Vicmarc VL200購入の検討

DVR3000を約1年使用しましたが、低速回転(200RPMあたり)でのトルク不足に
不満が出てきました。回転を上げられないのは大きくて、中心の出ていない材料
を挽くと振動が大きいからです。これは旋盤を置いている台が軽いのではという
御指摘もありますが、浦和のSさんのところに行ってVL300とVL200を見せて頂くと、
どうしてもVL200が欲しくなりました。完全に購入モードに入っています。

仕様の比較

VL200は旋盤部のみを購入して、モーター、インバーターは自分で取り付ける
ことを前提として仕様を比較しました。はたして買い換える、意味があるのか
どうか?直径はどちらも通常の状態で40cmまで挽けます。アウトリガーとかア
ウトボードを使えばそれぞれ74cm、90cmと大きなものが挽けることになってい
ますが、振動などの問題があり、額面通り受け取ることは出来ません。挽ける
長さも同等です。モーターはVicmarcは付属していないので自分で3馬力のも
のを準備する予定です。両旋盤共仕様を比較すると大差ありませんが、一番
の違いはベッドです。VL200はDVR3000の3倍ぐらいの太さです。これが一番
気に入った点です。

メーカー Nova Vicmarc
型名 DVR3000 VL200 Long bed
直径(cm) 40cm/74cm 40cm/90cm
長さ(cm) 111cm 100cm
モーター(HP) 2.3馬力 3馬力
変速方式 電気式無段変速 電気式無段変速
主軸サイズ 1 1/4"x8TPI 1 1/4"x8TPI
主軸高さ 297mm 343mm
ヘッド回転 90度 不可
旋盤の幅 1,610mm 約1,568mm
重量 82kg 150kg ?
ベッド

DVR3000

VL200

VL200のベッドはDVRが乗っている台の幅とほぼ同じです。従って3倍近い
ということになります。これはいかにもしっかりしているという感覚になります

VL200

ということで購入することにしました。モーターと台のない旋盤部分を
Craft Sullpies USAから購入することにしました。US$1,795です。アメリカ
からの輸送費、モーター、インバーターの費用を入れると全部で35万円
ぐらいです。台は現在使っている自作品を手直しして使います。VL200の
ベッドの幅が広いのでオリジナルのままだと幅が不足なので継ぎ足しま
す。もう自分の物になったような気分です。

図面