エジプト周遊8 12月23日

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今日はカイロ→アスワン→アブシンベル→アスワンと移動するので、 なんと3:00起床、4:30出発です。

これがサハラ砂漠?

アブシンベルへ向かうエジプト航空機。空からアブシンベルを見るためには左側の
座席
をゲットしなければなりません。無事ゲットしたが望遠レンズが必要だ。

空から見たアブシンベル神殿
アブシンベル神殿

今から3200年も前、強大な権力と野望の果てにラムセスU世はファラオの夢を砂漠の岩山に掘りぬいた、とさ。

自己顕示欲の強かったエジプト最高の
ファラオ、ラムセスUは新王国時代第

19王朝に君臨した。治世は67年の長き
に及び、
14歳で年上の貴族ネフェルテ
ィティと結婚。
4人の正妻、6人の側室
のほか数百人の女性を囲い、
182人の
子供を残した後、
96歳で没した。身長
2m近いこの王のミイラはエジプト考古
学博物館で公開されている。エジプト
中に巨大建築物を建て続ける。中でも
最高傑作がアブシンベル神殿らしい。

岩山をくりぬいて作ったこの神殿は、20mにも及ぶラムセス2世の坐像が四体並ぶ大神殿と、その妻ネフェリティティに結婚25年目の記念に贈ったという小神殿の2つ。これらの岩窟神殿は1813年、スイス人旅行家ブルクハルトによって発見されるまで、長い間その存在を忘れられていた。世界の注目を浴びるようになったのは、それから150年後、アスワン・ハイ・ダムの建設に伴い、水没の危機がささやかれ、ユネスコが救済キャンペーンを打ってからとか。元の位置より64m高い場所に再建移築され、現在はピラミッドと並ぶエジプト観光の目玉となっている

多柱室。4体のラムセスU製造が立っ
ている。見事なレリーフがずらり。こ
れはラムセス
2世とヒッタイト軍との
「カデシュの戦い」を表しているとか
。この神殿はもっぱら「太陽神=ラム
セス2世」の崇拝を目的に建てられた

アブシンベル小神殿

小神殿はラムセス2世がハトホル女神と神格化されたネフェルタリに捧げた神殿で2世の立像4体と王妃の立像2体が並び、像高は約10mで足元に王子や王女の小像が立つ。

再びサハラ砂漠の上を飛んでアスワンに戻ります。

アスワンは遺跡の町であると同時に世界有数の避寒地として知られるリゾート地でもある。どこまでも晴れ渡った空と南国のまぶしい太陽。空の青さを映したナイル川を真っ白な三角帆を張ったファルーカが滑る。

たらいのような小船で歌を歌いにやってきましたが、とっても小さな声で、誰もチップをやりませんでした。

やがてナイルに日が落ちて・・・・。

すっかり日が暮れて、ナイル川沿いのオールド・カタラクトのイルミネーションが
とってもきれい。ニューカタラクトのテラスから写しました。