ミラノ

ヴェニスのホテルラマダ。4つ星だけあってなかなかおしゃれ。
地下にもいろいろ施設があった。でも、お天気がイマイチなので
す。照る照る坊主照る坊主!

ヴェニスらしくこんな仮面が飾られていた。

アドリア海に浮かぶ水上都市ヴェネツィア(ラグーナに
点在する
100以上の島からなる)は、919世紀、総督を中
心とする共和国のもとに独自の文化を築いた町。
1416
紀の隆盛期には地中海貿易によって莫大な富を手にし、ヴ
ィザンチン・イスラムの財宝がこの街に流れ込んだ。サン・
マルコ広場や大運河沿いにはこのような東方文化の影響を
色濃く受けた豪華絢爛な館や教会が残っている。華麗な建
造物や美術品など“光”の裏には、“影”のような路地裏
がある。迷路のような路地裏を歩き回ることもヴェネツィ
アの魅力を知るのに欠かせない。ヴェネツィア本島には

150
もの運河がめぐり、400を超える橋が街を結ぶ。車が
通らないこの街では、船と徒歩が交通手段。

ヴェネチアングラスの店

ヴェネツィアの中心的広場。12世紀頃から整備が始まり、16
世紀のサンソヴィーノとスカモッツイによる行政長官府や鐘
楼の改築によって、大理石の柱廊に囲まれた壮麗な大空間が
生まれた。ナポレオンはその威容を「世界でもっとも美し
い空間」と呼んだそうな。地中海貿易で得た莫大な財がよ
り豪華で美しい建物を造るために使われた。何世紀も前か
ら、この街を愛した文豪たちが数々の賛美をこの広場に捧
げた。病弱な詩人ミュッセは「世界の大広間」と呼んだ。
この広場にはヴェネツィア最古のカフェ「フローリアン」
をはじめ、おしゃれなカフェがいっぱい。最初のカフェが
誕生したのは
17世紀末で18世紀末には25軒ものカフェが軒
を並べたとか。

サン・ザッカリーア教

 ヴェネツィア・ルネッサンス様
式の教会。内部の身廊の壁には
17
18世紀の絵画が飾られ、左手
の祭壇にはジョヴァンニ・ベッリ
ーニの「玉座の聖母と諸聖人」が
ある。また、右側廊からサンタナ
ジオ洗礼堂に入ると、ティントレ
ットの「洗礼者ヨハネの誕生」や
ティエポロの作品など、ヴェネツ
ィア派の絵画が見られるらしい。
前を通っただけですが・・・。

さようなら!ヴェネツィア。今度来るときは是非、本島の中に泊まりたいものです。青空になると海の色も変わって写真の印象がすっかり変わります。この下の写真はとっても明るく、イタリアらしい雰囲気。

ミラノ

ヴェネツィアからラヴェンナへ向かう途中は新緑がとっても美しく、
何十種類もの緑が映えて、イタリアってこんないに緑が美しい国なの
かと初めて気付きました。7月はひまわりの色が際立って「黄色い国
」、1月は草木が枯れていて「茶色い国」といったイメージで捉えて
いたので、新たな感動を得ました。畑の木々も形を整えてきれいに升
目に植えられていて、イタリア人の「ラテン系の適当さ」は全然感じ
られない。もっともっと美しい景色がいっぱいだったけど、バスは泊
まってくれないのが残念。

6世紀後半に建てられた8角形プランの教会。(キリスト教では‘8’という数字は「新たなる創造」を意味する)レンガを汲んだだけのそっけない外観に対し、内部は驚くほど豪華な装飾がなされている。特にモザイクの素晴らしさは比類ない。

ヴェネチアングラスの店

この教会で一番有
名なモザイク画の
ようだが、何の絵
か忘れてしまった
。ホント聖書の話
を知らないのはつ
らいね。イエスが
宮殿の玉座を立ち
去るときの図。右
端はこの教会の創
始者。教会を捧げ
ている。イエスは
王冠を渡している

ローマ文化を色濃く残しているモザイク。植物や動物が動いているのが特徴。ビザンチン文化は動植物の動きがない。右下のヤギはいけにえ。ここのモザイクはヴェネチアン・ガラスと金で作っている。

旧約聖書の物語
からとったモザ
イク。神に供物
を差し出してい
る。絵の中央上
部の手は神の手
。ヤギとパンを
差し出している
。でもどんなお
話だったのか忘
れてしまった。
聖書のお話をし
っかり知らない
とね。

内陣の側壁に描かれた「ユスティニアヌス帝とその廷臣たち」はビザンチン様式の傑作。ユスティニアヌスの右隣の人物はこの教会の創始者マクシミニアヌスらしい。

4月15日、16日 ミラノ/ベローナ