2008年9月20日(土)PartⅡ
タイトボンドの製造年月日

夢工房でタイトボンドが古くなると接着能力が低下するという話が出ました。タイトボンドには製造年月日が表示されていますが、読み方が分かりませんでした。調査した結果は下記の通りです。小生手持ちのタイトボンドの製造年月日は下記のような表示になっています。

8H539-01

82008

H8月(A1月でM12月です。I/アイは1と間違うので使っていません。H8番目なので8月になります。)

5:製造部門を示す

39:ロット番号、製造番号

-01:製造日を表す。1

従って小生が今回購入したタイトボンドの製造年月日は200881日です。8月31日にネット経由注文したものです。アメリカから買ったものは新しいとは、一概に言えませんが国内で買ったものは在庫されている可能性があるので、製造年月日を確認しておく必要があります。メーカーの情報では最適な条件で保存した場合は4年持つそうです。4年以上前のものは、思い切って捨てる必要があります。保存の条件が悪いと4年が短くなるそうです。暗い所で気温の変化が少ない場所に保管する。つまり人間が生活するリビングルームに置くのが良いそうです。北海道などでは冬は零下になりますし、エアコンのない部屋では夏は30度を超えます。これがいけません。夏と冬の気温差の大きい日本では、ヒートサイクルテストをやっているようなものです。特に1日の気温の変化が大きい場所は、条件として良くありません。タイトボンドは赤ワインと同じ15℃位で保管すれば良いようです。ワインを保管するワインセラーとか、地下室があれば良いのですが、、、

2008年9月20日(土)
サイクロン集塵
Rocklerからサイクロンのプリセパレーターを購入しましたが、宅急便で到着しました。早速ポリバケツをホームセンターに買いに行きましたが、セパレーターの内径は53cmです。しかしポリバケツの外形は53.5cmありどうしてもかぶせることが出来ません。仕方がないので、ジグソーでポリバケツの外側をカットしたところ何とか、セパレーターをポリバケツにかぶせることが出来ました。ホースをつないで木屑を吸わせてみましたが、見事にポリバケツの中に溜まります。集塵機の透明の集塵袋を見るかぎり大きい木屑は入っていません。問題はポリバケツとセパレーターの間に隙間があり、空気が漏れています。従って吸引力が落ちています。隙間をふさぐ為にゴムのパッキンを買ってきてポリバケツの周りに貼り付けました。ボムを張り付けると蓋が浮くので、クランプで2か所を締め付けました。これで吸引力が強くなりました。このサイクロンのセパレーターは安価な割に効果大です。今回はRocklerから買いましたが、オフコーポレーションでも売っています。ブリキの板を曲げてサイクロンを作ると、もっと良いのかも知れませんが、このサイクロンセパレーターは簡単に出来て効果が大です。たまった木くずは、ポリバケツからポイと捨てるだけです。
2008年9月19日(金)PartⅡ
ハイトゲージ
自動カンナ盤のインチ表示のハイトゲージの上から15cmのスケールを両面テープで貼り付けました。これで感覚的に木の厚さを設定出来るようになります。カナダはすでにメートル法に移行していますが、アメリカとイギリスは頑固者が多いようで、未だにインチです。ウッドターニングを始めてから5/8インチと言われるとすぐに約16mm(正確には15.9mm)とすぐに言えるようになりましたが、どうもしっくりきません。国内の木工家と話していると1寸、2寸と言われることがあります。しかし話をさえぎって、まったく理解できないとは言いにくいです。明日は北三に夢工房の月例会用の材木を仕入れに行きます。自動カンナ盤が活躍しそうです。
2008年9月19日(金)
ノイズキャンセリングヘッドホン
ノイズキャンセリングヘッドホンは、オーディオメーカーから沢山の種類の製品が発売されています。電車の中で音楽を聴く場合など騒音が問題となりますが、その騒音をマイクで拾って逆位相の成分を作り、騒音を消すものです。木工の場合大騒音の電動工具がありますが、普通に耳栓をするより、このノイズキャンセリング機能の付いたヘッドホンの方が、騒音を消すには効果的だと思います。良い物がないかと探していたところ、木工専用に設計されたものが、Rocklerのカタログに出ていました。使った人の書き込みでは、自動カンナの音だけを消して通常の会話の声は聞こえるという。連続した高音圧の信号だけを選択してキャンセルするので、通常の会話の声が聞こえるのでしょう。小生の場合、来客のチャイムが聞こえるので、好都合です。早速注文しました。$32.99です。AM/FMラジオの付いたものも$59.99でありますが、アメリカと日本では周波数割り当てが違うので、これを買うのはやめました。
2008年9月18日(木)
夢工房月例会開催

夢工房の10月の月例会の日程が出ましたので、御案内をします。一部の方には10月18日(土)とご案内していましたが、10月15日(水)に変更になりました。テーマは簡単な寄木ボウルの製作と、ドブ漬け塗装になります。

テーマ1:ボウルについては真ん中のリングだけ寄木になっているもので、寄木の接着、リングの接着までやって頂きます。ボウルに挽くには、接着剤を乾燥させる必要があるので、自宅に持ち帰り挽いて頂くことになります。ボウルに使う材料は2枚目の図面の通りで、1枚目の写真のボウルとは異なります。

テーマ2:ドブ漬け塗装は釣り道具のルアーなどにウレタンコートをドブ漬けすることが多いのですが、均一に塗るのが問題となります。均一に塗るため、ギアモーターを使った方法をご紹介します。

日時:平成201015(
    AM 930分~PM 430

場所:夢工房浦和

テーマ1:寄木ボウルの製作
テーマ2:ドブ漬け塗装とギアモーターを使った乾燥方法
    

会費:2,500円(寄木ボウルの材料代を含む)

講師:寄木:上田 隆一、ドブ漬け塗装:佐野征男・川口康

設備:木工旋盤7

2008年9月17日(水)
自動カンナ盤到着
WoodCraftに注文してあったDeWALTの自動カンナ盤が宅急便で到着しました。早速開梱して試してみました。結果は非常に満足です。使いやすいし、綺麗に仕上がります。今後電動工具を買う場合必ずこのメーカーの物も検討するようにしたいと思います。詳細リポートは下の写真をクリックして下さい。
2008年9月16日(火)
寄木のボウル
北三で買ってきたゼブラウッド、ウェンジ、それに桜の木を使って、ボウルを作りました。自動カンナだけだと精度よく平行面を出せないので、出来上がりはあまり良くありません。週明けには自動カンナが到着するはずなので、到着を待って再チャレンジしたいと思います。桜の木はメイプルのように白く輝かないので、寄木に使った時、コントラストが出ません。次回はメイプルを使って作るつもりです。今回ウェンジを使いましたが、接着剤が効きにくく接着に時間がかかりました。丸のこで切った後、サンドペーパーをかければ、接着剤の乗りは良いようです。ゼブラウッドとか桜は接着の問題はありませんでした。一番上が寄木になっていますので、接着強度が問題です。本当は一体の木のリングを取り付けるのが良いと思いますが、タイトボンドが利いているので、大丈夫のようです。
2008年9月15日(月)
工房の移動完了
2階の14畳から16畳の部屋へ工房を移転した。わずか10メートルぐらいの移動ですが、結構大変でした。VL300は自分一人で移動させることが出来ず、便利屋さんを呼んだりしました。昨日大体の工具類を新しい工房に搬入が出来ました。あと棚を1つ吊って完了です。これからサイクロンセパレーターと自動カンナを導入しますが、置き場所には一応困らないでしょう。旋盤と作業台の間があきすぎて、動線が長くなる問題があります。旋盤を置く場所はもう少し窓から離した方が良いようです。これから微修正していくつもりです。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年9月14日(日)
サイクロンプリセパレーター
手押しカンナを使うと、集塵機のゴミが急に増えました。ウッドターニングだけだと1年使ってもそれほど溜まりませんが、カンナなどを使うとどうしても木屑の量は増えます。木工をやっている方でサイクロンを自作している方は結構居られます。しかしブリキの板を曲げて半田付けするのは手間暇がかかります。アメリカでは完成品が$189で売っていますが、梱包が大きくなるので、日本への輸入は簡単ではありません。そこでポリバケツの上に乗せて使うサイクロンもどきの導入を考えました。使っている人の話では直径の小さいミニの方は駄目だが、大きい方のプリセパレーターは、大きいゴミは初段のこのセパレーターに残り、小さいゴミだけが集塵機の袋に入るという。大きいゴミだけをかなり完璧に分別するという。原理はサイクロンと同じで下のゴミ箱の壁に吸い込んだゴミをゴミ箱の壁に当てて、渦を作る。速度が落ちると、重いゴミは底に落ち、軽いゴミは集塵機の方へ行きます。ゴミが沢山溜まると集塵能力が落ちるので、こまめにゴミを捨てる必要があります。しかしポリバケツのようなものを使うので、ゴミを捨てるのは簡単です。このポリバケツの上に取り付けるサイクロンセパレーターは、アメリカの通販会社から色々販売されていますが、評判の良いRocklerの物を購入しました。こちらはサイクロン本体と違って薄っぺらいので、郵送で送れるようです。1週間ほどで到着すると思いますので、到着後リポートします。
2008年9月13日(土)
2階のリホームが完了
3日間は大工さんが来て、部屋の間仕切り、ドアの取り付けをやりました。この大工さんは小生の工房、ウッドターニングに非常に興味を示されたので、ガウジとスキューの使い方を説明したあと、小さなボウルを挽いてもらいました。大工さんをやっているとノミとか刃物の使い方が身に付いているせいか、少し教えたら、ほとんど完璧にガウジを使いこなしました。キャッチングなど1度もありません。小生の方が長いことやっているので、少し上手いのですが、この大工さん初めてターニングをやる人とは思えません。仕事がら自宅にバンドソーなどの電動工具類はあるし、木工旋盤を置く場所の問題はないと言う。旋盤を買ってやりたいというので、購入の相談に乗ることになった。お父さん兄弟がおり、旋盤があれば皆やりたがるだろうと言います。奥様は2級建築士という家族です。完成させたボウルは、持ち帰って奥さまに見せて自慢したそうです。千葉県のウッドターナーがまた一人増えそうです。

4日目は壁と天井のクロスの張替です。夕方5時半までかかりましたが、今まで工房として使っていたとは思えないぐらい綺麗になりました。前回風呂場をリホームした時も感じましたが、日本の職人のレベルは非常に高い。クロスも平面が出ており、素人が見る限り完璧に出来ています。時間が経つと変化するので、ご不満があればいつでも電話をくれという。まったく不満はありません。早速パソコン経由でリホーム費用を振込ました。

旧工房は14畳でしたが、その内の6畳が小生の寝室になりました。残り8畳は材木置場にしようと考えましたが、旋盤を1台置くぐらいのスペースはあります。テーブルソーを買って置くか???
2008年9月12日(金)
300mmディスクサンダー
オフコーポレーションで販売している、KERVのWD-12という直径300mmのディスクサンダーを購入しました。デルタの31-120あたりを購入したいと思っていましたが、国内ではどこも販売していません。アメリカから通販で買うことも出来ますが、オフコーポレーションで同等のものが売られており、値段もリーゾナブルだったので購入しましたオフの場合PSEを取得しているので、50Hzの地区で使う場合でも安心です。重量は29kgあります。跳ね上げ防止の為、ディスクの右半分にカバーが付いていますが、これは邪魔なので取り外しました。テーブルのロックは左右2か所に付いており、テーブルの角度を変えることが出来ます。まずスコヤを当ててテーブルが直角になるように、調整しました。寄木のブロックを削ってみましたが、230mmに比べると、随分作業がはかどります。集塵機を接続していなかったので、木の粉が飛び散りました。集塵ポートは60mm径なので、集塵をどうするか考える必要があります。1馬力の集塵機を買って、サンダーとスライド丸のこに配管をするのも良いかもしれません。デルタのAP400を売らなければ良かったと後悔先に立たず。
2008年9月11日(木)PartⅡ
スライド丸のこの添え木
スライド丸のこの添え木なしの写真を載せましたら、すぐに教育的指導のメールが来ました。以前はボルトで固定していませんでしたが、外しにくいように6mmのボルトでカリンの集成材を固定しました。電動工具は買った状態のまま使うのではなく、使いやすいように調整する必要があります。
2008年9月11日(木)
自動カンナ盤
自動カンナを購入することにしました。早速Re:Woodworkingさんのサイトでどの機種が良いか、参考にさせて頂く。13インチ幅の機種ではオフコーポレーションが販売を中止したので、DeWALTとDELTAの2機種があります。13インチ未満ではマキタとリョービです。マキタは静かで長い間タマクラフトさんの推薦機種だったが、現在はDeWALTとDELTAを販売されています。またマキタは価格が7.5万円と高い。これならDELTAの6.7万円の方が良い。Re:Woodworkingさんのお勧めは値段が高くなるが、DeWALTのDW735です。3枚刃であることと、送り速度を2段階で選べるのが良いそうです。DELTAも送り速度は2段階ですが、変速範囲が狭い。やはりDeWALTが、このクラスでは一番良いようです。国内でDW735を売っているところは、タマクラフトさんだけです。価格も10万円以上と高いので、WoodCraftから直接購入することにした。本体は$549.99+送料$207=$756.99≒83,270円です。
2008年9月30日(火)
木工旋盤の回転数表示
木工旋盤で回転数を変えるには、大別して2通り、インバーターを使って電気的にモーターの回転数を変える方法と、ベルトの張替で回転数を変える方法があります。VL300など大型の旋盤の場合インバーターを使っている物がほとんどですが、インバーターの回転数表示は必ずしも、旋盤の主軸の回転数と一致しません。インバーターを使っていても、ベルトの架け替えが出来るので、1:1のプーリーの位置にベルトが入っていないと、インバーターの回転数表示を見ただけでは、主軸の回転数は分かりません。小生の旋盤は3馬力のモーターを付けているので、、プーリーの位置は1:1にしてあります。従って主軸の回転数とインバーターの表示は一致しています。しかしインバーターを遠い所に置いており、また窓の表示が小さいので、作業中に見ることが出来ません。そこで主軸の回転数を検出して、表示する物がないか探していたところ、夢工房のメンバーさんであるIKさんが、2,500円で売っているデジタル回転計のキットがあることを教えてくれました。早速購入して組立ました。キットのプリント基板に部品を差して半田付けするだけです。回転数の検出はホール素子を使っています。従ってマグネットを主軸のハンドホイールの横の邪魔にならないところに取り付けました。ホールセンサーは木で固定してヘッドストックに取り付け、マグネットの近くに配置しました。この状態で旋盤を回すと回転数が表示されます。下の写真の場合インバーターの表示では941.2RPMですが、デジタル回転計では943RPMを表示しています。ほとんど差がないので精度の問題はないようです。このような回転計を自分で作ろうとすると、回路を考えたり、部品の調達などで非常に時間がかかりますが、このキットを買えば1時間もあれば完成します。キットは現在在庫切れになっていますが、メールで購入の希望を伝えておくと早く出来るでしょう。このキットを扱っているサイトは下記のところです。ケース(400円)と電源(600円)は別売りですが、電源は5VのACアダプターを持っておられるようなら、購入不要です。

写真で見る工作室
2008年9月29日(月)
輸入材木
輸入材は千葉の北三から購入していますが、上総木工交流会で格安なの輸入材を売っている三王という会社を教えて頂いた。北三でハードメイプルを購入すると34mm厚の板材で㎥あたり42万円です。一方山王では㎥あたり24万円です。例えば2.7mx28cmx3.2cmの板の場合、北三では10,122円ですが、三王では5,784円になります。問題は北三では1枚単位で売ってくれますが、山王ではパレットの1山の1段単位(5~6枚)になります。しかし5人でグループ買いをすれば、一人1枚ぐらい買うことができます。三王は静岡県にあるというのも問題です。5~6枚を送るのに送料は3,500円になるそうです。三王の取り扱っている、材木の種類は北米の広葉樹が中心で、下表の通りです。
2008年9月28日(日)
ルーター購入
ルーターテーブルを買ったので今度はルーターです。ルーターのビットはほとんど持っていないので、国内の物でも、海外のルーターでもかまいませんが、木工をやっている方々の間では、ポーターケーブルが人気の様です。色々検討した結果、ポーターケーブルの893PKというモデルを購入することにしました。上総木工交流会のサイトを見ると、12mm、8mm、6mmの日本製のビットを取り付けることが出来るコレットチャックが、Highland Woodworkingで扱っているというのも、ポーターケーブルの購入を後押ししました。次はビットを購入しないといけない。
2008年9月27日(土)
ルーターテーブル
上総木工交流会でルーターテーブルについて、色々教えてもらいかなり理解できました。またトリマテーブルの作り方についても資料を頂きました。しかしいざ作るとなると、結構難しそうです。きちんと精度を出す自信がないので、色々教えて頂いた方々には申し訳ないのですが、結局購入することにしました。アルミのテーブルはすべりが悪いという情報を得ていたので、高圧着ラミネート処理されたMDFの物にしました。Rocklerから色々な種類の物が販売されていますが、割引品は在庫がなく結局WoodCraftのクローズアウトセールのルーターテーブルを購入しました。テーブルサイズは24”x32”(609mmx813mm)です。価格はWoodpeckers LE Router Tableというもので$329.99⇒$219.99でした。Woodpeckerはキツツキという意味なので、名前も気に入りました。ルーターテーブルには、ルーターが付属しませんので、別途購入する必要があります。手持ちのトリマでも使えると思いますが、この際購入したいと思います。
2008年9月26日(金)PartⅡ
ノイズキャンセルヘッドフォン
手押しカンナと自動カンナがやかましいので、耳栓としてノイズキャンセルヘッドフォンをRocklerから購入しました。電動工具の騒音のもとで、通常の会話が聞こえるという宣伝だったが、テレビから出てくる会話は、電動工具のスイッチを入れるとやはり聞こえません。騒音をマイクでピックアップして、逆位相の信号を重ねてキャンセルするのですが、通常の会話もこの騒音に埋もれてキャンセルされているようです。テレビの音は聞こえなくても良いのですが、来客を知らせるインターフォンとか電話の音が聞こえないのが困ります。インターフォンが鳴ると、回転警告ランプが点灯するように工夫をするつもりです。
2008年9月26日(金)
夢工房10月度月例会
夢工房の月例会の材料の準備を始めました。例の北三で買ってきたハードメイプルとブラックウォルナットです。バンドソーで切るには板が長すぎるので、丸のこで切ります。日立の丸のこですが、購入した時に付いていた刃は、全く切れなくなっていました。カーバイドチップの物に交換すると、嘘のように良く切れます。どんどん切って後はバンドソーで8角形にします。ターニングで丸くするところまでやりましたが、板に割れがあるものがあります。乾燥材であることは間違いないようですが、その分割れもあります。全部使えると思っていましたが、歩留まりがあります。

10月15日(水)の月例会に参加を希望される方は、早めにSAさんに連絡をして下さい。材料の準備の都合で20名を超えると、お断りすることになっています。現在のところ参加者は15名です。出来ましたら10月5日までに、申込みをお願いします。なお参加者にはAAWのジャーナルの寄木の接着に関する記事の和訳を差し上げます。
2008年9月25日(木)
寄木の接着(AAWの記事)
AAWのジャーナルの最新号に寄木の壺の接着に関する問題点と対応策が出ていました。まだ簡単なボウルしかやっていないので、大きな問題は出ていないのですが、参考になることが色々書かれています。今日は朝の7時から和訳を始めて3時までかかりましたが、やっと完了しました。10月15日の夢工房の月例会で配布する予定です。
2008年9月24日(水)PartⅡ
ジョイフル本田
ジョイフル本田に行ってきました。工房を拡張したので、必要な道具類を見るためです。高いので、どのような物があるか確認するだけで実際に買う販売店は、インターネット店になります。まず上総木工交流会さんの情報でジョイフル2でタイトボンドが売られているというので、先にジョイフル2に行ってみた。確かにタイトボンドオリジナルとⅢが売られていました。16オンスでⅢが1,580円、オリジナルが960円でした。これはアメリカの販売店から買うのより少し安いです。製造年月日は2007年9月のものばかりでした。1年前に輸入したものなのでしょう。ちょっと古いです。

次にツールチェストを見に行きました。欲しいと思ったものは59,800円もします。これもネットで探して購入することにした。

次に目に入ったのが藤原産業のテーブルソーです。値段は19,800円です。ちょっと購入する気にはなれません。もう少し大型の物が欲しい。

最後にエアーのホースです。工房が広くなったので、今まで使っていたホースでは長さが足らないのです。掃除機の電源コードみたいに引っ張り出したあと、もう一度引くと巻き戻されるものです。これも値段を見ると1.8万円から2万円もします。帰宅してからヤフオクで探すと12mの物が5,150円で出ていました。早速注文をしました。
2008年9月24日(水)
モーバイルベース
自動カンナを置く台がなかったので、自作しました。可動できるようにオフコーポレーションで売っているモーバイルベースを購入、その上に手持ちの材木を使って、継ぎはぎの台を作りました。手押しカンナはリョービのワークベンチの上にボルトで固定しました。これで工房はかなり使いやすくなってきました。しかし小物の整理のため、キャビネットを購入しようかと考えています。
2008年9月23日(火)
寄木ボウルの仕上げ
昨日接着してあった寄木のボウルを挽きました。普通の無垢の木と同じです。寄木だからと言って割れやすいということはないと思います。寄木部分はリング状になっているので、滑らかに面がつながるようにします。使用したハードメイプルとブラックウォルナットは34mmの厚さですが、カンナと旋盤で面を平らにすると目減りしました。メープルは31mm、ウォルナットは27mmになってしまいました。
2008年9月22日(月)
月例会の寄木ボウルの試作
北三から買ってきた材木を使って試作を始めました。ハードメイプルでッブラックウォルナットを挟む3層構造です。上下のハードメイプルは正方形に切ってバンドソーで4隅を落とします。真ん中の寄木部分は45mm幅で長い棒状の板を切り出します。丸のこを使います。切り出した板は、手押しカンナと自動カンナで平らにします。板が反っていたためか34mm厚の板がかなり目減りしてしまいました。スライド丸のこで12個のブロックを切り出し、接着します。接着剤の乾燥する時間を使って、旋盤に底板を取り付けて、ターニングでつかみしろを作り、面を平らにします。リングの接着材が乾燥したら、ベルトサンダーで底面を平らにして、底板に貼り付けます。中心を出すため、センタリングコーンを使いました。30分後リングの上面をターニングで平らにして、3層目を貼り付け、この日はこれで終わりです。明日、ボウルに挽きます。
2008年9月21日(日)
上総木工交流会
千葉県君津市の久留里 森林体験交流センターで開催されている上総木工交流会に参加してきました。参加者は22名と多く、木工の各分野で詳しい方が沢山おられます。参加費用は無料ですが、お茶代300円を寄付しました。夢工房の月例会などと違って講師の方が作り方を説明して、皆で聞くという進め方になっています。参加者は作らないので、参加費用なしでやれるのでしょう。今回のテーマは彫りこみ額の製作です。ルーターを使ってやる方法を詳細に説明して頂きました。また安価な輸入広葉樹の購入先を教えて頂きました。最近購入している千葉の北三よりも安い様です。値段など詳細が分かりましたら、このページで紹介したいと思います。交流会の詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年9月10日(水)
リホーム開始
今日から大工さんが来て2階の工房の間仕切りを始めました。この大工さんは小生のウッドターニングに非常に興味を示されました。そこで寄木のボウルを挽いて、少し体験もしてもらいました。大工なので自宅に工具が揃っているという。木工旋盤を買えばすぐに始めることが出来そうです。
2008年9月9日(火)
センタリングコーン
寄木のリングを旋盤の上で接着するときに、中心を出すためにセンタリングコーンが必用になります。木で自作しましたが、引っかかって上手くゆきません。そこでスチール性のコーンを購入しました。直径6インチ(15cm)のものです。鉄なので、寄木のリングが滑って上手くセンターを出すことが出来ます。これ以外に直径8インチ(20cm)と10インチ(25cm)のものがあります。ワンウェイのリボルビングセンターに取り付けることが出来ます。
2008年9月8日(月)
寄木のブロックの切り出し
寄木のブロックの切り出しは、パソコンで台形の図面を書いて、それを材料の木の上に貼り付けて、スライド丸のこで切りました。この方法は、結構精度が出ますが、いちいちスライド丸のこのレーザーガイドを、図形の線の上に合わせる必要があります。カットごとにレーザーの線に合わせる作業が必要で、時間がかかります。またカットする台形の幅もバラツキが出てしまいます。そこでスライド丸のこのカット角度を合わせるゲージを作りました。MDF板の上に長い線を引きました。もちろんパソコンの図形ソフトを使っています。線が長いので、誤差が出にくくなります。この板をスライド丸のこの上に置いて、クランプで固定します。スライド丸のこのレーザーをオンにしてこの線の真上に来るよう、スライド丸のこの角度を調整します。角度が決まったら、回転盤をしっかりロックします。これで今回の場合15度の角度に設定できました。後は台形のブロックの切る幅を決めます。右側に添え木を固定します。ノギスで測りながら希望の長さになるよう添え木の固定位置を決めます。位置が決まったら最初のカットをします。材料をひっくり返して2番目のカットをします。これを12回繰り返せば出来上がりです。カットの幅と角度は完全に同じになっています。問題はカット角が正確に15度になっているかどうかです。スライド丸のこの角度設定ですべて決まります。今回は少し勘違いがあり、微妙に設定を間違えてしまいました。従って6個のブロックを接着したあと、半円のブロックを平らな面の上に置くと0.9mmの隙間が出来ていました。次回は正確に15度に合わせて全く隙間が出来ないブロックの切り出しに挑戦します。

さてこの台形のブロックを切り出す時、材料をひっくり返して互い違いにカットしていきます。しかしこの方法は材料の平板の直角、平行が出ていないと、上手く行きません。手押しカンナ盤を使えば、平面をほぼ完璧に出すことが出来ます。削った木をVL300のベッドの上に置くと、完全に平面が出ています。デルタの手押しカンナ盤は、大変気に入っています。ジョイフル本田へ行ってスチールの置台を買ってきました。


スライド丸のこをいじくっていて、新たな発見をしました。スライド丸のこの刃は、その位置が一番奥と手前では、少し違うということです。一番奥でレーザーガイドを合わせた後、手前に刃を引っ張ってくるとレーザーの位置が少しずれます。レーザーは刃が取り付けられているところに付いているので、刃を移動させたことにより、刃の角度が変わったと考えて良いでしょう。つまり幅の広い材料を切った時は、完璧に直線に切れないということです。
2008年9月7日(日)PartⅡ
手押しカンナ盤到着
デルタJT160JPが宅急便で到着しました。テーブル長さ:762mm、最大切削幅:156mm、最大切削深さ:3mm、モーターの回転速度は6,000~11,000RPMの可変速です。組み立ては30分もあれば完了です。ダストポートを取り付ける穴の位置精度が悪く、取り付けることが出来ません。ダストポートの方にドリルで穴を開けて、取り付けることが出来ました。

このクラスの手押しカンナではリョービのHL-6AとこのデルタのJT160JPぐらいしかありません。デルタを選んだ理由は、リョービはモーター音がやかましいという情報があったからです。大型の家具を作るわけではないので、この様なテーブルの短い物でも十分です。幅10cm、長さ50cmぐらいの板で試してみました。集塵機を取り付けてカンナをかけましたが、結構切りくずがダストパックの中にたまっていきます。沢山カンナをかけるとすぐにいっぱいになりそうです。カンナについては非常にきれいな平面が出ています。フェンスが直角になるよう、微調整したので、スコヤを当ててみても直角が出ています。これは寄木の材料準備に威力を発揮しそうです。このカンナ盤が来たので、寄木ブロックの切り出し方法は、以前紹介したものから更に精度のよい方法に変更するつもりです。良い結果が出たらまた、このサイトで紹介します。


この手押しカンナ盤を置く台が必要になります。集塵機に直結した100mmのホースのところまで、台を押して行って、ホースを接続することになります。普段は壁際に置いておくので、キャスター付きの台を自作することにします。
2008年9月7日(日)
ツール棚の製作
ツールの棚の幅を広くして、収納数を増やしました。これで手持ちのツールはすべてこの棚に収納できるようになりました。隙間があるので、追加購入できますが出来るだけ買わないよう努力するつもりです。
2008年9月6日(土)PartⅡ
テレビを取り付けました
新工房にはテレビを取り付けました。以前はラジオでしたが、やはりテレビの方が情報量が多いので、ターニングをしながら、ながめるつもりです。ツール棚は手持ちのツールが全部収まらないので、新しく大きなものを作るつもりです。明日、材料の買出しに行きます。
2008年9月6日(土)
ドラムサンダーを使ってみた
工房の移動も一段落がついたので、川崎のIKさんから借りているデルタのドラムサンダーを使ってみました。上面にダストポートが付いています。集塵機をつながないと、大量の木屑が舞い上がります。集塵機は、使うときだけ100mmのホースを接続できるように集塵機からのホースを天井からワイヤーで吊りました。

北三で買ってきたゼブラウッド(35mm厚)をやってみました。自動送り機構が付いているので、最初に押し込めば後は自動で送られます。怪我をする可能性は非常に低いように思います。サンダーをかけた後は、綺麗に仕上がっており、平らなように見えます。しかし定規を当ててみると、完全に平らではありません。狭い範囲では平らですが、30cm以上の範囲を見るとすこし波打っています。この点では手押しカンナ盤の方が優れているかも知れません。

デルタの小型の手押しカンナ盤を購入しましたので、比較してみたいと思います。このドラムサンダーの良い点は、手押しカンナ盤と違って幅の広い材料のサンディングが出来ることです。川崎のIKさんにお願いして、この機械を譲って頂くつもりです。工房が広くなったので、置き場所にとりあえず困りません。
2008年9月5日(金)
VL300、1m延長ベッド
夢工房から持ち帰った1メートルの延長ベッドを取り付けてみました。夢工房では延長ベッド用の高級な台を作っておられたので、それも一緒に貰ってきました。足のところにねじが付いており、高さの微調整が出来ます。本体と延長ベッドを4本のボルトで固定することになっていますが、このボルトも夢工房で使っていたものを貰ってきました。しかしそれが使えません。長さが足らないのです。夢工房で使えていたということは、小生のベッドと肉厚が違うということでしょう。確かに延長ベッドの方の肉厚が薄くなっています。これと同じ肉厚なら、ボルトは使えるのですが、小生のVL300にはボルトの長さが足りません。あす正規の太さのボルトを買ってきて取り付ける予定です。テイルストックをこの状態で動かしてみると、若干の引っ掛かりがあります。これも明日追い込みたいと思います。
2008年9月4日(木)
夢工房訪問
9月3日は朝から夢工房に行ってきました。テイルストックスインガーを持って行って、早速取り付けました。精度よく出来ているのか、ベッドに段差ができず、テイルストックがスムーズに動きます。

夢工房にはこの日も小生を入れて7人が訪問していました。沢山のメンバーが来るので、旋盤の台数が足らない時がある。それで工房の拡張をされるそうです。現在の談話室がその分、1mぐらい狭くなります。小生には酒を飲むことが出来るこの談話室の方が大事なのですが、残念ながら狭くなってしまいます。

三本松に出している作品は、今月は小生が一番の売上でした。欅の大皿(1.2万円)、桜のチーズプレート(8千円)などが売れて、売上は25,900円でした。先月新しい作品を補充したのが良かったようです。爪楊枝入れ、ボトルストッパーも少し売れていますが、次は寄木のボウルの投入のタイミングを考えています。
2008年9月3日(水)PartⅡ
VL300の延長ベッド
下の写真は夢工房のVL300+延長ベッドです。これと小生が手持ちのVermecのテイルストックスインガーを交換することになりました。夢工房さんの方は、現在浦和にある工房を少し拡張して、旋盤を追加で入れることになったが、ロングベッドだと窮屈なので、Vermecに切り替えを希望されていました。小生は工房が広くなったので、延長ベッドが問題なく置けるようになりました。そこで物々交換することになりました。明日夢工房に行って、Vermecを渡し、延長ベッドを持ち帰ることにしています。
2008年9月3日(水)
工房の移動状況
今まで工房だった14畳のうち6畳は寝室に模様替えするので、本日道具類はすべて、新しい部屋へ移動することが出来ました。6畳の寝室になる部屋は大工さんが入って、壁とドアを取り付け、クロスの張替をします。工事は来週の火曜日から4日間を予定しています。14畳の残り8畳部分は材木置場にする予定ですので、今までのままです。新しい工房の方は、棚など設置が終わっていませんが、電動工具は殆どが、設置と電源の配線が終わり作動させることが出来ました。ツールの棚は使いにくかったので、新しく作り直す予定です。頑張ってやりすぎたので、体のあちこちに筋肉痛が出ています。明日は夢工房に遊びに行くので、体は休めることが出来ます。
2008年9月2日(火)PartⅡ
寄木のボウル
またまた簡単に作れる寄木のボウルです。アメリカの寄木の名人に小生の作品の写真を、メールで送ったところ、簡単なものを作っているのね!と言われてしまいました。手の込んだ寄木の壺に、いずれは挑戦したいと思いますが、だいぶ先になりそうです。
2008年9月2日(火)
工房の移転開始
工房の移転と言っても同じ2階の部屋から部屋への移動です。本日とりかかりました。まず旋盤を動かしましたが、重すぎて一人では動かせませんでした。何時もの便利屋ベンリーに電話すると、すぐに来てくれて、問題なく移動させることが出来ました。作業台、グラインダー、集塵機、バンドソー、エアーコンプレッサーを移動させて、200Vの電気の配線などもやりました。200Vの専用線は、新工房に2本引きこみました。バンドソーとグラインダー用に一回線、旋盤、集塵機に1回線を割り当てました。しかし工房の移転は、少なくともあと2日ぐらいはかかる見込みです。工房の右奥の本棚は、別の部屋に移動させる予定ですが、とりあえず置いてあります。
2008年9月1日(月)PartⅡ
寄木の小ボウル
直径135mm、高さ75mmの小さ目のボウルです。一見問題ないようですが、寄木の部分のピッチがかなり違っています。パソコンを使って型紙でやる方法の前に作ったリングがあったので、完成させました。しかし精度が出なくてこのようになってしまいました。素人さんには言わないと分からないでしょう。やはり型紙を使ってスライド丸のこでカットした方が、早く、精度良く出来ます。直径が小さくなってくると12分割ではなくもっと多分割にした方が、見栄えが良くなるのではないかと思います。同じぐらいのサイズで18分割を作ってみます。型紙は寸法だけを入れれば自動的に、図面を書いてくれるソフトがあれば良いのですが、当面は手書きでやるしかありません。
2008年9月1日(月)
オフコーポレーション
川口工房さんがオフ・コーポレーションのテクニカルアドバイザーになられたのは、今年の6月頃だったでしょうか?彼がオフのアドバイザーになった以上、何かが起きるはずです。本日ドリルの刃を注文しようとすると、サイトは下記のようになっています。9月3日にリニューアルオープンだそうです。年初にVicmarcの販売代理店になっているが、未だに何も」販売されていませんでした。9月3日にはVicmarcの製品が並んでいることを期待しています。