2007年3月31日(土)
ナイスさんから木を頂ました
温泉旅行から帰宅するとでかい材木が届いていました。榎の大盤と桜の丸太です。榎の板は長さ135cmx幅53cmx厚さ17cmの乾燥材です。こね鉢でも作ってくれというあり難いお言葉です。一人で動かそうとしても重過ぎて運べない。玄関にてチェーンソーを使って解体するつもりです。こね鉢は一度挑戦してみたかったのですが、大きな材料がなかったので、あきらめていました。仕上げはやはり拭き漆ということになりますが、漆も初挑戦になります。こね鉢を完成させてから知り合いのプロに漆の塗り方を聞いてみるつもりです。桜の丸太は生木です。これも良さそうな木なので、十分乾燥させてから使いたい。ナイスさん有難う。サンフランシスコの木工ショーのお土産を楽しみにしてください。
2007年3月30日(金)
ネジ切り治具のスピンドルサイズ
スピンドルサイズが希望のものと違うとクレームしていたが、返事が中々来ない。やっと返事が来て、テネシーに行ってティーチングをやっていたので返事が遅れたという。個人経営の会社なので本人が居ないと返事が来ない。結論としてどちらでも良いと思ったので、2種類ある内の古いほうを送った。1”8TPIが希望なら交換するという返事でした。4月11日からアメリカに行くときに持っていって交換してもらうことになった。知り合いに頼まれて注文していた分も1”8TPIに変更してもらった。こちらも4月17日に持ち帰る。
2007年3月29日(木)〜30日(金)
乳頭温泉に行ってきました
秘湯・乳頭温泉と角館・中尊寺・厳美渓へ行ってきました。乳頭温泉のある辺りは、まだ雪が積もっており、バスが途中で立ち往生、チェーンを装着して何とか温泉にたどり着くことが出来ました。温泉に入った後もバスのタイヤが氷の上で滑って発進出来ません。路線バスの運転手さんと旅館の人に助けてもらいようやく脱出できました。暖冬で雪などないと思って行ったのが間違いでした。
お土産物さんでウッドターニングの商品が沢山売られていました。また角館の樺細工伝承館では実演を見ることが出来ました。詳細は写真をクリックして下さい。
2007年3月28日(水)
Vermec Swivel Attachment
VermecのSwivel Attachmentが到着しました。今回はクラフトサプライではなくオーストラリアから買いましたが、商品は航空郵便で送られてきました。3月19日に先方が発送したといっていたので28日到着だと10日間かかったことになります。早速箱をあけると、油が塗られたSwivel Attachmentが出てきました。これはVL300のベッドの後ろに取り付けると、ベッドを30cmぐらい延長して、スピンドルワークが出来るようになります。またターニング中にテイルストックが邪魔になる場合はロックをはずして回転させ、邪魔にならないところまで離すことが出来ます。早速VL300に取り付けてみました。詳細は写真をクリックして下さい。

2007年3月27日(火)
キャッチをどの様にして避けるか?
まだ和訳をやっています。FEWSの会報に出ていたキャッチをどの様にして避けるかというJamieson氏の記事の内容です。前に訳したガウジの正しいシャープニングの方法と矛盾する内容があるので、少し悩んでいます。実際どうなのかは旋盤で検証すれば簡単に分かることですが、3日間旋盤が回っていません。和訳は今日で終わりにします。明日からは旋盤に張り付きます。

2007年3月26日(月)
ネジ切り治具の安全に関する注意と治具の取り扱い
昨日はネジ切り治具を使ってボックスの作り方の説明書を和訳したが、今日は治具自体の取り扱い説明書を和訳した。英文ではA4で1枚ですが、写真を入れたので3ページになった。メーカーの資料は写真が入っていないので、英語を誤解する恐れがあります。百聞は一見に如かずです。この治具のメーカーは個人経営の小さな会社ですが、説明書は丁寧に作っており好感がもてます。

2007年3月25日(日)
ネジ切り治具の取り扱い説明書和訳
Bonnie Kleinのネジ切り治具を買うと付いてくる英文の取り扱い説明書(ボックスの作り方)を和訳した。A4で6ページだったが、和訳も6ページになった。和訳してみると非常に細かく丁寧に説明されているので、この通りやれば失敗なく出来そうです。ネジのボックスを作るための細かな注意点が沢山出ています。治具本体の価格はあまり安くないのですが、この説明書のノウハウ料が入っていると考えれば安いものです。和訳はものすごく大変でした。たった6ページといえばそれまでですが、苦労しました。明日は休養日にします。
2007年3月24日(土)
ネジ切り治具が到着、しかし問題が、、、
Bonnie Kleinのネジ切り治具が到着した。早速箱を開けると何かおかしい。よく見ると治具のスピンドルの直径が小さい。早速ノギスで測ると19mmぐらいしかない。これは3/4 16TPIのスピンドルに違いない。購入前にメールで仕様を確認しているが、治具のスピンドル径は1”8TPIに変わったと聞いている。当然1”8TPIのものが送られて来ると思っていた。旋盤の方のスピンドルアダプターも1”8TPIの物を購入している。早速メールでどうなっているか問い合わせたが、土、日なので月曜日まで待たないと返事が無いでしょう。国内の変な販売店と違うので多分きちんとした返事が返ってくることを期待しています。

治具の固定方法はVL300のツールレストにボックス用のレストを取り付け、そこにこの治具を取り付ければよいので簡単に出来そうです。治具の下はネジを締めると、ロックできるようになっていますのでこの部分をツールレストに固定する訳です。旋盤の主軸の高さに調整するにはレストのポストの高さを調整すればよく、概略の位置決めはツールレストを動かして、位置決め後ロックすれば良い。非常に簡単です。問題は治具のスピンドルが1インチでないことです。メーカーの返事を待ちます。多分交換になると思う。4月11日からアメリカに行くのでこの時治具を1”のものに交換してもらうか、旋盤の方のスピンドルアダプターを1 1/48TPI→ 3/4 16TPIのものに交換してもらえれば治具はそのまま使えます。治具を1”8TPIにしてもらったほうが今後小型旋盤を買った時に都合が良いのでその線で進めます。


英文のネジ切り治具の使い方の説明書が付いていました。完全に理解するため和訳するつもりです。この治具を買った方にも差し上げる予定です。

赤い線の左側は旋盤の主軸に取り付けて回転させるカッターです。写真では治具に取り付けていますが、実際はこの様にセットしません。
2007年3月23日(金)
旋盤ドレスアップ
旋盤のテイルストックとレストをロックするハンドルですが、金属製です。冬場はこれを触ると冷たいので、木のカバーを付けました。ちょっとしたことですが、見栄えがよく、扱いやすくなりました。これはぜひ取り付けることをお勧めします。旋盤を持っている人なら非常に簡単に作れるのはお分かりでしょう。

VL300に付属しているツキ棒は短くで使いにくい。DVR3000のツキ棒は長くて使いやすかった。昨日夢工房でツキ棒に取っ手を付けているのを見たので早速作った。ちょっとした事ですが、非常に使いやすくなりました。
2007年3月22日(木)
夢工房月例会
夢工房の大和田分室が完成したので、今回の月例会は分室での開催となった。詳細は写真をクリックして下さい。
2007年3月20日(火)
ガウジの正しいシャープニング方法
ガウジのシャープニングはワンウエイの治具を使っているが、写真のようにガウジと治具の角度は23度に設定する必要があると、FEWSから来た資料に書かれている。英文の資料だが、クラフトサプライに所属しているインストラクターのMr.Kirk DeHeerという人が書いたものです。この23度という角度が重要で、ガウジの刃の中央部とサイド部のベベル角を同じにするには、23度にする必用があるという。これより角度を大きくしていくとサイド部のベベル角が急峻になって、キャッチングを起こしやすくなるという。23度でシャープニングしたものは左下の写真の一番上のもので、23度より大きい角度に設定したものが一番下のガウジのようになる。一番下のものは間違ったシャープニング方法だという。しかし我が工房にあるガウジはまさにこの間違ったと言われる方法ででシャープニングしたものです。確かにウッドターニングのビデオを見ると、一番上のガウジの形が良く登場する。22日の夢工房の月例会で参加者の意見を聞いてみることにする。
2007年3月19日(月)
仕上げツール
ウッドターニングではあまり面白くない作業がサンディングです。粉塵が出るので防塵マスクをする必用もある。出来るだけサンディングは少なくするのが、サンドペーパーの節約と、早く仕上げる為のこつです。そこでOnewayTermiteというツールを購入したが、あまり使っていない。使わないので腕が上がらないのかも知れないが、あまり綺麗に仕上がりません。それよりエリツールをまねてスキューチゼルの刃先を修正したものを使っている。これはスクライパーのような刃先になっていますが、材料には斜めに傾けて当てます。そうすると非常に細い切りくずが出て表面がつるつるになります写真は栃のボウルです。
2007年3月17日(土)
ホームページビルダー11
ホームページの作成はIBMのホームページビルダー10を使っていますが、毎日使うので最新のバージョン11を購入することにしました。早速オークションで落札してパソコンにインストールしたが、写真を貼り付けると縦横比が指定通りにならない。メーカーのサイトに行って最新の修正プログラムをダウンロードしてインストールすると直りました。修正プログラムの内容を見ると非常に項目が多い。不完全なまま売り出されたソフトのようだが、現在の修正プログラムで大きな問題は殆んど解決したようです。10と比べて11が良い点はまず作業用の窓の大きさを調整できるようになったので、記入した内容が一目瞭然です。新しく追加された機能はまだ良く分からないので、使いこなせていない状況です。ウッドターニングの日記を書くぐらいだとすべての機能はいらないようです。
2007年3月16日(金)
ねじ切り治具
BONNIE KLEINのねじ切り治具を注文しました。来週の24日に到着する予定です。この治具は最近仕様変更があって、主軸は1” 8TPIにマッチするよう変更されています。Jet, Delta, Vicmarcなどの小型旋盤でそのまま使えるようにする為変更したそうです。この会社は個人経営のようで、購入したいと言うと旋盤は何を使っているかなど聞いてくれます。VL300だと言うとスピンドルアダプターが必用なこと、木材を使って治具を主軸の高さにまで持ち上げる必用があると丁寧に説明してくれました。国内のウッドターニングの道具を販売している浜松などと比べるとサービスが非常に宜しい。客が買った後使えるかどうかも心配してくれる。普通はこれでないと客は逃げるが、日本では、販売店が少ないので売ってやっていると言う態度が出てくる。アメリカは確かに木工天国です。日本でもまなさんのように自分で全部作れる人は何の問題もありませんが、自分で作れない人は買うしかありません。この治具が到着したら何を作るか考えておかなければならない。
2007年3月14日(水)
週末工房
週末工房という本を買ってきた。非常に形の良いアメリカンウインザーチェアの製作記事が出ていたからです。本の表紙の真ん中の写真のものです。作るかどうか決めていませんが、記事を読んでいると作りたくなります。ついでにもう一冊、電動工具JIGブックというのも買ってきました。これはホームセンターで売っているような電動工具だけではなく、沢山の種類の工具とその使い方が出ていたので買ってきました。電動工具が欲しくなっても、置く場所がありません。寝室をつぶせば置き場所はできるが、寝る場所がなくなる。
2007年3月13日(火)
伝統工芸職人による実演
江戸下町伝統工芸館で3月25日(日)に木地師の加藤新吾氏による職人の技を見ることが出来ます。時間は午前11時から午後5時までですので、行くつもりです。洋式のウッドターニングと違うのであまり参考にならないかも知れませんが、見てきます。関連の書物『職人の居るところ』というのも発行されています。

2007年3月12日(月)
真空チャック
荒挽きしてあった栃のボウルを完成させました。底を平らにしたので、掴みしろがありません。そこで真空チャックで掴んで仕上げました。挽いていると板の厚みがなくなってくるので、真空度が下がります。芯押し台を使って挽きますが、最後は芯押し台なしで仕上げます。キャッチングさせないよう慎重になります。
2007年3月10日(土)
真空管ラジオの修理
今日はウッドターニングはお休みです。音が出なくなった真空管ラジオの修理をした。シャーシを引っ張り出してまず各真空管のプレート電圧をテスターで測った。局部発振の6BE6のプレートに電圧がかかっていないことを発見。中間周波トランスの断線かと思い調べたが切れていない。半田付けをやり直すとなぜか6BE6のプレートに電圧がかかるようになった。そこでアンテナをつないでみると、綺麗な音が出た。真空管であること、ラジオの箱が大きいことなど良い音の出る条件が揃っているので、良い音が出るのは当たり前です。しかし狭い工房に置くには大きすぎるのでオークションで売ることにした。
2007年3月9日(金)
新工房
工房の拡張工事が終わり、電動工具類を再配置した。広くなったがスペースが無限にあるわけではない。無駄なスペースがないよう工具類を配置した。あきスペースがあるので、新しい電動工具が欲しくなってきた。
2007年3月8日(木)
こならのボウルと笏(しゃく)
工房の拡張工事も終わり、作品作りに専念出来る環境が整ってきた。今日はこならのボウルと友人に頼まれていた笏を作った。こならは1月に切った生木を荒挽きしてあったが、これを完成させたものです。我ながら上手くいきました。上側の笏は見本として送られてきたもので、下のものは今日完成させた黒檀のものです。出来るだけ同じ形になるように作ったが、作法にかなったものになったかどうか分からない。
2007年3月6日(火)
工房の照明、コンセントの増設、作業台の製作など
工房の拡張により部屋が暗くなったので、屋根裏に上がり照明用の電源の配線をした。同時に100Vのコンセントが不足するので2ヶ所増設した。撤去した壁の跡にFケーブルで配線した。エアーコンプレッサーが宅急便で届いたので、早速設置した。タンクの容量が39リッターでモーターが2馬力なので十分な風量が得られるようになりました。今まで使っていた6リッターのエアコンプレッサーはオーションに出します。作業台も製作しました。
2007年3月5日(月)
工房の拡張工事
工房の拡張工事をしました。幅2.7m、奥行き1.1m広くなりました。拡張に伴い照明と電源コンセントの増設が必要です。あす早速取り掛かることにしました。また作業台も必要ですので作る予定です。ウッドターニングに中々集中出来ません。
2007年3月4日(日)
エアーコンプレッサー
エアーコンプレッサーを1ヶ月ぐらい前に購入しましたが、非常に役に立ちます。しかし小型の物を買ってしまったため、掃除をしているとすぐに圧縮空気がなくなってしまいます。タンクの容量が6リットルでモーターが200Wなので無理もありません。(写真左)そこで買い換えることにしました。本日ヤフオクで無事落札しました。モーターは2馬力で、タンクの容量は39リットルです。置き場所は2倍になりますが、これで自由に圧縮空気が使えるようになります。


明日は工房の拡張工事に大工さんが2人来ます。完成を楽しみにしています。
2007年3月3日(土)
VL300のドレスアップ
Dekoさんのサイトに出ていた旋盤のツールレストの取っ手です。ターニングで作った木の取っ手を付けておられました。早速これを真似することにしました。柿の木を丸めて穴を空けます。ドリルの長さが不足しており十分な長さの穴を空けることが出来ない。ドリルの刃を買ってくる必用がある。短いまま取り付けてみた。非常に手触りが良い。冷たい金属の取っ手を触るより絶対この方が良い。ポストを調整する取っ手は構造上ウッディ化は難しい。テイルストックの取っ手にも取り付ける予定です。

2007年3月2日(金)
笏(しゃく)
(しゃく)とは、日本において束帯の着用の際、右手に持つ細長い板である。今日では束帯を日常的に着用するのは神職ぐらいであり、したがって笏も神職が持つ物となっている。お札の聖徳太子も持っています。なぜこんな話をするかというと、この笏を友人の神職に作ってくれと頼まれたからです。現在は安物の笏を使っているが、黒檀とか紫檀で作った高級品が欲しい。しかし非常に高価なので作ってくれと言う。長さ30cm、幅7cm、厚み0.5cmぐらいと言うので、引き受けた。手持ちの黒檀でまず作ってみる予定です。ウッドターニングの技が使えないのは残念です。一般的なものは一位、ヒノキなどの材で作ったものが多い。正目で節がないものが良いとされているようです。
2007年3月1日(木)
ツールワゴン
工房を拡張するので今までの棚にツールを置いていると遠すぎるので、ツールワゴンを作りました。手持ちの合板を使ったので見栄えは良くありません。機能だけを追及したものです。短いツールは引き出しの棚を作って並べることにしました。これはまなさんのところのまねです。長いツールは塩ビのパイプを斜めにカットしてワゴンの周りにネジで止めました。パイプの内径が丁度良かったようで柄のところで止まってくれます。台の上は空いているのでドライブセンターなどを置けるようにした。それにしてもバイトが33本もある。

工房の拡張は3月5日に大工さんが2人来てやってくれます。2人来るので1日で完成です。それまでは何か落ち着かないので、ウッドターニングは控えめになります。