2013年3月2日

オイルを入れ替えることにしました。取扱説明書には1リッター必要と書かれています。ホームセンターで1リッターの物を買ってきました。630円でした。まずドレンコックをゆるめてオイルを抜きます。

モーターは2馬力で全閉外扇型が付いていました。ゴミなどの出るところでも安心して使えます。暇な時にベアリングを交換したいと思います。

16時間後で一目盛ダウンしていますが、大きな問題ではないでしょう。弁セットを交換すれば、完全にエアー漏れがなくなるかもしれませんが、許容範囲なのでこのまま使うことにします。

2馬力東芝エアーコンプレッサー

東芝の2馬力のエアーコンプレッサーを購入しました。今まで使用していた日立の1馬力のベビコンと入れ替える為です。

下の写真をクリックすると運転状況の動画を見ることが出来ます。2分40秒で最高圧力まで上がりました。

整備完了

エアーコンプレッサー到着

圧力計が完全に空気を抜いてもゼロを指しません。これも大きな問題ではないので、このまま使いますが交換は簡単です。

パレットに乗ったエアーコンプレッサーは100kg以上の重量がありますが、手動のフォークリフトを使うことで難なく工房に搬入出来ました。本体はかなり汚れています。

ドレンコックのバルブを全開にしても空気が完全に抜けません。何かが詰まっている感じです。ドレンコックを外すとネジの部分が割れていました。日立用に買ってあった、ドレンコック(800円)に付け替えました。

コンプレッサーはやかましいので、階段下の納戸に入れます。インバーターは納戸の壁に固定します。

インバーターで駆動

亀城工房には三相200Vの電源が無いのでインバーターで駆動します。購入したインバーターは新古品で富士電機の5馬力の物です。電源入力は三相200Vになっていますが、これに単相200Vを接続して使うことも出来ます。しかしその場合は5馬力ではなく定格の半分程度に抑える必要があります。今回の東芝のコンプレッサーは、2馬力なのでまったく問題なく使うことが出来ます。

新品は無色ですが抜いたオイルはかなり茶色になっています。オイル注入口からオイルを入れます。

赤い丸の真ん中あたりまで入れて完了です。

オイル交換

エアー漏れの確認

歯ブラシで汚れを落とした後、シンナーで拭いてみたら少し綺麗になった。ピカピカにする必要はないので、ある程度のところでやめた。

コンプレッサーには圧力スイッチが付いています。圧力が0.97Mpaまで上がるスイッチが切れと0.78Mpaまで下がるとスイッチが入ります。このスイッチはモーターに直列に入っていますが、インバーターを使う場合はこのままではインバーターがトリップしてしまいます。モーターとインバーターの出力端子は直結し、圧力スイッチはインバーターの運転指令の端子に接続します。これでインバーターはトリップせず、圧力スイッチのON-OFFで運転がされます。

エアーフィルタを掃除しました。

コンプレッサーの型番はSP10D-15T2です。2000年8月製造となっています。東芝産機のサイトで調べると、現行機種であることがわかります。取扱説明書もサイトからダウンロードできました。
周波数は50と60Hzの兼用で日立の様に周波数で仕様が分かれることはありません。これは便利です。インバーターを使うので当然60Hzに設定します。