2008年8月31日(日)PartⅡ
ドラムサンダーの組み立て
2階の工房に運び込むため分解していたドラムサンダーを組立ました。テーブルが鋳物で多分30kgぐらいあると思います。これの取り付けを最後にすれば比較的簡単に組み立てることが出来ます。移動が簡単に出来るキャスターが付いています。念の為電源を入れましたが、問題なく動作します。使用に当たっては集塵機の接続が前提になります。御覧の通り新工房は空っぽの状態です。現在の工房にある機械一式を移動させる必要があります。集塵機を付けないで一度試してみるつもりです。
2008年8月31日(日)
DIYホームセンターショー
DIYホームセンターショーというのが幕張メッセで開催されていたので、行ってきました。ショーは3日間ですが、最初の2日間はバイヤーだけで、最後の1日だけ一般の人が見ることができます。つまり業者のためのショーということになります。昨年も行きましたが、来年は行くのをやめます。興味のあるものがほとんどありませんでした。それでも日立工機、マキタ、藤原産業など見て回りました。日立工機ではスライド丸のこで疑問点を2、3質問しました。SHINKOというメーカーが非常に安価なスライド丸のこ(1.5万円)丸のこ(6千円)を出していました。藤原産業ではおもちゃのようなテーブルソーがありました。寄木をやるにはこれでも良いような気がしました。重量が15kgで消費電力が1450Wと書かれています。モーターは何を使っているか聞きませんでしたが、不思議な仕様です。
2008年8月30日(土)PartⅡ
Woodcraftへ注文
寄木をやるようになってからベルトディスクサンダーの丸い方のディスクをよく使うようになりました。交換用のディスクを購入しようとしましたが、国内では販売先が見つかりません。TAMAクラフトで扱っていますが、120グリッドのみです。そこでアメリカの販売店に注文することにしました。2枚で$6.5です。10枚ぐらい買うつもりです。ついでにタイトボンドⅢも買うことにしました。夢工房のSAさんは16オンス(453g)入りを5本買ってくれと言うので、一緒に注文することにしました。タイトボンドは量が多くなればなる程、安くなります。たくさん使う人は、一番大きい1ガロン(3.8リットル)入りを購入されると良いでしょう。今日はこれからDIYショーに行くので、夜注文を入れる予定です。
2008年8月30日(土)
ドラムサンダー
寄木を始めたので、ドラムサンダーか手押しカンナが欲しくなってきました。ドラムサンダーは、国内ではリブロスデルムンドでデルタの31-260Xを購入できますが、19.9万円と非常に高価です。オフコーポレーションでも販売しており、こちらは削れる幅が少し狭くなりますが、値段は8.4万円と手ごろです。ドラムサンダーを買うならこれで良いなと思っていましたが、手押しカンナ盤を先に購入するつもりでした。ところが知り合いの方が、ディスクサンダーを2台持っているという。どんなものか試したければ貸してあげるというので、早速車で神奈川県の川崎まで取りに行ってきました。朝8時に出かけて帰宅したのは午後2時ですが、全く雨が降りませんでした。しかし帰宅後雷が鳴って、大雨になっています。雷が近くに落ちて、地面が振動しています。雷のサンダー(thunder)とドラムサンダー(drum sander)は日本人には同じ発音ですが、スペルと英語の発音は違います。話が脱線しましたが、ドラムサンダーに話を戻すと重量は86kgもあります。デルタの31-250というモデルで現在販売されている物の1つ前のモデルのようです。一人で運ぶため、台を外し、モーターもはずしましたが、2階の新しい工房に搬入出来ません。鋳物製のテーブルを外すと、これが非常に重かった。テーブルを外して軽くなった本体を2階の工房まで何とか搬入出来た。この時点で疲れ果てたので組み立ては後日にすることにしました。手持ちの板材の平面が出せるようになると、寄木作品の量産が出来そうです。
2008年8月29日(金)
寄木ボウルPartⅡ
昨日はハイブリッドボウルとこの5層の寄木ボウルを作りました。寄木の接着に1日、ターニングに1日、2日間で2つのボウルを仕上げました。寄木の材料の準備など、まとめてやると結構速く出来るようになってきました。寄木の材料はスライド丸のこでまとめて切ります。切断面が綺麗でない場合は、平らな板にサンドペーパーを張り付けたものを準備しておいてその上で擦って、綺麗にします。接着はバンドなど使わず、両手の指で10秒ぐらい押して接着します。これで十分です。接着面の隙間も発生していません。各層の接着は旋盤の上で行います。接着する層が傾かない用にする為、接着面はターニングで平らにしておきます。このようにすれば各層が傾いて取り付けれれることはありません。接着された層の上面をターニングで平らにするには、接着剤を塗ってから15分も待てば出来るようになります。万が一材料が飛ばないようにするため、ガムテープを巻いておきます。刃物を軽く当てて、平らにします。5層の接着が終わると、テイルストックで押すか、プレス機で圧縮して、接着剤の乾燥を待つ為、1日放置します。次の日はターニングでボウルを仕上げます。普通のボウルと同じで、キャッチングをさせないように仕上げていきます。壁の厚みは少し厚めにすると安心です。
2008年8月28日(木)
寄木のボウル
真ん中の層だけが寄木のハイブリッドボウルです。上下の板はロイヤルホームセンターで買ったブビンガです。真中はハードメイプルにチークの薄板を入れました。前回作ったものに比べると木の色のコントラストを出せたので、綺麗です。このハイブリッドボウルだと寄木の部分が少ないので、作るのにあまり時間がかかりません。直径225mm、高さ90mmです。マホーニーのクルミオイル+ワックス仕上げです。今回も接着面の隙間は出ませんでした。木の接着方法は、今の方法で問題ないようです。
2008年8月27日(水)PartⅡ
JAPAN DIY ショー
ジャパンDIYホームセンターショー2008が今年も幕張メッセで開催されます。昨年も行きましたが、会場で山下さんに会いました。あまりウッドターニングに関係のないショーですが、行くことにしており事前登録も済ませました。残念ながら一般の人が入場できるのは8月30日(土)のみです。最近ジョインターとかドラムサンダーの購入を考えているので、そのような機械が展示されていると良いのですが、多分展示はないでしょう。結果はこのサイトで報告します。
2008年8月27日(水)
ハードメイプルのボウル
北三で買ってきたメイプルです。フェースプレートでまず底の方を挽きます。真空チャックを使うので、つかみしろは作りません。材料を目いっぱい使うことが出来ます。ハードメイプルと言うだけあって結構固いです。形はごく普通です。変な形にするとかえって売りにくくなります。木目はまずまずです。この様な厚板は高いので、薄板を買って寄木にするのが良いかも知れません。
2008年8月26日(火)
山下式携帯型爪楊枝入の製作
夢工房のDVD、応用編には山下式爪楊枝入れの作り方が出ています。これを試された方が居ますが、失敗したそうです。そこで小生に見本を送ってくれというメールが来ました。小生も手持ちの作品がないので、DVDの説明に従って1つ作ってみました。材料はカリンの集成材とハードメイプル、パイプはゼブラウッドです。寄木のように見せるため色の違うカリン材の境界を中心にすることにしました。ドライブセンターは主軸に直接さすタイプではなく、チャックでくわえるタイプの物を使いました。これを使えばいちいち、真空アダプターをはずす必要がありません。つかみしろを作って、斜めにスライド丸のこでカットします。ドリルで穴を開けるため、捨て木を瞬間接着材で接着します。蓋をさす木のパイプを作ります。直径12mmです。このパイプの中心にあける穴は9mmになります。パイプの外径を正確に出す必要があります。また、内側の9mmの穴を偏芯させないよう注意が必要です。パイプの穴は5mmぐらいあけておき、身に差した後に、完全にあけるようにすると失敗が少ないようです。夢工房のDVDの中で山下さんが説明していた通りです。今回作ったものは蓋の方の穴が少し偏芯してしまいましたが、一応OKです。DVDをよく見てその製作方法に従えば、結構短時間で作ることができます。実際DVDの撮影の時は、山下さんが作業をどんどん進めてしまうので、小生が色々質問をして、進行を遅らせたぐらいです。一度作ってみてください。
2008年8月25日(月)
寄木ボウル完成
昨日準備した寄木のボウルを挽きました。こちらは1時間程で完了です。特に寄木だからと言って難しいところはありません。普通のボウルと同じです。木の接着面に隙間はなく、接着作業は成功です。デザイン的にはもっと各層の幅を狭くして、多層にしないと見栄えがよくありません。今回の物は1層が23mmぐらいですが、10mm程度のものを、次回は作ってみたいと思います。
2008年8月24日(日)
簡単寄木ボウルの製作
寄木の作品は出来上がった物を見ると、満足度は高いのですが、問題は手間暇がかかることです。せっかちな性格の小生には不向きと考えていましたが、工夫次第で早く出来ることがわかりました。本日約6時間の作業時間で寄木のブロックのカット、接着が完了しました。接着剤の乾燥を待って明日挽く予定です。普通だと3日間はかかるかも知れない、作業内容を6時間でやりました。必要な道具はパソコン上で動く作図ソフトとレーザーガイド付きスライド丸のこです。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年8月23日(土)
工房の移転
現在の工房は赤い線で囲った14畳の部屋です。6.5畳の納戸と6畳の洋室に押入れ部分を入れると14畳の広さになります。青い線で囲ったところは、オーディオルームでしたが、現在は寝室になっています。この16畳の部屋はオーディオルームだったので、簡易防音になっています。従って工房にするには、騒音が漏れにくく騒音をまき散らす木工機械を置くのに最適です。14畳の現在の工房を作る時に、よく考えて、16畳の方を工房にすれば、部屋の改造は必要なかったのですが、その時は考えが及びませんでした。取り去った壁などを元に戻して、現在の14畳の工房に6畳の寝室を、再度作って、16畳の方を工房にしようかと考えています。この場合現在の工房の8畳部分も新工房になるので、全部で24畳の広さになります。緑線で囲った8畳の方は材木置場にしようかと考えています。

しかしテックさんの工房の最大の弱点は2階にあることです。重い材料を運び込むのに毎回苦労します。新工房を新たに別の場所に作るのが正解かもしれません。少し悩んでみようと思います。
2008年8月22日(金)
北三訪問
千葉の新港の北三を夢工房のSAさんと一緒に訪問しました。応対してくれたのは、30代半ばと思われる、KSさんです。お若いのに材木のことは、熟知しておられます。仕事でやっているので、当たり前かもしれませんが、SAさんの質問には的確に答えておられました。まずどんな材木が欲しいのですか?という当たり前の質問が出ましたが、小生は説明出来ません。SAさんからウッドターニングに必要な材木について的確な回答をすると、彼はゼブラウッド(Zebra wood)の板が積み上げられているところに連れて行ってくれました。ゼブラウッドはアフリカに分布し、ガボン、ナイジェリア、カメルーン、タンザニアなどの熱帯雨林に生育しています。木と関係は全くありませんが、英語では横断歩道のことをゼブラクロッシングといいます。3.6mx25cmx34tが3枚で2.6万円という。次にアフリカ産のウェンジ(Wenge)を購入することにした。これは3.6mx20cmx27tが5枚で1万円という。これはアジア産だとムラサキタガヤサンというそうですが、アフリカなのでウェンジと呼ぶそうです。いくら聞いても木の名前は覚えることが出来ません。木工経験の少なさが、やはり露呈します。須田プロなどは木の名前を、非常によく知っています。きこりをしていたからかも知れませんが、プロは広く深く知っています。話を戻して次に購入したのは、ハードメイプル/ホワイトです。これは3.7mx24cmx7cm厚1枚で2.8万円です。高いと思いましたが、SAさんは安いと言います。同じぐらいのものを買ったことがあるが、4万円払ったという。後は木目が綺麗かどうか、綺麗な木目が出ていれば、安い買い物だったという。これは旋盤で、実際に挽いてみないとわからない。最後に端材を購入したが、値段はおまけ的でただ同然です。材木を置く横木にウオールナットの木を使っていたりするので、メイプルの30mm角材などと一緒に持ち帰った。総額7万円分を購入しました。なお北三は少量のめずらしい材木を扱えないという。定期的に入荷する材木でないと、販売ルートに乗せることが出来ないという。シタン、コクタンなどは輸出国側が輸出規制をしているので、量を確保できない。従って北三では扱えないという。今回購入した材木を使ってみて、その結果によって今後購入するかどうか決まることになります。新木場のもくもくで売っているゼブラウッドなど高くて、携帯型爪楊枝入れのような小物にしか使えませんでしたが、今回はお皿が出来そうです。まず木目をチェックする為ハードメイプルのボウルを挽いてみます。
2008年8月21日(木)
幅広砥石
現在直径305mm、幅32mmの砥石を使っていますが、かなりすり減ってきました。GC砥石というものですが、発熱が低いのが特徴です。従って砥石の中の気泡の比率が高くなるので、擦り減りやすいというのが欠点です。しかし120グリッドの砥石では発熱が問題になるので、発熱の低いこのGC砥石は、手放せません。特に先の細いガウジなどを、普通の120グリッドの砥石でシャープニングすると、すぐに刃先の色が変わってきます。しかしGC砥石では大丈夫です。今回新しい砥石を買うことにしましたが、同じものでは面白くないので、幅広の38mmの砥石を買いました。グラインダーのボルトは丁度6mmぐらい余っていたので、38mmを付けるとぴったりでした。これだけ幅広だとガウジのシャープニングで砥石面から外れる心配はまずありません。
2008年8月10日(日)
グリズリーのグラインダー
Grizzly(グリズリー)という大型から小型の電動工具を製造販売している会社がアメリカにあります。木工旋盤、バンドソー、集塵機、グラインダーなどウッドターニングに必要な機械は一通り揃っています。この会社の特徴は、価格が安いということです。初心者の方で旋盤は買ったが、安いグラインダーがないとお困りの方が、結構居ます。グリズリーから6インチのグラインダーが$19.95(≒2,200円)で売られています。これは回転数が3,450RPMと高速なので、シャープニングには使いにくいかも知れません。また付属の砥石は、粗すぎます。やはり値段相応?

お勧めは2番目の6インチグラインダーです。回転数が1,725RPMとスロースピードになっており、おまけに100グリッドの方の砥石の幅が38mmと非常に幅広です。ガウジを治具を使って左右に振った時に、砥石面から外れにくくなります。モーターが少し小さいようですが、刃物を押しつけても止まることはないでしょう。

グリズリーには8インチの物もありますが、この場合送料も高いので、国内で購入されると良いと思います。グラインダーの砥石の直径は大きい方が良いのですが、グラインダーも大きく重くなります。小型旋盤に組み合わせて使う場合は、6インチの物でもよいでしょう。


なおトルメックそっくりのウエットグラインダーは、$159.95(≒17,600円)で売っています。
6インチ、1/3馬力、110V、3,450RPM、36グリッド+60グリッド、梱包重量10.4kg 価格:$19.95(≒2,200円) ↓
6インチ、1/4馬力、110V、1,725RPM、36グリッド(幅19mm)+100グリッド(幅38mm)、梱包重量9kg、価格:$79.95(≒8,800円) ↓
8インチ、3/4馬力、110V、3,450RPM、60グリッド(幅25mm)+120グリッド(幅25mm)、梱包重量25.4kg、価格$85(9,350円)↓
2008年8月9日(土)
平面真空チャック
平面の真空チャックは直径42cmの物が1つありますが、もう少し小さい物が欲しくなったので、直径30cmの物を作りました。カリンの集成材とMDFの板です。カリンの集成材に主軸と同じ1 1/4"x8TPIのネジを切って取り付ける予定でしたが、、ネジ切りに失敗。フェースインサートを付けました。
2008年8月8日(金)PartⅡ
ヤブニッケイ
粗挽きしてあったヤブニッケイのボウルですが、見事に割れが入っています。粗挽きしてランバーメイトを全面に塗って10日もしないうちに割れています。この様な木は初めてです。バンドソーでカットしてゴミになりました。この木を送って頂いたナイスさんからメールで割れが出て駄目だとの連絡がありましたが、これ程とは思いませんでした。
2008年8月8日(金)
ツールハンドル
ルーターを置くテーブルにMDF材でテーブルを拡張しました。30cmx30cmになりました。これでツールのハンドルに溝を入れることにしました。今回は6mmのU溝のビットを使いました。トリマの刃を2mmぐらいへこませておいて、ハンドルの表面をこするようにテーブルを固定します。クランプでトリマ用のフェンスを固定します。このフェンスに対してトリマを滑らせて溝を掘ります。刃を2mmぐらい出るようにしてから、溝を掘ります。VL300の場合24インデックスなので、1、3、5と回転させながら溝を入れていきます。問題はトリマが端の方で動きが遅くなると木が焼けます。焼けたところはターニングで削り取ってごまかしました。溝を入れたら後は普通にターニングして完成です。今回のツールハンドルの製作で分かったことは、焼けをどうやって減らすか?なくすか?です。最終的な溝より少し浅い溝をじっくり掘ります。トリマの動きが遅いので、当然焼けが出ますが、最後の仕上げ削りで早くトリマを動かし、薄皮を取れば良いということが分かりました。
2008年8月7日(木)
ルーターテーブル
ルーターを置くテーブルもVermecから購入しました。ツールレストの所に差して使うタイプです。位置、高さはバンジョーで調整できるので便利です。問題は15cmx15cmとテーブルが小さいので、大きくする必要があります。単純にこのテーブルの上に1枚板を置くつもりです。暑いのであまりやる気が出ません。ゆっくりやります。
2008年8月6日(水)PartⅡ
2008AAWシンポジウム
6月に行ったAAWのシンポジウムの様子と、リッチモンド観光を、遅ればせながら旅行記にまとめました。興味のある方はご覧になって下さい。ホームセンターにも行きましたので、そこで売っている物も見ることが出来ます。AAWのDVDを買って頂いた方は、すでに見ておられる内容です。
2008年8月6日(水)
Vermecのドライブセンター
オーストラリアのVermecは、色々面白い木工旋盤のアクセサリーを発売しています。今回主軸に直接ねじ込むドライブセンターを購入しました。VicmarcのVM100というチャックのインサートと同じ規格の物が付属するので、自分の旋盤の主軸のサイズに合う物を購入時に選択できます。なぜこのような物を買ったかというと、真空アダプターが主軸の穴に入っているので、通常のドライブセンターを使おうとすると、いちいち真空アダプターを外す必要があるからです。直径が5cmと普通の物(3.7cm)より大きいのは問題ないと思うが、センターピンが7mm以上と長い。普通のは3~4mmの長さなので、これはドライブセンター側の木を沢山捨てる必要があります。直径が大きいので、ピンも太く、長くしたのか?大きな丸太なら問題ないが、材料によっては使えないと思う。実際に使ってみてまたリポートします。
2008年8月5日(火)PartⅡ
インパクトドライバー到着
マキタのインパクトドライバーが、宅急便で送られてきました。早速開けてみると充電器が大きいと言うのが第一印象です。早速充電をしてみましたが、音でも充電開始、完了を知らせてくれます。充電器にはファンが付いており、充電が始まるとファンが回って電池を冷却します。熱による電池の劣化を防ぐためです。今まで使っていたボッシュのドライバーは12V、1.5Ahですが、今度のは14.4V、3.0Ahと2倍以上の容量ですが軽量です。1.6kg対1.4kgと200gぐらい軽くなっています。モーターがブラシレス直流モーターになったことと、電池がリチュウムイオンになったことで小型、軽量化が出来た様です。ボッシュのインパクトドライバーは早速Yahooのオークションに出しました。
2008年8月5日(火)
ボトルストッパー他
ボトルストッパーをカリンで作りました。かなり硬い木なので、スピンドルガウジのシャープニングを十分に行いました。あと1年ぐらい前に粗挽きしてあった、桜の木です。十分に乾燥しており、楕円になっています。まずつかみしろを丸くしてから、チャックでくわえて仕上げました。底は真空チャックで仕上げましたが、もう少し直径の小さいチャックがあった方が良いので、その内MDF材で作りたいと思います。ケヤキのこの真空チャックはまだそれ程変形しておらず問題なく使えます。
2008年8月4日(月)
充電式インパクトドライバー
ボッシュのインパクトドライバーを使っていますが、電池が駄目になってきて、使う前に充電をしないと使えなくなってしまいました。これは結構面倒なので、新しいニッケル水素電池を買おうと思いましたが、結構高い。最近のインパクトドライバーは性能が上がっていると言うので、電池2個付きのセットを購入することにしました。早速どの様な製品が出ているか調べると、電池がリチュウムイオン電池に、切り替わりつつあると言う。同じ大きさならニッケル水素より、大容量の物が出来るので、リチュウムイオン電池がデジカメなどでも主流になっています。大電流を流した時、ニッケル水素の方が優位だったのですが、モーター側の改良で、この問題を克服しました。小型、軽量でトルクの強いドライバーが、リチュウムイオン電池で実現できたと言います。どのメーカーが良いか調べると、マキタがマーケットをリードしている様です。最近発売した新製品(TD132DRFX)は14.4V,3Ah、トルク155N・m、重量1.3kg(電池含む)という仕様です。モーターも直流のブラシレスモーターが使われており、回転の制御は電子回路でやっています。(木工旋盤もこの様なブラシレス直流モーターを使った新製品が出ると面白いのですが、そのような新製品の話はないようです。)大電流が流れるスイッチも電子スイッチを使っており、使っているうちに接点が駄目になることがありません。これを購入することにしましたが、3.7万~3.8万円ぐらいします。高すぎるので、Yahooのオークションで探すと2万円前半で出ています。安く落札する努力をしてみます。⇒先ほど26,500で落札出来ました。
2008年8月3日(日)
トルメック用ダイヤモンド砥石
T & J Toolsという会社がイギリスの中部、ウォリックシャーにあります。この会社がトルメックの砥石の代わりに使える、ダイヤモンド砥石を販売しています。例のWoodturning誌の2001年6月号に、紹介記事が出ていました。トルメックを使っている人でこれを使っている人は居るのだろうか?
「トルメックの砥石の問題は使っているうちにすぐに、溝が出来たり、山が出来てドレッシングをする必要があります。ところがダイヤモンド砥石が出来たので、それも過去のことになった。直径200mm、幅2インチ(50mm)で30ミクロンの人工ダイヤモンドがニッケルメッキでコーティングされています。氷山のようにダイヤモンドが2/3がニッケルの中に埋まっています。このダイヤモンド砥石が送られてきたので、工房内のすべてのツールのシャープニングをしてみた。すべて非常に鋭く仕上がった。非常に硬いタングステンカーバイドのドリルとかステライト(合金)の刃先のボウルセイバーもやったが、砥石の方に問題はない。使ってみた感じでは標準のトルメックの砥石の6倍も長持ちすると予測する。このダイヤモンドの砥石のクリーニングは軽石を使う。ダイヤモンドが取れてしまったら、再コーティングのサービスあり。ダイヤモンド砥石は水を付けてもつけなくても良い。」本体価格は記事の中では£150となっていたが、メーカーのサイトを見ると現在は£160(約3.4万円)となっている。このメーカーはダイヤモンドを使ったシャープニング関係の製品だけを扱っている様です。
2008年8月2日(土)
ボトルストッパー
ボトルストッパーは今までコルクの物を使って作っていました。コルクは安いのが一番のメリットですが、耐久性と見栄えが良くありません。AAWに行った時に買った、金属製のボトルストッパーを使って作ってみました。頭にはホームセンターで売っていた、色ガラスをはめ込んでみました。このはめ込む飾りはクラフトサプライなので売っていますが、結構高価です。ホームセンター、百円ショップなどで探すと、使える物があると思います。
2008年8月1日(金)PartⅡ
ルータービット到着
アメリカ製のホワイトサイドのルータービットが宅急便で到着しました。軸径が1/4インチ(6.35mm)のものですが、良く調べるとオフコーポレーションで6mm軸の物が売られていました。もう少し良く調べるべきでしたが、この6.35mmのルータービットをトリマに取り付ける、コレットコーンという部品も届いたというので、ホームセンターまで取りに行ってきました。これで6mmと6.35mmの日米両方のビットを取り付けることが出来るようになりました。0.35mmの差ですが、適正サイズの物が必要です。小さい物なので失くさないように注意します。
2008年8月1日(金)
ルータービット
波型ボウルを作るには直径19mmと12mmのU字ビットが必要ですが、残念ながら軸径6mmの日本仕様のルータービットは販売されていません。しかしアメリカなら当たり前のように売っています。問題はシャフト径が1/4インチ(6.35mm)であることです。試しに手持ちの日立のトリマ(M6SB)に6.35mmのドリルを差そうとしましたが、入りません。ルーター、トリマのことは全く分からないので、プロの方、(株)MIRAIさんに聞いてみました。国産のトリマでも6.35mmのビットを使えるアダプターが売られているという。早速調べると、別売り部品で6.35mmのコレットコーンという部品がありました。早速ロイヤルホームセンターへ行って注文してきました。(350円ぐらいです)取り寄せになりますが、早ければ明日入るという。これで6.35mmのアメリカのルータービットが使えるようになりましたが、ビットをアメリカに注文する必要があります。しかし前述のMIRAIさんによると、国内でTOOLS.GRがWhitesideの物を売っているという。早速そのサイトを見るとアメリカで売っているのと同じものがありました。購入したところ表記の値段の10%引きになっています。料金後払いで注文当日に発送してくれました。オフコーポレーションなどと同じ方式で急いでいる場合は、注文した翌日に着くので非常に便利です。

後はツールレストに差すトリマを置く台ですが、ドライブドッグと一緒に、本日オーストラリアのVermecから発送されました。1週間ぐらいで到着するはずです。波型のボウルは道具が全部揃ってからの製作になります。
2008年8月20日(水)
ちょっとだけ寄木
寄木の作品はぜひチャレンジしたいものですが、短気な人間には向かないようです。コツコツ作業をする必要がありますが、それが出来ません。そこで簡単なものを作ってみました。普通は何層にも重ねるのですが、3層でしかも真中の層だけ寄木にしました。これだと2日間で出来上がります。詳細は写真をクリックして下さい。
2008年8月19日(火)
ナチュラルエッジボウル
久しぶりにナチュラルエッジボウルをやりました。3つやりましたが、1個目は割ってしまいました。真空チャックが使えないので、ジャムチャックで底を仕上げていると、テイルストックから押しすぎたのか、芯から割れてしまいました。作戦変更です。フェースプレートを使って下側を仕上げ、つかみしろを作ります。ここまでは最初と一緒です。チャックで銜え直し内側を仕上げた後、パーティングツールで底を切り離します。底は、手作業でサンドペーパーをかけました。明日は少し数を作ってみようと思います。
2008年8月18日(月)
セグメントターニングのDVD
今日の千葉の気温は23℃です。半ズボンだと寒いくらいです。ウッドターニングには良い条件なので、少しやりました。AAWの時セグメントターニングの講習を受けましたが、その時の講師はMr.Curt Theobaldという方です。その人のDVDが出ているので、購入しました。2枚販売されていますが、半分以上はディスクサンダーと治具についての説明です。非常に手間暇がかかりますが、出来上がったものは、非常に素晴らしいものです。大よそのやり方は、分かったので、簡単なものをやってみたいと思います。
2008年8月17日(日)
北三の輸入材の買出し
来週は夢工房のSAさんと一緒に千葉、新港の北三に行く予定です。この北三は輸入材の製材、販売をしていますが、大口顧客だけでなく小売りもしてくれます。南米、北米、アフリカ、東南アジアの珍しい?材木の厚板が一枚数千円で買えそうです。SAさんは先週インドネシアのバリ島へ行って、珍しい材木を購入されたようですが、飛行機で持ち帰ことが出来る量は限られています。それで小生と一緒に車で買いに行くことにしたわけです。国産の材木ばかり持っておられる方は、海外の材木も手に入れられたら、いかがでしょうか?売るほうも、小売りも対応すると言っていますが、一度に多く売れた方が良いのに決まっています。安く購入できるなら今後も付き合っていきたいと思っています。そこで近県の方に参加されることを提案します。良いものがあれば購入する。なければ見送りで結構です。千葉県千葉市の小生の家に集合して頂いて、小生のエスティマで行く予定です。SAさんは埼玉からバンで来られますので、それに乗ってきていただくことも出来ます。その場合はSAさんに連絡をお願いします。参加希望の方は小生にメールを下さい。北三は土、日は休みですので、平日に行くことになります。多分8月20日以降に行くことになりますが、まだ日程は決まっていません。

追伸:8月19日から8月21日に変更になりました。
2008年8月16日(土)
テーパーメイト
主軸とテイルストックにはテーパーの付いた穴が開いています。VL300は2MTです。これに合うテーパーメイトというお掃除道具を買いました。2MTのテーパーがついており、ドリルの歯のような形になっています。早速主軸とテイルセンターの掃除をしてみました。それ程汚れていませんが、それでも黒い粉が付いてきました。ドリルチャックを使って正確に穴をあける場合は掃除をしておきたいものです。
2008年8月15日(金)
作業台の拡張
スライド丸のことベルトディスクサンダーは結構奥行きがあります。作業台の奥行きがないので、斜めに置いてごまかしていましたが、台の奥行きを拡張することにしました。ホームセンターに行くと1.8mx0.9mで厚さが28mmのベニヤ合板が売られていました。これを現行のテーブルの上に、単純にネジ留めしてテーブルの延長をすることにしました。奥行きが90cmになったので、スライド丸のこもベルトディスクサンダーも真っ直ぐに置けます。スライド丸のこは、ボルトでテーブルに固定しました。テーブルが出っ張りましたが、特に問題はありません。非常に使いやすくなりました。
2008年8月14日(木)
インデックスシステム
VL300には24個のインデックスホールがありますが、目視で穴の位置を確認できないので、インデックスシステムが販売されていないか探してみました。
Alisam Engineeringというアメリカの会社が販売している、インデックスシステムがありました。直径7インチ(17.8cm)のアルマイト処理された円盤に、レーザーで彫刻された穴が開いています。外側の穴は5度刻みで72個、内側は18度刻みで20個の穴が開いています。ピンの付いたブラケットは2個の強力なマグネットが付いているので、旋盤のベッドに簡単に固定出来ます。主軸に円盤を固定するため、ナットが付属しますが、円盤はチャック、フェースプレートなどで旋盤に固定することが出来ます。ブラケットをベッドにマグネットで固定する方の円盤を購入しました。ジェット専用の物も売られており、また円盤のみの販売($26.99)もされています。主軸のサイズは3/4インチ、1インチx8TPI、1 1/4インチ8TPIの3種類が、販売されています。本体は$45.99で、送料が$16.90、合計$62.89でした。
2008年8月13日(水)
グラインダーの横ブレ
砥石メーカーは使用を禁止していますが、砥石のサイド面を使ってシャープニングしたくなる時があります。砥石の面は円弧になっていますが、サイド面は平面だからです。しかしグラインダーの砥石が左右に微妙に揺れている場合があります。dekoさんの話ではアメリカでシャープニング用に売っている、デルタなどのグラインダーは、砥石の止め金具が非常に薄い。従ってシャフトに対して正確に直角を出せないという。ちなみに国内の産業用の日立のグラインダーには、非常に分厚い押さえの円盤が付いています。厚みを測ると10mmあります。デルタのグラインダーの物は1.5mmぐらいです。日立のグラインダーの方は砥石が左右に揺れることなく、奇麗に回っています。手持ちのグラインダーの様子を調べて、ひどい様であれば、押さえの金具を分厚い鉄板で作ったものに交換するのが良いと思います。バルドーのグラインダーは、デルタなどより分厚い押さえが付いている様です。この前グリズリーの廉価なグラインダーを紹介しましたが、予算が許せば日本製のグラインダーがお勧めです。
2008年8月12日(火)
ミズキのボックス
ミズキの角材が沢山あるので、ボックスを作ってみました。山下式の爪楊枝入れのような感じにするため、カリンの集成材をバンドソーで薄く切って、ベルトサンダーで平にして挟んでみました。少しアクセントになって、いい感じです。しかしこの程度の寄木だと手間がかからず簡単に出来ます。複雑な寄木だと出来上がった時の満足度は高いと思いますが、時間がかかるので根気のない小生のような人には、不向きです。しかしちょっと簡単すぎますか?
2008年8月11日(月)
ブビンガ積層ボウルの製作
ブビンガの板材から4枚のドーナッツ状の輪を作り、圧着。ボウルを作りました。4層の間には別の種類の木を挟めば面白かったのですが、適当な板が見つからず、今回は見送りです。作り方は写真をクリックしてください。