2012年10月5日

旋盤の集塵機吸込み口

下の写真の左端のストレート管はφ100mmです。これもφ150mmに交換する予定です。

カナフレックス硬質ダクトN.S

今回はこのホースが旋盤周りの集塵のキモになります。このホースが無いと半分ぐらいしか目的を達することが出来ません。大きな特徴は、口径をある範囲で変えることが出来ることです。150mmのホースではメーカー発表の口径変化範囲は195mm~113mmですが、大きい方は250mmまで拡大することが出来ました。

これがLee Valleyから購入したゴミが詰まらないブラストゲートです。下の写真の下はゲートを開けた状態で上は閉めた状態です。ゴミが詰まるところがありません。ゲートが勝手に動かないようにする、ロックのネジも付いています。

このブラストゲートを操作のしやすい高さに設置しました。

旋盤の周りで集塵をするためのフード、保持治具などが販売されていますが、亀城工房にはどうもぴったりときません。集塵の主配管が直径150mmなのでこれに直結して、口径を100mmに落としたくないのです。ポートの開け閉めをする、ブラストゲートは150mmの物がアメリカでは売られているので、それを購入して配管は150mmのまま、旋盤の所まで持ってくることにしました。

もちろん他のブラストゲートと同様に、ゲートを開けると、集塵機の電源が入るよう、ゲートにはマイクロスイッチを取り付けます。固定方法は瞬間接着剤を使っています。ゲートを締めた状態でマイクロスイッチが押されるようにします。カッチという音がするようにします。

もう一つの特徴は自己保持能力があることです。1メートルぐらいなら先端の位置を簡単に変えることが出来ます。元の押さえる位置が遠くなると、自重でおじぎしますので適当なところで支える必要はあります。