丸くなってきましたが、支柱部分が太すぎます。治具を固定している板が大きすぎてヘッドストックに当たるので太くなっています。板をカットしてもっと回せるように改造しました。

ガウジで概略の形にしてから、治具を使って削っていきます。

ガウジでやるように奇麗に切れないので、サンドペーパーはしっかりかける必要があります。

コピーアッタチメントを球面切削治具に改造

ガウジで切り離して、切断面をサンドペーパーで奇麗にして完成です。球が出来たが何に使うか?それが問題です。

別の板をベッドにT字クランプで固定し、その板にベアリングの回転軸を固定することにしました。下の板はある程度面積があった方が、治具を固定した板を上手く滑らせることが出来ます。今度は回転軸がずれることなく治具を回すことが出来ます。

木の台はベットにT字クランプとベアリングの入った回転軸をボルト締めつけ固定しました。この場合回転軸を中心に木の台を回すと、中心の位置が微妙にずれてしまいます。従って完全な球に挽くことが出来ません。改善する必要があります。

治具を木の台に取り付け回転軸を中心に回るようにします。その為にはベアリングが必要です。外径35mm、内径10mmのベアリングをホームセンターで買ってきました。内径が10mmなので、10mmのボルトを挿入することが出来ます。

反対側から見たところです。

治具の刃先は主軸の高さに合わせます。

治具の回転軸はワークの中心にぴったり合わせます。刃先の飛び出しは出来るだけ少なくして、回転半径は治具をネジ止めする位置で調整します。治具から刃先が沢山飛び出していると安定して切れないので、出来るだけひっこめた状態で切っていきます。

回転半径を選べるよう治具を固定する穴をいくつかあけます。