無事帰宅

夕方の6時頃に到着しました。総走行距離は1,984kmでした。燃費は12.8㎞/リッターです。ガソリンは159.16リットルを使い、23,313円を支払いました。高速道路代は、東北自動車道が無料だったので、11,900円で済みました。従って交通費は35,213円になります。あとは3泊の旅館代ですが、初日の酸ヶ湯温泉は13,432円、2日目の不老不死温泉は17,055円、3日目の鶴の湯は18,880円です。いずれも酒代込みです。従って宿泊代の合計は、49,367円でした。お寺、立ち寄り湯などの入場料は、全部で3,200円でした。従って旅行費用の合計は、9万円弱でした。

毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。平成元年、平安様式の新本堂が建立されました。

毛越寺

みちのく東北温泉巡り 2012年3月6日~9日

3月9日(金)

朝食

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正法寺の創建は貞和4年(1348)に無底良韶禅師によって開創しました。東北地方の曹洞宗の中心的存在で、当時は永平寺や総持寺と同格の奥羽二州の本山の格式を持っていて、末寺は508カ寺とも1200カ寺とも言われていました。近世に入った元和元年(1615)伊達藩は、正法寺の本寺としての格を無くしますが、寺領を75石与えるなど庇護し、火災によって失われた堂宇の再建も藩費を投じて行われました。正法寺は現在でも73カ寺の末寺を持ち、全国で25箇所しかないという僧堂があり日々厳しい修行が行われています。本堂は日本最大の萱葺屋根を持ち国重要文化財に指定され、文化4年(1807)に建立された庫裏も同様に指定されています。正法寺最古の建物である総門は寛文5年(1665)に建てられ同じく国重要文化財、庫裏に付属する鐘楼は奥州市指定有形文化財となっています。又、正法寺の本尊である「如意輪観世音菩薩坐像」は鎌倉時代後期の寄木造りで岩手県指定文化財として1年に1度10月16日熊野大権現大祭の際に御開帳されます。

正法寺 (奥州市)

3泊4日のドライブ旅行も最後の日になりました。途中平泉にある正法寺と毛越寺に立ち寄った後帰宅しました。