2008年6月30日(月)PartⅡ
寄木
アメリカで買ってきた寄木材料です。長い方が$22、四角いのが$25です。アメリカでも決して木は安くありませんが、日本に比べるともちろん安く売られています。木の値段が高いか安いかは、どうやって判断するか?ターニングで完成させ売る場合いくらで売れるか?その値段より材料の木は安くなければなりません。地方に住んでいる方で、生木を簡単に入手出来る方が居るかも知れませんが、寄木には乾燥材が必要です。この細長い方の寄木でペッパーミルを作るつもりです。四角い方は小さなボウルになります。
2008年6月30日(月)
バンドソーブレードガイド
ラグナのバンドソーのブレードガイドはセラミックで出来ています。ブレードガイドの上の2個が外れてなくなっていたので、AAWに行った時買ってきました。早速取り付けました。ガイドブロックを取り外さないと作業がやりにくいので、取り外し瞬間接着材で固定しました。このセラミックガイドは高価なので失くさないように注意する必要があります。ついでに切れなくなってきたブレードも、ラグナのカーバイドチップの物に交換しました。前のカーバイドチップのブレードは昨年の9月に取り付けたものなので、9か月間使ったことになります。ブレードを交換後試し切りをしたが、切れ味が非常に良くなった。前のブレードはもう限界に来ていたのだろう。
2008年6月29日(日)PartⅡ
パソコントラブル
最近パソコンのトラブルに悩まされています。ビデオの編集など、重たい作業をすると、ブルーバックの画面が現れ、パソコンが再起動します。当然それまでやっていた作業の内容は失われます。忙しくて原因を調査していませんでしたが、再起動の問題は頻度が上がってきています。重い腰をあげて、原因の調査開始です。エラーの画面にはSTOP 0x0000008Eというメッセージが出ています。マイクロソフトのサイトを見ると、このエラーは、ハードディスクが壊れているか、メモリー、BIOSの構成の問題ありなどと書かれていました。一番怪しいのがメモリーなので、メモリーのテスターをかけました。その結果エラーが8つも出てきました。またテスト自体が非常に遅いのです。今までの経験では、もっと早く検査が進みます。そこで原因はメモリーであると断定。千葉のドスブイパラダイスへ行って新しいメモリーを購入しました。2GBが5,000円以下で売っていましたので、2枚買いました。32ビットのOSを使っているので、当然3GB余りしか認識しません。しかし安いので、1GB分使えなくても、良いという判断です。早速交換してメモリーテストをすると全くエラーが出ません。実際にDVDの編集作業など重たい仕事をやってみましたが、嘘のように問題が出ません。早くメモリーを交換しておけば良かった、、、、
2008年6月29日(日)
VM150のインサート
AAWのシンポジウムの会場でVM150を購入しました。しかしインサートが間違って添付されていました。販売店はアメリカのVicmarcの販売代理店であるWoodworker's Emporiumです。ラスベガスにありますが、メールアドレスが領収書に書かれていません。電話とファックス番号だけです。小生宅には、はずかしながらファックスがありません。コンビニでは海外に発信出来ないので、姉にメールで文面を書いて送り、アメリカへファックスをしてもらいました。翌日この会社の会長さんの名前でメールが来て、間違ってインサートを渡したのを詫びて、代りをすぐに送るとのこと。1週間ぐらいで到着すると思われます。アメリカの販売店も真面目に対応してくれます。確かに我々は、チャックを5個も買った良いお客でした。
2008年6月28日(土)PartⅢ
夢工房暑気払いのお知らせ

AAWアメリカ大会珍道中の報告を上田さんの華麗な(?)ビデオ撮影を見ながら、名物浦和の名店 増寿家 のうなぎを食する会です。また、イスラエルのエリさんから教えていただいたキック防止のテクニック3分アドバイス(役に立つ)もあります。

   日時 平成20年7月16日()

   会費 金3.000

   時間 AM 930分~PM 430

   場所 夢工房浦和(さいたま市浦和区)

      京浜東北線浦和駅 10分

         南浦和駅 17分

      埼京線武蔵浦和駅 17分

   連絡先 0488-822-6512

予約の都合があります7月13日までに出席の連絡お願いいたします。

2008年6月28日(土)PartⅡ
ブビンガ
例の材木を売っているロイヤルホームセンターへ行って、部品収納ケースを購入しました。ついでに材木置場を見ると新しい材が置いてありました。ブビンガです。携帯電話で撮影したので写真の画質があまり良くありませんが、アフリカ産で、材木辞書で調べるとろくろ細工良好とあります。価格は下記の通り、それ程高くありません。カリンに色が似ているので、代用材としても使われている様です。買うかどうか迷うところです。5,544円の物を買えば大きめのお皿が2枚取れます。夢工房の意見を待って購入を決める予定です。
追伸:夢工房の話では、値段は安い。しかし細かな割れがないかチェックしてなければ、買いだそうです。今日買いに行きます。

910353504,851

910375005,544

2008年6月28日(土)
バランシングシステム
Vicmarcのバランシングシステムです。取り付けは、VL300のハンドホイールをまずはずします。そこにバランシングシステムをねじ込みます。ハンドホイールの押さえの金具を使って、外れないようにします。そのあとバランシングシステムのスレッドにハンドホイールを取り付けて終わりです。使い方は2枚の鉄の板の角度を変えることでバランスをとります。通常は板を180度ずらしておくと震動が出ません。アンバランスな物を取り付けた時は、鉄の板のネジを緩めて、鉄の板の位置をずらします。旋盤を回すまでもなく、止めた状態で手で回すと、バランスしているかどうかわかります。かなり効果的です。ラフィングの時高回転で回せると、作業がはかどります。問題はバランシングシステムを取り付けると、真空チャックアダプターの中空パイプの長さが、不足します。中空パイプだけ購入出来れば良いのですが、単品では売っていません。国内のどこかでネジ付き中空パイプというのは売っていないでしょうか?
2008年6月27日(金)
アングルドリル
今日からアメリカで買ってきた道具のファーストインプレッシン(使用印象)を書きます。まず最初はアングルドリルです。パワーサンドをする場合ピストル型の電気ドリルを使っていましたが、ハンドルとサンドペーパーが離れているので、はじかれたりコントロールが上手く出来ません。そこでパワーサンド専用と言うべきアングルドリルを購入しました。これは三重県のウッドターナーに教えて頂き、その良さを知りました。頼まれた分も含めて3台買ってきましたが、クラフトサプラなどで売っているものより安かったです。Siouxというのは高級品のようですが、結構重いのが問題です。しかし今回買った廉価版は軽くて、長い間使っていても疲れません。正転ー逆転の切り替えスイッチも付いています。電源は120V/60Hz、3.8Aです。回転数は1,400RPMですが、50Hzの関東地区で使うと1,167RPMぐらいになります。回転数が低いので、サンドペーパーの長持ちが期待できます。ちょっと面倒なのが電源コンセントに差す時です。日本のプラグは左右の電極の幅が同じなので、2つある穴にどちら側でも差すことが出来ます。しかしアメリカのコンセントはアース側の電極が太くなっており、1方向しか刺せません。感電防止の対策がしっかり取られています。
2008年6月26日(木)
キーレスチャック
下の写真の下のキーレスチャックをAAWで買ってきました。写真の上は、手持ちの1/2”キーチャックです。$38で税金が5%なので$39.9です。ボディが大きく手で回してもしっかりドリルをくわえることが出来るようです。先の爪の部分も頑丈に出来ており、$15ぐらいで売っているものと比べると、高級感があります。購入したのは1/2インチ(12.7mm)までのドリルをくわえることが出来ますが、3/4インチ(19mm)までの物($43)もあります。小さいメーカーなので、ウエブサイトがない。日本から購入する場合は、メールを送るしかないが、海外発送するかどうかは分からない。
2008年6月25日(水)PartⅡ
VM150チャック
アメリカで買ってきた道具類をチェックしていると、VM150のチャックインサートがまったく合わないのに気が付いた。インサートはVM120用であるべきところが、VM100の物になっているではないか?VM150を買って、それ用のインサートを欲しいと言ったので、、販売した方の問題だと思うが、すでに日本に帰ってきてしまっている。問題はこの販売店が、FAXと電話でしか対応していないことです。領収書にはメールのアドレスが書いていない。FAXしようとしたがコンビニでは海外向けにダイアリング出来ないことになっている。自宅にFAXがないのが問題だが困った。パソコンからFAX出来るよう、以前挿入していたモデムカードを差して、メールが出来るようにするか、エアーメイルで送るか悩むところです。とりあえず今晩電話で文句を言ってみます。

このVM150は背面に切り替えレバーが付いています。これを切り替えることで、通常の締め付けと、3回転で爪が全閉から全開にすることが出来ます。また、爪を固定するバックジョーズが大きく、頑丈になっていること。またバックジョーズがチャックの外へ飛び出さないので、回転中にひっかけて手を切ったりしない、安全性が高いとのことです。VM120より良くなったところが多くまた爪などはVM120と共用出来ますが、問題は値段がVM120の$235に対して$395で、かなり高くなっています。実際に使ってみないと分かりませんが、今までVM120で特に不満はなかったので、これを新たに買うほどのことはないと思います。今回入手したクラフトサプライの新しいカタログにはVM150が新製品として掲載されています。クラフトサプライでは、爪が別売りなのが良いと思います。
2008年6月25日(水)
KRYO
ヘンリーテイラーのツールでKRYOというのが販売されています。これを英語では何と発音しているのか?という質問をAAWシンポジウムへ行く前に聞かれた。AAWで聞いてみると「クライオ」と発音するそうです。これで今後はこのツールを呼ぶ時はクライオと自信を持って言えます。
2008年6月24日(火)
帰国しました
リッチモンドのホテルを朝4時20分に出発、リッチモンド⇒シカゴは約2時間のフライトです。シカゴでは5時間ぐらい乗り継ぎの時間があり、やっとの思いでシカゴ⇒成田の飛行機に乗った。しかし日本まで11時間30分もかかります。移動に要した時間は21時間になります。成田に着いてからも自宅にたどりつくのに2時間かかり、まる1日移動していた感じです。疲れました。今回のAAWのシンポジウムにかかった費用は概略下記の通り、30万円ぐらいです。同行者の影響を受けて、費用が多くかかったように思います。買物は自分の分だけで19万円ぐらいです。従って50万円ぐらい使ってしまったようです。今回は初めての参加で分からないことが多かったのですが、次回もし行く場合は、大分楽になるでしょう。失敗は欲張って買い物をし過ぎて、超過荷物料金が余分にかかってしまったことです。
2008年6月22日(日)
AAWシンポジウム最終日
とうとう最終日になりました。8時からリチャードラッフェンのボウルの講習にを聞きました。10時にはギャラリーの展示品を購入するため作者に会い、無事購入することが出来ました。11時からは節のある松の木の壺の挽き方の講習を受けました。昼食の後エリさんの講習を聞きました。この人の説明は、ポイントがはっきりしていて分かりやすい。言うとおりにやれば出来るのではないかと思わせる。今回はアメリカに2か月ほど滞在されている藤沼さんも来ておられて、食事をご一緒した。今回AAWのインスタントギャラリーに出展され見事に賞を受賞された。アメリカのターナーに負けない作品を作ることが出来るのは、素晴らしいことです。3回目の講習が終わったのが3時半ですが、まだ買いたいものがあったので、トレードショーに行ったが、店じまいをしている。駆け込みで材木をいくつか買って今回の買い物も終わりです。アメリカの食事はまずいので、昨夜に続き日本食を食べました。明日は朝4時半にホテルを出発して、帰国の途につきます。今回のAAWシンポジウム参加は初めての経験でしたが、7月16日の夢工房月例会で、撮影したビデオ等をお見せします。
2008年6月21日(土)PartⅡ
インスタントギャラリー
AAWのメンバーの作品を展示しています。アメリカはウッドターナーの数が日本とは比べ物にならないくらい多いので、驚くような作品が多数展示されていました。出品されているものは、すべてカメラに収めましたが、撮影枚数からすると600点ぐらい出品されています。そのどれもが素晴らしいものです。販売されているものもあります。佐野さんがその中の1点を購入すべく、製作者に22日に会うことになりました。展示品を見ているとアメリカのウッドターナーの実力の高さを見せつけられた感じがします。撮影した写真のほんの一部ですが、ご覧になてください。
2008年6月21日(土)
AAWシンポジウム2日目
朝一番にトレードショーの会場に行くとエリさんがクラフトサプライのブースで、テキスチャリングの講習を受けていた。ちょっと見ていると佐野さんがやりたいと言い出し、やらせてもらったが、うまくゆかない。小生もやったが同じ結果なので、この道具を買うのはやめた。テープが4巻き入って一箱$24のサンドペーパーを買って、佐野さんと分けることにしたが、えらく重たい。箱を買った店に預けて、買い物を続けた。佐野さんは木を買っておられた。小生はVicmarcのバランシングシステムという、偏芯したものを挽く時に、バランスをとることができるものを購入した。えらく重たいので、運ぶのに苦労をする。タクシーに乗るまでがしんどい。朝のデモは寄木のやり方を見た。結構参考になる。本格的に寄木を始めようかと考えてしまいます。昼からはウッドターニングのビデオ撮影についてのデモンストレーションを見ました。これは佐野さんとは別行動になります。インスタントギャラリーというAAWのメンバーの作品が並んでいるところがあります。そちらについては別報します。
2008年6月20日(金)PartⅡ
AAWトレードショー
エリさんのデモの後トレードショーの会場へ行きました。鈴木さんの話では、今年は例年の半分以下の規模だとのこと。不景気なので、参加者が少ない。出店する側も規模を縮小したということでしょうか?残念です。しかし頼まれた買い物もあるので、早速買い出した。しかし希望のものが売られていない。トルメックは出店していたが、交換用の砥石を売っていない。アルミのフェースプレート、塗料関係なども希望のものが売っていない。アングルドリル、3台(2”と3”のディスクパッドのおまけ付き)と電動ランダムサンダーは購入できた。Vickmarcの新しいチャックVM150($395)も購入することができた。佐野さんはVM,150、1個、VM120、2個(1個$235)VM100の爪なし($180)を1個の計4個を購入された。下の写真の一番上が、初日に小生が買ったものです。持って歩けなくなったので、途中でタクシーに乗ってホテルに戻り、荷物を置いてから、再度会場へ出かけた。旋盤などアメリカ設計、インド生産というような日本では全く知られていないものがあった。ラグナ、スタビ、ジェット、パワーマチックなど普段触ったことのない旋盤も、じっくり見ることができるので、明日見るつもりです。材木はたくさん売られているが、意外と高い。これも明日少し購入することにしている。事前に注文してあったラグナのバンドソーのブレードも、無事会場で受け取ることができた。必ず購入したい物は、事前に予約しておけば、間違いなく購入出来るが、トルメックの砥石がないとは思わなかった。
2008年6月20日(金)
AAWシンポジウム初日
朝の8時からAAWのシンポジウムのオープニングセレモニーがありました。会長のあいさつの後、国歌の演奏、役員、メンバーの紹介などがありました。今回はアメリカの景気減速の影響か参加者がいつもよりずいぶんと少ないとのこと。開会式の後は、エリさんの象嵌のボウルのデモを見た。X-Yに動く台にルーターを取り付けて8個の溝をボウルの外側に切ります。その溝に黒檀とベニアを張り合わせた角材を半分に切った棒を貼り付けます。その後ターニングで丸くして完成です。エリさんの刃物はすべてダブルベベルであるという説明がありました。
2008年6月19日(木)PartⅣ
AAW会場、事前登録
19日の午後3時からAAWの会場の入場証などを受け取ることが出来るというので、コンベンションセンターに行った。すでに大勢の人たちが来ており、自分の名前を告げて、入場証などの入った封筒を受け取った。入口近くではすでにデモが始まっており、足踏み式の旋盤があったので、やらせてもらった。手と足を両方動かす必要があるので、結構難しい。昔のミシンのようです。会場で準備中のところはまだ入ることができないが、講師によるデモの部屋の準備は完了していた。各部屋には旋盤が1台と、後ろの方に座る人によく見えるよう、スクリーンが準備されていた。会場入口にパワーマチックの3502Bが1台置かれている。受付の女性が何か券のようなものを$5で売っていた。この券を買った人にくじ引きでこの旋盤が当たるという。ラッフルというくじ引きです。日本に持って帰るのが大変なので、この券の購入は断念した。ホテルに帰るとイスラエルのエリさんにばったりと出会った。彼の友人2人が、我々が泊っているホテルに居るので来ておられた。その友人2人も加わって15分ほど雑談をした。佐野さんは山下式携帯爪楊枝入れと携帯型マイ箸を見せて、上手だとほめられていた。(お世辞も少しあるかな?)晩飯は鈴木さんが到着していないので、2人で中華料理へ行きました。やっぱりこの方が旨い!
2008年6月19日(木)PartⅢ
リッチモンド市内観光とHarborFreight
昨日は移動の疲れか小生はぐっすり寝ることができました。一夜明けて現地時間の19日は市内観光に出かけました。リッチッモンドを観光するような人はいないようで、観光バスがありません。仕方がないので、徒歩で主要なところを歩きました。午前中で観光は終わったので、電動工具を売っているHarborFreightへ行きました。1インチのベルト幅のサンダーが$40で売っていましたが、買いませんでした。8インチのグラインダーが$45で売っていました。木工旋盤は$120でバリアブルスピードのものが売られていました。WT-300もかないません。
昼食はジェファーソンホテルでステーキとポテトチップにビールを飲みました。昼からはちょっと休憩です。3時には明日から入場するAAWの会場へ行って登録をします。晩飯は今日リッチモンドに到着する鈴木さんと合流して、中華料理の予定です。
2008年6月19日(木)PartⅡ
1"ベルトディスクサンダー
リッチモンドのホテルからインターネットに接続し、メールも問題なく受信できます。しかしなぜかメールが送れません。山下さん!1”のベルトディスクサンダーを7月2日のDVDの撮影日に持ってきてください。須田さんのはボルトで固定されており簡単には動かせません。宜しくお願いします。
2008年6月19日(木)
リッチモンドに到着
シカゴ経由リッチモンドにやっと到着。何時間飛行機に乗っていたのだろう。疲れました。ホテルに着いたのが、14:30分。しかしそんなことでは、満足しないメンバーです。早速HOME DEPへ出かけることにしました。ホテルでキャブを頼んで片道30分ぐらいのところに出かけました。明日はリッチモンド観光とHarber Frightへ出かけることにしています。
2008年6月18日(水)
木工はアメリカに限る
須田さんのDVD撮影は7月2日を予定しています。女性に圧倒的な人気のあるスプーンとかホークの作り方をデモしてもらいます。そのスプーンの製作にはベルトの幅が1インチのディスクサンダーが必要とのこと。このベルトディスクサンダーを須田さんの工房から運ぶのが大変なので、夢工房で1台買ってくれという。アメリカでは当たり前に売っているものですが、日本では買えません。(国内で売っているところがあれば教えて下さい)重くなければ比較的安いので、買えるのですが、調べたところデルタの物が$110ぐらいです。しかし、さすがはアメリカです。むしろデルタは高級品という位置づけ。$40の物がありました。日本円に直せば4,300円ぐらいです。輸送の問題がなければすぐに購入したいところです。14”のバンドソーが$300、国内で売っている木工旋盤、WT-300相当の物は$80です。2馬力の集塵機は何と$200で売っています。日本は木工の後進国です。この$39.99のベルトディスクサンダーを買って帰る方法を考えます。
2008年6月17日(火)
The 2008 Symposium of the AAW 
明日からAAWのシンポジウムに出かけます。6月18日出発、24日帰国です。今回はアメリカの東海岸、バージニア州、リッチモンドで開催されます。リッチモンドに日本から観光に出かける人はほとんどいません。しかしリッチモンドは南北戦争の時南部同盟の首都になった。従ってその当時を記念する建物、博物館などがあります。ウッドターニングのショーは3日間もあります。しかし1日だけ観光に時間をとりました。後はショーの会場に張り付いて、有名なウッドターナーのデモを見たり、買い物をする予定です。滞在するホテルはインターネットに無料で接続できるので、ノートパソコンを持っていきます。従ってこのサイトの更新も可能です。アメリカから最新の情報をお届けしたいと考えています。今回は夢工房のSAさんも同行されます。どんなヤジキタ道中になるか楽しみです。
2008年6月16日(月)
真空チャック
Vicmarcは平らな真空チャックを販売しています。主軸に直接ねじ込むことが出来るようになっており、家庭用の掃除機を接続するポートが出ています。下の写真の黒い部分にベアリングが入っています。この様な平らな真空チャックを自作している人もいます。お皿とかボウルをくわえるには最適のものです。真空チャックはお椀型の物ばかり、所有していますが平らなチャックも1つあれば便利でしょう。早速作ってみることにしました。スピーカーの残骸であるカリンの集成材をまず丸くして、主軸と同じ1 1/4” 8TPIのネジをこのカリンの集成材に切ります。別にケヤキの大きな板を丸くして、このカリンの集成材を接着します。接着剤はタイトボンドⅡで、ネジで6か所固定しました。主軸に直接固定してから最終的に丸くしました。シール用のゴムを買ってきて張りましたが、硬過ぎて真空度が上がりません。別にシール用のゴムを購入する必要がありそうです。
2008年6月15日(日)
電波式リモコン
真空ポンプのオンーオフは電波式リモコンでやっていました。しかし真空ポンプを大型の物に替えたので、そのまま使う訳にはいきません。今度の真空ポンプは始動電流が37アンペアも流れます。定格電流は8.8アンペアです。電波式リモコンは600Wまでの物をオンーオフ出来るようになっていますが、このモーターは無理です。そこで継電器(リレー)を使うことにしました。電波リモコンはリモコンのオンボタンを押すと、本体横のコンセントに100Vの電圧が出るので、単純にリレーのコイルをこのコンセントに接続します。リレー本体の大容量接点で真空ポンプのオンーオフを行います。リレーは木の箱の中に入れてコンセントを付けました。オーディオ用に買ってあったホスピタルグレードのコンセントです。ホスピタルグレードとは病院などで使うことを前提に開発された、高耐久性の抜けにくいものです。
2008年6月14日(土)
大型真空ポンプの導入
0.5馬力の真空ポンプを購入しました。今まで真空ポンプは小型の物でも十分使えると言ってきましたが、出来れば大型の真空ポンプを購入した方が良いに変更させて頂きます。目の詰まった木なら小型の真空ポンプでも、問題なく吸引させることが出来ますが、そうでない場合は大型の真空ポンプに軍配が上がります。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2008年6月13日(金)
180グリッド
現在は120グリッドの砥石を使っています。80グリッドより、良い感触を持っています。そこで180グリッドだともっと良いのではないかと、180グリッドの砥石を購入しました。しかし砥石の幅が19mmのものしかありません。幅が狭いとシャープニングがやりにくいので、同じものをもう1つ購入しました。2枚重ねて使うためです。ラベルがあると砥石の間に隙間が出来ますので、ラベルをはがしました。グラインダーに取り付けてみると殆ど隙間が出来ませんでした。早速ドレッシングをしてシャープニングをしました。問題なく出来ます。120グリッドとの違いが分かりません。発熱も大差なしです。意外とバリが出ている様に感じます。120グリッドとの差を詳しく調べる必要があります。
2008年6月12日(木)
ドレッサー
ドレッサー用の足を作りました。ターニングで丸くして、ベルトサンダーで頭の部分を平らにしました。ドレッサーのシャフト径と同じ穴をあけて、ノコでカットしネジどめです。早速試してみましたが、問題なくドレッシング出来ます。
2008年6月11日(水)
ドレッシング
Steve RussellのDVDを見ていると、WoodCutのツルーグラインド治具を使って、ドレッシングをしていました。この治具はネジを緩めると脚が2本になります。ドレッシングは2本脚でやっていましたが、1本脚でやってみました。普段はワンウェイのプラットフォームの上にドレッサーを置いてやっていますが、この治具を使った方がやり易い。ドレッシング用にもう1台この治具を買うとなると、結構高いので、ドレッシング専用の物を自作することにします。

このWoodCutの治具はガウジだけでなくスキュー、スクライパー、パーティングツールなどもシャープニング出来ます。YouTubeに使い方の説明が出ていました。
2008年6月10日(火)
ボウルガウジの溝の深さ色々(by Gordon)
海外のウッドターニングの掲示板は色々ありますが、WoodCentralというアメリカのサイトを良く見ます。書き込み量が多いのと、内容が面白いので定期的にチェックしている訳です。今回ボウルガウジの溝の深さ、形状について疑問が提起されていました。同じメーカーでもガウジの太さが違うと、溝の深さが違う。これは小生も気になって以前このサイトでも書いたことがあります。このGordon氏の書き込みに対し、トンプソン氏、ジョン・ジョーダン氏などが書き込んでいます。他にも書き込みはありますが、この両名の意見の概略を下記します。

*トンプソン氏
1、溝がこの様に深いものがある理由が分からない。溝は中心より下にあれば、上手く使える。
2、実際に使ってどのような差があるのか調べてみると良い。
3、溝の形は先の半径が小さいのが良い。つまりV型が使いやすいということか?
4、どちらかと言えばV型はボウルの外側、U型は内側に向いている。
5、なぜGordon氏はそんなに沢山のガウジを持っているのか?

*ジョン・ジョーダン氏
1、トンプソン氏も言っているが、溝の形状よりシャフト径との割合が問題。U型とV型の差はほとんどない。
2、グレーザーはU型になっているが、その理由はシャープニングがやり易いとのことだったが、Vと比べてそんな差はない。刃先の半径が小さいガウジが使いやすい。
3、私の教室に来る生徒の持っているガウジを沢山見てきた。同じメーカーでもサイズが違うと、何かが違っている。メーカーの人はウッドターナーではないし溝を掘るミリングマシンの設定がおかしくて、溝が深くなり過ぎても、そのロットを捨てるようなことはしない。機械を操作している人は、何も考えずにやっている。良く知られているメーカーのパウダーメタルのガウジはシャープニングが出来ないような形状になっていたことがある。トンプソンのガウジではそのようなことはなく、素晴らしいものである。

ジョ-ダン氏の言うように有名メーカーのガウジでも、品質管理がいい加減に行われているとすれば、困ったことです。日本では製品を手に取って確認してから買うことは、結構難しい。

*須田プロ
溝の深いガウジはプルカットに向いており、浅い方はプッシュカットに向いている。これは5月の夢工房の月例会で、実際に試してみて体験しました。アメリカのサイトではこのことは書き込まれていません。

ここで小生の意見を書くのはちょっと勇気が必要ですがあえて書きます。
溝が浅いということは、スピンドルガウジの特徴が出るので、刃物の振動を抑えることが出来る。しかし1回のすくい取り量は減る。溝が深い場合は、1回のカット量が多くなる。これはボウルガウジの特徴が、強調されることになると思います。
2008年6月9日(月)
仕上げ用オイル、ワックス
風邪をひいたので、ターニングも散歩もお休みです。午前中寝ていましたが、少し気分が良くなったので、昼からDVDを見ました。以前何回か見たものですが、塗料のことを説明していました。刃物の使い方ばかりが、気になっていたのでこの部分は、真面目に見ていませんでした。良く見ると参考になることを言っています。画面に写っている4種類の塗料をAAWのシンポジウムへ行った時買ってくるつもりです。クラフトサプライでは危険物扱いの物が多いが、Packerdだと危険物に指定されていません。自分で運ぶので、たぶん問題にはならないと思います。以前空港でエアースプレー缶を没収されたことがあります。駄目と言われたら諦めることにして、購入してきます。
ルネッサンスワックスという名前で売られています。透明で、きめの細かいワックスでペンなどの小物に適している。2.25オンス(約64g)入りが$15.99で、ペンなら500本以上仕上げることが出来る。 サラダボウルフィニッシュというオイルです。台所で使う食器などに使っても安全である。オイルに定着剤、ケミカルドライヤを混合してあります。半永久的に使える強い被膜を作ります。473ml入りで$10.99です。
植物油、クルミオイルです。セミドライオイルなので、木の中に入ってから硬化します。マホーニーのクルミオイルは、長持ちすると宣伝していますが、一般的には、定期的に塗り直す必要があります。455ml入りが$10.99です。 鉱油を使ったオイルです。木の中に入っても完全に硬化することがありません。従って定期的に塗り直す必要があります。下の写真のオイルはButcher Block Oilと言うもので、寄木、木の台所用品、まな板、サラダボウルなどに使えます。FDA基準をパスしているそうです。455ml入りが$7.5です。
これはオイルでも、ワックスでもありません。研磨剤です。前回の月例会で、ペン作りをやりましたが、その時使ったものです。非常にきれいな仕上がりになるので、ペンで使うのが一般的のようだが、ボウルなど他の物につかうとどうなるか試してみようと、考えています。245ml入りがちょっと高くて$17.99です。⇒
2008年6月8日(日)
DC Injection Brakes
グラインダーに押しボタンスイッチを付けて、ブレーキをかける方法を紹介しました。今日は自作の方法ではなく、完成品を紹介します。ネットで検索するとなぜか英国の小企業がこの様な製品を出しています。ドイツとかフランスにもあるかも知れませんが、英語で検索しているので、引っ掛かりません。しかしアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの英語圏のところでは見つかりません。英国では4社ぐらいDC Injection Brakesという製品が見つかりました。三相モーターだけでなく単相モーター用の物も出しています。値段は3.2万円~7万円ぐらいの範囲にあり、結構高いです。どうも個人で趣味用に使うものではなくて、工場で使うことを前提にしている様です。マニュアルでモーターを止めるのではなく、メインの電源を切ると自動的にモーターに数秒間直流電圧がかかり、ブレーキが利いて止まる。直流電流の大きさと、かける時間を設定出来るようになっており、使用するモーターに合わせて調整するようになっています。やはり自動的に止める回路も考えて、自作に挑戦してみたいと思います。自作すれば3万円もかからないと思います。しかし風邪をひいて数日前から寝込んでいます。早く風邪を治す必要があります。
2008年6月7日(土)
真空ポンプ
今まで真空ポンプは容量の小さいもので十分だと言ってきましたが、考えが変わりました。やはり高馬力の真空ポンプの方が、空気を通しやすい木には、吸引力が確保できて良いと思います。最近目の荒い木を使っているから、その様に思うようになったのかも知れません。そこで比較的大馬力の真空ポンプを購入することにしました。ヤフオクで探すと0.5馬力のロータリーポンプがいくつか出ています。1馬力の物がありましたが、ドライタイプです。ドライタイプはオイルポンプより真空度が上がらないので、0.5馬力のオイルポンプを購入することにします。落札を考えているのは下の2つです。夢工房さんも1台欲しいというので、2台落札するつもりです。
2008年6月6日(金)
寄木のボウルの仕上げ
例の淵を割ってしまったボウルです。真空チャックでくわえて仕上げます。まず芯だしをどうするか?夢工房さんに教えて頂いた方法を試してみた。真空チャックで底を支えて、芯押し台で軽く押します。リボルビングセンターは先が尖ったものではなく平らな物を使いました。ツールレストとボウルの間に木片を入れて旋盤を低速で回転させ、木片でボウルを押すと、ボウルが動いて芯が出ます。失敗するとチャックから外れてしまいますが、何回かやると上手く出来るようになりました。ほぼ完全に芯が出ました。ここで真空チャックの電源を入れて吸引します。この後はガウジで仕上げ、サンドペーパーをかけました。木片でボウルの淵を押しているので、傷が少し付きますが、後で仕上げれば良いので、問題ありません。一度試してみて下さい。
2008年6月5日(木)
真空チャックの問題点
ありきたりのボウルですが、フェースプレートを取り付けて底の方を先に仕上げ、真空チャックでつかみ直して上側を仕上げる。ここまでは何時もの手順ですが、問題が発生しました。真空チャックの真空度が全く上がらないのです。特別目の荒い木ではないのですが、導管が太いのか空気が抜けています。仕方がないので底の方につかみしろを作って4爪のJAWSでくわえました。無事上側を仕上げたあと、チャックからはずしてみると、爪の傷が全くと言ってよいぐらい付いていません。結果的に問題なく完成させることが出来ました。木によっては真空チャックが全く使えないものがあるようです。小生が使っている真空ポンプは90Wの小型のものですが、夢工房さんの話では1馬力の真空ポンプだと排気能力が高いので、スカスカの木でも真空度が上がるそうです。真空ポンプをもっと大型の物に買い替えるかどうか悩むところです。
2008年6月4日(水)
寄木のボウル(大失敗)
寄木のボウルですが、ガウジをひっかけて見事に割れました。タイトボンドⅡの接着力は十分で接着面以外のところが割れています。割れたのは白木の柔らかい木の部分です。ちょっとした油断でやってしまいました。せっかくここまで仕上げたのに、捨てるには惜しい気がします。タイトボンドⅡで接着しました。接着剤が固まるのを待って、仕上げたいと思います。
2008年6月3日(火)
夢工房DVD応用編
5月31日にたなつる工房を訪問。DVDの撮影を行いました。テーマはナチュラルエッジのボウルとワイングラスです。現在編集作業をやっているところです。今回は出演者が6名になります。いずれもプロあるいは、名人です。アマチュアでも得意のプロジェクトがあり、プロも顔負けのすごい作品を作っている方がいます。撮影が進めば、其の都度紹介していきます。今回のたなつる工房の菅波さんはプロで、自前の販売店もお持ちです。またウッドターニングの生徒さんなども指導をされている方です。DVDは7月末頃に販売を開始する予定です。DVDは2枚1組で販売価格は、送料込で3,000円を予定しています。ご期待下さい。
2008年6月2日(月)
集塵機のフィルター交換
デルタの50-760という集塵機を使っています。布製で1ミクロンのフィルターが付いていますが、目つまりしているようです。新品の時のような、吸引力がありません。そこでフィルターを購入しました。デンマーク製の特殊ポリエステル素材でできていて(1ミクロン)、通常の6倍のフィルター能力があると言います。宅急便で届いたので、早速集塵機に取り付けました。価格は2.5万円です。50-760の布製のフィルターを外して、その後にこの新しいフィルターを取り付けました。この集塵機用に開発された製品のように、ぴったり取り付けることが出来ました。早速電源を入れると、今までとはまったく違う強力な吸い込みを実感できます。集塵ダクトをワークにあまり近づけないようにしないと、ワークに吸いついてしまうぐらいです。使っているうちに目つまりが起きると、エアーまたは水洗いで解消できるそうです。
2008年6月1日(日)partⅢ
ガソリン代値上げ
6月1日からガソリンが値上げされているではありませんか?近所のガソリンスタンドを見て回ると何処も168円です。166円というところも1軒ありましたが、今までの152円の所はありません。最後にいつもガソリンを入れている、スタンドに行くと、車が4台ぐらい停まっています。肝心のガソリンの値段が表示されていませんが、入ってみると昨日までと同じ、152円です。会員割引があって1リッター149円で入れることが出来ます。早速満タンにしました。ガソリンが170円になるというのは、ちょっと記憶にありません。170円のガソリンは不満ですが、149円で入れることが出来たので少し満足です。
2008年6月1日(日)
グラインダーのブレーキ
グラインダーのブレーキ回路の直流出力側に電解コンデンサを入れてみた。10,000μF、16Vの物が手持ちであったが、無負荷では電圧が18Vぐらいまで上がる。耐圧が持たないので2個シリーズに接続した。従って5,000μFが入ったことになる。しかし直流の出力電圧は少し上がっただけである。入れないよりましだが、これだと入れなくても良いでしょう。このブレーキ回路を夢工房に持ち込んで、バルドーの7インチのグラインダーで試してみた。夢工房にあったバルドーは7306というモデルで110V、3.8Aという仕様でした。直流抵抗を測ると2.2Ωです。トランスの12Vの端子を使って、グラインダーに直流電圧をかけると端子間の電圧は12.1Vでした。従って12.1V÷2.2Ω=5.5Aがモーターのコイルに流れていることになります。定格は3.8Aですが、短時間なのでこの程度のオーバーはまったく問題がないでしょう。ブレーキのかかり具合ですが、ブレーキなしだとこのバルドーのグラインダーは止まるまでに、2分10秒もかかります。ブレーキボタンを押すと2~3秒で止まりました。これには夢工房のメンバーさんも驚いておられました。SAさんはこのブレーキ回路が欲しいというので、実費でお譲りしました。