日光観光と湯元温泉の旅 2013年2月7日~8日

元和2年(1616)江戸幕府初代将軍徳川家康が死去すると遺言により一端久能山に埋葬され翌年元和3年(1617)に日光に改葬されました。翌年、朝廷から東照大権現の称号と正一位を与えられ東照社と称しましたが正保2年(1645)宮号を賜り、日光東照宮と改称しています。三代将軍家光は家康に対し特別な畏敬の念があり日光東照宮への参拝は19回に及び、寛永13年(1636)には社殿の大造営を行い現在に見られるような社殿群を建立しました

宇都宮城は、栃木県宇都宮市に平安時代から明治初期まであった平城です。 宇都宮城の始まりは、平安時代の後期に近江国の藤原宗円という僧が源頼義に従って関東に下り宇都宮大明神に任じられ二荒山神社の南に屋敷を構えたのが始まりとされ、以後、子孫が宇都宮の姓を名乗り、城主を務めたことのことです。現在知られている宇都宮城となったのは、家康の懐刀であった本田正純が入り、江戸の北の守りの拠点として大改修を行い近世城郭としたとされます。

つづく

二荒山神社は男体山を御神体山として奈良時代に奉祀されたお社。 男体山のもとの呼び名の二荒山(ふたらさん)の“二荒”を音読みして、“日光(ニッコウ)”という漢字を当てたのが、地名の語源となった。 境内は日光国立公園内にあり、3400ヘクタールの広さを誇る。 「華厳の滝」「いろは坂」「日光連山」などの名所や、良縁に恵まれるという「縁結びの笹」、若返りに効果があるといわれる「日光霊泉」などもある。 1999年には、御本社・別宮・神橋など23の建造物が世界文化遺産に登録された。

二荒山神社

日光東照宮

世界に誇る日光杉並木街道は、日光東照宮の造営に由来しています。徳川家康の近臣であった松平正綱によっ て、寛永2年(1625)頃から始まり20年以上の歳月をかけて、約20万本の杉が植えられ、日光東照宮に寄進されたことによって日光杉並木街道が誕生しました。
 この街道は、国際観光都市「日光」に至る日光街道・ 例幣使街道・会津西街道の三つの街道からなり、総延長37㎞ もある並木道です。古いものでは樹齢380年を超える杉の巨木が約12,500本も連なる壮大な並木で、我が国で唯一、特別史跡と特別天然記念物の二重指定を受けており、ギネスブックにも世界最長の並木道として掲載されるなど、本県が誇る貴重な文化遺産です。

「大谷観音」の名で知られ、坂東33霊場の第19番札所にあたる。堂内の岩壁面に彫られた厚肉彫りの美しい磨崖仏は、国の重要文化財・特別史跡の二重指定を受けている。10体のうち本尊の千手観音は、810年(弘仁元)弘法大師の作と伝えられている。お堂の上の山は御止山[おとめやま]といい、国の名勝に指定。すぐ近くの大谷石の採掘場跡にある平和観音(拝観自由)は、高さ27m、胴回り20mの大谷石造りの巨大な観音像で、第2次世界大戦の戦没者の慰霊と世界平和を祈って造られたものだ。

宇都宮城址公園

日光杉並木街道

自宅を朝の6時に出発して、一般道で日光へ向かいます。途中宇都宮城址公園、大谷観音などに立ち寄りました。

大谷寺(大谷観音)

おおやじ(おおやかんのん)