、すでに編集作業に入っています。DVDのジャケットに使うためJWAのメンバーさんに写真撮影をお願いしましたが、沢山撮って下さいました。2枚ほどアップします。今回のDVDもJWAから発売されます。小生の編集作業は12月12日頃までに完了させる予定です。御期待下さい。藤沼さんの作った物を見ていると、その薄さと均一な厚み、仕上がりの奇麗さが印象的です。ナチュラルエッジの作品を作ってみたくなりました。しかし外皮の奇麗な丸太がない。木を切る時にも外皮に傷を付けないように気を使う必要があります。
2009年12月5日(土)
集塵システムの見直し
シースルーのサイクロンを使っていますが、誤った使い方になっています。この透明なサイクロンを製造販売しているのは、アメリカの会社ですがその会社に下の写真の1枚目を送ったところ2点指摘を受けました。

1、配管が10cmと細い。サイクロンには15cmの配管を接続出来るようにしているので、15cmのパイプで配管して欲しい。
2、旋盤のところにはサイクロンをバイパスして配管されている。これでは吸った木屑がすべてフィルターの方へ行ってしまう。

この2つの指摘は的を得ており、改善すべく検討を開始した。旋盤のところの配管はサンドペーパーの粉塵だけを吸わせるので、サイクロンをバイパスしてもよいと思ったが、集塵機のフィルターを見てびっくりです。フィルターの内壁に木の粉がびっしりついています。フィルターの外側を叩くと粉は下に落ちます。それだけでは完全には取れないので、最後はエアーで吹いて落としたところ、吸い込む力は2倍ぐらいになったように感じます。ブロアーの背圧が高くて吸う力が相当落ちていたようです。せっかくサイクロンがあるのですから、全部サイクロンを通すように改良したいと思います。また配管も15cmの物に交換するつもりです。ブロアー部をサイクロンの上に乗せることも考えました。そのためインペラーの付いているモーターを取り外して、どの様になっているか確認しました。ブロアー部はカタツムリの様な形にする必要があります。このブローアー部をサイクロンの上に乗せて直結とし、配管による吸入抵抗を減らすことも考えています。市販のサイクロン型集塵機はみんなそのような形式になっています。
2009年12月4日(金)
EEE-Ultra shine
ペンなどをやっている方は、良く使うEEE-Ultra Shineですが、クラフトサプライではガソリンなどとおなじ危険物扱いで、航空便での出荷をやっていません。アメリカ国内だと陸送で購入できますが、海外からだと航空便しか選択できないので買えません。1枚目の写真の赤字は、航空便で送れないと書いています。ところが他のアメリカの販売店(Packerd、Roklerなど)では、危険物に指定されておらず購入することが出来ます。頼まれて5個注文しました。それにしても販売店によって随分値段が違います。もちろん$25のところの物は買いませんでした。
2009年12月3日(木)PartⅡ
エリ・アビセラ日本講習会
エリさんの10月20日21日の講習会のDVDが完成しました。ソフトの設定に問題があり、画面の外周に黒い帯が出ていました。先週そのDVDを夢工房に持って行って見せたら、再生開始後1分で問題だと指摘されてしまいました。夢工房さんが分からなければそのままDVDを出そうかと考えましたが、それ程甘いものではありません。最初から再編集をしましたので時間がかかってしまいました。今度は全く問題ありません。しかし今回のDVDはFEWSとJWA合同の講習会の様子を写したもので、今までの夢工房のビデオの様に、DVDの為だけに撮影したものではありません。エリさんは会場に来てくれた人達に対して講義、実演をしました。従ってDVDでは少々見苦しいところがあります。これは小生の撮影技術の問題もあると思いますが、このDVDを購入される方はその点を御理解の上、注文をして下さい。このサイトではDVDの販売はしません。DVDはJWAとFEWSから販売されます。また会員限定の販売になるそうです。詳細はそれぞれのサイトで紹介されると思います。ディスクは2枚組でDisc1が137分、Disc2が154分です。
Disc1
1、御挨拶
2、シャープニング
3、刃物別使い方
4、ろうそく立て
5、色々な穴掘りツール
Disc2
6、穴掘りツールの砥ぎ方
7、穴掘り実演
8、コマのボックス
9、ボトルストッパー
10、キーホルダー
11、ブレスレット
12、偏芯模様のボックス
13、エリさんの作品紹介


12月4日は藤沼さんのナチュラルエッジのビデオ撮影が、夢工房の大和田分室であります。小生はカメラマンなので行ってきます。

夢工房ではNo,1~4、を出しています。それに西洋木工ロクロ入門、今回のエリさんのDVD、更に藤沼さんのDVDと、日本語のウッドターニングのDVDの種類も増えてきました。
2009年12月3日(木)
ネジ切り(PartⅡ)
ネジ切りの問題点は旋盤の上で削ったワークの芯が、ネジ切り治具にチャックごと取り付けると、ずれてしまうことにあります。ネジ切り治具に取り付けて回転させ、芯がずれていると、ネジの深さが全周で均一になりません。Vermecのネジ切り治具では芯ずれが少ないのですが、レベリングチャックがあるので、使ってみました。芯ずれの測定は目視ではやりにくいので、ダイヤルゲージを使います。ツールレストにダイヤルゲージを取り付けて測定しました。レベリングチャックを使うとほぼゼロに芯ずれを補正出来ます。この状態でネジを切ってみました。一度に切らず何回かに分けて切っていきます。それとワークをゆっくり回転させることがネジ山を欠けさせないこつです。まず蓋を挽いてからネジ切り治具に取り付けますが、治具の取り付け取り外しが面倒なので、ワークはVL300に1 1/4”x8TPI⇒1”x8TPIのスピンドルアダプターを付けて削り、ネジ切りはスチールシティの旋盤でやりました。旋盤が2台あると作業がはかどります。カッターは厚みがあると蓋の奥の方までネジを切れないので、小型(直径10mm)の刃を、コレットチャックに取り付けて使いました。治具の付属のカッターでは大きくて、厚みがあるので薄い蓋の場合ネジが奥の方まで切れません。蓋と身は木目が通るようネジが止まる位置を出します。蓋の淵をサンドペーパーでこするしかありません。淵の面がサンドペーパーをかけることで傾くといけないので、チャックに付けたまま、木目の状況を確認、位置調整をすると上手く行きますが、チャックが2個必要になります
2009年12月2日(水)
こね鉢
粗挽きしてあったこね鉢を挽いてみました。栃ですが奇麗な杢が出ていますが、残念ながらシミも出ています。拭き漆で仕上げる予定です。友人がそばを打っているので、プレゼントするつもりです。大型のVM120というチャックでつかんで仕上げていきます。直径45cmあるので、サンドペーパーをかけても、粉が舞い上がります。マスクをしていますが、粉が顔にどうしてもついています。もちろん作業終了後は風呂に入りました。底の方は真空チャックでくわえて仕上げました。ワークが大きいという以外特に問題はありません。漆で仕上げるので、サンドペーパーは正転ー逆転の両方でかけます。そのせいか非常に手触りが宜しい。漆は来年の梅雨時に塗ろうかという、気の長い計画を立てています。漆室が小さいのでこのこね鉢を収納するのが少しきつい。梅雨時だと室内で乾燥が出来るので、待った方が楽です。
2009年12月1日(火)
ネジ切り治具を使ってみる
Vermecのネジ切り治具でボックスを作ってみました。材はエンジュです。ネジを切るにはあまり適していない材料ですが、以前に粗挽きしてあったのがあったので使いました。ネジは何回にも分けて切っていきます。一度に沢山切ると、ネジ山がくずれてしまいます。しかしエンジュはハードメイプルの様に硬くて粘りがありません。どうしてもネジ山が崩れます。瞬間接着剤を浸み込ませて強化すれば良いのですが、それはやらずに完成させました。以前使っていたボニー・クラインのネジ切り治具は16TPIでしたが、木にネジを切る場合はそれよりピッチが粗い10TPIぐらいが良いと思います。10TPIとはネジの山が1インチ(25.4mm)あたり10山ある物を言います。16山だと非常に細かい感じがします。製作の手順は普通のボックスと同じでまず蓋から作ります。旋盤で蓋の内側に平行な面を作ります。蓋の内側だけサンドペーパーで仕上げて、外側は削りません。材料をチャックごと外して、ネジ切り治具に取り付け、旋盤の主軸にはカッターを取り付けます。カッターの回転数は3000RPMにしてネジを切っていきます。一度に目標の深さまで切らずに何回かに分けて切ります。意外と簡単に出来ます。次に身の方を旋盤に取り付け、内側の穴を挽きます。次にネジ切り部分の直径を出します。蓋の内径+1.2mmに仕上げます。チャックごと主軸から外して、ネジ切り治具に取り付けネジを切ります。ネジを切った後、再度主軸に取り付け、蓋をねじ込みます。メネジかオネジにネジ山の逃げしろを作っておく必要があります。これが無いと蓋がぴったりと締まりません。蓋と身が一体になった状態で、外側を仕上げ、サンドペーパーもかけます。これでほぼ出来上がりですが、旋盤からボックスをパーティングツールで切り離し、まな板チャックで身をくわえて、底を仕上げて完成です。塗装はせずバフだけかけました。
2009年12月31日(木)
ホーニング
エアーコンプレッサーが壊れたので、モーターだけ取り外してありました。このモーターを使ってホーニングの布ホイールを取り付けることにしました。モーターにはVベルト用のプーリーが付いていますが、取り外すことが出来ません。このプーリーに木を取り付けてガウジで丸くしました。布バフは木にネジ止めしました。
モーターは三相なのでインバーターが必要になります。この為にインバーターを購入するのではなく、グラインダーで使っている物を活用することにしました。インバーターが1台でモーターが2台になるので、モーターをスイッチで切り替える必要があります。モーターへ行く線は3本ありますが、適当なスイッチがありません。20Aのブレーカーが2個あったので、それを使って切り替えることにしました。2接点しかないので、3本の線の内1本だけは直結です。のこり2本をスイッチで切り替えます。試してみるとグラインダーも新設のバフモーターも問題なく動作します。グラインダーの隣にこのモーターを設置しました。
2009年12月30日(水)
トンプソンツールのアルミニウムハンドル
トンプソンの刃物はアメリカで人気です。小生が初めてこの刃物をこのサイトで紹介したところ沢山の方が購入されました。プロの方とか上級者は刃物を良く使うので、すぐに買い替える必要がありますが買い替えにはトンプソンを指定されます。このことからもこの刃物が優秀であると証明しています。良く切れると言うより一度砥ぐと長く切れます。小生のボウルガウジもかなり短くなり、シャープニングツールに取り付けにくくなりました。そこで新しいボウルガウジに柄を付けました。柄の材料は山本先生から頂いたケヤキです。

トンプソンの刃物は有名プロの名前の付いたシグネチャーツールと言うのが発売されています。材料のA11という金属は同じですが、プロの使っている刃先の形状の物が売られています。ジミークルーのデザインの刃物はトンプソンのサイトで売られていますが、下記の方々のツールはそれぞれのプロのサイトで販売されています。価格もトンプソンのオリジナルと殆ど変らないので、有名プロの刃先を手に入れられるのも良いでしょう。
ジョン・ジョーダン
アラン・スタート

トンプソンのツールは柄を付けずに売られています。しかしトンプソン氏はアルミ押し出し材で柄を開発されています。あと数カ月で完成するそうです。彼はグレーザーの刃物のユーザーでしたが、グレーザーの刃物が手に入らなくなったので、自分で作ることを考えられたそうです。当然グレーザーのハンドルには、思い入れがあるようで、今回アルミの柄を開発されたようです。鉛の粒も入れてバランスを取るそうです。どの様な物が出来るか楽しみです。金属のハンドルは色々売られていますが、最近はコレット式で六角レンチなして手で締めて刃物を取り付けることが出来る物が販売されています。
2009年12月29日(火)
藤沼さんDVD完成
藤沼さんのナチュラルエッジの器のDVDが完成しました。このDVDもJWAから販売されます。DVDは1枚で135分収録されています。価格は送料込みで1,400円になるそうです。ナチュラルエッジの器は、人気商品で小生の作った物でも良く売れます。しかし作るのはそれ程簡単ではありません。木の皮を残している部分はサンドペーパーをかけにくく、出来るだけ刃物で奇麗にカットする必要があります。この作品の名人である藤沼さんが、そのノウハウを全部公開しています。購入希望の方はJWAのサイトから注文して下さい。本日JWAにDVDを宅急便で発送しましたので、注文をされた方には順次発送されると思います。
2009年12月28日(月)
AAWジャーナル
AAWの今年最後のジャーナルが送られてきました。年に4回送られてきてAAWの会費は$63(約5,800円)です。従って1冊1,500円ぐらいになりますが、海外から雑誌を買った場合は、送料もかかるのでそれぐらいになります。AAWのメンバーになっても、恩恵はこのジャーナルだけです。しかし内容は面白いので来年のメンバーの継続の手続きをしました。今回は、大型の旋盤にアップグレードする時の話、旋盤の持ち出し用の移動台、ペッパーミルの挽き方、球の挽き方、シャープニングの安全などの記事がありました。特に普通の作品の作り方が上記以外にも出ていました。今までは芸術的な作品に関する記事が多かったのですが、少し方向を修正したのかもしれません。ガウジのシャープニングの時に治具の持ち方を間違えると怪我をしますので注意して下さい。下の写真の「誤」では治具と砥石の間に手を置いていますが、ガウジが砥石面からすべった時は手を砥石でこすってしまいます。治具の上側を持つよう記事では説明しています。ラフィングガウジについては砥石の赤道付近に近づくと危険領域と言うことになります。
2009年12月27日(日)
50cmディスクサンダー
ディスクサンダーは直径30cmぐらいの物が多く販売されています。価格も数万円なので持っている方も多いと思います。ところが直径30cmでは不足する場合が時々あります。その場合色々な工夫でしのぐことが出来ますが、直径50cmのディスクサンダーがあれば作業は簡単に進みます。アメリカの販売店を見ると20インチ(50cm)のディスクサンダーが販売されています。しかし価格は20万円ぐらいしており、重量も相当重いので送料もかなり高くなると思います。安ければ購入しようと思いましたが、高すぎます。そこでアメリカで販売されている50cmのサンドペーパーだけを購入し、旋盤取り付ける円盤を作りました。1/100の出費で50cmのディスクサンダーが出来ました。こんな物何に使うのか?寄木をやっていると必要になります。Vermecのツールレストに取り付けるテーブルがあるので、その上に木の板を取り付けて使うつもりです。木でテーブルを作ってベッドに固定している人も居ます。この方が土台がしっかりしているように感じます。使ってみて問題があれば変更したいと思います。
2009年12月26日(土)
球面切削治具
Vermecのコピーアタッチメントは、実際に試してみたところ上手くいきませんでした。椅子の脚など全く同じ物を何本も挽く場合に有効であると考え購入しましたが、上手くゆきません。それはすでにリポート済みですが、この治具を何とか他に流用出来ないか考えました。その結果球面切削治具に改造するのが良いと思いつきました。具体的な改造方法は下の写真をクリックして下さい。改造と言っても治具本体には手を加えておらず、板の上に固定しただけです。結果は期待通り上手くゆきました。これで完全な球が挽けるようになりましたが、さて何を作るか???
2009年12月25日(金)PartⅡ
冬用タイヤ
オークションで落札した冬用のタイヤが到着したので、早速カーショップへ行って、付け替えてもらった。冬用のタイヤは氷の上でグリップするようタイヤのゴムは非常に柔らかいものが使われています。しかし製造してから時間が経っている物は、タイヤの溝が残っていても、ゴムが硬くなって性能を発揮しないと言う。そこでタイヤのゴムの硬さを、タイヤの硬度ゲージで測ってもらったところ、緑色の範囲に入っているので、問題ないとのことです。これで安心して群馬県の谷川温泉に行けます。従って26日は、このサイトはお休みです。
2009年12月25日(金)
シアースクライパーの自作
以前このサイトでスキューチガウジというツールを御紹介しました。スキューとガウジの両方の特徴を持つツールですが、スキューとガウジをすでに持っている人には不要のツールです。これはオフコーポレーションで売っているHSS鋼材を使って作りました。直径9.5mm、長さ127mmで630円でした。このツールは全くと言ってよいほど使っていないので、シアースクレイパーに改造することにしました。先の丸いスクライパーをシアーカットに使うため45度ぐらい傾けるとツールの角がツールレストに引っかかり易い。ツールの断面が四角いからです。しかし丸棒を使えばツールレストの上では滑らかに動きます。ツールの幅も狭いので、キャッチングの心配も殆どありません。作り方は簡単で丸棒の上を半分ぐらい削り取って、出っぱった下側を80度ぐらいで砥ぐだけです。スキューチガウジからの刃先の修正なので、先を80度で砥いだだけです。ボウルの内側をやるので、平らではなく先を少し丸くしました。使ってみると非常に使いやすい。ボウルガウジで挽いた後はどうしても筋が入っているがこれを使うと平らに出来ます。溝の無くなったガウジでも作ることが出来ます。材料がない人はオフから鋼材を購入して作って見られたらいかがでしょうか?
2009年12月24日(木)PartⅡ
ネジ切り治具のネジピッチ追加
Vermecのネジ切り治具は、ネジのカーラー(ネジを切った筒状の物)を交換することで異なったネジピッチを切ることが出来ます。10TPIと16TPIの2種類のカーラーを持っていますが、中間ぐらいのネジのピッチが切れると、木のネジとしては丁度良いのではないかと思います。試しにM16のネジのピッチを測ると16TPIと同じぐらいです。インチネジでは5/8インチ(15.9mm)のピッチを測ると13TPIぐらいになっています。ネジのカーラーを追加購入せずこのインチネジを使ってねじが切れるように治具を作りました。まずネジのカーラーを外すとシャフトが出てくるので、これにボルトを接続します。高速で回す物ではないので、木で軸継ぎ手を作りました。ロック用のボルトは鬼目ナットを埋め込んでネジでシャフトとボルトを固定しました。ナットの方はX-Yテーブルの上に木で固定しました。シャフトとボルトが一直線になるよう注意します。試しにハードメイプルにネジを切ってみると、もちろん問題なくネジを切ることが出来ました。ネジ山も崩れることが無く切れます。問題は焼けが少し出るようになりました。カッターの刃が切れなくなってきたようです。
2009年12月24日(木)
スタッドレスタイヤの購入
Yahooのオークションでスタッドレスタイヤを購入しました。愛車のエスティマ用です。カーショップだとタイヤ+アルミホイール4本で15万円ぐらいします。年金生活者の身の上なので、こんなに高い物は買えません。しかしこれが無いと雪国の温泉に行けません。首都圏では温泉で有名なところは大体冬には雪が降ります。温泉は夏に行くより秋、冬の方が間違いなくゆっくり入っておれます。そこでオークションで中古ですが半値以下のタイヤを購入しました。もっと安い物もありましたが、アルミのデザインが気に入ったので少し高いのを買いました。これで温泉に何時でも行けます。最初の土日である12月26日27日に群馬の谷川温泉に行こうと考えています。高速道路が1,000円だからです。タイヤがまだ届かないので、届いたらすぐに取り付けて走行テストをします。
2009年12月23日(水)
Mini cove tool
Coveとは底が丸い溝のことです。スキューで溝を掘るとV字になりますので、U字にするにはガウジを使います。しかし溝の幅が狭いと特別なツールが必要になります。今回はドリルの刃を使った刃物を作りました。ドリルの刃はHSSになっているので、ウッドターニングの刃物にするには好都合です。希望の溝の幅と同じ太さのドリルを使います。手持ちの3.2mmのドリルを使いました。ドリルの刃だけだと細いので、振動して奇麗に削れません。従って10mmの真鍮の丸棒で補強しました。3.2mmのドリルで10mmの真鍮の棒に穴を開けます。根本の15mmぐらいのところを使うので、ドリルは殆ど真鍮の棒の中に入るよう穴を開けます。次に真鍮の棒に柄を付けます。手持ちの桜の木を使って作りました。口金も取り付け、真鍮の棒を柄に取り付けます。その後ドリルの刃を真鍮の棒に差して瞬間接着剤で固定します。ドリルは刃の付いている方を真鍮の棒の中に入れます。飛び出ているドリルの刃のないところを、40度の角度でグラインダーで砥ぎます。これで道具は出来上がりです。ケヤキのボウルを作ったので、溝を入れてみました。最初はスクライパーの様に使って溝を作りますが、途中からベベルを上にして左右にベベルを回して、シアーカットします。こうすると奇麗に削れます。
2009年12月22日(火)
ネジ切り治具
Vermecのネジ切り治具のネジ用のカーラーは10TPIと16TPIの両方を注文してありましたが、16TPIの到着が遅れていました。ちょっと前に到着していたので、使ってみました。16TPIと言うのは、御承知のとおり1インチ(25.4mm)の長さの中に16のネジ山があるものです。10山に比べると非常にピッチが細かい感じがします。10TPIではネジ山が崩れずに切れましたが、16TPIではピッチが細かいせいか奇麗に切れません。ネジ山が汚いがそのまま完成させました。蓋は問題なくねじ込むことが出来ますが、商品としてはあまり感心しない出来栄えです。こうして見るとネジのピッチは10TPIでは少し粗いので、12TPI当たりが良さそうです。手持ちのインチ規格のボルトのピッチを測ると13TPIでした。これを使って何とかネジが切れるように出来ないか考えてみます。Vermecではもちろん希望のネジのピッチのカーラーを作ってくれますが、金がかかります。Vermecの治具を少し改造すれば出来そうです。
2009年12月21日(月)
集塵フード
サイクロン集塵機の配管が終わりましたが、まだやることは少し残っています。今回は旋盤の吸入口のところにフードを取り付けました。これはオフコーポレーションで840円で売っている物です。100mmのホースを使ってシャッターに取り付けましたが、シャッターに直結しても良さそうです。シャッターとフードの径はほぼ同じなので、瞬間接着剤で固定し、アルミテープを巻いて完成です。ホースを使っていた時よりも軽くなり、すっきりしました。
2009年12月20日(日)
ダストレベルセンサー
シースルーのサイクロンの特徴としてはゴミが外から見えるので、ゴミ箱が一杯になってフィルターの方へゴミが行くようになると外から見えます。従ってゴミを捨てる時期は分かりますが、ゴミのレベルを検出してランプなりブザーで知らせる方法が無いものか調べました。そうするとOneidaでレベルメーターセンサーというのが$226で売られていました。ゴミがたまってゴミ箱の上に取り付けたプロペラの回転がゴミで止まると、警告する物です。これを買っても良いが値段が高い。自作しようと思い調べるとMokkinさんのサイトに詳細が出ていました。早速部品を集めて自作することにしました。問題はMokkinさんが使っているH-151というソーラーモーターが廃番で手に入りません。普通のモーターだとトルクが強く、ゴミがプロペラに当たってもそのまま、回ってしまいます。ソーラーモータの場合は、トルクが弱くすぐに回転が止まること、回転が止まっても、モーターが焼けるようなことはありません。ダスト検出用には最適です。秋葉原で探すとマブチのRF-500TBというソーラーモータが売られていました。0.5Vで380RPM、1.5Vで1280RPMで回ります。回路定数をカットアンドトライで修正して、上手く動作するところを探しました。結局モータには0.4Vぐらいかかるようにすると丁度良いのでこれで行くことにします。抵抗をつないで最適点を探したので少し見苦しいが、430Ωの抵抗を買ってくればもう少しすっきりする。430Ωの抵抗を入手したらゴミ箱に取り付けるつもりです。材料費は全部で2,000円ぐらいです。12Vの電源パックは手持ちの物です。LEDだけでなくブザーを鳴らすことも出来ますが、集塵機が稼働していると音が聞こえないので、ランプで警告することにしました。
プロペラが止まるとLEDランプが消灯します。↓
2009年12月19日(土)
クリスマス・オーナメント
日本人はお正月を祝いますが、クリスマスも盛り上がります。欧米ではクリスマスツリーの準備をするのが、お父さんの仕事になっているようです。当然クリスマスツリーに飾るオーナメントを、ウッドターニングで挽く人は沢山います。この時期どんなものが出来たか見せ合って盛り上がっています。腕に自信のあるウッドターナーは自分の作品をサイトにアップしています。結構色々な形、デザインがあり面白いです。興味のある方はOrnament Galleryをクリックして下さい。
2009年12月18日(金)
シャープニング・Work Sharp 3000
Work Sharp 3000というグラインダーがWoodCraftなどで販売されています。特徴は下記の通りです。
1、150mmの焼き入れしたガラス板にサンドペーパーを貼り付けて使うことが出来る。
2、シースルーのディスクを使うと、ベベル面を見ながら正確なシャープニングが出来る。
3、20度、25度、30度、35度の角度で刃物を固定する台が付いている。
4、ツールレストも付いており、別売りの治具は不要です。
5、冷却システムが付いており、刃物の温度上昇を気にすることなく、沢山砥ぐことが出来る。
6、砥石は580RPMで0.2馬力のモーターが付いています。
ドイツのメーカーが売っていたシースルーのグラインダーと同様の物です。ドイツの物に比べると後から出てきたので、こちらの方が完成度が高いと思います。価格は現在クリスマスセール期間中で$199.99です。湿式の
ルメックと乾式のグラインダーの中間の製品と思います。発熱も砥げる量も丁度中間ぐらいではないでしょうか?
2009年12月17日(木)PartⅡ
ノイズキャンセルヘッドフォン
ノイズキャンセルヘッドフォンと言う物が売られています。ヘッドフォンの外側に取り付けられたマイクで、外部のノイズを拾ってこのノイズを打ち消すようにしたヘッドフォンです。電車とか飛行機の中で音楽を聴く場合、外部のノイズが邪魔になりますがこのヘッドフォンだと、外部騒音を消してくれるので音楽を集中して聴けます。アンプなど電子回路が付いているので、動作させるのには単4乾電池が1本必要になります。ビジュアルグランプリ2010で金賞を受賞したボーズのQuietComfort 15というヘッドフォンを購入しました。ボーズの直営店でしか売っていないので、千葉そごうの中の直営店に行って買ってきました。早速試してみると外部のノイズが殆ど聞こえない。単4アルカリ電池で35時間使えると言う。価格は39,900円とちょっと高いが、それに見合う音質です。
2009年12月17日(木)
団地の雑木林で生木発見
毎日散歩すると決めていますが、中々実行できない状況です。昨日も色々やることがあって、散歩は30分ぐらいのコースにしました。そこで団地の裏の雑木林へ行きました。昼でも暗いので、痴漢に注意だとか一人で入るなとか書いてあります。しかし小生は襲われる危険性が低いので、何時も一人で行っています。歩いていると木が沢山切られています。切ったばかりのようです。この雑木林の持ち主とは知り合いになったので、明日一言ことわって、これらの生木をもらうつもりです。手持ちが無くなった桜の木もあるようです。杉の木もあるのでそれ以外の木をサンプルで持ち帰り、挽いてみて良ければ沢山もらってくると言う作戦です。この雑木林は木を切って、家庭菜園に転換しているようです。切り倒した木をかたずけられる前に、作業を急いで進める必要があります。写真は携帯電話で撮りましたので、画質が良くありません。ご了承下さい。
2009年12月16日(水)PartⅡ)
新旋盤、KC-14
オフコーポレーションの新しい旋盤は、チェックのおまけつきの特価セールもあり、好調な販売状況だったのではないでしょうか?上総木工交流会の方がこの旋盤を買ったので、19日の交流会に持ってくるようお願いしていた。しかし本日オフに電話で確認したところ、出荷は来週の21日以降になり、注文を頂いた順番に出荷すると言う。すでに注文を頂いた方には、年内にはすべて出荷出来るとのことでした。つまり19日の交流会でこの旋盤を使って、何か挽こうと考えていましたが出来ないということです。この旋盤にぴったりな丸棒のツールレストがあるので、持って行って取り付けてみようと考えましたが、試すことが出来ません。仕方がないので次回の1月の月例会で、この旋盤を使わせてもらうことにします。
2009年12月16日(水)
LeeValleyのブラス・フェラル
オフコーポレーションで売っているLeeValleyの口金です。内径22.2mmと25.4mmの2種類があります。本家のLeeValleyでは大きいものから小さいものまで10種類ありますが、このような小物の為に送料を払うのが馬鹿らしい。オフの値段は安いので、4個ずつ購入した。4個買うとそれぞれ84円、126円です。鉄鋼用のヤスリを購入したので、25.4mmの口金を使って柄を作ってみた。以前LeeValleyから直接購入したものは、使いきって在庫がなくなっていたので、オフから購入できるのはありがたい。出来ればサイズの品揃えがもう少しあれば良いと思う。