2007年10月31日(水)
こならのボウル
荒挽きしてあったこならのボウルを仕上げた。上は普通にチャックでくわえて仕上げました。チャックでくわえた底は、高台の形に注意しながら挽きました。勿論真空チャックです。90Wの小型の真空ポンプですが、真空度は-0.09Mpaまで上がりました。ほぼ完璧です。真空度は、-0.06Mpaぐらいまで上がれば、一般的には十分と言われていますが、チャックの直径が小さいと空気の材料を押しつける力が弱くなります。直径10cmのチャックと5cmのチャックを比べると大気圧は面積で利くので、同じ真空度なら10cmのチャックの方が4倍の力で押されていることになります。従ってチャックは材料のサイズが許せば出来るだけ大きい物を使うのが良いでしょう。小物は真空チャックには向かないと言うことです。小物にはまな板チャックがお勧めです。傷が付きません。
2007年10月30日(火)PartU
VDOの紹介記事
楕円チャックの紹介記事も和訳しました。最近VOD300を購入されたS師匠にメールで送りました。More woodturningにはもっと小型の楕円チャックも紹介されていました。当面楕円チャックに手を出す気がありませんので、和訳はやめました。
2007年10月30日(火)
ワイングラス
クラフトサプライのDale Nishというプロがワイングラスの作り方を書いていました。面白そうなので和訳しました。内容を読むと特に難しいところはなく、誰にでも出来そうです。もちろんグラスはクラフトサプライの物を使うことを前提としていますが、グラスの足を自分でカットできる方はそれを使っても良いでしょう。11月4日に夢工房の月例会に来て下さった方に配布する予定ですので、楽しみにして下さい。
2007年10月29日(月)
紫檀のボックス
横浜のYさんから頂いた紫檀(と思う)です。高級材なので何を作るか?悩んだ結果ボックスを作ってみた。材料は非常に良く乾燥ており硬い。ガウジのシャープニングを頻繁にやって挽いて行きました。蓋と身は普通に仕上げました。パーティングツールで底を切り離した後、例のまな板チャックでくわえて、底を仕上げました。仕上げはマホーニーのくるみオイルです。色が濃くなって非常にきれいです。材料が良いので高級品に見えます。我ながら満足な出来です。これだと三本松に出しても恥ずかしくありません。
2007年10月29日(月)
VERMEC Swivel Attachment
知り合いの方から頼まれてVermecの旋回ベッドを購入しました。価格はオーストラリアドルで$395だったものが今回の分から値引きが適用されて$359になりました。送料は$175です。今年3月に小生が自分の分を買ったときは合計で$570≒52,440円でしたが、今回は$534≒55,620円で$36安くなりましたが、円に換算すると逆に3,200円ぐらい高くなっています。原因はオーストラリアドルが円に対して高騰したからです。下の表は過去5年の円対オーストラリアドルの交換レートの推移です。2003年の1月頃は67円ぐらいだったものが今は105円です。直線的に上がっているのが分かります。ウッドターナー受難の時代は続く。困ったものです!
2007年10月28日(日)
足踏み式速度調整器
足踏み式の速度調整ペダルです。足踏み式のON-OFFスイッチは国内で沢山売られているのですが、電気ドリルの速度をコントロールするペダルは見つかりません。海外の通販で見つけましたが、下の写真の物は120Vで1/4馬力までのモーターの速度を制御できます。交流の電気ドリルなど電動工具に使われているユニバーサルモーターは、電源電圧を変えることで回転速度を調整出来ます。これを使うと左手に材料を持ち、右手にカーバーを持って、作業に応じて足踏みにより速度を変更出来るという訳です。頼まれて1台購入しました。
2007年10月27日(土)
Kirjes(キリエス)のサンディング
これもS師匠から教えて貰ったものですが、キリエスというスエーデンの会社が作っているサンディングシステムです。特徴は中空のゴムのホルダーにポンプで空気を入れ、その上にサンドペーパーを取り付けます。これでサンディングすると材料の面にサンドペーパーがぴったり接触して綺麗にサンディングが出来るというのです。ウッドターニングの道具については、殆どのものについて知っているつもりでしたが、キリエスについては知りませんでした。勉強不足です。
2007年10月26日(金)PartU
Vicmarc・VL100販売中止
販売中止と言ってもクラフトサプライだけの話です。クラフトサプライのサイトでは、Closedoutと書かれています。意味は特定品目の販売停止ということです。Vicmarcのオーナーズグループでの書き込みでは、10月19日の時点で旋盤部分だけは、11台残っている。モーターなどの付いた旋盤と延長ベッドはすでに売り切れています。理由は在庫一掃の値引きをしているからです。欲しい人は急いだ方が良いでしょう。クラフトサプライに聞いた人の書き込みでは、この11台が売れたあとは、新たに仕入れないという。一般のアメリカの人がターニングを始めようと考えた場合、200ドルも出せばエントリーモデルの旋盤は買えます。しかしVL100は750ドルもします。VL100は良い旋盤ですが、初心者には分からないので、売れないのでしょう。クラフトサプライも商売なので、売れないものを揃えるより売れるものを品揃えするということでしょう。VL100を海外から買う場合はCARBA-TEC/オーストラリアなど他にもあります。
2007年10月26日(金)
More Woodturning
More Woodturningというサイトが(http://www.fholder.com/Woodturning/woodturn.htm)あるのをご存じでしょうか?ウッドターニングに関する32ページの記事が年間10回発行しています。1年間メールでこの記事を配信をしてもらうと$25です。郵送だと$65なので、メールで配信してもらうのが、安上がりです。記事の内容はサンプルがあったので、見てみるとVicmarcのVOD300の使い方の記事があった。早速興味があるので、和訳してみた。この筆者は世界で初めてVOD300を使ったプロのターナーで、奥さんの趣味の帽子作りに必要な木型を、まず一番最初に作ったという。帽子の型は円ではなく楕円なのでVOD300が非常に役立ったという。なぜ帽子作りに木型がいるのかという質問はせず、希望通りにやることが家庭円満につながるという。またMore Woodturningにはペンターナーのコーナーなどもあり、内容はマニアックで面白い。1年間契約するかどうか悩むところです。
2007年10月25日(木)
VOD300
VicmarcにVOD300という楕円の物を挽くことが出来る道具があります。1台30万円と高価なので、中々購入する人が居なかったのでしょうが、どの様に働くのか分からないことも売れない理由にあったのではないでしょうか。今回S師匠が日本で初めて購入されるとのこと。早速電話で聞いてみたところ、楕円だから刃物に当たったり当たらなかったりするのでしょうと言うと、特別な仕掛けで刃物の当たる所は移動しない。綺麗に楕円の物が挽けるとのこと。早速ネットで検索して動作原理を調べてみた。確かにS師匠の言うように刃物の当たる場所は動かないので、ガツン、ガツンと来ることなく挽けるようです。2枚目、3枚目の写真はVOD300の物ではありません。ベルトで駆動して材料を固定している軸を回転させ、刃物の当たる位置を常に一定にしています。材料は中心に取り付けると円になりますが、中心からずらすと楕円になります。中心からの距離が大きくなると楕円がきつくなります。VicmarcのVOD300は主軸に取り付けるので、高さを調整出来るようになっています。VL175〜VL300に対応しています。残念ながらVL100では使えません。上記の説明でわからない方は下記のサイトで動画を見て下さい。一番上のClick for demoの写真をクリックすると動画が現れます。更に詳細なビデオはこのページの真ん中あたりにある、30MB Videoをクリックすると時間がかかりますが、出てきます。http://www.claycritters.com/lathe/
これは夢工房の月例会でS師匠にデモをやってもらえれば、どれだけ素晴らしいものか判断が出来ると思います。
2007年10月24日(水)PartU
Vermec
Vermecはオーストラリアの会社で、VicmarcとかNOVAの旋盤用のアクセサリーを製造、販売しています。ブリスベン北、30分ぐらいの所にあるキッパリングに本社はあります。純正のアクセサリーにはないような面白い物があります。今回はライブセンターをいくつか紹介します。オーストラリアなので、スピンドルサイズはM30x3.5もあります。

下の写真はリバースチャック用のものです。Packerd Woodworkersで買ったものはアルミだったので、ネジ山が少し合わないと食い込んで、抜けなくなりましたが、これはスチールなので問題ないと思います。購入を検討中です。先が回転するものと、しないものがあります。どちらも2MTでAU$77≒7,900円です。
下の写真は耐久性を高めるためベアリングが2個入っているの物です。ロバートソービーの物はすぐにベアリングがへたったのでこれも良いと思います。カップとコーンの形の先が選べます。またミニサイズもあります。コーンの先に焼き入れして固くしているそうです。2MTでAU$51.50≒5,300円、ミニはAU$45≒4,600円です。
こちらもベアリングが2個ですが、先が交換できるのが特徴です。3つ先が付いて、価格はAU$77≒7,900円です。上の物より割安感があります。
これは先を取り外すことが出来て、10mmの穴が貫通しています。これにより木くずが詰まらないと書かれていますが、良くわからない。エアーでごみを飛ばすこともできると書いているので、ベアリングが見えるようになっているのか?木くずが詰まるようなところがないと思うのですが、どなたか分かる方教えて下さい。価格はAU$77≒7,900円です。この会社はAU$77という値付けが多い。
2007年10月24日(水)
ケヤキのコアリング
昨日の続きです。ケヤキのコアリングをやりました。S師匠から刃先を研いでいないと、木が焼けると教えて貰ったので、今回は2つ目のカットからシャープニングした。細い刃先の場合、特に低速のグラインダーが役に立ちます。一つ目はシャープニングしなかったので、煙が出て木が焼けました。ところで直径45cmのボウルはどのような形に仕上げるか?大きいので、失敗したくない。本日は荒挽きだけです。
2007年10月23日(火)
ケヤキの丸太
ケヤキの丸太を半割にしたものです。これで大型のボウルを挽きます。丸太の直径は46cmです。結構重いので2階の工房に運び込むと息が切れます。VL300は60cmまで挽けますが、この丸太の斜めの寸法を測ると61cmありました。チェーンソーで四隅を落としてから旋盤に乗せました。木の皮はターニング中に飛び散る可能性があるので、すべてはぎとりました。最初は震動が激しいので、回転数を落として、時間をかけて挽きます。丸くなってきたので、チャックの掴みシロを作ってから乗せ換えです。大体の形が出来ましたので、明日はコアリングでボウルと3つ取る予定です。
2007年10月22日(月)
単相インバーターの速度制御
秋葉原でインバーターの速度制御をする為のスイッチを買ってきて配線をした。60Hz、40Hz、30Hzと3段変速出来るよう外部スイッチを取り付けた。運転スイッチも取り付けこれで完成です。インバーターのダイアルで周波数(回転数)を変えるのは面倒なので、この様に外部スイッチを取り付けたわけです。インバーターはV/F=一定の制御がおこなわれているので、低い回転数では負荷にもよるが起動しない。扇風機のような負荷の軽い物では問題ないが、グラインダーでは60Hzにしないと回転が始らない。運転スイッチを押す時は60Hzの位置に回転数調整のスイッチを入れておく必要があります。回転が始まれば30HZでも40Hzでも使うことが出来ます。ガウジのシャープニングは30Hz(約860RPM)でやっていますが、50Hz(1480RPM)でやるより、安全で良い結果が得られます。トルメックの湿式のグラインダーは80RPMだそうです。これぐらい低いと、シャープニングに時間がかかりますが、860RPMではそれ程時間がかかりません。
2007年10月21日(日)PartV
クラフトサプライの新カタログ
クラフトサプライは今年で創立25周年のようで、25年記念のカタログが出た様です。現在手持ちのカタログは2007年Spring/Summer issueと言うものですが、新しいのはFall/Winter issueに相当するものでしょう。新カタログがでると新製品も一緒に紹介されるので、手に入れたいと考えています。ちょうどクラフトサプライに注文するものがあるので、ついでにカタログも注文することになります。月曜日の夜注文を出す予定です。
2007年10月21日(日)PartU
Tailstock Chuck Adaptor
バキュームチャックのリバース用に買ったアダプターですが、チャックのインサートからぬけなくなりました。結局チャックのインサートのみを救うため、ドリルで穴を開けアダプターを取り外すことが出来ました。アルミだったので、浦和のSさんから貰った、材料固定治具を使うことで、簡単にドリルで穴を開けることが出来ました。結局このアダプターはネジの精度が低いのが問題だったと思う。リバースチャックは、今まで通りOnewayのリボルビングセンターを使うことになります。
2007年10月21日(日)
チャプス
通販で注文していたチャプスが到着した。早速体に合うかどうか確認した。まずウエストにバックル型バンドでチャプスを取り付け、足の方は5か所の樹脂製バックルで固定します。新型なのでベルトがなくても着用出来ます。下の写真のとおり、サイズはぴったりです。日本のサイズではLに相当する46-52というサイズを購入しました。
2007年10月20日(土)PartU
クラフトサプライへの注文
クラフトサプライへ注文する物が出てきました。共同購入を希望の方は連絡をお願いします。⇒メール

話が変わりますが、円に対してあまり強くないのはアメリカドルだけです。ユーロは1ユーロ≒165円、オーストラリアドルは1AU$≒103円ぐらいです。オーストラリア製の旋盤はもろに影響を受けます。刃物はイギリスなので、ユーロではありませんが、イギリスのポンドはユーロ以上に上がっています。これはウッドターナーにとって良いことではありません。国内のターニングの道具販売店さんも我慢しきれずに価格改定(値上げ)をされるかもしれません。今まで販売のサイトで書かれていた値段が10月17日の更新ですべて消されています。新しい値段を書く準備中なのでしょう。購入希望の方は焦った方が良いでしょう。
2007年10月20日(土)
ランバーメイト
旭化成が開発した木材の干し割れ防止剤を購入しました。ランバーメイトの皮膜が木材表面からの急激な水分蒸発をおさえ、干し割れを防止するというものです。乳白色のさらさらの液体で、ハケでもスプレーでも塗布出来ます。近江のIさんからビンに入れて頂きましたが、使ってみた結果非常に良いように思われるので、今回一缶購入しました。問題は18kgあるので、一人では使いきれません。ホームセンターで買ってきた930ml入りの瓶に入れて仲間に販売することにしました。ビンにもラベルを貼って中身が分かるようにしました。一ビン1,000円です。11月4日の夢工房の月例会で販売する予定です。ランバーメイトの詳細については下の写真をクリックして下さい。
2007年10月19日(金)
VL300のバンジョー
下の写真はVL300のバンジョーの裏側です。非常に滑りが悪くなったので点検しました。最初に塗られていたオイルに木の粉が混ざってパイプの隙間に入り込んでいます。このせいで滑りが悪くなっているようです。早速掃除をしたところ非常に滑らかに動くようになりました。レストを動かすのが楽しくなるぐらいです。ついでにベッドにろうそくを塗ると更に良く滑るようになりました。
こちらはRobert Sorbyのリボルビングセンターです。VL300の主軸のベアリングの異音かと思いましたが、発生源はこれでした。買ったときから軸ブレがあったのですが、すぐに駄目になったようです。ベアリングが駄目になるとこの様な音がしますよという、見本のようなものです。ベアリングの交換は出来そうもないので、捨てるしかないのか?
2007年10月18日(木)
チェーンソーの安全装備
チェーンソーを使う時に身につけなければならない、安全装備を一式揃えました。まず両足の前面に取り付けるチャプスです。これはスチールが出しているものを通販で購入しました。チャプスは内部に薄く長い繊維が無数に織り込まれていて、チェーンが布地を切り裂くと内側の繊維の束全体が伸ばされ引き出され、チェーンに絡みつき、チェーンの回転を瞬時に停止させるというものです。2つ目はフェースガード付きヘルメットです。ホームセンターで購入しました。3つ目は安全靴です。つま先に鉄板が入っているものです。近所の靴屋さんで買いました。これでSteve Russellのビデオに出ていた安全装備は一通り揃ったので、切らせてもらえるところを探すことにします。真っ先に行くところは多摩動物公園かな?
2007年10月17日(水)PartU
単相100Vインバーター
単相100V入力のインバーターは沢山ありますが、接続するモーターはすべて三相200Vになります。単相100V出力のインバーターは、単相モーターがコンデンサを使っている関係で殆ど生産されていない。インバーターの出力電圧波形が高調波成分を沢山含んだものであるので、コンデンサーをパンクさせる心配があること、共振でコイルが焼損することを恐れており、メーカーでは殆ど作っていない訳です。しかし一部のメーカーでは組み合わせる負荷を自社の製品に限定して、インバーターを発売しています。近江のI氏は三相出力のインバーターに三相から単相に変換できる逆Vトランス経由、単相のグラインダーの速度制御をされていた。これだと逆Vトランスとインバーターの両方をを購入する必要があるので、単相100V入力、単相100V出力、1馬力の三菱のインバーターを購入した。逆Vトランスは結構高価です。

早速ノイズフィルター、電源スイッチ、などを接続してグラインダーを接続してみた。回転数を電子回転計で測定すると周波数に対して回転数が直線的に変化する。インバーターは22Hzから60Hzまでしか調整出来ませんが、22Hzではガウジのシャープニングをした場合、グラインダーが止まってしまう。30Hz(864RPM)だと止まらずにシャープニングが出来た。回転が遅い方が刃先の細いガウジなど焼けが発生しない。また安全性も高いと思う。このインバーターは、特殊な為か値段が高い。しかしベクトル制御にはなっておらず、低速のトルクが弱い。トルクブーストは最大に設定したが、30Hz以上でないと使えない。回転数を調整する3段の外部スイッチを取り付ける予定です。20日に東京に行く用事があるので、秋葉原で部品を買う予定です。
2007年10月17日(水)
CARBA-TECカタログ
オーストラリアの木工関係の販売店のカタログです。5部取り寄せましたが、すぐにメールで要求があり売り切れました。早速CARBA-TECに友人の多数が欲しがっているので、追加で発送するようにお願いしました。メールの返事は下記の通りです。
Hi,

On this occasion we will despatch your catalogues free of charge but in the future we will require payment for postage

Regards,
Meagan

Carba-Tec Sydney
つまりそうゆうことであれば、今回だけは無料(free of charge)で送る。しかし次回からは郵送料を頂くことになるかも知れませんというメールの返事がきました。ラッキーです。すでに入手したカタログは、送料がかかっていますが、今回のカタログの送料は無料です。従って平均した送料は、安くなります。すでに注文を頂いた方もこれから注文する方にも同じ送料にします。多分200円ぐらいになります。夢工房の月例会(11月4日)で配布可能です。

2007年10月16日(火)PartU
ランバーメイト
近江のI氏から頂いたランバーメイトを使ってみました。乳白色のさらさらした液で刷毛で簡単に塗れます。塗ってから30分もすれば乾燥して透明になります。刷毛も水洗いが出来ました。ランバ−メイトとはどのようなものか?旭化成が製造しており、水の中にプラスチックの細かい粒子を混ぜた液ですから、引火など火災発生の危険はまったくない。また、シンナ−やトルエンのような有機溶剤を使わないので中毒症状の心配もまったくないという。ランバ−メイトを木材の表面に塗布しますと、速やかに乾燥し、透明な,呼吸する皮膜をつくります。この皮膜が、木材表面からの急激な水分の蒸発を抑制しながら、しかも干割れの発生を防ぎます。以上はメーカーの宣伝文句です。実際に使った感じとしては非常に素晴らしい。滋賀ナイスさんなど材木のプロが使っている理由が分かるような気がします。18リットル入りのランバーメイトを購入することにしました。16,000円は消費税と、送料が別なのが分かり、ちょっとがっかりです。
2007年10月16日(火)
木材干割れ防止
桜の丸太ですが、見事に割れています。水性塗料を塗っていましたが、役に立っていないようです。やはりランバーメイトとかパラフィンで処理する必要があるのでしょう。ランバーメイトは近江のI氏から少し頂いたのですが、白色の液体で刷毛とかスプレーでで塗れば良いことになっています。18リットル入りで16,000円です。クラフトサプライのWoodsealerというのは1ガロン(4.5リットル)で$15.99です。こちらの方が少量だし送料を入れても買いやすいように思います。ランバーメイトは保管が利くようであれば、18リットル入りを買っても良いのですが、、、

桜の丸太はチェーンソーで半分に切って、バンドソーで縦に切りました。カーバイドチップのバンドソーの刃はまだ良く切れます。25cm以上ある丸太を、簡単に切ることが出来ました。後は四隅を落としてボウル用として荒挽きしました。割れが残っている部分は瞬間接着剤を流しておきました。
2007年10月15日(月)PartU
CARBA-TECオーストラリア
オーストラリアにある木工関係の販売店です。Vicmarcの販売代理店にもなっており、ウッドターニング関係の道具を沢山扱っています。M30x3.5というような主軸の旋盤を使っておられる方は、アメリカではチャックが買えませんが、オーストラリアでは標準品なので買えます。Vicmarc関係のアクセサリーのすべて扱っています。カタログを5部入手しました。欲しい方にはお譲りします。カタログの中身は写真をクリックして頂くと数ページ見ることが出来ます。このカタログの良い点は文字が大きいので、小生のような老眼のじじいには読みやすいことです。表示されている金額はすべてオーストラリアドルです。1AU$≒106円
2007年10月15日(月)
エアーコンプレッサー爆発
夢工房のメンバーさんの工房での出来事です。コンプレッサーが爆発、爆発で火災が発生し、自宅とは別棟の工房が全焼したそうです。コンプレッサーのタンクが爆発するとは思ってもいませんでしたが、安全弁が作動せずモーターも止まらなかったら、爆発する可能性があるようです。そこでコンプレッサーのメンテナンスをやりました。問題は木屑がモーター内部に入り込んでいること、単相モーターが時々起動に失敗することです。木屑はエアーで飛ばしましたが、起動が上手くゆかないことは、修理出来ていません。
2007年10月14日(日)
高台
適当に作っていた高台ですが、茶器鑑賞のチェックポイントの一つになっているようです。茶器の説明のサイトから引用すると、下記の通りです。
「茶器鑑賞の一つに高台があります。.高台は器の底に取り付けられた通常丸い輪の台ですが、 器全体の造形を決定づけ大きな見所となっています。 このように高台は重要な役割を果たし、窯によって造りが其々にあるため、 茶碗の鑑定する上でも重要な役目を果たします。」
そこで今までと違う形にしてみました。材料は多摩動物公園の桜です。この木は非常に気に入っています。非常に木目が綺麗です。夏に切った木は駄目と言われて、持って帰る量を減らしたのが今となっては残念に思います。また貰いに行きたいと考えています。今度は車に積めるだけ積んで帰ります。
2007年10月13日(土)
ベルトサンダーの吸塵ポート
ベルトサンダーを新しくしましたが、吸塵機が接続されていません。ホームセンターで塩ビの継ぎ手を買ってきましたが、サイズが合いません。サンダーの吸塵ポートの直径が64mmですが、塩ビパイプの内径は62mmぐらいです。ターニングで塩ビパイプの内側を削ることにしました。その結果ぴったりとポートに取り付けることが出来ました。吸塵機のホース側はターニングで合わせることができないので、ガムテープで止めました。これで完成です。ホースを取り付けると奥行きが大きくなって斜めでないと作業台に置けません。これで使えるようになりました。古いベルトディスクサンダーはオークションに出品しました。
2007年10月12日(金)
ホームセンターの材木市
近所のロイヤルホームセンターに行くと材木市に置かれている木の種類が増えていた。前はケヤキ、秋田杉、ヒノキしかなかったが、今回は青森ヒバ、クスノキ、タブノキが追加で来ていた。その他にも色々新しい商品が来ていた。小生が前回購入したケヤキの厚板はすべて売れてなくなっていた。その代り3.5mx80cmx8cmのケヤキの大きな厚板が置いてあった。

椨の木(タブノキ)2mx60cmx6.6cm 18,018円
クスノキ       2mx60cmx8cm 45,738円
青森ヒバ     1.9mx40cmx5.2cm 4,920円
ケヤキ      3.5mx80cmx8cm  27,720円

青森ヒバが安いのでとりあえず1枚買っておくか?しかし節が多いのが難点です。ケヤキの角材も売れていないので、在庫がある。これも茶筒が沢山出来そうなので買っておきたい。
2007年10月11日(木)PartU
夢工房月例会
夢工房の月例会が11月に開催されます。講師は小生が担当します。旋盤のインバーター、モーターなどの交換修理に関する内容です。詳細は下記の通りです。

              ------記-----

「木工旋盤をもっと楽しく」

日時:平成19年11月4日(日)

場所:夢工房大和田分室

会費:2,500円(テキスト代も含む)

時間:午前10:00〜午後4:00(集合9:30)

特別催事:お昼休みを30分延長して永田篤史氏(岐阜県)の提供する銘木の即売会を開催いたします。

テキストのみ欲しい方は1部1,000円です。残り5部程度あります。

月例会の詳細な内容については下の写真をクリックして下さい。
2007年10月11日(木)
DELTAのベルトディスクサンダー
DELTAのベルトディスクサンダーを購入しました。注文してから約1か月で到着しました。31-695というモデルでモーターは1馬力、ベルトの幅は15cmの物です。箱を2階に運ぼうとしましたが重すぎます。箱を開けて部品で運びました。スチール製のスタンドは使わず、作業台の上に乗せて使うことにしました。組み立ては簡単です。今まで使っていた藤原産業の物に比べるとかなり大きくなりました。吸塵ポートの直径が今までと違うので、継ぎ手を購入する必要があります。明日ホームセンターに行って探してきます。
2007年10月10日(水)
Woodcraftカタログ到着
大阪に行っている間にWoodcraftのカタログが到着していた。2007年10月版です。10冊来ましたので、仲間の方にお譲りする予定です。カタログの中身(サンプル5ページ)については下の写真をクリックして下さい。
2007年10月9日(火)
大阪から帰宅
大阪から帰って来ました。大阪では同窓会だけでなく近江の木地師さんの所に行ってきました。朝の9時前に到着して、気がついたら1時半でした。ウッドターニングの話に花が咲き、時間が経つのを完全に忘れていました。この近江のI氏は和式ろくろと洋式ろくろの両刀使いです。宮本武蔵のような人です。和式ろくろは少しやらせて頂いたが、難しくて出来ない。今後やる予定もないので、すぐにやめました。彼が独自に考えだした、刃物の研ぎ方、真空チャック、ツールレストなど見せて頂き大いに感心して帰って来ました。写真はたくさん撮りましたが、一部しか公開出来ません。
2007年10月5日(金)
カリンの瘤材
またまた貰ったものです。カリンの瘤材と紫檀だと思います。両方とも紫檀かもしれません。非常に高級な材なので、何を作るか迷います。

ところで10月5日〜9日まで同窓会があるので、大阪に行きます。ついでに奈良などに行って観光もします。この間ホームページの更新が出来ません。ご了承下さい。
2007年10月4日(木)PartU
チャック?
チャックであることは間違いありませんが、旋盤に使うチャックではありません。ドリルで穴を開ける時に材料を固定する為に使うチャックです。重量があるので、ドリルで切り込んだ時に材料が動くことがありません。垂直に穴を開ける時に重宝します。夢工房さんから頂いたものです。
2007年10月4日(木)
望遠レンズ
またまたウッドターニングと関係のない話です。シャンソンの舞台を撮影するように頼まれているので、40D用に望遠レンズを購入しました。EF70-300 F4-5.6 IS USMというレンズです。このレンズは、重量が630gと軽いのが購入の決め手です。40Dに取り付けると112-480mmの望遠ズームレンズになります。480mmの超望遠側は手ぶれが心配ですが、手ぶれ補正が付いているので安心です。
2007年10月3日(水)
壺の製作(別のやり方)
小さな壺の口から掘ることは、Jamiesonのツールでも簡単ではありません。しかし別のやり方もあります。AAWの2006年のDVDの中で紹介されていました。これだとボウルが問題なく挽ける人なら、簡単に完成させることができます。通常の挽き方で壺はいくつも仕上げましたが、この簡易製作方は試したことがないので、一度やってみたいと思います。DVDでは壺の真ん中をパーティングツールで真っ二つにして、2つのボウルを仕上げます。その後瞬間接着剤で2つのボウルを接着して、最後に壺の口に穴を開け仕上げるというものです。ポイントは木目がいかに上手くつながるかということです。
2007年10月2日(火)
AAWから会報
AAWに入会の手続きを取ったら、すぐに会報が送られてきました。2007年の会報3冊と、メンバーリスト、会員証、それに2006年のシンポジウムのDVDが入っていました。会報は英語で書かれているのが難点と言えば難点ですが、よく出来ています。またDVDもプロのインストラクターのターニングのデモが2〜3人分入っているので、結構値打ちがあります。年会費が$60ですが、これだけのものが手に入れば、会費も高い物ではありません。AAWは大きな組織なので、この様な立派な会報とかDVDが出来るのでしょう。興味がある所だけ、じっくり読むつもりです。
2007年10月1日(月)
Jamieson Hollowing Tool
早速使ってみました。レーザーは非常に便利で壺の壁を均一に仕上げることが出来ます。キャッチングも全くと言ってよいほど発生しませんでした。非常に安全に挽くことが出来ます。問題は刃先がちょっと大きいので、開口部が狭いとやりにくいことです。刃先を入れるスペースを作るため、別のツールで入口部分を挽きました。詳細は下の写真をクリックして下さい。