2006年12月30日(土)
ボックスの製作
楠のボックスです。材料は含水率メーターでチェックすると12%だったので荒挽きせずそのまま仕上げた。今のところ狂いは出ておらず蓋と身が上手くかみ合っています。楠なので匂いがきつく挽いている最中は、外が寒いにもかかわらず窓を開けていました。取っ手は柿の木の端材を使いました。

2006年12月29日(金)
ランプ台の修正
以前桜の木で挽いたランプの台が変形してオイル入れを挿入できなくなりました。下側をチャックで銜え穴と上部を修正しました。下側にはチャックのマークが付いているので例のまな板チャックを使って上側を銜えて下側も修正しました。1回で上手く出来ないのでこの修正の腕前が上がっています。(涙!)下はセンで挽いたボックスです。少し丸みをつけました。


2006年12月28日(木)
材木の保管場所
多摩動物公園などから生木を頂いてきたが、置き場所がない。現在は自宅の玄関ポーチの屋根のあるところに置いているが、大雨になると壁がないので、濡れてしまう。そこで裏庭に少し大きめの物置を置いてここに生木を入れて保管出来ないか検討を開始した。

裏庭の奥行きは3.5mしかないので、物置の奥行きは1.5mぐらいまでになる。1.5mの奥行きで最大の間口は2.2mぐらいのものが多く売られています。ホームセンターへ行って、展示品を確認したところこのサイズでも非常に大きく感じられる。重い生木を搬入するためドアは引き戸で3枚の物にすることにした。開口部が大きいのが良い。早速注文したが、納期は来年1月中旬になる。庭は現在何も置いていないが、木が2〜3本植えてある。これは早いうちに引き抜く予定です。
2006年12月27日(水)
チャックが足りない
VicmarcのVM120が2台、VM100も2台、NOVAのG3 Chuckが1台ありますが、まだ足りません。あと2〜3台あれば、爪の交換をしないで思いついたものを何時でも挽けます。埼玉のSさんのところにはどれぐらいあるか分からないぐらい多くのチャックがあります。あの状態にまで行くしかないのか?皆さんどうされているのでしょうか?
NOVA G3 Chuck

 
Vicmarc VM120

2006年12月26日(火)
ペッパーミルとボトルストッパー
ペッパーミルを追加で挽いた。材料は栃の木です。実は1つ目はメカを入れる部分の穴径を大きくしすぎたのでメカ部と木の間に隙間が出来てしまいました。これではペッパーを入れると漏れるので、充填材を入れ補修しましたが、失敗作です。きちんとした物を作りたくて2つ目を作りました。2つ目なので最初の物より上手く出来ました。もちろん穴径はぴったりです。

ボトルストッパーを4個挽きました。材料はかえでの端材です。ボウルを挽いた時の4隅の部分です。ボウルを挽いたときは捨てようかと思った部分ですが、捨てなくて良かったです。立派なボトルストッパーが出来ました。

2006年12月25日(月)PartU
真空チャック、大失敗
先日粗挽きしておいたコナラの器を仕上げました。3mmぐらい直径が違っていましたが、問題なく挽けました。チャックの掴みしろを仕上げる為、リバースチャックから真空チャックにリレーする予定が大問題発生。おわんのカーブの部分に真空チャックを当てたためか、真空圧でおわんが割れてしまいました。真空計が突然、ゼロ表示になってあわてましたが、あとの祭り。気をとりなおしてケヤキのお盆に真空チャックで挑戦しました。こちらは問題なく完成させることが出来ました。
2006年12月25日(月)
ペッパーミルの製作
知り合いから頼まれたペッパーミルを製作した。寸法を間違えて長くなりすぎ修正しましたが、何とか完成しました。製作工程は写真をクリックして下さい。


2006年12月24日(日)
クラフトサプライ
クラフトサプライに注文していた1インチドリルと5 1/2インチVicmarcのチャックが到着した。1インチのドリルは2MTのものでテールストックに挿してそのまま使えます。思っていたより太いので驚いた。あすペッパーミルをこのドリルを使って作ります。チャックは爪の交換が面倒なので追加で購入したものです。

2006年12月23日(土)
コナラの粗挽き
青梅の林から頂いたコナラの粗挽きをした。木は切ったばかりなので濡れており、1cm厚ぐらいに粗挽きした。2種類の木目が交差しているようです。サンドで仕上げないとどのような感じか分かりません。早く仕上げたいものです。


2006年12月22日(金)PartU
Vicmarcチャックのネジ
Vicmarcのチャックの六角ネジが馬鹿になり外れなくなりました。仕方がないのでドリルで穴を開けて何とかネジを取り外すことが出来ました。交換用のネジですが早速ホームセンターへ行って探したところ右の写真の右側のネジが見つかりました。Vicmarcオリジナルと殆んど同じサイズで色が違うだけです。六角レンチを差し込む穴の深さは新しい方が3mmでオリジナルの2.7mmより深く、しっかり締め付けることが出来る。チャックはオーストラリア製なのでミリネジで助かりました。



2006年12月22日(金)
ブビンガのランプ
ブビンガという茶色い木があったので挽いてみた。白いのが良いか茶色が良いかは好みの問題になりそうです。知り合いには2つ見せて欲しい方を選んでもらいます。明日ネットで注文してあったランプオイルが到着するので点灯予定です。
2006年12月21日(木)
オイルランプ
知り合いに製作を頼まれていたオイルランプです。適当な材料がないので、白色ですがセン(栓)を使いました。本当はもう少し茶色か暗い色の木にしたかったのですが、在庫がないので仕方ありません。
2006年12月20日(水)
桜の壷
桜の壷を挽いてみました。材料は多摩動物公園から頂いてきたものです。殆んど乾いていませんのでクラックが入りましたが、何とか許容できるものです。今回で2個目ですが、前回より薄く仕上げました。最初のものより軽くてよい感じです。やはり何個か作ってみないと問題点が分かりません。桜の壷は材料を十分に乾燥させてから再度挑戦します。材の乾燥保管場所がない。困った!最初に作った壷です。↓
2006年12月18日(月)
裏山の木の伐採
青梅の方まで行って裏山の木の伐採を見学してきました。切り倒す方向にロープで引っ張りますが、1本だとひっぱる人の方に倒れるので、滑車を使って2方向にロープを張ります。チェーンソーで倒す方向に切り口をつけて、最後に反対側を切り、数センチを残して、後はロープをひっぱります。見事に予定した方向に倒れました。倒れた時はズシーンと大きな音がします。コナラの材だったので少し貰って帰りました。さて何を挽くか?
2006年12月17日(日)
「木工芸〜木の命を見つめて〜BS-iの再放送
人間国宝Uシリーズは#1〜#9まであり2007年1月から再放送が始まります。#8の再放送は2月27日です。番組の詳細は下記のサイトにあります。

http://www.bs-i.co.jp/main/documentary/show.php?0249

川北良造さんが生まれ育った石川県山中町は、400年の伝統を誇る山中塗で知られる全国有数の漆器の産地である。その伝統を支えているのは、他産地の追随を許さない「挽物」技術にあると言っても過言ではない。さまざまな木の性質を熟知した上で多種多様の器をロクロで自在に挽く高度な技術や、鉋などを用いて施す「筋挽き」と呼ばれる、数十種に及ぶ独特の装飾技法が先人たちによって培われ、今日もなお営々と受け継がれているからである、、、、
2006年12月15日(金)
夢工房月例会
轆轤用刃物作りの体験が今回の月例会のテーマです。ウッドターニング用のバイトの製作になるわけですが、和式の轆轤の世界ではかんなと呼ぶそうです。この和式のかんなをHSS鋼の丸棒を加熱して金鎚でたたいて整形して作ります。刀鍛冶になった気分です。講師はこの刃物を使って作品作りをされている山口 能司さんです。和式のかんなは市販されていないので、すべて自分で作る必要があるそうです。詳細は写真をクリックして下さい。
2006年12月13日(水)
チュニジアのウッドターニング
チュニジアに行ってきました。メディナ(旧市街)のお土産物屋さんに行くと必ず木工製品が売られています。ウッドターニングで作った製品も沢山店頭に並んでいます。商品を手に取って見るとすぐにFEWSの方々が作っているものとまったく違うことがわかります。チュニジアにはサンドペーパーがないのかと考えてしまいました。仕上げがえらく悪くサンドペーパーが殆んどかかっていないようです。右下の写真はオリーブの木で作ったボウルです。アメリカ人なら130ディナール(≒13000円)だが日本人には65ディナールで良いと言う。高いし仕上げが悪いと言っていると15ディナールまでになったが、まだ1500円です。5ディナールなら買うといったが駄目だった。サンドをかければきれいになるので、1個買っておけば良かった。