騒音計(2,400円)で測定してみました。集塵機を作動しない状況で60.0dbで集塵機を作動させると71.4dbになりました。その後サイクロンを囲っている板を取り外すと、81.8dbまで跳ね上がりました。板で囲ったことで10dbぐらい騒音を低減できました。囲った効果は十分です。テレビの音を聞くことが出来るようになりました。

空気中を漂うファインダストは集塵機では、取れません。天吊りのエアーフィルターが必要になります。手持ちのJETのエアーフィルターを取り付けました。天井にフックを4本取り付け、ターンバックルで取り付けました。

集塵機のON-OFF

集塵機のON-OFFは前の工房でやっていたのと同じ、ブラストゲートにマイクロスイッチを取り付け、使おうとする電動工具の横のブラストゲートをあけると、集塵機が作動するようにしました。マイクロスイッチは前の工房で使っていたものは、小型で壊れやすいので今回少し大型の物を10個購入しました。

天井も合板を張ります。ゴミを捨てるときに合板を取り外す必要があります。蝶番を付けてドア式にすることも出来ますが、ゴミは頻繁に捨てる必要がないので、鬼目ナットとボルトで固定することにしました。外した板を持ちやすいように取っ手も付けました。

2012年8月18日

サイクロンへ行くダクトですが、囲った板の間に隙間が出来ています。当然ですが内部にはブロアがありフィルターからは大量の空気が排出されています。従って完全に密閉すると背圧が上がって、吸う方が弱くなってしまいます。しかし隙間を大きくすると、音が漏れやすくなります。当初はエアコン用のパテで隙間をふさぐ予定でしたが、音がそれ程漏れていないので、当面このまま使ってみます。隙間を完全にふさいだうえで、囲いの前面に車用のエアコンフィルターを取り付けると言う選択肢もあります。⇒

亀城工房集塵システム

集塵機の防音

回路は下記の通り非常に簡単な物です。配線は電話用のケーブルを使いました。細くて安い物であれば、電線は何でもOKです。ブラストゲートが
振動などで勝手に開いてしまっても、使わないときは電源が入らないよう安全スイッチを取り付けています。

集塵機は2馬力のモーターを搭載しています。スイッチを入れるとかなりの騒音を出します。それを防ぐにはサイクロン集塵機全体を部屋の外に出すか囲ってしまう必要があります。ホームセンターで定尺の合板を3枚買ってきて、サイクロンを囲うことにしました。集塵機をコーナーに配置した理由の一つに防音を考慮した配置がありました。

エアーフィルターの天吊り

この状態で集塵機の電源はオフです。

ブラストゲートを引き出すと、集塵機の電源が入ります。使い終わればゲートを閉め、集塵機の電源を切ります。