2008年5月31日(土)
スライド丸ノコの集塵
スライド丸ノコは集塵機を付けていないので、木屑だらけになっています。家の掃除に使っている掃除機が、古くなってきたので新しい物を購入しました。そこで今まで使っていた古い掃除機をスライド丸ノコに取り付けることにしました。スライド丸ノコの集塵ポートと掃除機のホースの直径が合わないので、塩ビのパイプを買ってきました。径を微調整する為、ターニングで調整しました。これで上手く取り付けることが出来ました。掃除機は連動遅延コンセントで接続しました。丸ノコの電源を入れると、自動的に掃除機の電源が入ります。スライド丸ノコのスイッチを切ると、2~3秒遅れでスイッチが切れます。余分に買ったので、欲しい方にはこの連動遅延コンセント(125V、15A)をお分けします。送料込みで5千円です。
2008年5月30日(金)
集塵機のフィルター購入
現在使っているデルタの集塵機50-760は、1ミクロンのフィルターが付いていますが、布製で詰まりやすいようです。集塵機は新品の時より吸い込む力が弱くなっています。そこでMHCF400というフィルターを購入しました。フィルターの素材は特殊ポリエステルになっているそうです。デルタの50-760にそのまま取り付けが出来るというので、購入しました。内部に付いたゴミをかき落とすハンドルは付いていません。大型のフィルターでは、ハンドルが付いていないのが一般的だそうです。このフィルターはデルタの集塵機を作っている工場で生産しているという。
2008年5月29日(木)
グラインダーのブレーキ製作
秋葉原で部品を買ってきて組み立てた。グラインダーは右上に写っているコンセントに差して、グラインダー本体の電源は入れたままにします。グラインダーを使う時は右下のアルミボックスに取り付けてある、スイッチを上に倒します。止めるときは下に倒して、右の赤いプッシュスイッチを押すと直流電圧がグラインダーのモーターに印加されます。これでグラインダーに急ブレーキがかかります。トランスにはタップが出ており電圧を変えることが出来ます。電圧を変えて、グラインダーの止まる時間を測定した。グラインダーの砥石は大きいものに交換したら、ブレーキをかけずに止めるには1分10秒かかるようになりました。さてブレーキをかけるとどうなるか?


5V:11秒(3.2V)
6V:8秒(3.96V)
8V:5.3秒(5.29V)
10V:3.9秒(6.48V)
12V:3秒(7.76V)

かっこ内の数字は直流の出力電圧です。コンデンサーを入れていないので、交流電圧からかなり落ちています。コンデンサを付けたらどうなるか、今度試してみます。
2008年5月28日(水)
真空チャック用塩ビパイプ

群馬のSTさんより夢工房のメンバーさんに塩ビのパイプの無料プレゼントがあります。真空チャック用として使えます。サイズは下記の通りです。欲しい方はSTさんに直接メールするか、メールアドレスが分からなければ小生にメールを下さい。数に限りがあるので、先着順です。

9㎝
11㎝
14㎝
16㎝
17,5㎝
22㎝

2008年5月27日(火)
夢工房DVD第3弾
夢工房DVD(応用編)の撮影が始まります。今回はターニングの名人5人が出演する豪華な内容になります。今週は茨城県にあるたなつる工房さんに行って撮影をします。たなつるさんは普通の丸い器だけではなく、割れの入った物を得意とされています。普通のものと違って、刃物が間違って深く入ると、淵が割れて飛んでしまいます。刃物が良く研がれていて、上手な刃物さばきを要求されます。どの様なプロジェクト、技術が見れるか今後案内させて頂きます。今回は夢工房のメンバーではありませんが、愛知県瀬戸市の井上さんにも出演して頂く予定です。撮影は何回かに分けて行います。完成は7月中旬~末頃を予定しています。DVDは2枚1組になる予定です。
2008年5月26日(月)
グラインダーのブレーキ
グラインダーはスイッチを切ってからなかなか止まりません。6インチの両頭グラインダーでも1分半、8インチだともっと時間がかかります。グラインダーがすぐに止まれば、シャープニングの治具の設定変更など、作業がはかどります。ホイールの片側にハンドホイールを取り付けて、手動でブレーキをかけるというアイデアがあります。これをやられている方には申し訳ないが、ちょっと危険なのと、両頭でなくなるのが問題です。もっと良い方法があります。モーターに直流電圧をかけることで、急ブレーキをかけることが出来ます。三相誘導モーターでは、ブレーキをかける商品が販売されています。残念ながら単相誘導モーターでは、該当する商品がありません。

まず本当にブレーキがかかるか実験してみました。シャープニング用のグラインダーは三相モーター+インバーターを使っているので、スイッチを切るとすぐに止まります。そこでサブのグラインダーで実験してみました。直流電源は手持ちの車のバッテリーの充電器です。13V10Aの出力電圧です。モーターを普通に回して電源を切ると、止まるまでに33秒かかります。これはモーターが1馬力であることと、薄い砥石が1個しか付いていないので、33秒で止まったのでしょう。両頭グラインダーでは前述の通りもっと時間がかかります。実験としては電源を切った後、すぐに直流電圧(13V)をかけてみました、そうすると瞬時(1秒ぐらいで)にグラインダーは止まりました。写真に写っているモーターは1馬力のものですが、直流抵抗を測ってみると0.6Ωでした。別のデルタのグラインダーでは400Wぐらいのものですが、2Ωありました。直流電圧はいくらぐらいが適当か、モーターによって異なります。100V50Hzでの定格電流は、このモーターの場合13.2Aです。直流電圧は短時間しかかけないので、高ければ高いほど、早くモーターは止まります。三相モーター用の既成品では定格の3倍ぐらいの電流が流れるようになっていますが、定格ぐらいに留めておくと安心です。従って13.2Ax0.6Ω≒8Vというのがこのモーターには丁度良いでしょう。電源トランスにはタップが付いているので、最適電圧探すため変更することが出来ます。

一応回路図を書いてみました。すべて自動でやることが出来ますが、回路代が高くなります。下の回路の場合は電源トランス、と整流用のダイオード、それにリレーとスイッチで出来上がります。グラインダーのスイッチを切った後、ブレーキ用のプッシュスイッチを押すと急ブレーキがかかって止まるのでプッシュスイッチを押すのをやめます。押せばすぐに止まるので、この様な簡単な回路で十分でしょう。プッシュスイッチは押している間だけ直流電圧がかかり、押すのを止めるとスイッチが戻って直流電圧はかからなくなります。

小生と同じ様に三相誘導モーターをグラインダーとして使っておられる方が居ますが、単相モーターでもブレーキをかけることが出来ます。ぜひ一度試してみて下さい。電気が苦手という方は、メールを頂ければ相談に乗ります。
2008年5月25日(日)
藤野ぐるっと陶器市
24日(土)は昼ごろから雨という天気予報でした。しかし午前中は太陽が出るぐらい天気が良いので、出かけて行ってターニングの商品を並べました。昼から雨という天気予報だったので、客足は鈍いがその割にはまずまずの売上でした。昼ごろ雨が少し降りましたが、幸いすぐにやんで4時頃まで降りませんでした。浦和のSAさんがVL100でウッドターニングのデモをやりましたが、非常に好評だった。独楽を作って子供にプレゼントして喜ばれました。またペン作りに挑戦された方もおり、無事に完成して持ち帰られました。25日(日)は朝から雨の予報ですが、朝起きて雨が降っていなければ、出かける予定です。
2008年5月24日(土)
自作真空チャック
またまた真空チャックです。作り方の質問がありますので、写真をアップします。真空チャックはワンウェイの直径8インチ(20cm)の物が$180もします。自作すればフェースプレートの値段+αで出来ます。まず適当な厚さの板にフェースプレートを木ねじで取り付けます。空気漏れをなくすため、接着剤を塗ります。木ねじの穴があったので、エポキシ粘土で埋めました。旋盤に取り付けてこの板をターニングで丸くして塩ビのパイプがちょうどはまる直径にします。板厚が3cmだったので、2cmだけ挽いて、残りの部分は塩ビのパイプの外形と同じにしました。塩ビのパイプの外形は23cm、内径は20cmです。かなりきつめに、板の外形を仕上げた後、接着剤を塗って、木のハンマーでたたき込みました。ぴったりくっついています。塩ビのパイプは30cmと長いので、11cmぐらいのところで、カットしました。もちろん、パーティングツールを使いました。また塩ビのパイプの淵はターニングで真円になるように挽きます。シール用のゴムを付けて完成です。板の真ん中に穴をあけるのを忘れないようにして下さい。現在は直径が6cm、12cm、20cmの3種類を使っています。20cmより大きいチャックが必要になることはありませんでした。6cmのチャックでは大きすぎる場合は、まな板チャックを使うことになります。
2008年5月23日(金)PartⅡ
藤野ぐるっと陶器市
神奈川県藤野市の陶器市が5月24日(土)25日(日)と開催されます。例年須田プロは店を出しておられます。昨年の5月に初めて出店しましたが、今回も出させて頂くことになりました。陶器市なので、主役は陶器の展示、販売ですが、妙心窯(みょうしんがま)に場所を借りてウッドターニングの商品を販売します。昨年は初めての出店ですが、期待した以上に売れました。今回はあいにく雨の天気予報です。天気予報が外れて、雨が降らないことを期待しながら、出店の準備をしています。
2008年5月23日(金)
ケヤキのフルーツボウルの修正
ケヤキのフルーツボウルですが、挽いてから1週間ぐらいで変形して、テーブルの上に置くとぐらぐらします。底を平らになるよう、挽き直しました。底の中心に鉛筆で印をつけ、テールセンターを近づけます。印とテールセンターの先が合うようにして、真空チャックのポンプの電源を入れます。旋盤を回してみてセンターがずれている様だと、ポンプを止めて、位置を修正します。大体センターが出たところで、ガウジで底を挽きました。平になったところで、サンドペーパーをかけます。真空チャックがあるとこの様な修正も、比較的簡単に出来ます。
2008年5月22日(木)PartⅡ
携帯電話購入
携帯電話を購入しました。会社勤めをしている時は使っていましたが、仕事を辞めからは、殆ど必要がないので使っていませんでした。最近あった方がよいと思うケースがあり、また基本料金が安くなったので、購入しました。機種はNTTドコモのらくらくホンプレミアムです。ワンセグ、万歩計、海外で使えるなど機能が豊富ですが、年寄り仕様で使い易くなっています。ひとりでも割★50のタイプSSバリューというプランで1,050円/月です。メール、インターネットをやると、月々の支払いが増えるので、やらないつもりです。若い人からすれば、携帯をもつ意味がない使い方です。メール、インターネットは、パソコンでやるので、電話が出来ればそれで十分です。
2008年5月22日(木)
集塵機のフィルター
現在デルタの50-760という集塵機を使っています。フィルターは1ミクロンの織物のバッグです。1ミクロンというのは、良いのですが目つまりが気になります。新品の時に比べると、明らかに、吸い込む力が弱くなったように感じます。バッグを外から叩いて、目つまり解消をしましたが、あまり効果がないようです。皆さんはどの様に対処されているのでしょうか?洗濯するしかないのでしょうか?一方キャニスタータイプのフィルターがあります。内部は紙のひだ状のフィルターが入っており、表面積がバッグタイプの6倍ぐらいあると言います。従って排気圧力が下がる事が期待できます。また内部にたまった、木の粉を落とすレバーが付いています。これを回すのとによって、紙のフィルターに付いた木の粉を払い落すことが出来ると言います。このキャニスタータイプのフィルターは、国内で購入が、難しいようです。しかしリブロスデルムンドのサイトを見ていると、デルタの50-760に取り付けることが出来るフィルターが売られていました。27,900円と少々高いが、注文した。ところがゴミをかき落とすレバーが付いていなかったとのことで、販売中止になってしまった。6月にアメリカに行った時に、買ってくるしかないのか?
2008年5月21日(水)
ラグナのバンドソーの保守部品
ラグナのバンドソーを見たらセラミックのブレードガイドが外れてなくなっています。上側のガイドには上下2個あるはずですが、下側の2個がなくなっていました。この状態で使っていて特に問題がなく気が付きませんでした。早速ラグナのサイトを見ると、セラミックガイドセットが販売されています。ブレードガイドは上下にあるので、4本x2=8本と背面の丸いセラミックのセットで$99と結構高いです。一体型の物も販売されているが、こちらは$280とメチャ高い。カーバイドチップのブレードも予備を含めて購入するつもりです。AAWのシンポジウムに行くので、その時購入するため、ラグナにメールをしたら、通常はショーの会場では、カバイドチップのブレードは販売していない。しかし遠いところから来るので、ショーの会場で受け取れるよう、手配すると言ってくれた。早速メールで必要な物を頼んだ。AAWへ行った時に購入する物は、事前にメールで連絡しておくと間違いなく買えるようです。
2008年5月20日(火)
サンドディスクホルダー
自作のサンドディスクには、フェルトを使っています。マジックテープにフェルトの繊維が絡まるので、ディスクをホルダーに取り付けることが出来ます。しかしフェルトのディスクを長く使っていると、マジックテープに繊維が詰まってしまい接着力が弱くなり、回転中にはがれてしまいます。詰まってしまった繊維を取り除くのは大変なので、新しいマジックテープに張り替えました。手持ちのディスクホルダーはかなりくたびれていますが、この際全部のマジックテープを張り替えました。張り替え後ボウルに使ってみましたが、非常に強力にひっついています。ちなみにボウルは真空チャックでくわえていますが、直径3インチの小さい方のHold Fastのチャックです。面積が小さいということは、大気圧がかかる面積が小さいので、吸引力も弱い。ガウジで挽く場合は芯押し台を使わないと、チャックからはずれて飛んでしまいます。最後に芯押し台で押している小さい円の部分は、パーティングツールでカットし、後はサンドペーパーで仕上げました。サンドペーパーは、この真空チャックでも問題なくかけることが出来ます。
2008年5月19日(月)
携帯型爪楊枝入れ
携帯型の爪楊枝入れを6本作りました。四角い木を丸くするのは、夢工房の月例会で須田さんから教えてもらった、ベベル角20度のスピンドルガウジです。いつも使っているボウルガウジとかスキューより、明らかに使いやすく、早く丸く出来ます。リチャードラッファンになったような気分です。お気に入りのツールになりそうです。爪楊枝入れは久しぶりに作りましたが、6本作って全部成功です。太さは15.5mm~16mmで、蓋の内径は12mm、爪楊枝が入るところは8.5mmの穴をあけています。もう少し薄くすることが出来ますが、蓋の淵が割れないように、少し厚めにしています。蓋と身のかみ合わせは上手く出来ており、殆ど段差がありません。一応満足な出来です。24日の藤野の陶器市で、販売する予定なので明日追加で作るつもりです。
2008年5月18日(日)
うつわと道具展(5月16日~22日)
2回目になる木工の須田さん、磁器の谷口さんのふたり展開催されています。詳細は下記のサイトに出ています。http://www.utsuwa-party.com/
須田さんは毎日うつわ作りのワークショップを開催されています。旋盤を始めてみる人が、10分ぐらいでディープフォローイングツールを使って小皿を完成させているという。
2008年5月17日(土)
スクエアプラッター
丸いボウルばかり挽いていたので、今日は四角いお皿を挽いてみました。ケヤキの耳付き板です。バンドソーでカット出来ないので、電動チェンソーを使いました。フェースプレートをネジで固定したので、底の方から挽きます。お皿の角の部分は常に刃先が材料に接触していません。間違って刃先が深く入る可能性があるので、薄くカットします。旋盤を停めて、刃先の位置を確認しながら、挽いていきました。サンドペーパーはコーナーにかけることが出来ないので、旋盤を停めてかけました。例の如く真空チャックでくわえ直して上部を挽きます。底の方と基本的には同じです。仕上げはクルミオイルを塗りました。明日はぐい飲みを沢山作って漆で仕上げる予定ですが、色々やることがあり出来るかどうか、、、
2008年5月16日(金)
フルーツボウルPartⅡ
今日もフルーツボウルです。片側が腐っている栃の厚板です。腐っていないところを切りだして、大型のボウルを作りました。ラグナのバンドソーは好調です。昨日は直径32cmでしたが、今日のは40cmです。フェースプレートを付けてまず底を挽きます。真空チャックでくわえ直して、上面を挽きます。真空度は、板厚が分厚い時は-0.07MPaぐらいでしたが、挽いていくうちに、板が薄くなると-0.04MPaまで下がりました。しかし真空チャックの面積が大きいのでしっかりホールドしています。真空チャックは手持ちの中で一番大きいものです。真空チャックのくわえる力はチャックの面積が大きくなればなるほど強くなります。面積ですので、半径の2乗に比例します。サンドペーパーは#80からしっかりかけて、完了です。
2008年5月15日(木)
フルーツボウル
今日はフルーツボウルを3つ挽きました。昨日1つやっているので、プロセスは同じです。フェースプレートに材料を取り付け底を挽いた後、真空チャックでくわえて、上側を挽きます。今日はなぜか真空チャックの真空度が上がります。-0.08MPaまで上がったので、芯押し台で押さなくても、安心です。しかし使えるところまでは芯押し台で押しています。芯押し台を外すと、刃物をシャープニングして最後まで仕上げます。節とかクラックがあると瞬間接着剤をながしておきます。硬化促進剤が切れているので、瞬間接着剤が固まるまで、シャープニングで時間をつぶします。出来あがったボウルは三本松に出すつもりです。コンスタントに売れているので、店頭に並べる商品が少なくなってきました。
2008年5月14日(水)
ターニング
ナラの薄いボウルとコナラのサラダボウルです。沢山作るつもりだったが、雑用が多く2つしかできない。明日は沢山やるつもりです。真空チャックの真空度が-0.04Mpaぐらいしか上がらない。原因を追究する必要がある。どこかで漏れている可能性があります。材料が乾燥しているからか?
2008年5月13日(火)
講習会の復習
昨日教えてもらった刃物を早速グラインダーの前に立って作ってみました。まずスピンドルガウジのベベル角が20度の物を作ってみました。須田さんのものと写真で比べると、先が少し尖がりすぎている様です。
トンプソンのスピンドルガウジを改造しました。これは先の尖がりが須田さんのより少ない。使ってみるとベベル角が立ち過ぎて使いにくい。もう少し鈍角にする必要がある。カットした切りくずは非常にきれいです。
ダブルベベルのボウルガウジも作ってみました。1段目のベベル角をもっと鋭角にしないと2段目が、適当な角度にならない。これも修正が必要です。
2008年5月12日(月)
FEWS-夢工房合同講習会
FEWSと夢工房の合同開催の講習会です。テーマはペン作りと色々なガウジの使い方です。参加者が15名なので、一度に15人が旋盤の前に集まると、見えない人も出てくるので、2グループに分かれて講習会を受けた。筆者のグループは午前中ペン作りで午後がガウジの使い方ということになった。詳細は下の写真をクリックしてください。
2008年5月11日(日)
ロイヤルホームセンター・材木展示即売会
ロイヤルホームセンターの材木の展示即売会へ行ってきました。あいにくの雨ですが、駐車場に材木が沢山並んでいました。これはロイヤルホームセンターに場所を借りて、浦安にある東京中央木材市場株式会社が、材木を持ってきています。材木店に材木を卸す仕事をしているという。木場のもくもくからも応援で人が来ていた。ケヤキとイチョウの安い板を買ったが、黒柿があるのを発見、39,800円と高いがこれもゲットした。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年5月10日(土)
#180のグラインダー
1馬力のモーターに#180の砥石を取り付けてみました。#180の砥石は直径205mmx幅19mmx穴径25.4mmのノリタケのGC砥石です。砥石の幅が狭いのですが、須田プロはこの方がドレサーをかけるのが簡単とおっしゃる。このGC砥石は#220まであります。柔らかいので、ドレッサーを頻繁にかける必要がありますが、発熱は低いです。穴径が25.4mmなのでターニングで隙間をうめるスペーサーを挽きました。穴の直径にぴったりのスペーサーが出来たらモーターに取り付けます。逆転させることがあるので、ナットは2個取り付けます。単相モーターですが、正転ー逆転を選べるようになっているので、スイッチを付けて切り替えが出来るようにしました。
2008年5月9日(金)PartⅡ
夢工房月例会

5月11日の月例会は予定通り開催されるそうです。須田さんよりシャローガウジのベベル角を20度ぐらいにして、スキューのように使う方法のデモと説明があります。皆さんが現在使っているガウジ(ボウル、スピンドルなど)を当日、持っていって下さい。全員で見比べて批評することになります。持って行くのが困難な方は、あえて持っていく必要はありません。ガウジは色んな形の物があります。それぞれ、使い場所が違います。1種類しか使っていない方は、この際本数を増やしたら良いと思います。

2008年5月9日(金)
軸継手
1馬力のモーターがあるので、これをバフに活用することにしました。モーターのシャフトはφ19mmです。軸継ぎ手を作って、バフ用の布を取り付けることが出来るようにします。軸継ぎ手は、プーリーの穴加工などをお願いしている坂口電導工機です。軸継手が出来上がってきたので、早速モーターに取り付けてみた。バフの位置がモーターに近すぎるので、ターニングでスペーサーを作って取り付けた。モーターを回してみたが、問題なく使える。このモーターは単相誘導モーターですが、回転方向を切り替えることが出来ます。スイッチを付けて回転方向を変えることが出来るようにするつもりです。
2008年5月8日(木)PartⅡ
省エネ
居間の照明は60Wの電球が6個付いています。全部で360Wの消費電力になります。地球温暖化には良くないので、電球型蛍光灯に交換しました。15Wx6個=90Wになりました。電球の形をした蛍光灯は非常に小型に出来ており感心しました。
2008年5月8日(木)
拭き漆
先日挽いた茶碗とボウルに漆を塗りました。十分にサンドペーパーをかけたつもりですが、そうではなかったようです。当面拭き漆を継続してやって、満足が出来る物を1つ作ってみたいと思います。サンドペーパーのかけ方は、ガウジの使い方と同じぐらい勉強する必要がありそうです。漆を塗った物の撮影は光沢があるので、反射して上手く行きません。対応策はありますが、面倒なのでやっていません。撮影用の簡易スタジオを作れば良いだけですが、場所をとります。だけど下の写真はひどいものです。明日、条件を整えて再撮影してみます。
2008年5月7日(水)
グラインダーの集塵
グラインダーは今まで集塵機を取り付けていませんでした。しかしグラインダーにドレッサーをかけると相当砥石の粉が撒き散らされます。そこで集塵機から7メートルぐらい配管を通すことにしました。直径100mmのパイプが何本か余っていたので、それをつないでグラインダーのところは75mmのフレキシブルダクトにしました。グラインダーにドレッサーをかけても、粉は完全に吸い取られます。配管が長いのですが、吸い込む力は十分な様です。
2008年5月6日(火)PartⅡ
旋盤の振動対策
小型の旋盤でも、砂袋を置くことで大型旋盤並みに振動を抑えることが出来ます。芯の出ていない材料を回すと旋盤が揺れますが、サンドバッグで抑えることが出来るというのです。下の写真の青いブロックは、何か分かりますか?オーディオの神様、長岡鉄男氏考案のスピーカーを置く台です。砂をフライパンに乗せて完全に水分を飛ばしたあと、銅板で囲んだ箱の中に詰め込んでいます。1個で30kg以上の重さです。ウーハーボックスを置いていましたが、使わなくなったので、VL300の下の台に置きました。4個で120kg以上です。自作の台はメーカー純正の鉄の台に比べると剛性が低いので、補強もやって完了です。効果があるかどうかは、まだ分かりません。
2008年5月6日(火)
栃のボウル
5月連休は、テックさんのウッドターニングには関係ありません。今日も旋盤は回っています。ボウルと茶碗を挽きました。漆を塗ることを前提としているので、サンドペーパーをしっかりかけました。正転ー逆転と2回かけるので、サンドペーパーが2倍必要です。またかなり薄くなるので、厚めに挽いておきます。サンドを正転ー逆転でかけると、非常に手触りが良くなります。さて漆を塗るとどうなるのか、楽しみです。
2008年5月5日(月)
摺りうるし
先日挽いたお皿ですが、漆を塗りました。一番上の写真の黒柿は、サンドペーパーかけの時、旋盤を正転ー逆転させ#120から#320まですべてかけました。2番目と3番目のメープルは#240と#320番だけ正転ー逆転でかけましたが、荒い方のサンドペーパーでは正転のみです。これが原因なのか、漆が均一に入っていきません。かなりムラが出ています。このまま続けても駄目なので、サンドペーパーをかけ直す必要がありそうです。こんなことになるのであれば手抜きしなかったのですが、、、
2008年5月4日(日)PartⅡ
Packerdカタログ
2008年春のカタログが1冊だけ来ました。この販売店は送料が、クラフトサプライより安いので、今後はこの販売店から買う予定です。クラフトサプライより、少し品揃えが少ないのが問題ですが、殆どのウッドターニングの道具はここから購入することが出来ます。追加で15冊頼んであるので、もうすぐ到着するはずです。
2008年5月4日(日)
お皿
今日はお皿を4枚挽きました。メープル2枚と、黒柿2枚です。ビツインセンターで、お皿の上側につかみしろを作り、チャックでくわえました。皿の底の方を先に仕上げ、真空チャックでつかみ直します。リバースチャッキングでやることが多いのですが、ビツインセンターの場合ドライブセンターで押した穴があいているので、芯押し台でこの穴を押して、バキュームチャックに押しつければ、芯は出ます。この方が簡単で、精度よくくわえることが出来ます。お皿の上側を仕上げて終わりです。真空チャックがないとどの様にするのか?ジャムチャックなど手間のかかる方法とかジャンボジョウズを使う方法ががあります。やはり真空チャックがお勧めです。仕上げは4枚ともすり漆で仕上げます。半日で乾くので2度目を塗ったところです。メープルは上手く漆が入って行きません。とりあえず5回~6回塗ります。
2008年5月3日(土)
Packerd Woodworks
Packerdに注文していた品物が到着しました。いくつかの商品の写真をお見せします。
ハンドルの口金です。左がPackerdで売っている物です。柄を差しやすいように片側の淵が削られています。右はカナダの販売店から買ったものです。
5/8インチ幅のスキューはアランレイサーの物です。厚みが分厚いのが特徴です。幅が狭いスキューの場合は、この様に分厚い物が必要です。2枚目の写真の下は、1インチ幅のリチャードラッファンのスキューです。上はアランレイサーで、すべて刃が曲面になっています。
駒のキットとヨーヨーのキットです。作り方の説明書が付いているので、後でゆっくり読んでみたい。
赤いラベルの方がサラサラで黄色い方が、少し粘っている瞬間接着剤です。















ライトプルドライブです。↓
2008年5月2日(金)PartⅡ
夢工房月例会(5月11日)
夢工房の月例会は、ペン作りがテーマでしたが、ペンはあまり興味がないので、不参加の予定でした。しかし先ほど夢工房よりメールが来て、須田プロのガウジの講義、実演があるという。講義の内容は下記の通りで、下の文章は須田プロが書かれたものです。そのまま掲載しています。内容を読むと、これはぜひ参加したい内容です。急遽参加することにしました。早速夢工房には参加の申し込みのメールをしました。ペンとガウジの2本立ての講習会になりました。これだと会費3,000円は、格安という感じがします。

今現在、ボウルガウジには溝(フルート)の形や深さの違いでおよそ4種類あり、研ぎ方の違いでスクエア、ショート・ベベル、ロング・ベベルの3種を組み合わせると12種類にもなり、初心者は戸惑うばかりです。さらに、ダブル・ベベルを追加すると24種類にもなってしまいますが、どれがベスト・チョイスなのか、それぞれの利点・欠点を出し合って、実演を交えてより深くターニングが楽しめるようにしたいと思います。ウッドターナーの好みは千差万別なのです。

U字型溝をもつガウジの特徴は、側面が平行な平面で比較的大きな円弧Rでつながっています。U字溝にも深さの深いもの、浅いものがあります。ロング&ストロングとかトラデイショナル・タイプと呼びます。

V字型溝をもつガウジの特徴は、溝に中心位置の円弧Rが小さく、側面が比較的大きな円弧Rでつながっているもので、2種類の円弧Rで構成されています。イギリスのヘンリー・テーラー社から発売されているスーパー・フルートと呼ぶものや、オーバル(楕円)・タイプと呼ぶ場合があります。アメリカではV字の側面が平面のボウル・ガウジが好まれています。ハムレット・クラフト・ツール社では一般用がこのタイプで、オーバル・タイプはマスター・フルートと呼んで区別します。アメリカのトンプソン・レイス・ツールズのボウル・ガウジは溝の深さを若干浅くしています。

研ぎ方の違いで、工場から出荷される形では切れ刃がほど垂直のまま切れ刃角度で約25度に研がれています。これをスクエア・グラインドと呼ぶことがあります。このままですと凹面を削る場合に角を引っ掛ける危険があり、切れ刃を後退させて研ぐことが多く、図のように左右対称な研ぎ方以外の研ぎ方もあります。アメリカでは水平に刃物を使う傾向があり、水平にしか使わないならこういう研ぎ方もあるのかという形もあります。また、ボウルの断面図示すように、内壁面の扁平な部分とカーブとの境界ではベベル(刃の研削面)の切れ刃角度が鋭角では安定せず鈍角に変更するを得ません。

ボウルガウジの太さは、刃物台から突き出せる長さに比例します。直径13mmのボウルガウジではその限度を63mm以下にしないと破損の危険が高まります。直径16mmのボウルガウジにすれば、その限度が89mmまで緩和されます。アメリカでは壊れにくい刃物が好まれるようです。グレーザー刃物やトンプソン・レイス・ツールはこの傾向を重視しているのかもしれません。刃物の値上がりにより、トンプソン・レイス・ツールが比較的廉く入手できるようですが、溝の深いものは商品ラインアップにはないようです。深いタイプの溝を持つボウル・ガウジが必要か、否かの結論が得られれば今後の刃物選択に役立つ

2008年5月2日(金)
スタビー旋盤のテイルストック
スタビーのS750を使っておられる方は結構いると思います。S750のベッドはそれ程長くないので、テイルストックが邪魔になることがあるはずです。スタビーの場合は、ベッドを回転させることが出来るので、重いテールストックをいちいち外す必要はありません。ロックレバーを緩めて、ベッドを回転させるだけです。下の写真は須田プロのS1000のベッドを回したところです。しかし旋盤の奥にスペースを取っていないと、回転させることが出来ないので、邪魔になる時は、テイルストックを取り外しているという方も居ます。さてスタビーのユーザーの皆さんはどの様にされているのでしょうか?
2008年5月1日(木)
グラインダーの逆回転シャープニング
グラインダーは普通砥石が上から下に回っています。砥石の面は中心より上で使うことになっているので、砥石が刃物に向かってくる方向になっています。これがバリを多く発生させるので、逆回転でシャープニングするのが良いという。(某プロの話です)通常は単相の誘導モーターを使っていますので、グラインダーの前面を裏側にすることで、逆回転をさせることが出来ます。(スイッチは取り付け直す必要があります)これで砥石が下から上に上がってきます。小生は三相誘導モーターをインバーターを介して使っていますので、正転ー逆転は自由に選択できます。通常どおりにグラインダーを置いて、モーターを逆回転でシャープニングをすると砥石を固定しているボルトが緩む方向ですが、回転数を落としているので、特に問題は出ていません。ドレッシングについては逆転だと、砥石の粉が舞い上がるので、正転に切り替えてドレッシングをしています。通常は回転方向を自由に選べないので、舞い上がった粉を集塵機で吸い取る必要があります。

グラインダーの正転と逆転でどれぐらい違うのかバリの出方を写真で撮ってみました。最初は正転で、ボウルガウジを時間をかけてシャープニングしました。拡大鏡で見てもバリが出ているのが分かります。その後逆転で十分研ぎました。通常よりも念入りにシャープニングした結果、バリがあまり出ていません。写真だと鮮明に撮影出来ませんが、差は分かって頂けると思います。須田プロも最近は逆転でシャープニングをされているという。理由はその方が良く切れるからということです。トルメックでシャープニングすると良く切れるという評判ですが、トルメックも逆転でやっています。皆さんも一度このグラインダーの逆転使用にチャレンジしませんか!

この逆転でのシャープンニグで満足なので、トルメックを購入するのを中止します。確かにトルメックは刃物が絶対に焼けないし、良く切れますが、シャープニングの設定に時間がかかると言います。グラインダーの回転数を20Hzから30Hzにしているので、焼けの問題も殆どありません。現状維持で行きます。
シャープニングは#120の砥石で回転数は900RPMでやりました。
スキューは逆転でもバリが出ています。ホーニングが必要になります。