コンパスを使って中心を見つけます。材をよく観察して使う部分を決めます。バンドソーで不要の部分をカットします。

まな板チャックで壺の口をくわえて、底を仕上げます。ライブセンターで押しながら作業を進め、最後はライブセンターを外して仕上げます。

ブビンガの壺の製作

ラグナのバンドソーだと高さ25cmぐらいはなんなく切れます。

色を明るくするため煮沸されたブビンガの材です。これで壺を挽いてみることにしました。

最後はサンドペーパーをかけて完了です。

瞬間接着剤で補修した跡です。割れ目に木屑がきちんと入っており綺麗に接着されています。成功です。サンドペーパーをかけた後確認して割れ目が残っているなら、木の粉を再度刷り込みます。

チャックのつかみしろを作って、つかみ直します。

周辺に割れが入っているのでその部分は捨てることにしました。

スクライパー型のツールですが、そこそこ綺麗に切れます。サンドペーパーをかけなくても良いレベルに仕上げることが出来ました。

内側は面倒なので、サンドペーパーはかけませんでしたが、外側はきちんとかけます。

ドリルでガイドの穴をあけます。

Trent Boschの穴掘りツールで掘っていきます。

この材料をくれた材木屋さんは木の色を明るくするために、煮沸したとのことですが出来あがった壺を見るとあまりきれいではない。下の写真は無塗装の状態ですが、若干濡れているので乾燥してからオイルを塗ってみたいと思います。オイルを塗ると色が濃くなるので丁度良くなるかもしれません。

形が出来てきたら割れなどがないか良く見ます。挽いてから出てくる割れがあるので、注意が必要です。今回は上下に渡る長い割れがありました。出来るだけ細かいこの木の粉を探して割れ目に刷り込みます。それからサラサラの瞬間接着剤を垂らします。毛細管現象で接着剤が割れ目の中にしみ込みます。十分浸み込んだことを確認してから硬化促進剤をスプレーします。

コンパスの中心の穴をライブセンターで押して、真空チャックに押しつけます。もちろん真空ポンプは作動させません。爪を広げたチャックで受けても良いでしょう。ラフィングガウジを使って丸くしていきます。

チャックでつかみ直した後、ボウルガウジで丸く挽いていきます。勿論テイルストックで押しながら作業を進めます。

完成