１、座板はナラの集製材30mm厚、直径300mm
２、脚は3本だが丸太を4つ切りにして4本用意する。長さ350mm。

バンドソーで概略円形にカットします。片側にはつかみシロを接着剤で貼
り付ける。接着剤が乾燥してから旋盤で挽きます。片面を仕上げた後、真
空チャックで、反対側のつかみシロのある方を仕上げる

数日前に荒挽きしてあった脚を仕上げた。4本のうち1本は割れが入っ
ていたが3本は問題ない。生木に近い状態だったが殆んど変形してい
ない。3本をまったく同じに仕上げるのは難しい。

座板に対して脚は15度の角度で取り付けることにする。正確にこの角度で穴を開けるにはどうするか？色々考えたが、ボール盤の台が回転出来るのでこれを、活用することにする。台の下のボルトを緩めると台は正面から見て左右に回転する。角度が記入されているので15度にセットする。座板の中心と穴の線がボール盤に対して平行になるようセットしてクランプで押さえる。これが無いとドリルが回転すると座板が動いてしまう。3箇所同じ深さに穴を途中まで開ける。ドリルの刃を交換して貫通口を開ける。これで準備完了です。

座板と脚を組み立てる。水準器で水平を確認すると大体OKだった。
脚にクサビを打ち込んで、不要な部分は電動彫刻刀で削って、サンド
で仕上げる。ネジ穴が目障りなので、埋め木をしたが、小さすぎて見
栄えが悪い。どうせやるならもっと大きい物の方が良いだろう。修正す
る予定です。