2011年11月30日(水)
ルータークラフター
アメリカのCraftsmanで販売していた、ルータークラフターです。スパイラルの作品をトリマを取り付けて削ることが出来ます。小生はVL300に取り付けることが出来る治具を作ったので、これは不要になりました。Yahooのオークションに出す予定です。この治具の問題は、芯押し台に相当するところがベアリングの入った回転センターになっていないことです。強く締め付けて押すと回転が上手く出来なくなります。この部分に木工旋盤用の回転センターを取り付ける改造が出来れば、十分使えると思います。旅行から帰ったらYahooに出品します。いくらで出すか?1.5万円ぐらいか?
2011年11月29日(火)
ちょっと変わった蓋のボックス
あまり実用的ではありませんが、スリットの入った蓋のボックスです。初めて作ったので、あまり上手く出来ていません。蓋の部分が分厚くなりすぎて見栄えが良くありません。見栄えを良くするには溝の本数を多くする必要があります。また薄くすると強度が不足して、挽いている最中に割れるのではないかと心配になります。溝はパーティングツールを使って掘りましたが、専用のツールを作る必要があるかも知れません。その内不要のスクレーパーを使って専用ツールを作ってみたいと思います。
 こちらは名人の作品です。↓
 
2011年11月28日(月)
グリーンウッドターニング(生木の木工ろくろ)
井上先生の西洋木工ロクロ入門のDVDは沢山の方に買っていただきました。最近購入してくれた方の面白い話をしましょう。DVDの中で井上先生が使っているガウジは、何処のメーカーの何というガウジか教えてほしいというのです。非常に上手く削れているので、さぞかし高級なツールに違いない。同じメーカーの道具を使えば、自分も同じようにやれるのではないかと言うメールが来ました。井上先生は小生の見る限り、あまり高級な道具は使っておられず、腕が良いから上手く挽けているだけだと返事をしました。ゴルフでもボールがまっすぐに行かないと、それを修正するクラブがありますが、普通のクラブで練習をして真っ直ぐ飛ぶようにするのが正解です。井上先生の様に削りたければ、練習あるのみです。しかし間違った方法でやっていると、上達しにくいので上手な人に直接教えて貰らうのがベストです。それが難しければDVDを買って見るのも上達を速める方法の一つです。

今回井上先生の瀬戸の工房へ行ってDVD用のビデオ撮影をやります。今回のテーマは生木のターニングです。生木の入手から保存方法、挽き方に始まって、数点の作品の作り方までやる予定です。従って11月26日から旅に出ることになります。ノートパソコンを持っていくので、このサイトの更新は継続します。
2011年11月27日(日)
スパイラル治具
ルター・レイズ・アッタチメント(Router Lathe Attachiment for Spiral turning)というスパイラルを切ることが出来る治具を作りました。英語で頭文字を並べるとRLASになります。そのRLAS治具をVL300に取り付けることが出来る様にしました。使うときだけ取り付けて、使わない時はボルト2本を緩めて取り外すことが出来ます。第三回JWAの講習会にももとせ工房さんが作品を展示していました。非常に良い出来だったので、小生もももとせさんの治具をまねして作ることにしました。小生は真似をしたので、2日間で完成させることが出来ました。一から考えるとこの様にはいきませんが、ももとせ工房さんから送って頂いた、1枚の写真を頼りに作りました。下の写真をクリックすると詳細を見ることが出来ますと、行きたいところですが、今回はお見せできません。JWAの会報に記事を書きましたので、その内会報が届くと思うのでそちらを見て下さい。2種類のピッチを選ぶことが出来るようにしました。
2011年11月26日(土)
Lenoxバンドソーブレード
Lenoxのバンドソーブレードです。小生は材木専用のWoodMasterという2山/インチの物を使っていますが、分厚い材の挽き割りには威力を発揮しています。このサイトでもそのことをご紹介していましたが、京都のMTさんからレクソンの10インチのバンドソーBS-10K2用のブレードが欲しいとメールが来ました。このBS-10K2ではブレード幅が最大で1/2インチしかつかないので、幅広のWoodMasterを取り付けることが出来ません。そこでLenoxの品揃えを調べると、Tri Masterというモデルは3/8インチから選べます。材木専用ではなく、アルミ、プラスティック、材木などが切れることになっており、3山/インチです。値段を調べると3/8インチの物より幅広の1/2インチのブレードの方がなぜか安かったので1/2インチの物を購入されました。MTさんの使用結果は下の方に書きましたので見て下さい。
 MTさんから写真を送ってもらいました。写真1の方がLenoxのブレードで切ったヨーロピアンビーチの70mmの角材です。写真2は従来のブレードです。Lenoxは非常にきれいに切れているという。写真だけでは良く分からないのでしょうが、切っている本人が満足しています。小生も良い物を紹介で来て満足です。小型のバンドソー用も使えるものがあると言うことです。しかし14インチのラグナ用は長さ2,845mm、1インチ幅で10,900円。しかし10インチのレクソン用は1,841mm、1/2インチで11,600円と逆に高くなります。3/8インチだとさらに髙くなるという不思議なブレードです。
2011年11月25日(金)
クイックサンドブロックの使用結果
Amazonに注文してあったサンドブロックが到着したので、使ってみました。Stripe paint fastの方は#60~80相当ですが、荒い割に木をしっかり削ることが出来ず、使えないという印象です。#100~120相当のDrywallの方は気持ちよく削って行けます。削った表面は#240ぐらいのサンドペーパーで仕上げた様な感じで、この後は#320からやれば良いという感じです。この点は非常に良いのですが、サンドブロックが非常に早くすり減っていきます。もっと硬くて擦り減らなければ良いのですが、これだとすぐに新しい物が必要になってしまいます。1個$6ぐらいですが、経済性について疑問が残る。このサンドブロックは小生の工房では採用しないでしょう。一応サンドブロックがすり減ってなくなるまで使って結論を出すことにします。
2011年11月24日(木)
LEDタスクライト
底の深い物を挽くときは内部が暗くなって見えにくくなります。外からライトを当てても自分の体が光を遮ることになってしまいます。ツールに取り付けて内部を照らすライトも販売されていますが、$30と少し高い。そこで1袋2個入りで300円のLEDライトをホームセンターへ行って買ってきました。木の切れ端を斜めにカットしてマグネットを瞬間接着剤で取り付けました。LEDは3~6Vで点灯するというので、5Vの使用していないACアダプターを電源として接続しました。このLEDライトをツールレストの反対側に取り付け内部を照らしてみました。明るさは十分で使えそうです。ACアダプターなので電池切れの問題は起きません。
2011年11月23日(水)
メタルスピニング
直径5/8”の鉄棒の先をグラインダーで加工します。販売されているツールと同じような形になるよう成形しました。ツールレストには12mmのボルト用のネジを切ってツールを押し付ける支点にしました。もちろん木型はウッドターニングで作って準備完了です。これで出来るはずだが、1.5mm厚のアルミ板はびくともしません。まったく曲げることが出来ず、ギブアップです。もっと力を入れないといけないのかも知れないが、怪我をするといけないのでこれで中断した。詳細なやり方を説明するDVDを入手して、それを見てからやらないと駄目なようです。
2011年11月22日(火)
ボージョレヌーボー
近所のイトーヨカドーへ行ってボジョレヌーボーを買ってきました。今年はペットボトル型の容器に入れて送ってきたので、送料が安くなったと言うが、小生が買ったのはガラス瓶に入ったものです。ペットボトルに入ったものは売られていなかった?綺麗なリボンが付いているのでいかにもおいしそうです。赤ワインなのでステーキを焼いで頂きました。やはり赤ワインはフランスの物が一番おいしいと思います。白ワインは何処の国のが良いか?やはりフランス、それにドイツです。日本のワインはおいしいのかも知れないが、あまり飲んだことがないので分からない。
2011年11月21日(月)
Nova Comet II Midi Lathe
直径30cmまで挽ける小型の旋盤です。モーターは3/4馬力の物が付いており、3段プーリーで250~4,000RPMまでカバーします。ここまでは大きな特徴がないのですが、ハンドホイールのところに砥石、ベルトサンダーなどを取り付けることが出来るのが、大きな特徴です。初心者が旋盤を買うとき、一緒にグラインダーなども買わなくてはいけないが、この旋盤の場合は、ハンドホイールのところに取り付ける、オプションのグラインダーを買えば良いことになります。しかし問題はオプションのグラインダーが$50ぐらいと高いのです。アメリカでは$50も出せばそこそこ立派な両頭グラインダーを買うことが出来ます。何も旋盤に取り付けるものを買う必要が無いと思います。申し訳ないがあまり良い製品ではないと思います。いずれにしても国内では販売するところがないと思います。
2011年11月20日(日)
Nova DVR2024
NOVAからこの秋発売になる新木工旋盤が2機種出ました。今日はその内の大型の方を紹介します。モーターは2馬力で電源電圧は220V入力です。直径は20”≒50cmまで挽けて、回転数は100~5,000RPMと広く設定してある。一般的な木工旋盤は汎用のインバーターを使って回転数を調整しているが、Novaの場合は専用設計の物を使っている。インバーター部が壊れた時は、市販のインバーターを買って簡単に交換するという訳には行きません。Novaの場合は、交換部品が手に入らなければ、モーターの固定子巻線3本を見つけて、インバーターを接続することになります。このモデルもヘッドを回転させることが出来ます。ツールを旋盤の反対側から入れないといけない場合は、ヘッドを回転させることが出来ると便利です。しかし良いことばかりではありません。ヘッドを回転できるモデルはセンター間が合いにくいのです。アウトボード側では33”≒84cmまで挽けると言うが、芯押し台で押せないという問題もあり、簡単には出来ないと思った方が良いでしょう。ベッドの上で50cmまで挽ければ何の問題もないと思います。インバーターが専用設計だから出来る事なのでしょうが、腕時計型のリモコンが付きます。腕にはめても良いし、旋盤のベッドに貼り付けても良いのですが、ワイヤレスリモコンでインバーターをコントロールできます。リモコンのスイッチボックスというのは当たり前になってきましたが、ワイヤレスリモコンは世界初ではないでしょうか?ところで小生が今このクラスの旋盤を買うとすれば、このNovaではなく30万円で売っているウッドファーストのM910になります。このNovaはベッドがひ弱な感じがします。
2011年11月19日(土)
クイックサンドブロック(サンド砥石?)
サンドペーパーではなくサンドブロックです。成形剤と共に加熱されたリサイクルガラスで出来ています。ブロックの表面は40~60グリッドで砕けやすくなっています。(ドライウォールモデルは100~120グリッドだそうです)グラインダーの砥石と同じと考えれば良いのでしょう。サンドペーパー、スポンジペーパーなどに比べると4倍長持ちするそうです。ブロックの表面は細かく砕けて行くので、目詰まりしたり、割れたりしないという。サンドペーパーの様に手が熱くなることもありません。刃物で綺麗に切れない人には最適なサンドの様なので、早速注文することにしました。国内で販売していないかどうか調べましたが、アメリカでしか売っていません。幸いAmazonが発送してくれるので2種類を注文しました。商品が到着したら使用結果をリポートします。
2011年11月18日(金)
ままごとキッチン

上総木工交流会でもままごとキッチンを作っていた方が居ましたが、あいにくカメラを持っていくのを忘れて写真がありません。先日福井県のmatutaさんからメールが来て、お孫さんの為に作ったままごとキッチンの写真が添付されていました。大変な力作です。本体の材料は、1台目は天然の木曽ヒノキ、2台目は木曽ヒノキと鏡板は栗、ガス台は一位、水洗はケヤキとウオルナット、レンジのつまみはさくらとケヤキ、ウオルナット(回すと半回転で、カチッと音がする)扉の中のレンジ台はさくらで回転するそうです。フライパンとなべは、トチと楓を使っておられるそうです。

このままごとキッチンを見ると木工旋盤が無いと出来ません。この方の旋盤もセンター間が当初より少しずれており、最近音が変わってきたので心配されています。旋盤のベアリング交換は簡単に出来るようなことを小生は以前書きましたが、実際にやってみると結構難しい。それなりの道具も揃える必要があります。KC-14をモデルにした交換の手順を説明した、ビデオは撮影が終わっているのだが、まだDVDにはなっていません。どうするか夢工房さんと相談しないといけない。

2011年11月17日(木)
ジャミーソン穴掘りツール用レーザー
ジャミーソンの穴掘りツールです。刃物台が2つあり基本的にキャッチングしない構造になっています。またレーザーのポインターが付いており、測定しにくい壺の壁の厚みを見ながら削って行くことが出来ます。レーザーが無いと壁の厚みをキャリパーなどで頻繁に測る必要があるので時間がかかります。レーザーがあるとレーザーの光が壺の上に当たるのを見ながら挽けるので作業が捗ります。そのレーザーポインターが不調です。光ったり光らなかったりします。接触不良の箇所があるようですが、見つけることが出来ません。そこで面倒なので新品を買うことにしました。ネットを検索するとAmazonで送料込みで980円で売っていましたのでそれを買いました。もちろん新しい方は快調です。
2011年11月16日(水)
ウッドチャッカーマンドレル
 アメリカのDon Pencilから買った壺を固定するマンドレルです。真ん中の真鍮のリングは別売りかと思いましたが、付属していました。片側は2MTになっており主軸に挿入します。反対側は1/4”の穴があいており、サンドディスクを取り付け壺の底を押します。壺と真鍮のリングの間に木で作ったコーンを取り付けて壺を支えます。これで壺の底の仕上げがやれるようになります。送料込みで5,800円ぐらいです。
2011年11月15日(火)
メタルスピニング
金属板を木工旋盤に取り付けて、器などに加工することをメタルスピニングと言います。アメリカの販売店からそのメタルスピニングのスターターキットが$299で発売されています。必要な道具としては金属板を押すツール、専用ツールレスト、器の木型、金属板、仕上げ用ワックスなどです。キットにはやり方を説明した、25分のDVDが付属します。簡単な紹介ビデオがありますので、見て下さい。小生はこれらのキットは無しに、すべて自作でやってみようと思います。とりあえずツール用の鉄棒とアルミ板をホームセンターへ行って買ってきます。
2011年11月14日(月)
モーターの馬力表示について
知り合いの方から販売店のサイトにモーターは1馬力と書かれているのに、電流は6Aと書いてある。おかしいのではないかという質問がありました。この方は100Vx6A=600Wなので1馬力=750Wではないというのです。しかし小生の返事は、表示に問題ないというものでした。実はこの商品、木工旋盤なのですが直流モーターを使っています。小生が所有していたスチールシティの旋盤は0.5馬力ですが3A、120Vと書かれています。アメリカで売られている製品なので120Vなのです。120Vx3A=360Wで約0.5馬力です。6Aなら720Wで約1馬力になります。そこで小生が皆さんにお勧めしているデルタ46-460は、メーカー発表1馬力のという木工旋盤ですが、調べてみると120V、8Aと書かれています。120Vx8A=960Wになります。960Wは入力電力で出力が750W=1馬力と言うことでしょう。この旋盤は1馬力とは思えないぐらいパワフルだったことを思い出します。馬力表示ですが、一般的には1馬力と書いてあっても入力か出力かはっきりしないのが実情で、定義がはっきりしていません。もちろん不当表示とも言えません。しかし旋盤を買う場合はデルタの言う1馬力の方が良いと思います。
2011年11月13日(日)
旋盤利用のディスクサンダー
ワークに傷をつけないでつかむことが出来るチャックとして、真空チャック、ジャンボチャック、ドーナッツチャックなどがありますが、その様なチャックを持っていないと使うことが出来ません。真空チャックなどは非常に便利な物なので、持っていない方は揃えることをお勧めします。しかし持っていない場合は芯押し台で押して、やれるところまで出来るだけやってから残ったへその部分は手作業でサンドペーパーをかけ綺麗にします。この時手でサンドペーパーをかけるより、旋盤にチャックを取り付け、それに2インチのディスクホルダーを取り付けてやると手でやるより、早く綺麗に出来上がります。80番ぐらいで真ん中の出っ張りを削り落とした後、サンドペーパーの番手を上げていきます。
2011年11月12日(土)
スピンドルワーク
夢工房さんがウッドターニング教室を開校すべく準備されていますが、小生にも講師の1人になるよう頼まれています。1クラス6名ぐらいで、先生が2名ぐらいになるようです。そこで教室で実習する内容について考えています。スピンドルワークの実習として、スピンドルガウジで下の様な形の物を、図面を見ながら挽いてもらおうかと考えています。ところで生徒さんにやってみろと言うのは良いが、普段はやらない物なので自分が出来るかどうか?早速図面を見ながらやってみた。幸い図面に近い形の物が出来たので一安心です。出来ないと先生失格です。使った刃物はスピンドルガウジ1本です。形を作る刃物なので、スキューなどよりも早く目的の形に出来る。使用しているのはトンプソンの3/8”のスピンドルガウジですが、先端のベベル角は測ってみると40度でした。狭いV溝をやる場合は、先端をもっと尖らせるか、スキューを使うことになりますが、スピンドルガウジはこれぐらいの角度が小生には使い易い。ディテイルガウジと言うのもありますが、スピンドルガウジよりさらに溝が浅い物です。先端を尖らせて細かいところをやるのに向いています。一方ボウルガウジは溝が深く刃が薄くなっています。一度に大量に削ることが出来てボウルなどの内側を早く掘ることが出来ます。
2011年11月11日(金)
口の小さい壺の製作
口の小さい壺を作ってみました。口は小さいので、穴掘りツールを入れる事は出来ません。従って壺の底に穴をあけてそこから掘ります。蓋は底の部分から切り取った板を使い、木目を合わせると穴があいていたことは、見分けにくくなります。チャックは壺の上側をくわえて内側を掘りますが、最後にチャックのつかみしろを仕上げる必要があります。どの様にして壺の底側をくわえるか?一番良い方法はドーナッツチャックですが、今回は真空チャックを使いました。途中までは芯押し台で押しながら挽いていきます。最後は芯押し台を外して手で支えながら仕上げます。詳細な作り方は下の写真をクリックしてください。
2011年11月10日(木)
Lenoxカーバイドチップ・バンドソーブレード
Lenoxのカーバイドチップのバンドソーのブレードは、興味のある方が多く、販売店を尋ねるメールを数人の方から頂いています。小生が購入しているのはアメリカの販売店でSpectrum Supplyというところです。商品名はWoodmaster CTと言うもので、ブレードの幅は1”=25.4mm、1インチ当たり2山の物です。残念ながら国内で販売しているところは無いと思います。
 ネット経由注文しようとすると、フート、インチで長さを指定する必要があります。度量衡換算を提供しているサイトがありますので、自分のバンドソーのブレードの長さを入れてフィート。インチの値を求めます。下の例の場合はブレードの長さが2840mmなので2m84cmと入れて→を押すとフィート、インチで表示されます。9フィート、3 3/4インチと表示されます。
 Spectrumの注文画面です。ブレードの幅と山数を指定します。下の場合は1インチ2山を指定しています。長さは上の換算表で求めた9フィート、3インチと端数の3/4インチを入れます。すると価格が$106.44と表示されます。この後画面に従って進めていくと住所などをいれる画面が出てきますので、入れると送料が表示されます。日本へ送る場合は1本だと$20.41です。従って$106.44+$20.41=$126.85≒10,150円ぐらいになります。1万円ぐらいなので、輸入税は取られないことが多いでしょう。クレジットカードを持っておれば購入できますので、ブレードの必要な方はネット経由購入することにトライしてみて下さい。Lenoxのブレードの切れ味は、購入された方皆さん満足されています。昨日夢工房へ行ったら、追加で2本購入するよう頼まれた。
2011年11月9日(水)
アキュリンクベルトとステンレス削り出しプーリー
アキュリンクベルトとステンレス削り出しのプーリーを使うと振動がなく滑らかな回転が得られるということで、プーリーとベルトのキットを購入しました。テーブルソーに使うつもりでしたが、事前に良く見なかったのがいけないのか、テーブルソーの横の蓋を開けてみるとベルトが非常に短い。テーブルソーの上に水を入れたコップを置いて、モーターを回したが水はまったく動かない。このテーブルソーの場合は新しい設計なので、振動が殆どと言ってよいぐらい出ていない。アキュリンクベルトに変更する必要は無いようです。
そこで手押しカンナのベルトとプーリーを交換することにしました。こちらの方はベルトが長く少し振動が出ている。プーリーは簡単に外れたので、新しい物を取り付けベルトの長さを測ります。アキュリンクベルトは長さを自由に調整できるので、今までついていたベルトと同じ長さにすればよいが、今回はプーリーも変えているので、現物合わせで長さを決めた。ベルトの長さ調整は簡単に出来ます。後はベルトのかける方向を、モーターの回転方向と合わせる必要がある。説明書通りやって完了です。試しに回してみると、振動はまったくと言ってよいほど感じられない。成功ですが、手押しカンナの場合は少しぐらい振動していても問題ないので、本当に交換が必要だったかどうかです。テーブルソーには必要な物ですので、手持ちのテーブルソーで振動が出ている場合は交換されると良いでしょう。
2011年11月8日(火)
輸入代行業者
アメリカからの木工の道具の購入は、この様な円高なので絶好のチャンスです。しかし販売店によっては、アメリカ、カナダにしか出荷しないところがあります。しかし値段は魅力的な物があり、輸入代行業者に手数料を払っても、まだ十分に安い場合があります。昨日の乾湿両用のグラインダーですが、本体価格は$64.99です。見積もりを取って見たところ、総額で17,297円でした。送料が$116とかなり高い。15kgと重量物だから仕方がないのか?

気を取り直して軽量のゲージ($99.99で安売り中)の見積もりを取ると、送料が$36.64で総額は、14,060円という連絡があった。普通は$180ぐらいするものなので、この安売り中のゲージを購入することにして、輸入業代行業者に購入したいと連絡した。こちらがやることは代金(前金9,408円)を振り込むだけです。商品が日本の輸入代行業者のところに届くと、残金4,652円を払って自宅へ届けてもらうことになります。輸入代行業者を使ってもこんなに安く買えたので、非常に満足です。他の販売店では$180ぐらいしているものが、$99.99と言うのは在庫処分だと思います。Googleの検索エンジンを使って探せば安売りしている販売店は結構あります。しかし小さい店だと海外発送しないので今回使った輸入代行業者が役立つわけです。
2011年11月7日(月)
乾湿両用グラインダー
10月29日の日記でイギリスで売られている乾湿両用のグラインダーを紹介しましたが、240Vなので200Vの電源が必要になります。同じような物がアメリカで売られていないか調べてみました。ありました。アメリカなので110Vですので、日本の100Vの電源で使うことが出来ます。オレンジ色の物はHarbor Freight Toolsの物で$64.99で売られています。日本には発送してくれませんが、輸入代行業者から見積もりを取って見ました。輸入代行業者はアメリカに倉庫のような場所を持っており、アメリカの販売店からこの場所に送ってもらい、それを日本へ発送する様です。
2011年11月6日(日)
短いスクレーパーのシャープニング
当然ですが刃物は使えば使うほど短くなっていきます。下の写真は小生が使っているスクレーパーです。グラインダーに取り付けているワンウェイのテーブルが大きすぎてスクレーパーが砥石に届かないようになっています。ワンウェイではこの様な問題の対策のため、面積の狭いテーブルを販売していますが、購入するとそれなりの金額になります。この対策としてホームセンターで売っているマグネットが使えます。ジョイフル本田へ行って四角形の平らなマグネットを探すと、6x3x1cmのマグネットが300円で売られていました。早速これを購入して試してみると上手くゆきます。小型のテーブルを買うより随分安く上がります。試してみてください。
2011年11月5日(土)
Keltonのフックツール購入
ケルトンのフックツールです。和式ロクロではこの様なカンナが良く使われていると思います。しかし西洋式のウッドターニングではあまり一般的ではありません。刃先を見て頂ければガウジの刃先が90度回転した状態で、シャフトについていると考えられます。使い方としては当然、ガウジの様にベベルラビングをさせます。ガウジはシャフトの先に刃先が付いていますが、フックツールでは90度回転しているので、シャフトを垂直にワークの面に当てるようになります。ツールの柄の方を刃先より高くしておけば、キャッチングはガウジよりしにくい様に思えます。とりあえず1本注文しました。アメリカの販売店では在庫が無かったので、イギリスのThe ToolPostという販売店に注文しました。ツールの価格は£59.15で送料が£21.60です。合計で£80.75≒1万円でした。すでに商品は出荷されているので、到着したら使用結果をリポートしますので、ご期待ください。
2011年11月4日(金)
ナイトライトの製作
ナイトライトを製作しました。LEDランプを使った小型のろうそく型ランプは、1個200円前後で売られています。本物のろうそくではないので火事になる危険性はありません。このLEDランプをカバーする傘をウッドターニングで作りました。材はパドックです。今回はトリマーを使ってスリットを入れましたが、腕に自信のある方は、薄く仕上げて透過光を見れるようにするのも良いでしょう。詳細な作り方は下の写真をクリックして下さい。
2011年11月3日(木)
DEWALT DWP611PK用アクセサリー
トリマーの大きさでプランジベースの付くDewaltの製品です。小生が購入して素晴らしいことを実感、仲間に紹介したら5名の方が買ってくれと言うので、輸入代行をした。その5名の方のうち栃木県の方が、下記のアクセサリーを買ってくれと言ってきたのでアメリカの販売店に注文をした。商品はすでに到着しているが、全部で送料を入れて1万円以下だった。追加でアクセサリーを注文するということは、気に入って使いこなしておられるようだ。商品を紹介した小生としてもうれしいことです。他の3名からも電話がかかってきてダストポートなどのアクセサリーを輸入代行してくれと言う。両手でトリマーを支えることが出来て非常に満足して使っているそうです。これは良いとお勧めしてこんなに褒めてもらったのは初めてです。
2011年11月2日(水)
CBNホイール
直径150mmのCBNホイールです。幅は40mmと20mmの2種類があります。砥石の横にも砥面があり、スキューなど完全に平面で研ぐことが出来ます。CBNホイールは、ダイヤモンド砥石、一般砥石などの中で、高価ですが一番良い物と小生は考えています。150mmのグラインダーを持っている方は、この砥石にアップグレードしてみては如何でしょうか?砥石は金属で出来ているので、放熱が良く刃物が焼けにくい。研ぎ直し用で#120相当です。最高回転数は3000RPM以下ですので、50Hz地区では、スロースピードグラインダーでなくても問題ありませんが、60Hz地区で使うと3000RPMを超してしまうでしょう。スロースピードグラインダーで使う方が精神衛生上良いと思います。この商品を販売しているPeter Childでは砥石の穴径が32mmだが、グラインダーに合わせて、穴径を調整するサービスを実施している。注文時にシャフト径を伝える必要がある。砥石は金属なので砥石が割れて飛ぶことがありませんので、砥石カバーを外しても問題ないでしょう。従って40mmの方も取り付けることが出来るでしょう。小生は直径200mmのCBNホイールを使っていますが、砥石の横が使えない物です。使い古したら径は小さくなるが、次はこちらを購入しようかと考えています。200mmでこの様な横に砥面があるのが売っていない。え!国内で売っているって、、、それは10万円前後で高すぎて買えません。
2011年11月1日(火)
Woodchucker-Mandrel
 クラフトサプライでは題記の商品をウッドチャッカーマンドレルという商品名で販売しています。どの様な物かと言えば、鉄棒の片側が2MTになっており、主軸の中に挿入します。反対側は1/4”の穴があいており、サンドディスクを取り付けることが出来ます。真ん中には鉄のリングが付いており、壺などの口を押えることが出来ます。普通のチャックで壺などの内外を仕上げた後、壺の底を仕上げるときに、チャックの方法で壺の形状によっては困ることがあります。この鉄棒があれば、簡単、安全に底を仕上げることが出来そうです。しかし価格はクラフトサプライでは、$68と高い。そこで見つけたのが、Don Pencil Woodturningです。18”の長さで$39.95で売っていた。2枚目の写真の物です。真ん中の真鍮のロックリングは別売りですが、こんな物は簡単に自作できるので、買いませんでした。鉄棒の方の自作は、芯を出すのが難しく買った方が早いでしょう。送料が$32.87でしたので総額は$72.82≒5,750円ぐらいでした。壺をこれからやろうと考えている方は、これがあると便利でしょう。