2011年9月30日(金)
バッテリー式チェーンソー
スライド丸鋸もリチュウムイオンバッテリーを使った、コードレスの物が販売されていますが、今回紹介するのはオレゴンのチェーンソーです。チェーンソーにはエンジン式と電気式がありますが、これは電気式になります。最大の特徴は電源ケーブルがないので屋外でも使えること、電気式なので音が静かであることです。またチェーンの根元のところに砥石がついており、使用中にチェーンの刃を自動で研げるという。バーの長さは35cm、標準バッテリーと強化バッテリーの2モデルがあります。
2011年9月29日(木)
第八回手考会
手考会は、日本の伝統木工技法である手道具や手加工の技術習得を目的として活動しています」とはがき書いてあります。かなり面白そうです。その手考会の作品展が10月6日~10日まで東京で開催されます。小生は残念ながら海外旅行中になるので、行けませんが興味のある方は、訪問されたらいかがでしょうか?
2011年9月28日(水)
M305インバーター化
福島県の方のM305です。昨年の12月に小生がこの機種をお勧めして、ウッドターニング上手さんから購入されたものです。この旋盤は安い割に基本的なところはしっかりできており、いずれインバーターとモーターに投資をすれば、回転数を自由に変えることが出来るようになると、説明しましたがその通り進められたようです。インバーター化すると回転数を自由に変えることが出来るので、非常に快適に使えるようになります。旋盤の台の下はゴミが入らないよう扉を付けると、メールが着ていましたが、インバーターは熱を嫌うので扉をつけてふさがないようアドバイスをしました。少々の木くずがかかるより、放熱を良くすることが重要です。
2011年9月27日(火)
集塵の配管
テーブルソーを置いている部屋の集塵ダクトの配管が終わりました。隣の材木を置いている部屋に集塵機があり、そちらから2メートルのストレート管2本をつないで配管をしました。この部屋では現在のところテーブルソーだけなので、その配管と床のゴミを吸わせるフロアスイーパーなるものを取り付けました。テーブルソーはフロイトの鋸刃とデジタルスケールの到着しているので、これらを取り付け使えるようにしたいと考えています。
2011年9月26日(月)
インレイパッチ購入
真鍮のテンプレートガイドとブッシングのインレイキットでは、ブッシングを入れると直径が大きくなり、細かい部分にはトリマのビットを入れることが出来ません。しかしこの会社が販売している、テンプレートと挿入用のパッチ(いるか、カメの木片)を購入すると、小さなインレイが出来ます。カメは全長が40.6mm、いるかは55.9mmです。挿入用のパッチが少々高価なのが問題ですが、小さなカメの手足がきちんと出来ています。木の種類は10種類以上の物の中から選択して購入します。9月20日に注文して23日到着と国内の宅急便の様に早く到着しました。
2011年9月25日(日)
ベアリング交換
夢工房さんでベアリング交換のミニ講習会を開催するので、VL200のベアリング交換について説明して欲しいという依頼を2週間ぐらい前に受けました。その時VL200だけでは来た人に申し訳ないので、グラインダーのベアリング交換もやったらどうかと小生が提案し、そうすることになりました。そもそもの話の発端はKC-14のベアリングを交換したいという人が、結構いて夢工房さんに、交換方法を教えてほしいという依頼があり、ミニ講習会が設定されました。KC-14の交換方法の説明は、心響太鼓さんが担当され、その場に持ち込まれた旋盤のベアリングの交換をしました。VL200の方は壊れている訳ではないので、交換の必要はありませんがKC-14だけでは、少しさびしいので、小生は前座を任されたようです。小生がVL200とバルドーの7インチの両頭グラインダーのベアリングの交換をやった後、真打登場で心響太鼓さんがKC-14の交換方法を詳しく説明しました。当日来れなかった人もいますので、交換の方法は小生の分も含めてすべてビデオ撮影をしましたので、いずれDVD1枚にまとめて販売できると思います。ご期待ください。
2011年9月24日(土)
インレースキットの使い方
今日はインレースキットの使い方について説明の資料をアップしました。2液性のエポキシ接着剤にトルコ石などを添加して、簡単に使えるようにしたキットです。手軽にインレースインレイを楽しめるものです。興味のある方は下のリンクをクリックして下さい。

inlacekit.pdf へのリンク
2011年9月23日(金)
JWA講習会
9月21日はあいにくの天気でしたが、台風にもめげずに講習会が開催されました。講習会のテーマはインレイです。三種類のインレイについて説明資料を準備しましたが、会長が印刷するのを忘れたようで当日配れませんでした。せっかく準備したのにショックです。今日はルーターを使ったインレイのやり方を説明する資料を見れるようにしました。下のリンクをクリックして下さい。

inlaykit.pdf へのリンク
2011年9月22日(木)
ルーター旋盤
ルーターレイズというルーターを使った旋盤があります。普通の木工旋盤ではモーターでワークを回して、それに刃物を当てて削りますが、ルーターレイズでは、ワークはモーターで回さず、刃物の方のルーターを回して削っていきます。プーリーとかギアを使ってワークを回しながら、ルーターの台も左右に動くようにすると、普通の旋盤では出来ないらせん状の作品が出来ます。9月10日の日記では、ももとせ工房さんの自作のルーターレイズを紹介しましたが、小生は自作ではなく既製品を買いました。すでに新品の販売が終了している製品ですが、アメリカのebayというオークションで落札しました。Searsのルータークラフターと言うもので、4本のパイプで出来ています。ワークをハンドルで回すと、ルーターの台が左右に動きます。ワイヤーとプーリーを使っており、簡単な構造です。実際に使ってみると、色々問題があります。芯押し台はベアリングが入っていないので、回転が滑らかではありません。少し手を入れればかなり良くなると思います。
2011年9月21日(水)
三角形縦挽き治具
夢工房さんへ行くと、三角形縦挽き治具を作っておられました。断面が正方形の長い木を縦挽きして断面が三角形にするものです。バンドソーで手で持っただけで挽き割ろうとすると危ないことになります。縦挽きを安全に行う為の治具ですが、使い方が間違っていました。まず治具をバンドソーのテーブルにクランプで固定できるよう、治具の台は幅広にしました。また治具を押して切って行くのではなく、治具は一か所に固定しワークを押して切って行きます。実際に切っているところは下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
 21日のJWAの講習会ではテンプレートを、出席者にお分けすることになっています。5種類のパターンで作りました。体中にMDFの粉が付きました。早速風呂に入って鼻の穴を洗っています。
2011年9月20日(火)
JWA講習会の教材
9月21日のJWAの講習会の時に皆さんに挽いて頂く、材料を準備しました。挽くだけではなくインレイの接着の練習も出来るようにしています。今回の講習会のテーマは、インレイです。普通に挽いたものより、簡単にステップアップが出来るのが特徴です。寄木と違って複雑な物はやりにくいのですが、簡単に出来るというのがキーワードです。ご期待ください。
2011年9月19日(月)
DeWaltのトリマ
注文してあったDeWaltのトリマDWP611PKが到着しました。大きな箱に入って送られてきました。おまけにキャリングバッグまで付いていますが、これは要らないと思います。期待した通りの性能、精度が出るトリマでした。これはお勧めの1台になります。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年9月18日(日)
テーブルソーの組み立て
何とか2階の工房にテーブルソーを運び込み、組み立てました。リブロスさんでは日本語のマニュアルを準備しているので、英文を読まなくても組み立てることが出来ました。誘導モーターを使っているので静かだと言いますが、電源を入れて回してみると意外に大きな音がします。(大きな音がした理由はモーターが100Vの接続になっていたのを、200Vかけてしまったチョンボによるものです。正しい接続にすると静かになりました。モーターは保護回路が働いで壊れることはありませんでした。)標準で付いてくる鋸刃は切れが悪いという評判なのでフロイトの鋸刃を注文してあります。10cmの集塵ポートが付いているので、明日は集塵ホースの配管をする予定です。テーブルソーの組み立てについて詳細は下の写真をクリックして下さい。
2011年9月17日(土)
第三工房
今まで寝室に使っていた部屋ですが、第三工房にします。角部屋なので明るくて快適です。この部屋にはテーブルソーを置く予定なので、200Vの配線と集塵ダクト、それにエアーの配管も必要になります。とりあえずベッドを隣の部屋に移し、テーブルソーを置ける状態にしました。隣の第二工房にはサイクロン集塵機とエアーコンプレッサーを置いているので2つの部屋を隔てる壁はそのままにします。壁を撤去すると集塵機とかエアーコンプレッサーがやかましいので、このままにします。漆室と本棚があります。本は大量に捨てたので本棚はあきました。工具などを置く予定です。作業台は捨てずに取っておいた古いダイニングテーブルを置いています。この部屋はテーブルソーと糸のこ盤だけを置く予定です。
2011年9月16日(金)
リブロスデルムンド
 埼玉県の伊奈町にあるリブロスデルムンドさんへ行ってきました。テーブルソーを車に積んで持って帰るためです。もちろん輸送業者に頼んで、大型の機械でも配送してくれますが、同じ埼玉県の夢工房さんに行く用事もあったので、車にテーブルソーを積んで持って帰ることにしました。リブロスさんの倉庫は夢工房の大和田分室の3倍ぐらいの面積があります。倉庫の片隅には販売中の機械の在庫の箱が山積みにされています。小生が注文したテーブルソーをフォークリフトで車の荷台の近くまで運んでから、車に積み込みました。倉庫内では機械の性能、品質評価のため箱から出した機械が並んでいます。展示室ではありませんが、お目当ての機械を見ることが出来ます。木工旋盤関係では、国内ではウッドターニング上手さんがあり、安心して買うことが出来ます。一方テーブルソー、手押しカンナ、自動カンナ、集塵機など一般的な木工用の機械は、リブロスさんです。アメリカではこの様な販売店は、腐るほどありますが日本では、この2社は貴重な存在です。ウッドターニングを始めたころ、リブロスさんからデルタの10”のバンドソーを買いましたが、到着した箱が損傷しており、モーターの冷却ファンが壊れていました。すぐにリブロスさんにクレームすると、モーターごと交換する。モーターは台湾から送ってくるので時間がかかるという。文句を言うと、在庫のバンドソーを分解してモーターを送ってくれました。それ以来小生はリブロスファンになりました。また台湾の工場からはお詫びの印として、月餅が送られてきました。
2011年9月15日(木)
インレイボーダー購入

ジョイフル本田千葉ニュータウン店へ行って頼まれていたインレイボーダーを6本買ってきました。アメリカで売っている値段と同等で、送料が要らないので、ジョイフル2に感謝です。一番高いのは上から2番目で1,347円です。このインレイボーダーは厚みが1.1mmぐらいで折れやすいので、塩ビのパイプに入れてお渡しすることにしています。
インレイボーダー 
840円x1本 
          
507円x1
                       436円x1                        612円x1
                       1,347円x1                       682円x1
  塩ビパイプ  154円x1
         合計
4578


このインレイボーダーは長さが1メートルですが、直径30㎝のボウルの場合円周は、30cmx3.1416=94.2cmとなりほほ1本全部を使ってしまうことになります。直径10㎝の場合は10cmx3.1416=31.1cmで3個分とれることになります。しかし問題は直径の小さい物に使うには、何らかの方法で板を曲げる必要があります。そのまま使うと折れてしまいます。濡らしてから加熱、蒸気を当てるなどの方法が考えられますが、インレイボーダーでは上手くいきません。ローラーを使って曲げると上手くゆくという書き込みがあります。2枚目の写真の様に片側のローラーには、歯車の様にギザギザがあります。ギザギザの歯車が当たる反対側にはマスキングテープを張ってインレイボーダーを保護します。これでローラーの間を通すとギザギザのある側に曲がって出てくるという。暇な時にこのローラーを硬い木で自作してみようかと考えています。が当面忙しくて手が付きそうにありません。

2011年9月14日(水)
トンボのコースターの修理
トンボの部分はトルコ石になっていますが、空気の入った穴があいています。数年前に買ったインレイを使ったので、主剤がかなり固くなっていました。新品の主剤だと液体に近いので空気が入りにくいでしょう。そこでこの穴の上からLindseyという新しく買った主剤を塗りました。その結果無事に穴埋めが出来ました。違う種類のインレイですが、特に問題はありませんでした。
2011年9月13日(火)
ウッドターニング・デザイン
イギリス人でDerek Hayesさんという方がウッドターニングのデザインについて書いた本を9月に発売しました。アメリカのサイトでこの本の評価が高いので、買うことにしました。Amazon.comで注文すると本体が1,294円+送料440円=1,734円でした。イギリスとか日本で買うともっと高くなるので、アメリカから買った方が良いでしょう。本の内容について少し紹介すると、同じように挽いたあるものは、綺麗に見えて、別の物はそう感じない。その差は何かを著者は分析し、図と写真を使ってどの様なデザインにすれば美しく見えるかを説明しているという。ウッドターニングを数年やっていると、思ったような形には挽くことが出来るようになりますが、デザインが良くないと高い評価を得ることが出来ません。デザインについて書かれた本は少ないので、興味のある方は購入されたらいかがでしょうか?
2011年9月12日(月)
携帯型おしり洗浄器
小生の自宅は1階と2階にトイレがありますが、1階の方は20年以上前の古いウォシュレットなので、近々リホームする予定です。便器ごと換えるので工事は業者に頼む予定です。最近は高速道路のサービスエリアとかホームセンターへ行ってもウォシュレットになっているので助かります。この様に国内ではあまり困らないのですが、海外旅行へ出かけるとトイレにはお尻を洗うような装置は、殆どのホテルでありません。たまに下の写真の様に便器の横にお湯を張ってお尻を洗う洗浄機が付いている場合があります。しかしこれを使ってみると分かりますが、お尻全体が濡れてしまって、使用後はタオルでおしり全体をふく必要があります。やはり日本のノズル式が便利です。ところが最近TOTOが出しているトラベルウォシュレットという携帯型のものがあることを知りました。早速価格COMから注文を出しました。180mlのぬるま湯か水を入れると、20秒以上噴射が出来ます。これで海外旅行中の悩みが一つ解決しました。
2011年9月11日(日)
旋盤のベアリング交換ミニ講習会
9月21日はJWAの講習会がありますが、9月23日には浦和の夢工房で旋盤のベアリングの交換方法について、ミニ講習会があります。実際にVL300又はVL200のベアリングを交換するところを見て頂いて説明します。講師は小生と夢工房さんでやります。小生は機械屋ではありませんが、ウッドターニングを始めてから、勉強してベアリングの交換が出来るようになりました。誰でも少し勉強すれば出来るようになると思います。参加希望者は夢工房さんへ連絡をして下さい。また希望者が居るのでKC-14のベアリング交換も実費でやります。その作業はメカに強い心響太鼓さんがやってくれます。希望者は当日旋盤を持ち込む必要があります。ベアリングの準備があるので、これは夢工房さんに予約が必要です。
 
 
2011年9月10日(土)
Router Lathe
Router Latheとはルーターと木工旋盤を組み合わせたもので、旋盤だけではできないスパイラルなどの複雑な形をルーターを使って作っていくものです.。ももとせ工房さんがこのRouter Latheを自作され、写真が送られてきました。ワイヤーを使って旋盤の主軸が回るのに応じてルーターを取り付けた台が左右に動く構造になっています。これで普通の旋盤では出来ないスパイラル作品を切ることが出来ます。この治具は既存の木工旋盤(この場合はビーバー)に取り付けるので、使わない時は取り外せるようになっています。
 海外では下の写真の様にチェーンとギアを使ってやっている人も居ます。これは木の台を旋盤のベッドの上に乗せるようになっています。
 下の写真はシアーズのRouter Crafterという製品です。アメリカではこれを使っている人が結構います。値段が安かったので買った人も多かったのでしょう。現在は販売が終了しており、新品を買うことが出来ません。そこでebayで探したところ、海外に発送してくれるオークションが1つだけありました。セカイモン経由買えば、海外発送してくれないオークションでも買うことが出来ますが、手数料を取られることと、入札がリアルタイムで出来ないので、何かと不便です。今回はebayに直接入札して落札することが出来ました。このRouter Crafterの場合は,旋盤に取り付けるのではなく旋盤の上で形を作った後、この治具に乗せ換えてルーター加工することになります。アメリカから到着したら使用結果を報告します。
2011年9月9日(金)
トンボインレイのコースター
トリマに1/8”スパイラルビットを取り付けてトンボの形を彫ります。板の上に鉛筆でトンボの絵を描こうとしましたが、綺麗に描けないので紙にトンボの図をプリントアウトして、スプレーのりで貼り付けました。トリマベースはアクリル板なのでビットの先は良く見えます。線に沿って切って行きます。深さは4mmぐらいです。ビットの直径が3.2mmぐらいなので、かなり細いところも彫れます。切り終わったらトルコ石のインレイを入れて1日放置しました。仕上げてみると空気穴があいてしまっています。これはインレイ用のGranule(細粒)を入れて瞬間接着剤を流せば、毛細管現象で瞬間接着剤が浸み込んでグラニューを固定し穴をふさぐことが出来ます。トルコ石のグラニューを注文してあるので、到着次第修理したいと思います。金属の粉も販売されているので、まだら模様も出来そうです。
2011年9月8日(木)
Dewalt DWP611PK購入
トリマをまた購入してしまいました。買ったのはDewaltのDWP611PKというトリマーです。トリマですがプランジベースが付いています。プランジベースはルーターでは当たり前ですが、トリマではポーターケーブルとDewaltだけが販売しています。プランジベースのルーターを持っているのに、なぜトリマでプランジベースが必要かと言えば、小型軽量であるからです。プランジベースの精度と小型軽量が同居するトリマのプランジベースが欲しかったわけです。ポーターケーブルとの違いは、回転数の調整が可能、ソフトスタートなど電気的性能が上回っていたからです。購入価格は送料を入れて$239.09≒18,409円でした。アメリカのTool Kingという販売店から買いました。送料の安いAmazonは発送出来ませんでした。これでトリマは日立、ボッシュ、Dewaltと3台所有することになります。
2011年9月7日(水)
ディスクホルダーの製作
Vinceのサンドペーパーは長持ちするというので購入した物がありますが、直径が2 3/8"(60mm)と通常の50mmより少し大きい。ディスクホルダーからはみ出すので、周辺部が使えない状況です。そこで60mmの大きいホルダーを作りました。アクリル板をターニングで丸くしただけです。それを瞬間接着剤で既存のホルダーに貼り付けました。ホルダーにはスポンジのパッドも接着してベルクロのサンドペーパーを取り付けることが出来るようにしました。今後はこの手持ちの在庫を使い切るつもりです。その後は、また自作することになります。
2011年9月6日(火)
インレイグラスの製作
インレイは比較的簡単に出来ますが、デザイン的な制限があります。本格的な作品を作るには寄木と言うことになります。今回はグラスに木のインレイをトリマを使ってやってみました。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2011年9月5日(月)
虫食い対策のストーンインレイ
トルコ石のインレイをケヤキの虫食い後に入れてみた。虫食いの穴は粉の様になっていたので、マイナスドライバーで掻き出しました。そこそこ綺麗に掃除が出来ますが、まだ汚れています。面倒なのでこのままトルコ石のインレイを塗りました。穴の中に完全に入るよう、棒でつつきます。1日放置してからターニングをしてサンドペーパーをかけると隙間もなく綺麗に挿入できました。成功です。今後は虫食いはあきらめずにインレイをして救済することにします。
2011年9月4日(日)
バンドソーフェンスの製作
高さのあるものを挽き割る場合、オリジナルのバンドソーのフェンスは低すぎるので、合板で高さの高い物を作りねじ止めしました。これで少しは安心して挽き割が出来そうです。小生が使用しているラグナのLT14SEというバンドソーは高さ30cmの材を真っ直ぐに挽き割ることが出来ます。コツはブレードを良く切れる1インチ幅にする。テーブルとブレードが完全に直角になっていること、トラッキングが合っていること、適正なテンションであることなどです。もちろんバンドソーによってはどうしても上手く挽き割が出来ないボロイ物があります。その場合はバンドソーの改造で改善することはかなり難しいので、買い替えるしか手はありません。
2011年9月3日(土)
ルーターテーブルのインサートリング
カナダの郵便のストライキで滞貨していたインサートリングが、2か月近く遅れてやっと到着した。Jessemのルーターリフトに標準で付属するリングは、大きな穴があいているので、ストレートビットなどを使うときは不安があります。今回穴の開いていないリング4枚セットが到着したので、ストレートビット用の穴をあけてみました。ルーターにはストレートビットを装着してリングの高さより下になるように下げます。リングを装着してから、ルーターの電源を入れ、昇降機構を使ってビットを上げていきます。これでストレートビット用の穴があきました。
2011年9月2日(金)
インレイボーダーのボウルの製作
DIYショーで最初に作ったインレイボーダーのボウルが売れてしまったので、追加で2つほど作ってみた。どちらもブビンガを使いました。ブビンガは茶色が濃いので、インレイ部は明るい色の物を使いました。インレイのやり方は3つ作るとかなり上手く出来るようになってきました。やり方の注意点をまとめた資料を作成するつもりです。9月21日のJWAの講習会は欠席の予定でしたが、どうしても参加するよう頼まれたので行くことにしました。その時に今回作成する資料を配布する予定です。その他に木の中に別の木を入れるインレイのやり方、トルコ石のインレイについても資料を準備しました。資料を説明するだけで講習会が終わってしまいそうです。
2011年9月1日(木)
ボッシュトリマPMR500購入
 日立のトリマが心もとない状況なので、アルミベースのボッシュのトリマを購入しました。アルミベースですがルーターに比べるとどうしても精度がでません。小型で扱いやすいので、すぐに手が伸びますが精度を求める作業はルーターを使う必要があります。国内で販売しているトリマは6mmの軸に対応したコレットになっているので、1/4”が使えるようにするためオプションのコレットを購入しました。またアメリカで売られているテンプレートガイドが使えないので、アクリル板でトリマベースを自作しました。詳細は下の写真をクリックして下さい。