2012年2月29日(水)PartⅢ
エリさんのDVD販売中止
イスラエルのエリさんのDVDはJWAのメンバーさんのみに販売することで、エリさんと合意していたそうです。従ってこのサイトで一般向けに売ることが出来ません。フライングで販売してしまいましたが、販売を中止します。購入希望の方には、ご迷惑をおかけしますがご容赦下さい。
2012年2月29日(水)PartⅡ
JWA2012年第一回講習会開催
JWAの2012年度の第一回講習会が4月7日(土)に開催されます。テーマは生木(ナチュラルエッジ)のターニングで講師は藤沼哲さんです。下の写真は藤沼さんのDVDを撮影した時の物です。藤沼さんのDVDは、1,400円で販売されていますが、JWAの講習会に参加すれば、文字通り生(生木)の実演を見ることが出来ます。詳細はJWAのホームページのお知らせを見てください。
2012年2月29日(水)
Kelton Multi-Axis Scraper
クラフトサプライのサイトを見るとKeltonの新製品が出ていました。首を自在に動かせるスクレーパーです。シャフトにも特徴があって、2面が平らになっていますが、反対側は丸くなっています。ツールレストの上に平らに置くことも、丸い部分を置くことも選択できます。これはハンドルなしで、$150ぐらいです。ちょっと高すぎます。普通のスクレーパーでも、良く研げば仕上げ削りは出来ますので、これを買う理由は見当たりません。これはあくまで小生の意見ですので、その点はご理解の上読んでください。良い製品だと思う方も居るでしょう。買った方は使用結果を教えて頂けるとありがたい。
2012年2月28日(火)
上総木工交流会のパンフレット
上総木工交流会のパンフレットが出来上がりました。メンバーが増えどの様な活動をしているか、分かって頂くために作ったようです。なかなか良く出来ていますので、ご一読下さい。下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2012年2月27日(月)PatrⅡ
トンプソンのツール購入
JWAの講習会で生徒さんから、小生が使っていたトンプソンのツールを買ってほしいと頼まれ、注文したものが19本到着しました。ガウジはケースに入っていますが、黒いキャップの物が15Vです。赤が10VですがこれでもM2と呼ばれるHSSよりも数倍長切れします。15Vは10Vよりもさらに長切れすると言われていますが、鉄がもろくなるので細い物の品揃えがありません。M2に比べれば十分長く切れるので、値段の安い10Vで十分でしょう。長切れすると何が良いか?良く切れるのではありません。研ぎたての刃物は良く切れるのですが、M2だと使っているとすぐに切れなくなるので研ぐ必要があります。つまり刃物が早く減ってしまうのです。10Vはその様な意味で長く使えるので、経済的と言えます。もちろん刃物の値段がM2の数倍するようなら意味がありませんが、トンプソンの場合は販売価格が安いのでお勧めです。しかも柄が付いていないので、アメリカからの送料も安い。ところが先日小生の工房に来た初心者の方は、1本も刃物を持っていないので、柄を作れないという!困った!
たなつるさんは15Vのグレーザーの刃物をトルメックで研いで使っているが、実績として10年使えているという。彼はプロなので普通のアマチュアに比べると、使用頻度が高いと思うが10年使えるとは驚きです。
2012年2月27日(月)
エリさん&藤沼さんのDVD販売開始
エリさんと藤沼さんのDVDはJWAで販売していましたが、今後はこのサイトで販売することになりました。JWAのメンバーでなくても、購入できます。どちらも良いDVDですので、目的に応じて購入されると良いでしょう。DVDの収録内容については、それぞれの写真をクリックすると見ることが出来ます。
2012年2月26日(日)
テンションドリルチャック
このサイトで細い棒状のものを挽く場合は、テンションをかけると振動しにくく挽きやすいとご案内しました。その方法を実際に宮城県のIBさんが試されました。彼は心響太鼓さんに頼んでベアリングの入ったドリルチャックを作ってもらったそうです。心響太鼓さんに会ったときに彼が言っていたのは、非常に作りずらかったというものです。しかしそのチャックがIBさんに送られ彼が試したところでは、非常に良い結果だったという。今まで直径3.8mmまでしか挽けなかったが、このチャックでは2.8mmが出来るようになったという。細い棒が必要な方はお試しあれ。
2012年2月25日(土)
マツタケの製作
生木でマツタケを作ってみました。傘の部分には樹皮を残してあります。また軸は少し曲がったものとストレートの物、2種類を作りました。ストレートの物より、少し曲がっている方がそれらしく見えます。軸の端はバーナーであぶると本物らしくなります。作り方のコツは樹皮の部分に傷が付かないように挽くのがポイントです。また挽いた後に割れが出ないようにするにはどうするか?やり方は井上先生の生木のウッドターニングのDVDに出ています。
2012年2月24日(金)
インバーター落札
Yahooのオークションで0.4kwの三菱のインバーターを落札しました。2台あるグラインダーは、1台のインバーターをスイッチで切り替えて使っていますが、面倒なので新たに購入しました。落札価格は8,500円だったので、普通に新品を買うより1万円ぐらい安く買えました。もちろん落札したものは新品ですので、誰か入札しないかびくびくしましたが、入札したのは小生だけでしたので、安く買えたわけです。しかしグラインダーは、592Wと銘板に書かれています。400Wのインバーターで回すことが出来るのか?モーターの銘板を良く見ると1.9Aと書かれています。インバーターは2.5Aまで流せるので、問題なく使えることになります。非常に良い買い物が出来ました。
2012年2月23日(木)
バリグラインド治具の自作
Onewayのバリグラインド治具はガウジをシャープニングする時の、標準の治具になっています。ウッドターニングを始める初心者には、これが必要と説明していますが、購入すると7,500円ぐらいします。アメリカでは自作する人が多いのですが、脚の角度を調整できるようにする必要はありません。今回紹介する自作治具は簡単に安く作れるので、持っていない方にはお勧めです。木に穴をあけるだけなので、必要に応じて脚の角度の違うものを作れば良いと思います。小生は脚の角度は18度に固定なので、1種類で良いことになります。ツールの太さに応じて2つ作ってみました。ボール盤に取り付けたX-Yクロススタイドテーブルが役に立ちました。脚には8mmの鉄棒を使っています。
2012年2月22日(水)
トンプソンのスピンドルガウジ三兄弟
トンプソンの太さの違うスピンドルガウジを3本を購入したので、ハンドルを作りました。トンプソンの場合は柄は別売りになっていますが、これが小生には好都合です。アメリカから送ってもらう場合、柄がない方が送料が大幅に安くなります。柄はウッドターニングで簡単に作れ、材料代も手持ちの木を使うのでほとんどかかりません。口金はオフさんで売っている物を使っています。作り方はカップジョーという爪があれば、ドリルでの穴あけがやり易くなります。カップジョーでつかんだ後、ドリルで先に穴をあけます。この穴を回転センターで押して、挽いていきます。柄の長さはシャフトの太さに応じて変えました。小生の使い方だとこれで3年は使えることになります。
2012年2月21日(火)
Droza Toolのその後
Droza Toolは底を丸く研いで使ってみました。この方が刃を入れやすく、普通のガウジの様に使えます。直径9.5mmのボウルガウジですが、刃先を三角形にすることで、細かいところへ入れやすくなります。細かいスピンドルワークでは使いやすいので、この刃先のまま1本置いておくことにします。
2012年2月20日(月)
2軸スライドバイス到着
Amazonに注文してあった、2軸スライドバイスが到着しました。早速箱から出してボール盤に取り付けました。上部のバイスで木をくわえて、X軸、Y軸を動かしてみましたが、自由に希望の場所にワークを持っていくことが出来ます。これは非常に便利です。もっと早く買っておけば良かったと思っています。これで送料込みで8,700円ぐらいです。
2012年2月19日(日)
ガウジの刃先形状のコピー
クラフトサプライでは有名プロの使っているガウジの刃先形状の見本を販売しています。商品名はProfile-Proです。初心者でもこの形状の刃先が使いやすいので、この見本を買ってコピーすることをお勧めします。この見本でなくても、あるガウジの形を同じようにコピーしたければ、簡単にコピーすることが出来ます。その手順は見たい方は、下の写真をクリックして下さい。
2012年2月18日(土)
カリタ ナイスカットミル(シルバー)
コーヒーの豆を挽く電動コーヒーミルを購入しました。コーヒーは毎回豆を挽いて飲むと、おいしいからです。精米直後のお米がおいしいのと同じだと思います。コーヒーミルは電動と手動がありますが、手動は疲れるので電動を買いました。業務用のミルの様に見えるカリタのナイスカットミルです。受け皿がステンレスで出来ているので、静電気の影響を受けにくいものです。確かに豆を挽いたものを飲むとおいしいように思われます。
2012年2月17日(金)
Droza Vortex Toolを試す
1/4”のボウルガウジの上側をグラインダーで研いだ後、左右のウイングを研いで三角形の刃先形状にしました。ガウジと同じような使い方で、細いスピンドルワークをやってみました。先が細いので、その分やり易いように感じます。作業を終えてから考えましたが、先端がピラミッド状になっているので、下側は丸く平らにした方が刃を入れやすいのではないか?さらに研ぎなおしてやってみたいと思います。
2012年2月16日(木)
ソニーノートPC、Vaio SEシリーズ
 風邪をひいていましたが、おとなしくしていたせいかおかげさまで治りました。それより歯の治療をしていましたが、本日治療が終わり、両側の奥歯でかむことが出来るようになりました。そちらの方がうれしいが、何か違和感があります。かぶせた奥歯がなじむのには時間がかかりそうです。
話が変わりますが、ソニーノートPC、Vaio SEシリーズを買ってしまいました。今まではパナソニックのCF-F9という液晶が14.1型(1440x900)で重量がわずか1.62kgの物でした。これも買ったときは快適に使えていたのですが、ヘビーな仕事をやろうとすると、役不足です。画面が小さいことと、テンキーがないことが問題です。ところが昨年の10月ころにVaioのSEシリーズというのが出ました。今までは13.3型だったのですが、今回のは15.5型です。おまけにテンキーも付いています。ハードディスクはSSDx4台のRaid0が選べるので、非常に高速で起動します。CPUもi5からi7と高速の物が選べます。色は黒とシルバーがありますが、当然シルバーを購入。重量はこのクラスとしては非常に軽く、2㎏ぐらいです。DVDドライブはカセット式になっており、ネジを2本外すと取り出すことが出来ます。そのあとにハードディスクを挿入するキャディを入れるとハードディスクを追加することが出来ます。このハードディスクを入れるキャディは国内では売っておらず、アメリカの販売店から買いました。到着したら1TBのHDDを入れる予定で、自宅のデスクトップパソコンに近い環境でモバイルが出来そうです。
2012年2月15日(水)
グラインダーの集塵
グラインダーから出る粉じんは木と違って吸い込むと非常に良くない物です。小生の場合は必ず3Mの防塵マスクをしてツールを研ぐようにしています。砥石にドレッサーをかけると粉じんが舞い上がります。小生のグラインダーでは集塵をやっていませんが、木の方は集塵機が付いているのにグラインダーに付いていないのは、その危険性から言ってもおかしいことだと思います。アメリカのサイトを見ると皆さん真面目に集塵機を取り付けています。1枚目の写真のように10cmの太さのホースを取り付けている方は、かなり強力に吸い込めそうです。心配なのは集塵機の中にある木屑に、刃物の熱い鉄の粉がかかって発火しないかということです。小生の工房では、今のまま集塵しないでまき散らす方法が続きそうです。
2012年2月14日(火)
Lathe riser block
小型旋盤のことをミニ旋盤と呼んでいましたが、現在の主流はミディと呼ばれる旋回直径が30cmの物にシフトしています。これは25cm、0.5馬力までだったミニ旋盤に不満を感じるユーザーが増え、もう少し大きいものを挽きたい、モーターの馬力も欲しいという要望に旋盤メーカーが答えたものです。小生が今年の1月に買ったDeltaの46-460はこのミディの代表と言える旋盤です。しかし数年前に25cmまでのミニ旋盤を買った人は、少々不満に感じているのではないでしょうか?モーターは馬力の大きいものに交換することは出来ます。しかし旋回直径は大きくすることが出来ないのか?いえいえ出来ます。アメリカのサイトを見ると、ヘッドストックとテイルストックを金属と木で5cm程度かさ上げした改造例がでています。旋盤を買い替えるより安上がりだというのでやっておられるようです。1枚目の写真の改造は本格的で、鉄のブロックを削りだしてかさ上げに使っておられます。1.5”アップなので38mmぐらい増えます。つまり25cmだった物が32.6cmまで挽けるようになります。下段の写真の方は、木を使っているので誰にでもできそうです。硬い木を使えば強度的にも問題ないでしょう。ツールレストの高さも上げる必要がありますが、長いポストのツールレストに変えれば多分OKなのでしょう。どなたかやってみませんか?やった方は小生に写真を送ってください。このサイトで紹介させて頂きます。
2012年2月13日(月)
Stuart Batty Tools
Cindy Drozaさんは女性ですが、最近よく登場するプロのウッドターナーです。2枚目の写真のような細いスピンドルワークで作った蓋を、壺の上に乗せた作品を沢山作っておられます。。アメリカなど欧米の人にはこのデザインが受けるのでしょうが、日本ではあまり一般的ではありません。しかしこのような細くて細かい形のスピンドルワークをやろうとすると、手持ちの3/8”(9.5mm)のスピンドルガウジでは刃先が太すぎてやりにくくなります。Cindyさんは三角形の断面のDroza Vortex Toolというツールを$48.95で販売されています。これはシャフト径が6.4mmで、三角形に尖らせたツールの先の両翼を25度にしています。従って底の角度は130度になっています。平べったい形です。スピンドルガウジとして使えるだけでなく、両翼をスキューの様に使えます。一方下の1枚目の写真のStuart Battyさんのツールは溝のないスピンドルガウジの様になっています。溝がなくなるように溝の上部を研いでいます。どちらも刃先が細いので普通のグラインダーで研いだのでは、すぐに焼けてしまいます。Sindyさんのサイトではこのツールの研ぎ方も説明しており、研ぎなおしは平らなダイヤモンド砥石の上で上面をこすれと出ています。長く使っていると形状が変わってくるので、その場合はベルトサンダーの上で研ぐことになっています。早速このツールを作って、試してみたいのですが、あいにくJWAの教室の後風邪をひいてしまい、寝込んでいます。明日は医者に行って薬をもらうつもりです。工房に入るのは少し先になりそうです。
2012年2月12日(日)
2軸スライドバイス
ボール盤にワークを固定して穴をあける位置調整が簡単に出来るよう2軸スライドバイスをAmazonに注文しました。国内で売っているところ探すと、オフさんが一番安かった。しかしそこそこの重量物ですが、送料を含めてAmazonに注文するのが一番安かったのでAmazon/アメリカに注文しました。これがあるとボール盤を簡易フライス盤に変身させることが出来ます。
2012年2月11日(土)
タングステンカーバイドカッターの研ぎについて
リング状のタングステンカーバイドのカッターは、メーカーの説明では研げないというものでした。従って素直に研がなければよいのですが、ダイヤモンド砥石なら研げる様に思えるのでやってみました。そのように思うのは小生だけでなく、心響太鼓さんも同様のことをやっておられます。彼の意見はJWAの大和田で聞くことが出来ました。彼はダイヤモンドやすりで研いだものを、顕微鏡で見たそうですが刃先がかけているという。新品でもすこしかけているが、研いだものはかなりかけており、鋭く研ぐことが出来ないという。小生の実験結果でも同じですが、心響太鼓さんが顕微鏡で見たというので、小生も80倍のショップ顕微鏡で見てみました。心響太鼓さんの言う通り、でこぼこにかけています。残念ながら写真が撮れないので、5倍の接写をしてみました。5倍では良くわからないと思いますが、刃先が欠け落ちています。結論としてカーバイドカッターは使い捨てで研ぐことが出来ません。
2012年2月10日(金)
Penn State Industriesカタログ
最近Penn State Industriesから少し買い物をしました。商品と一緒にカタログが送られてきました。Penn Stateという名前は伊達ではなく、ペン関係の商品が非常に多く揃っています。クラフトサプライより品数は多いようです。小生はペンをあまりやらないので、カタログを見ても特に反応しませんが、ペンをやっている人が見ると、欲しいものが出てくるでしょう。
2012年2月9日(木)
2012年ツールガイド
アメリカは木工をやる方が多くいるので、雑誌も充実しています。毎年ツールガイドという木工用の道具の評価をする本が出版されています。試に2012年号を買ってみました。乗っていましたトリマの比較記事です。小生がこのサイトで良いとお勧めした、DeWaltの611PKがベストオーバーオルに選ばれていました。お勧めしたものが選ばれたので、小生も満足です。この他ベストバリューというのがありますが、これは値段の割に良いものということになります。他にバンドソー、木工旋盤、テーブルソー、ジグソー、電動ドリル、ネイラーなども比較されていました。木工旋盤の和訳文はJWAの方にお渡ししたので、その内会報に掲載されるかもしれません。木工旋盤ではデルタの46-460が当然ですが、ベストオーバーオールに選ばれています。
2012年2月8日(水)
JWAウッドターニング教室、第1回基礎コース終了
3日間の基礎コースが終わりました。夢工房で1日だけ教えたことはありますが、3日間連続は初めての経験です。非常に疲れました。3日間のコースが終わり、会長から修了証書が7名の方々に発行されましたが、皆さんどれだけ腕前を上げられたのか心配です。参加者の生徒さんは大人なので、非常に参考になったと言ってくれるが安心はできません。1回目の講習会で感じた問題点を修正する必要があります。そしてそれはすでに着手しています。2回目は3月23日~25日の予定です。2回目も小生に講師をやれと会長から言われましたので、小生が講師を務めます。1回目に申し込んで入校出来なかった人で大体埋まっていますが、まだ少し席が空いているので、受講希望の方は、早めに申し込まれたら良いでしょう。講習会の状況については下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2012年2月7日(火)
2012年AAWシンポジウム
今年のAAWのシンポジウムは、6月8日~10日に西海岸のサンノゼで開催されます。サンノゼには直行便の飛行機がなくなりましたが、サンフランシスコまで行けば、あとはレンタカーで1時間ぐらいで行けます。サンフランシスコまでの飛行時間は行きは9時間、帰りは10時間40分ぐらいです。直行便で行けるので、今年は3名で行くことにしています。現地ではレンタカーを借りてホームセンターなども回る予定なので、カーナビの地図を買う予定です。最近はポータブル型のカーナビでも位置精度が高くなり、十分使えるので日本からガーミンのカーナビを持っていくつもりです。行きたいところは事前にカーナビに登録しておき、現地では行き場所を一覧から選択すれば良いようにするつもりです。アメリカの道路地図は別に買う必要がありますが、国内で買うと高いのでホンコンあたりのショップから買うつもりです。そろそろ注文しないといけないと思い始めました。WoodCraftとかRockler、HomeDepo、Searsなどが近くにあればカーナビに登録をします。それより前にホテルを押さえないといけない。AAWのシンポジウムを開催するコンベンションセンターに近いMarriottサンノゼを予約する予定です。1部屋1.2万円/泊ぐらいになります。
2012年2月6日(月)
No.560-A 超硬エグリ・カッター
心響太鼓さんの所を見るとヘラクレスには下の写真の超鋼刃を使っているという。値段は4個で3,500円(送料込)ぐらいなので、860円/個ぐらいの値段になります。しかし超鋼刃というだけで材質が何か書かれていません。そこでメーカーに問い合わせてみると「サーメット」という返事が返ってきました。サーメットとは何か調べてみると下記のような内容なので、カーバイドカッターの代わりに使うことが出来ると思います。

セラミックとメタルの合成語で、超硬合金と違い、セラミックを成分に含む焼結合金。硬度が高く、構成刃先が発生しにくい為、高速重切削や高周速仕上げ切削加工など に適する。開発当初は衝撃に弱かったため断続切削に用いると欠損が生じやすかったですが、最近は、改善が進み耐衝撃性も向上したので、フライスなどの断続切削などにも問題なく使えるようになりました。
2012年2月5日(日)
ヘラクレスもどきを使ってみる
ヘラクレスもどきは時間がなく試していなかったが、やっと削ってみることが出来た。やはりスクレーパーの様にして使うときれいに切れない。色々やったがラフィングには向いていないように思います。ボウルガウジを使った方が早くきれいに出来ます。せっかく作ったのにお蔵入りはもったいないので、ベベルラビングで試してみたところ、きれいに切れることが確認できた。ハンドルを下げてリングカッターのベベルがボウルをこするように当てました。キャッチングすると怖い角度ですが、薄く削るので問題は起きませんでした。切りくずも細かいのが出て、一応使えそうです。今回試したのは、イチョウのボウルなので、ほかの木でも試す必要があるでしょう。
2012年2月4日(土)
逆ねじタップ
グラインダーの左側にホーニングホイールを取り付けるべく、逆ねじタップを購入しました。例によって真鍮棒にネジを切ってグラインダーの左側に取り付けました。これでグラインダーの両側にホーニングホイールを取り付けることが出来るようになりました。ガウジとスキューではホーニングホイールの形状が変わってくるので両側に取り付けることが出来れば、グラインダーは1台で済みます。下の写真では布が両側についていますが、ガウジをホーニングする場合はMDF板を使います。
2012年2月3日(金)
カーバイドカッターのシャ-プニング
カーバイドのカッターはメーカーの説明では研ぐことが出来ない。切れなくなったらリングを回す。全周が切れなくなったら新しいものに交換することになっていますが、研ぎなおすことが出来れば、大幅に出費を抑えることが出来るようになります。一般的な砥石ではだめですが、ダイヤモンドとかCBNホイールなら研げるのではないかと考えました。早速以前に紹介したことがある、リング状の刃を研ぐ治具を使ってやってみました。結論としてCBNは硬いので刃を研ぐことは出来ますが、刃先を鋭くすることが出来ませんでした。メーカーの工場では、鋭く出来るので、新品の刃は良く切れるが、研ぎなおしたものでは切れませんでした。もう少し試行錯誤してみないといけないのかもしれません。明日からJWAの方へ3日間行くので当面試すことが出来ません。
2012年2月2日(木)
カーバイドチップのスキュー
アメリカのPSIで売っているカーバイドチップのスキューです。刃先の部分にカーバイドが取り付けられています。カーバイドですので当然一度研げば長切れするということで、その点がセールスポイントになっていると思います。しかしこのスキューは$20です。マイクログレイン・カーバイドではないと思います。マイクログレインでないと分子構造が大きく、刃先をHSSの様に鋭く研ぐことが出来ないのです。ダイヤモンドホイールで上手く研げているという情報があり、1本買いました。4倍のマクロレンズで購入状態の刃先の写真を撮ると、先端部分が平らになっています。指で触っても鋭さが足りません。写真を撮らなくても指の感覚で切れるかどうかわかります。しかし購入状態では、指がこれではだめだと言っています。そこで手持ちのCBNホイール(ダイヤモンドに次ぐ硬さ)で研いでみました。同時にトンプソンの愛用のスキューの写真も撮りました。トンプソンの方は、鋭く研ぐことが出来ましたが、PSIの方は購入状態とあまり変わりません。CBNホイールで研いだのではだめで、ダイヤモンドでないといけないのか?小生の環境ではこのツールはダメです。結論として使えません。$20の損害です。
2012年2月1日(水)
ハンターヘラクレスツールの製作
 ウッドターニングでは刃物を研ぐことは当たり前だと思っていましたが、それが嫌だという人も居ます。メーカーはそのような人たちに研がなくてもよいカーバイドチップを使った刃物を出しています。小生はこのような刃物は邪道だと思っていますが、使っても見ないで否定するのは問題です。そこでハンターツールのヘラクレスという、カーバイドの刃を傾けて取り付けているツールを自作することにしました。なぜこの刃物を自作することにしたかというと、ラフィングだけでなく、ベベルラビングによるシアーカットも出来るからです。16mmの角棒はヤフオクで1,250円の物を購入、カーバイドカッターは、直径10mmの物をアメリカのCarbide Depotから購入しました。作り方の詳細は下の写真をクリックして下さい。#3 ヘラクレスもどきが出来ることになります。