2012年9月30日

リョービ BS-401Bのインバーター駆動

Yahooのオークションで購入したリョービのバンドソーは、特別仕様で2.2kW(3馬力)のモーターが付いていました。三相200Vの契約は解除する予定なので、単相200Vでこのバンドソーを動かす必要があります。従って選択肢は1つでインバーターを使います。購入したインバーターは三相200V入力で3.7kW(5馬力)のものです。なぜ単相200V3馬力の物を買わないかと言うと、価格が高いからです。三相200V入力のものだと5馬力の物を8,000円で買うことが出来ました。定格の半分ぐらいなら、三相200Vの入力のインバーターを単相200Vで使うことが出来るのでこのようなことをしています。

回路図

回路図は下記の通りになります。三相200V入力のインバーターなので、R、S、Tの3つの電源入力端子があります。しかし単相200Vなので2本の線をRとSに接続します。RとSは内部でマイコンなどのコントロール回路の電源になっているからです。T端子に接続すると、マイコンが動かず使えませんので、注意が必要です。回転数の調整は旋盤の様に連続して可変出来る必要が、バンドソーの場合はありません。そこで3回路1接点のスイッチを使って、3段可変にしました。とりあえず30Hz、60Hz、80Hzの周波数に設定しました。当然ですが、逆転させる必要がないので、そのスイッチは付いていません。電源の切り忘れが多いので、コントロールボックスにはパイロットランプを取り付けました。またリレーはコントロールボックスに内臓としました。

下の写真をクリックすると切っているところの動画を見ることが出来ます。↓

テストカット

高さ23.5cmのケヤキの板を挽き割ってみました。ブレードをLenoxに替えているので非常に良く切れます。特に切断面が非常にきれいです。少しサンドペーパーをかければ寄木の接着が出来るぐらいの切断面になっています。

インバーターはバンドソーの横にこれもビスで取り付けました。

コントロールボックスの配線をしてから、ボックスをバンドソーの前面にビスで取り付けました。

元々付いていた76mm幅のブレードはまったく切れないので、ラグナに取り付けていたLenoxの1インチ幅のブレードを取り付けました。こちらはもちろん非常に良く切れます。

集塵機の配管をして使えるようにしました。ダストポートの直径が10cmなので非常に良く吸ってくれます。