ミラノ

ここはフィレンツェの校外のブラとリーノという町。ホテルは
デミドフでなかなかのものですが、何といってもまたまた時間
のロスはまぬかれない。おまけにこの霧。お天気はどうなるの
かなあ?

この門をくぐると、ドゥオモ
広場
。緑の絨毯を敷き詰めた
ような芝生の空間に、白い大
理石の洗礼堂・ドゥオモ・斜
塔が点在する。これらは中世
に地中海の海運都市として栄
えた時代の建物である。この
広場は「奇跡の広場」とも呼
ばれる。広場に面した通り沿
いにはフレスコ画の下絵を集
めたシノーピエ美術館がある
。土産物屋にはヴィットンの
偽物も売っていた。

有名な斜塔はドゥオモの後陣
の側に建つ円筒形の鐘楼。

1173
年に着工されたが、地盤
沈下のため工事が中断。その
後、塔の中心軸をずらす等の
工夫を凝らし、
14世紀後半に
完成した。高さは
55mで、2
目から上は列柱回廊が取り巻
いている。
16世紀末、ガリレ
オの「落下の実験」が行われ
たことで有名
。以前は頂上に
のぼれたが、
1998年には補強
工事中で危ないと、登れなか
ったが、修理が終わったから
か、今は塔に登れるとか。登
りたーい!斜塔を上手く支え
ているのはどっち?

ミラノ

「花の都」という美しい名を持つフィレンツェ。(元はこ
の辺り一帯に野の花が咲き乱れていたからこう呼ばれるよ
うになったらしい)
15世紀に開花したルネッサンス発祥の
地。トスカーナの盆地に開け、「花の聖母教会」ドゥオモ
を中心に当時の面影をそのままに残す。ルネッサンス美術
の所有もイタリア随一。
13世紀後半にトスカーナの盟主と
なったフィレンツェは、
14世紀には経済だけでなく文化的
にも大きく躍進した。
15世紀から16世紀にはルネッサンス
文化発祥の地となった。類まれな発展を遂げたこの時期に
、富の力で建設された彫刻・建築作品は数多く、この街を
イタリア有数の美の都にしている。

ヴェッキオ宮殿とアルノ川に挟まれた場所に建つウフィツィ美術館はメディチ家のコジモ1世が行政・司法の役所を1ヶ所に集めるため、ヴァザーリに命じて1560年から14年の歳月をかけて建てさせたもの。コの字型をしたこの建物にはメディチ家の事務所(古語=ウフィツィ)が置かれたことからこの名がついたとか。言いにくい。後にフランチェスコ1世の時代に建物の最上階がメディチ家の美術品のコレクションを展示するギャラリーとなった。古代ギリシャからレンブラントまで収蔵作品は多岐に渡るが、ルネッサンス絵画の至宝を揃えている点で世界でも屈指の美術館になっている。

ウフィツィ美術館

シニョリーア広場に建つ彫刻回廊、ロッジア・デッラ・シニョリーアは14世紀に建てられたゴシック式回廊。古代ローマやルネッサンスの彫刻を展示するギャラリーとして利用されている。メドゥーサの首を掲げたチェッリーニの「ペルセウス像」やジャンボローニャの「ザビーネの女たちの強奪」など名作が多数並んでいる。

ウフィツィ美術館

「花の都」フィレンツェの美しいシンボルドゥオモ。正式名称は「花の聖母教会」。ルネッサンスのシンボル的な聖堂としても知られる。フィレンツェ共和国が1296年から140年かけて築造した。色大理石で装飾された壮麗な外観がひときわ人目を引く。高さ106mの大ク−ポラはブルネレスキの傑作で天井に描かれているフレスコ画は「最後の審判」をテーマにしたもの。436段の階段を上るとくー歩らに着く。眺めは最高。

なんと!夕食を食べるレストランはミケランジェロ広場に面
して立っているこのレストラン!ブラボー
!まさかこんなとこ
ろでディナーがいただけるとは。テラスからのフィレンツェ
の町並みもバッチリ。

4月15日、16日 ミラノ/ベローナ