2010年6月30日(水)
紫檀の購入
例の材木屋さんに行って紫檀を買ってきました。前回行ったときは別の倉庫にあったので見ることが出来ませんでしたが、今回は無理を言って出してきてもらいました。紫檀の丸太は直径40cm前後で2メートルの物が4本、4メートルの物が1本ありました。値段を聞くと4mの物が30万円、2mの物は太さによるが20万~25万円だった。紫檀は高いのは理解できるが、財布と合わない。4メートルの物が少し安くできるというので、夢工房のSAさんと共同購入した。SA:テックさん=7:3ぐらいの比率で購入しました。非常に重いので高さ30cmぐらいで輪切りにしていただいたが、チェーンソーが悲鳴を上げるぐらい堅い。石を切っているような感じです。刃のメタテをしたり、ソーチェーンを交換したりして、切ってもらった。購入した紫檀をエスティマに乗せて帰宅したが、何を挽くか?高級な材なので良く考えて使いたいと考えています。

明日はエスティマを購入してくれる方に車を見せることになっています。問題なければその場で車を引き渡すことになっているので、明日以降車がない状態になります。スバルのレガシーは7月15日頃納車になるので、2週間は車がない状況です。工房にこもってウッドターニングに専念します。
2010年6月29日(火)
バイアスボウル
英語ではBias BowlとかThree-Wing Bowlと呼ばれているボウルを作ってみました。名前の通り3つの翼のような出っ張りがある形状です。ほうれん草のおひたしを入れるのに適当な形の器です。少し数を作ってみようかと考えています。
2010年6月27日(日)
チェーンソーのやすりの柄の製作
チェーンソーのやすりの柄を作ってほしいと頼まれたので、作りました。やすりは4mmと4.8mmがあるので、2本作りました。小生のハンドルの作り方は、決まった手順があります。まずチャックで4角の角材をくわえて、テイルストックにドリルチャックを取り付けて穴をあけます。その穴を回転センターで押して挽いていきます。回転センターで押すことで、振動なく挽くことが出来ます。柄の末端部分はスキューで仕上げて、切り離す前にサンドペーパーをかけます。挽き終わってから穴を開けようとすると、中心に穴をあけることが出来ない場合があります。ガウジのハンドルのように長いものでもこの方法でやれば上手くゆきます。
2010年6月26日(土)PartⅡ
山形旅行
深夜の3時から始まるデンマーク戦は見ましたか?テックさんは早寝早起きなので、もちろん見ません。朝の5時半に起きてテレビをみると勝っていたので、安心しました。今日はビールを飲みながら再放送を見ていますが、日本は思ったより強くなっていると思いました。これぐらい出来ると決勝トーナメントでも勝ち進めるのではないでしょうか?29日は23時からなので次は見ます。

26日27日と山形県の方へ出かけます。ちょっと観光工房訪問です。蔵王温泉に泊まります。
2010年6月26日(土)
AAWシンポジウムの作品
AAWのシンポジウムのインスタントギャラリーに今年も沢山の作品が出展されました。それら大量の作品の写真をサイトにアップしてくれた人がいます。下の写真はほんの一部ですが、写真をクリックすると大量の作品の写真を見ることができます。普通に挽いて出来る作品は少ないので、どのようにすれば出来るか想像してみてください。右上のスライダーを調整すると写真の大きさを変えることができます。写真をクリックすると、1枚だけ大きな画像で見ることができます。
2010年6月25日(金)
銀杏のボウルの荒挽き完了
残っていた銀杏のボウルの荒挽きを完了しました。荒挽きは直径20cmのボウルなら壁の厚みは直径の1割、2cm程度にします。薄くしすぎると、乾燥の過程で楕円に変形したボウルを丸い形で完成させることが出来ません。あまり濡れていない場合は2cmより薄くしても良いでしょう。その方が早く乾燥します。沢山あるので、荒挽きは目分量で進めます。全部上側を挽き終わった後、割れ止め防止剤を塗りました。荒挽きでは壁の厚みが大きいので割れる可能性があります。厚みを1cm以下にしてボウルを完成させれば割れることはありませんが、乾燥の過程でボウルが変形してしまいます。楕円のボウルでもOKならこのやり方で良いのですが、丸いボウルが欲しい場合は、荒挽きして乾燥させることになります。後で分かるようマジックインキで日付けを記入しておきます。割れが出ないで生き残るのはどれぐらいあるか???
2010年6月24日(木)
AAWシンポジウムで発表の新製品
AAWのシンポジウムは日曜日に終わっており、その状況が少しずつ掲示板に出るようになってきました。今日はAAWのシンポジウムで発表された新製品についてネットで検索した内容を書いてみます。小生自身が見てきた内容ではありませんので、その点あらかじめご了承ください。

下の写真はコルト5スターペンドリルで有名なコルトのフォスナービットです。2枚目の写真は小生手持ちの物ですが、内側の刃の形状が特に違っています。木口に穴をあける場合に有効だそうです。コルトのドリルはペンの材料に穴をあける時、木くずが詰らなくて早く穴をあけることが出来、購入された方も多いと思います。これも発売されたら試しに買ってみるつもりです。
現在ダイヤモンドホイールはWoodCraftなどから直径8インチ、幅7/8インチ(22.2mm)の物が$150ぐらいで売られています。今回出ていたのは同じ8インチですが、幅が1 1/2インチ(38.1mm)のものです。軸径は5/8インチ(15.9mm)で値段は$200ぐらいになりそうです。ダイヤモンドホイールの特徴は、砥石のように砥面が変形しないので、ドレッサーが不要。発熱が少なく、寿命が長いそうです。小生も湿式のグラインダーに取りつけて使っています。
 トンプソンのツールハンドルです。柄の末端部分から鉛粒を入れることが出来ます。ウッドターナーの好みに応じて入れることになります。小生の場合重くなるので、持っていると疲れますが鉛を入れることで、ツールの振動を抑えることができ、きれいに挽けます。特に穴掘りツールには有効です。今回のトンプソンのツールは写真のようにThompsonのロゴが入るのと、希望者にはレーザーで名前を刻印してもらえるサービスがつきます。たぶん漢字で入れることは出来ないと思うが、一度トンプソンさんに聞いてみたいと思います。
2010年6月23日(水)
材木購入
 前回の訪問に続き埼玉県の越谷市の材木倉庫へ行きました。今回は材木を見やすいように並べてくれているので、品定めがしやすい。今回は夢工房のメンバーさんを入れて総勢11人です。小生は今回ブビンガの杢の入った板と、パドックの柱を買いました。37,500円分の購入です。それでも車の荷物室は満杯になりました。上総木工交流会の方も一人同行されました。手持ちの材木が増えすぎたので、今後は作品作りに専念する必要がありそうです。詳細は下の写真をクリックしてください。
2010年6月22日(火)
銀杏の丸太の荒挽き
銀杏の丸太を運びやすいようにカットしてもらった。この方はチェーンソーの扱いが上手なので、あっという間にカットが完了しました。これを自宅の工房に運び込んで、チェーンソーとバンドソーで半割にしました。かなりの数になります。一気に荒挽きを始めました。大量に切りくずが出ます。45リッターの袋が10個出来ました。時間の関係でつかみシロと外側を挽いたところで、この日は終了です。明日この続きをやって荒挽きを完了させる予定です。夏場に切った丸太は水分が多いはずですが、それほど多くなく床がびしょ濡れになるということはありませんでした。丸太をくれる人に、冬に切ってくれと頼みにくいものです。貰えるときに貰うしかありません。
2010年6月21日(月)
銀杏の丸太
上総木工交流会がありましたが、仲間の方から銀杏の丸太を4本もらいました。生木なので、非常に重くて一人では運べません。明日は埼玉県の草加へ材木を買いに行くので、その時にチェーンソーで切ってもらうつもりです。材木をたくさん積むためには、この丸太は積んでいない方が良いのですが、自分一人で積み下ろしができません。エスティマは荷物がたくさん積めるので、大丈夫でしょう。
2010年6月20日(日)
曲がった椅子の脚(PartⅡ)
 AAWのシンポジウムが東部のHartfordで今週末に開催されます。Hartfordはニューヨークとボストンのちょうど中間にあります。日本から行く場合ロサンゼルスなどに比べると5時間は余計にかかります。AAWのシンポジウムは全米で毎年場所を変えながら開催されています。日本から行くなら2012年のサンノセが西海岸なので、近くてよいでしょう。掲示板の書き込みを見るとHartfordでランチを一緒にというのが目立ちます。普段会えない人たちの交流の場になっています。

話を昨日の曲がった椅子の脚に戻します。写真を見て頂ければどの様に挽いているか分かると思います。三角形の板を使って主軸の回転を伝えます。中間部分に振動を抑えるステディを取り付けています。前から押すのでステディは後ろ側だけを支持しています。これで挽いた後、三角板に取りつけ直して、さらに挽けば完了です。2軸の接続点は手作業で形を修正する必要があるようです。これぐらいの椅子を作ろうとすると、かなりの時間と準備が必要になるでしょう。小生はちょっと手を出す気にはなれません。おしゃれな椅子が欲しい方は、挑戦されたらいかがでしょうか?
2010年6月19日(土)
曲がった椅子の脚
下の写真のような真っすぐでない椅子の脚の挽き方が、アメリカのサイトに出ていました。もちろん木工旋盤で挽きます。容易に想像できると思いますが、軸を変えてターニングをする2軸ターニングになります。しかし具体的にどのようにやっているか?問題は椅子の脚が背もたれ部分から下に伸びているので、長いものを挽ける旋盤が必要になります。延長ベッドを取りつける事ができない小型旋盤では挽くことが出来ません。小型旋盤でも直径は小さいので、延長ベッドを取りつければ挽くことができます。どのようにして挽くのか想像してみてください。答えは明日アップします。
 
2010年6月18日(金)
シャープニングシステム
モーター1台でグラインダーとバフのホイールを回す、シャプニングセンターです。0.3馬力のモーターを使っているというが、よく止まらずに回るものです。シャープニングを極めるとこれぐらいの、システムが必要になってくるのでしょうが、場所を取るのが欠点だと思います。アメリカでは問題ないのかも知れませんが、日本ではこれを置ける人は非常に少ないでしょう。
2010年6月17日(木)
ハードディスクの冷却
最近購入したUSB接続のハードディスクはむき出しになっていますが、長時間書き込みをさせるとかなり熱くなります。扇風機を回せば温度を下げることができますが、少し大袈裟です。そこでハードディスク専用のファンを取り付けることにしました。以前真空管アンプの冷却の為に台にファンを取り付けていましたが、これがありましたので活用することにしました。取り付けられているファンは100Vの定格で回すとかなり風切り音を出すので抵抗を入れて回転数を落としています。ハードディスクにも、定格で回す必要がないので抵抗を入れて、あまり大きな音が出ない範囲で、風量を確保しました。このアンプの台のままだと大きすぎるので、不要部分をカットして、ハードディスクを置いている後ろの壁に取りつけました。書き込みをしながらファンを回すとハードディスクは、手で触っても生温い程度です。
2010年6月16日(水)
寄木の爪楊枝入れ
以前寄木の爪楊枝入れをあげた人から、友人に見せると評判が良いので数個作ってくれという依頼があった。材木置き場を探すとアメリカで買った寄木のブロックがあったので、それを使うことにしました。縦、横、高さが55mmぐらいの大きさで6個とれました。ボール盤で8mmの穴をあけ、ボトルストッパーを挽くスクリューチャックに取りつけました。まず外側を挽きます。サンドペーパーもかけてから、まな板チャックで底の方をくわえて、上側を挽きます。穴の深さは50mm以下なので、スピンドルガウジで問題なく挽けます。サンドペーパーをかけて完了です。このスクリューチャックを使う方法の良いのはつかみシロがいらないことです。材料の捨てる量を減らすことができます。チャックも1回つかみなおすだけで完成させることができます。ぐい飲みなども同様の方法で作ることができます。このスクリューチャックはボトルストッパーチャックという名前で売られていますが、1”x8TPIの物が、アメリカでは$9.95で売られています。4爪チャックと違って、外側を挽くときに、チャックが邪魔になりません。小生はVL300に取りつけているので、スピンドルアダプターを使っています。主軸のサイズが1”x8TPIの小型旋盤ならそのまま取りつけることができます。
2010年6月14日(月)
第四回「木好き人生、創木の仲間たち」展
開催期間: 6月20日(日)~7月11日(日)10時~18時(月曜日休館、最終日は17時まで)
場所:君津市立中央図書館のギャラリー
で題記の展示会があります。小生は昨年出品しましたが、今年も出品すべく準備中です。一枚目の写真が今年出品予定のものです。2枚目は昨年出品したものです。あまり変わり映えしませんが、名札を作るため出品物のサイズを測りました。15品を出すことにしました。6月19日に上総木工交流会がありますが、その後君津市立中央図書館へ行って作品を並べることになっています。
2010年6月13日(日)
アメリカはウッドターニング天国
イーベイでやっているウッドターニングの作品のオークションです。結構な数の入札があって、値段が付いています。下に5つほどピックアップしてみました。最初のボウルでしたら小生の場合は3~4,000円で売っています。5千円以上の値段をつけるとなかなか売れません。しかしアメリカではこのボウルに$100以上の値段が付いています。日本国内でこの値段で売れるなら、俄然やる気が出てきますが、9千円というと全く売れません。帽子の$500という値段にも納得しますが、日本では誰も買わないでしょう。すでに13人の人が入札して、$500までに値段が上がっている訳です。小生の販売チャンネルは年2回のクラフトフェアです。エコフェスタin千葉は10月にあります。今年も夢工房さんと一緒に店を並べる予定です。
$102.50
(約9,300円)
高さ:75mm
直径:240mm
入札数:20

 $500
(約4.5万円)
サイズ:7 7/8
入札数:13
 $71
(約6,400円)
高さ:150mm
直径:330mm
入札数:13
 $355
(約3.2万円)
高さ:140mm
直径:165mm
入札数:17
 $61
(約5,500円)
直径:320mm
高さ:100mm
入札数:6
2010年6月12日(土)
パソコンのアップグレード
今まで使っていたパソコンにWin7をインストールしたところソフト、ハード共に使えないものが続出。結局マザーボード、CPUもすべて新しいものに交換しました。OSのインストールで意外と手間取ってしまいました。たまにやると上手くいかないものです。ハードディスクは高速のSSD2台でRaidを組んでストライピングにしました。その結果データ転送速度は500MB/s以上になりました。CPUはインテルのi7 960です。定格で使うと3.2GHzですが、170MHzx25倍速=4.25GHzまでオーバークロックできました。古いソフトですが、スーパーπの32Mを走らせたところ9分7秒でした。ちなみにいままで使っていたE8500では16分50秒かかっていました。今回のCPUを定格の3.2GHzで動かした場合は11分33秒です。やはり動作周波数に比例して高速で処理ができるようになります。全部新しくしたので、かなりの出費になってしまいましたが、非常に高速でレスポンスが良いので満足しています。これはハードだけではなくWindows 7の高速化もかなり貢献しています。これで3~4年はパソコンを換える必要はないでしょう。
2010年6月10日(木)
レガシーツーリングワゴン購入
スバルのレガシーツーリングワゴンを購入しました。皆さんはご存知でしょうか?現在販売されている車の燃費、重量、排気ガス規制の3つが、基準を満たせばエコカー減税を受けることが出来ます。また補助金が9月まで出ます。エコカー減税は車の取得税と重量税が割引になります。プリウスのようなハイブリッドカーは、100%になり全額免除になります。今回買ったレガシーはガソリン車では最高の75%なので税金が75%免除されます。補助金は13年以上乗った車からの乗り換えの場合は25万円、13年未満の場合は10万円が後でもらえます。スバルの販売店と値引き交渉を行った結果50万円以上の値引き額がでたので、契約をしました。エコカー減税と補助金を入れると76万円以上になります。

一方現在乗っているエスティマは下取りに出すと、限界があるのでYahooのオークションに出しています。200万円で出しましたが、現在のところ210万円になっています。あと3日でオークションは終了しますが、めいっぱい上がることを期待しています。6月26日27日は夢工房のSAさんと山形県の工房訪問へ行くので、それが最後のお勤めになります。

車両本体価格値引き  321,503
付属品値引き     206,455
エコカー減税(75%)   138,900
補助金        100,000
合計         
766,858

2010年6月9日(水)
ブビンガの器
例の埼玉県草加市の会社から買ったブビンガです。厚さ8cmの方でミカン皿を作りました。4.5cmの方は90cmx70cmの板を荒挽きしました。大小の皿が8枚取れました。まだ玄関には8cmの板が2枚、4.5cmが1枚あります。これで何を挽くか悩んでいるところです。完全に乾燥しているので、一気に完成させたみかん皿もその後の変形がまったくありません。大きなお皿を挽いても良いのですが、売値が高くなり売りにくくなります。切り刻むのももったいない気がして悩んでいるところです。6月20日に夢工房のメンバーさんと一緒に草加にまた行く予定です。材木を見やすいように並べてくれており、紫檀があるという。
2010年6月8日(火)
WoodfastのM305のインバータ化
福岡県の方がWoodfastのM305を使っておられますが、モーターが0.5馬力と力不足で困っておられた。丸太などを挽こうとするとすぐに止まってしまうという。そこでモーターを三相1馬力の物に交換して、インバータを取り付け回転数を自由に変えることが出来るようにしたという。電気の知識があまりなかったが、インバーターのメーカーに問い合わせると、手とり足とり教えてくれて、何とか動作させることが出来たという。小生も初めてやった時は、少し戸惑ったがやってみると簡単です。小型旋盤をお持ちの方はチャレンジされたらいかがでしょうか?詳細は下の写真をクリックしてください。
.2010年6月7日(月)
アカウント停止
 このサイトは金曜日の夜から2日間ぐらいアクセス不能になってしまいました。見に来て頂いた方々には、大変申し訳ありませんでした。原因はデータ転送量がレンタルサーバーの会社が定める規定値の1.8倍ぐらいになってしまったため、アカウント停止にされてしまいました。小生は見る人に良く分かるように、大きなサイズの写真を多用してホームページをアップしていますが、アップするだけならサーバーの容量の問題だけです。そのアップされたページを沢山の方が一度に見ると、データーの転送量が多くなります。レンタルサーバー会社の多くはこの転送量の上限を定めており、今回これを超えてしまったようです。問題のページはサーバー会社によってサーバーから削除され、また運悪くバックアップのハードディスクが突然死してしまいました。従って6月の日記がすべて消えてしまいました。ハードディスクに撮り貯めた写真も消えてしまったので、当面このサイトの更新は、頻繁に出来ません。サーバーの引っ越しも検討中ですが、独自ドメインの取得など、少し研究しないと出来そうにありません。