2007年11月30日(金)
砥石のメカニズム
砥石は高速で回転しながらワークを削り、砥粒が摩耗するとともに劈開、脱落して常に新しい砥粒、すなわち切り刃を生じ研削作業を続けていくことが出来ます。これが切り刃の自生作用で、他の切削工具にはない特徴です。ここで問題なのは結合剤です。砥石は高温で焼き固められるので、結合剤も固くなって、砥粒がワークに当たるのを邪魔します。SGホイールはセラミック砥石と言われていますが、新しいセラミック技術で開発したボンドを使っているということで、これを使って焼くとボンドが出しゃばらないで縮むように縮小して砥粒がワークに当たり易くなります。クラフトサプライで販売しているホイールは、SGホイールを含めてすべてアルミナ質系の砥粒を使っていますが、炭化ケイ素質系の砥粒を使った砥石もあります。クレノートンの話ではSGホイールは#80ぐらいまでしか標準で作っていない。#120番は注文生産になるという。GCホイールは緑色ケイ素系の砥粒を使っていますが、標準で#120があり、劈開性が高く、超硬工具や発熱しては困るような、加工物の精密研削に適しているそうなので、これを新しいグラインダーでは使うことにします。MONOTAROから通販で各サイズ購入が可能です。
2007年11月29日(木)
両頭グラインダーの砥石

グラインダーの砥石について勉強しています。NortonのSGホイールが一番良いものとされていますが、32Aとか3Xとは何が違うのか?A砥石、WA砥石、GC砥石とは何か?分からないことだらけです。クレノートンにメールを送って質問をしたところ、電話で返事がありました。砥粒がアルミなので刃先で発生した熱が逃げると思っていましたが、違うようです。熱は気孔があるので逃げるようです。従ってレジノイドボンドなどの砥石はウッドターニングのシャープニングには向かない様です。ビトリファイボンドを買う必要があります。SGホイールなどはすべてこのビトリファイボンドで作られています。SGホイールの特徴については明日書きます。ちなみにクレノートンは広島県呉市と千葉県に工場があります。
研削砥石を構成する3要素として、
@砥粒
A結合剤
B気孔
があります。砥粒は切れ刃として工作物を削る役割、"結合剤"は砥粒を結合して保持する役割、"気孔"は切り屑の逃げ道と冷却作用の役割を果たします。
砥粒には
@
炭化珪素質砥粒(SiC)
A
アルミナ質砥粒(Al
2O3
B
セラミック砥粒

以上はクレノートンのサイトから引用しました。
2007年11月28日(水)
尾久の中古電動工具
尾久の中古電動工具を販売して店に行ってきました。目的は大型のグラインダーを探す為です。現在は8インチ(203mm)の直径のグラインダーを使っていますが、255mmないしは305mmのものに交換することを考えています。255mmの物が1台あり、1.8万円と手ごろな値段でしたが回転数が3600RPMだったので、購入しませんでした。新品を買うことにします。
2007年11月27日(火)
ビデオ撮影
ギリシャから帰ってきました。ギリシャで撮影した写真を整理する暇もなく次の仕事に取り掛かっています。夢工房の12月の月例会で配るビデオの撮影が11月30日にあります。写真は普段からよく撮影していますが、ビデオは殆ど経験がありません。借り物のソニーのDVDビデオを使って撮影するので、事前に練習をしました。撮影した動画をパソコンに取り込んで編集が出来るかどうかも確認しました。手持ちのソフトで編集できて、DVDに焼くことが出来ることが確認出来たので準備完了です。ところで何を撮影するか?S師匠の刃物の使い方などの説明ビデオになります。英語でしか見ることが出来なかった、木工旋盤のビデオが日本語で見れます。小生も最後に付録で出演予定です。電動工具の電源について説明します。夢工房の月例会は12月19日(水)開催予定です。
2007年11月17日(土)
ギリシャ旅行
11月17日〜25日までギリシャに行きます。ギリシャ世界遺産紀行9日間というツアーです。従いました、このサイトの更新は25日まで出来ません。しばらくお休みとさせて頂きます。
2007年11月16日(金)
河口湖ウッドターニング教室
千葉から河口湖までは170kmあり車で2時間半かかります。朝7時に家を出ると予定通り9時半に到着した。S師匠のレッスンは10時から始まるので、予定通りです。10時前にS師匠が到着。早速レッスンが始まった。今回は新しい刃物の研ぎ方と使い方のレッスンです。刃物についてはデジカメで刃先の写真を撮ったので、、自宅で刃先を作るのは簡単にできそうです。新しい刃先では今までと違った使い方が出来る。細かく教えて頂いたのを、忘れないようメモしました。メモの内容と写真を使って資料として残しておくつもりです。しかし明後日からギリシャに9日間の予定で旅行に出るので忙しい。資料は帰国後に作成することになります。
2007年11月15日(木)
サンドペーパーの打ち抜き
夢工房を訪問したのでついでに、サンドペーパーの打ち抜きをやらせて頂いた。台は丸太の上に木口を上にした木を置いて打ち抜いた。板の上でやるより、木口の上に置いてやると綺麗に打ち抜くことが出来ました。5種類のサンドペーパーを各200枚作ったので、全部で1,000枚になります。1枚6円ぐらいで出来るので、6,000円ぐらいかかりました。完成品を買うと4万円ぐらいになります。手間暇がかかりますが、かなりお得です。打ち抜きパイプは左手で持ちますが、ハンマーの衝撃が強いので、軍手などを使って直接衝撃が手に伝わらないようにして下さい。明日は河口湖でウッドターニングの勉強会があります。先生はS師匠です。昼食はうどんに似ている郷土料理のほうとうで、これも楽しみの一つです。
2007年11月14日(水)PartU
VL-300新モデル?
本日夢工房へ行ってVL-300を見るとベッドの奥にごみを送る滑り台が付いていました。夢工房の旋盤はそれほど新しくないので、だいぶ前からこの様な構造になっているようで、新製品とは言えません。クラフトサプライのモデルはこの様になっていないので、Woodturning Magazineの著者は新製品と書いたのか?詳細は良く分かりません。自作の台を使っていますが、旋盤のベッドの下に木屑がたまるので、この様な機構は気になります。
2007年11月14日(水)
VL-300新モデル
最近VL-300を購入された方から写真を送ってもらいました。Vicmarcの工場訪問の記事に出ていた、新型のベッドになっているそうです。木屑が旋盤の後ろへ、滑り台で送られ、旋盤のベッドの下にたまることがありません。VL-300のベッドから上の部分は、以前のものと同じですが、下の台に木くずがたまらないよう、斜めの滑り台が付いている訳です。このアイデアは新宿のスチワートさんの工房でもありました。彼のところはDVR3000を使っており、自作の台に滑り台を付けて旋盤の奥に行った木くずを、旋盤の前に運ぶというもので掃除がしやすく、Vicmarcより進んでいるとも思えます。日本では工房が狭いので、旋盤を壁ぎわに置いていることが多い。木くずが旋盤の奥に行っても掃除で困る場合があります。しかしVicmarcの狙いは木屑の処理だけではなく、旋盤の剛性を高めるというもう一つの目的もあるようです。斜めの滑り台を取り付けた結果、台の剛性が飛躍的に上がったようです。サンドバッグを旋盤の台に置いている人には、良い新製品が出てきました。
2007年11月13日(火)PartU
スライド丸のこ
スライド丸のこが宅急便で到着しました。早速箱を開けて電源コードを接続しましたが、レーザーガイドのラインが出ません。取扱説明書を見て色々試しましたが、レーザーラインが出ません。おかしいのでオークションの出品者に連絡したところ、出荷前にレーザーが光ることをきちんとチェックしていなかった。申し訳ない、返品してくれと言う。せっかく手に入れたものだが、仕方がないので、返品し代金を返してもらった。オークションで別に出品されているのがあるので、また落札するつもりです。
2007年11月13日(火)
旋盤シャープニング
DEKOさんのサイトを見ると、旋盤を使ったシャープニングについて書いておられた。旋盤を使うと回転数が自由に調整できるので、シャープニングには適していると思う。小生も殆ど使っていないVL-100があるので、5/8インチのボルトを買ってきてボルトの頭の方をVM-100でくわえ、テイルストックで押して回してみた。ボルトはまっすぐに出来ていると思うが、芯が出ないので、砥石が少しではあるが、楕円軌道を描く。これでは使えない。スロースピードグラインダーと言っているものは関東では50Hzなので、1400回転/分ぐらいですが、これでも早すぎます。特に刃先の細い物をシャープニングする場合は回転数がもっと低い方が良いでしょう。旋盤を使うには軸がしっかり出たマンドレルが必要になります。回転数を調整出来るグラインダーを持っているので、この実験はこれまでとします。それよりシャープニングについて新しいアイデアが浮かんできた。トライするかどうか?実行するには金がかかる。悩んでいるところです。
2007年11月12日(月)
スライド丸のこ
プレス機があるのですが、材料をきれいに切れないので寄木が出来ません。バンドソーでは切断面が平らにはなりません。ベルトサンダーで仕上げても良いのですが、スライド丸のこがあればそのままの切断面で接着出来ます。そこでスライド丸のこを購入することにしました。ホームセンターでどの様なものがあるか下調べに行った。スライドパイプが後方に飛びださないという、日立のC 7RSHというモデルが気に入った。C 6RSHというモデルもあるがのこ刃の直径が小さいので、直径190mmのC 7RSHを購入することにした。レーザーマーカーが付いている方が間違いなく便利なのでこのモデルに決めた訳です。ホームセンターでは77,100円の値札が付いていたが、ネットで調べると6万円前半で購入できる。しかしそれでも高すぎるので、Yahooのオークションで探すと出品されていたので、中古品を41,500円で落札した。
2007年11月11日(日)PartU
Vicmarcの工場見学
Woodturning Magazine2007年2月号にVicmarcの工場見学の記事が出ています。面白そうなので和訳してみました。かなりの部分が新しい工場に導入される、新型のフライス盤について書かれています。この新しいフライス盤だとVL-300のショートベッドを一度に3台加工でき、飛躍的に生産能力が上がるという。驚いたことに従業員は研修生1名を入れて24名しかいない。新らしい技術については色々研究をしているようだが、すぐに新製品となって出てくるのはVL-300クラスで切りくずをベッド部分に通路を付けてベッドの後ろに送るようにしたものです。ショートとロングベッドで試作機があったという。
2007年11月11日(日)
パワーサンド用ディスクの製作(PartV)
本日必要な材料をすべて揃えて、量産を開始しました。詳細な作り方については下の写真をクリックして下さい。肝心のコストですが、#80のディスクの場合1枚6.6円、#120以上のディスクの場合は1枚5.9円で出来ました。(製作に必要な人件費はゼロで計算しています)完成品を購入した場合の1/7以下の費用で製作出来ます。これだと積極的にディスクを使ったパワーサンドをやることが出来ます。お試しになって下さい。
2007年11月10日(土)
パワーサンド用ディスクの製作(PartU)
百円ショップ、ダイソーへ行ってフェルトの布(60x60cm、105円)を買ってきました。フェルトはディスクホルダーのマジックテープにからまってひっつきます。そのフェルトをハサミでカットしてサンドペーパーと同じ大きさ(28x23cm)にしました。ゴム系のノリ、G17でフェルトとサンンドペーパーを貼り合わせました。丸く打ち抜く治具がないので、とりあえずハサミで丸くカットしました。カットしたものをディスクホルダーに取り付け、ボウルのサンディングをしましたが、外れることもなくサンドが出来ました。これで問題なく使えることが確認出来ました。サンドペーパーを打ち抜く金具の調達を急ぎますが、コストについては非常に安価に作れます。2インチのディスクの場合のコストは下記の通り。
クラフトサプライから購入:41円/枚(送料を含む)
フェルトを使って自作:
 サンドペーパー28x23cm、74円(20枚取れる)
 フェルト105円(80枚取れる)
 5円/枚+接着材代=
8円〜10円/枚
購入するより1/4以下の費用で作れることが分かりました。打ち抜きの金具を準備して量産したいと考えています。
2007年11月9日(金)
パワーサンド用ディスクの製作
S師匠からパワーサンド用のディスクの自作方法を教えて頂いた。サンドペーパーの裏側に百円ショップで売っているネルの布をゴム系のノリで貼り付け、丸く打ち抜きます。このネルの布はディスクホルダーに取り付ける強力にひっつくそうです。本日はこの布を探して百円ショップへ行きましたが、見つからず。明日別の店に行く予定です。製作にかかる人件費は別として、材料費は1枚あたり10円以下です。クラフトサプライから買うと送料別で3インチで1枚46円もします。
2007年11月8日(木)
VM100のそっくりさん
滋賀ナイスさんから買った、Grizzlyの中国製チャックです。寸法、外観はVicmarcのVM100に似ており、爪も同じ物を使うことが出来ます。VL100用に1個購入しました。以前買ったものに比べると6角レンチを、問題なく差しこめるようになりました。前の物は穴が丸くてレンチが入りずらかったのですが、穴がしっかり6角形になっています。これだと品質は一応合格で、値段が安いので購入しやすいと思います。
2007年11月7日(水)PartU
クラフトサプライとWoodcraftに注文
クラフトサプライとWoodcraftに注文を出すことになりました。購入希望のものがありましたら、連絡をして下さい。手数料は3%頂いております。送料、輸入税は購入金額に応じて比例配分します。
2007年11月7日(水)
ビーバー150SHのスイッチ
ビーバーの小型旋盤ですが、安価な割に高性能です。しかしコストを下げるために運転、停止スイッチなど安物を使っているようで、押してもモーターが回らない、止まらないという問題が時々起きる。一度押しても駄目な時はもう一度押せば良いのですが、ちょっと気になる。浦和のSAさんに頼まれて、昨日飲み会で東京へ行ったので、秋葉原でスイッチを買ってきた。1個500円ぐらいのものですが、小生はこれを自分の旋盤に使っており、全く問題ありません。さてこれをSAさんは自分で交換できるかな?
2007年11月6日(火)
フットペダル
電動彫刻刀を使って作業していると、右手に彫刻刃、左手は材料を押さえるので、両手がふさがってしまいます。このペダルはモーターを接続して、足でペダルを踏むと回転数の変更が出来ます。車のアクセルと同じでいっぱいに踏み込むと、最高回転になります。ペダルの本体からは2本の電源コードが出ており、1本は100Vのコンセントに差し、もう一方はモーターを接続出来るようになっています。接続出来るモーターは1/4馬力(187W)までです。
2007年11月5日(月)PartU
ゴム風船サンドペーパー
S師匠から購入を頼まれていたKirijes(キリエス)のサンドシステムです。ゴムで出来たドーム状のホルダーに手押しポンプで空気を入れて膨らませます。そのホルダーにサンドペーパーを取り付けて、サンディングする訳ですが、空気が入っているゴムなので、材料の面にぴったりひっついて、綺麗にサンドペーパーをかけることが出来ます。昨日の夢工房の月例会で現物を見た方が、追加で注文して欲しいと頼まれました。人の持っているものを見ると欲しくなる人が居るようです。UさんKさん、到着までしばらくお待ちください。
2007年11月5日(月)
夢工房月例会開催
夢工房の月例会が11月4日に開催されました。今回は旋盤の修理全般について小生が講師を担当しました。何時もの月例会と違って実習ではなく講義が中心となりました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2007年11月4日(日)
桜の壺の修正
以前に挽いた桜の壺ですが、底を厚くし過ぎたので重くなってしまいました。そこで修正することにしました。幸い底が分厚いのでまず掴みシロを作りました。チャックでくわえ直して全体を薄くカットしました。乾燥して楕円になっていたので、丸くすることが出来ました。サンドペーパーで仕上げてチャックから外しドライブ側はスポンジのパッドを使って底を仕上げました。芯押し台のところは、手作業で仕上げました。これで真円の壺が出来上がりました。
2007年11月3日(土)PartU
夢工房月例会
夢工房の11月の月例会が大和田分室で明日開催されます。旋盤の修理全般について、小生が講師をすることになっています。ウッドターニングを始めて約2年が経ちましたが、講師を務めることになるとは夢にも思っていませんでした。月例会に出られる方は、ターニングの腕の良い方が多いのですが、旋盤が壊れたらどうして良いかわからない、電気の事は全く分からないという方も居ます。そこで出番が来たという訳です。明日の講義に向けて準備は完了しました。VL300を例にとって旋盤の修理方法の説明をしますが、StubbyのS750とかS1000を使っている方も4名出席します。そこでStubbyのインバーターの交換方法などについても資料を作成しました。
2007年11月3日(土)
クラフトサプライのカタログ
2007/08 Fall/Winter Issueという新しいカタログが到着しました。早速中身を見ると、何とVicmarcの旋盤はVL300しか出ていません。VL100の在庫一掃セールをやっていたので、VL100はカタログから消えていると思っていましたが、VL200までカタログから消えています。カタログから消すということはクラフトサプライとしてはVL100とVL200はあまり売れないということなのでしょうか?今回のカタログはペンなどに力が入っていますが、旋盤のページは削減されています。個人的にはもっとページ数を割いて欲しいと思っています。
2007年11月2日(金)PartU
クラフトサプライから商品到着
クラフトサプライに頼んでいた商品が到着した。ワンウェイのシャープニング治具でけがをしたので、ウッドカットの治具を買った。足の角度をワンウェイと同じにすると、ガウジの刃先は今までと同じように研げる。あとツールを入れるケースを買いました。9本入ります。ツールを持ち運ぶことはあまりありませんが、夢工房の月例会などでは自分の刃物を使った方が何かと便利です。
2007年11月2日(金)
旋盤入荷
旋盤入荷と言っても我が家の話ではありません。滋賀ナイスさんが輸入されたグリズリーのG0462のことです。この旋盤はベッド上で40cmまで挽けて、ヘッドも回転します。モーターは2馬力が付いており、回転数はデジタルメーターで直読できます。回転数は無段階で調整出来ませんが、レバーを操作することで600〜2400RPMまで10段の切り替えが出来ます。どの様にして回転速度を切り替えているのか、不思議でしたがプーリーの直径を変える機構が組み込まれているようです。車のCVTのような仕組みだと思います。オフコーポレーションでも全く同じような形のLM-1000と言うのを8.4万円で売っていますが、問題はモーターが0.5馬力です。滋賀ナイスさんの2馬力モデルは9.8万円ですが、40cmまで挽ける旋盤ですので、2馬力が良いと思います。欲しい方は急がないと売り切れになりそうです。同時に入荷したVicmarcのVM100のそっくりさんを1台注文しました。
2007年11月1日(木)
電気ドリル
工房で当たり前にある電気ドリルです。興味があるので、分解してみた。最初の写真はAC,100Vの電動ドリルです。モーターはブラシ型のユニバーサルモーターになっています。これは電源電圧を変えることで、回転数をコントロール出来るので、サイリスタが付いていました。ドリルの最高回転数は2,300RPMですが、ギアを使ってモーターの回転数を落としています。冷却用のファンも付いています。2枚目の写真はバッテリーで動く電動ドライバーです。モーターは小型のブラシ型DCモーターです。回転数を調整する、変速ギア部とクラッチ部がかなりのスペースを取っています。モーターの後ろには、ブラシのノイズを低減させる、バリスタが取り付けられています。